知れば10倍楽しい陸上知識!! 短距離編

短距離編

知ってるようで知らない陸上競技の世界。
普通に生活していればボルトくらいは知っていると思います。が、ボルトはもう引退していますのでボルトしか知らないということは陸上選手を1人も知らないということです。
テレビでやっていてもなかなか走らなくて飽きるし黒人ばっかりで誰が誰だかわからないという方も多いはず。
そこで、陸上経験者から観た、これだけ知ってれば陸上通っぽく振る舞える!!っという陸上競技の観方をご紹介。

陸上を10倍楽しく観る方法、それは選手の事を知ることです。

表面的にちょっとだけ知っていればそれだけで十分。その選手の名前や特徴とちょっとしたバックボーンを知っているだけで、今までただなんとなく観ていただけの陸上中継がよりドラマチックになる事うけあい。
織田裕二がなぜあんなに興奮しているのかわからない、あの興奮に付いていけないなんていう人も、これだけ押さえておけば織田裕二ばりの感動と興奮をテレビの前で味わえるはず。
世界陸上、オリンピックを観る当たってこれだけ押さえておけばもはや陸上通
陸上競技がいままでの10倍楽しく観られるはず!!
世界陸上ドーハ大会、そして東京五輪を控えた2019年時点での基礎知識。

まずは陸上競技の花形、短距離についてご紹介します

 

短距離界の情勢

陸上競技と聞いて誰もがイメージするのは短距離でしょう。陸上競技の花形種目であり、オリンピックにおいてもメインの種目に位置付けられている短距離走。2019年現在の短距離界の情勢からざっくりご紹介します。

ボルト引退!!100,200mはポストボルトを争う戦い!!

世界的大スター、100mと200mの世界記録を持っているウサイン・ボルト(ジャマイカ)は2017年に開催された世界陸上ロンドン大会ですでに引退しております。
絶対王者が引退した現在でも、ボルトの影は残っています。2020年代の短距離界はこのボルトが基準となることは間違いありません。
どんなに速い選手が現れてもなんだかんだでボルトが優勝していた時代が終わり、フタが取れたように各国から若手の有力選手達が湧き出てきています。
この選手をおさえておけば予選から10倍楽しめるという選手をご紹介。あとはボルトのこともちゃんと知っておきましょう。

とりあえずはこれから10年の基本となるであろう、世陸ロンドンのレースは1度観ておいた方がいいと思います。

 

 

400mでは超人バンニーキルクの走りがリアルタイムで観られるぞ!!

MJことマイケル・ジョンソンは日本人のほとんどがその名前くらいは知っていると思います。ジョーダンはバスケですので違いますよ。ジョンソンです。MJは91年世陸東京から2000年シドニー五輪までほぼ無敗を誇った当時のボルト的な偉人。彼は200mと400mを専門とした選手で、200mで20.32、400mで43.18というとてつもない記録を持っていました。200mは100年破られないと言われ、400mは永久に破られないと言われた記録。
これを破ったのが200mのボルトと、400mのバンニーキルクなのです。
で、何が言いたいかと言うと、バンニーキルクっていうボルト並みの超人が現役だっていうこと。
おそらく日本人のほぼ100%がバンニーキルクなんて知らないと思われますが、バンニーキルクっていうのは2010年代の陸上を語る上で絶対に外せない選手です。

 

100m・200m系の押さえておきたい選手

陸上はなんといっても100,200。この種目の選手達を知っていれば10倍のうちの8倍は楽しめる。ボルトのいなくなった短距離界はコールマン、ベイカー、ライルズの3強時代か?とにかくアメリカの層の厚さがハンパない。

番外:ウサイン・ボルト(JAM)

自己ベスト(100m:9.58(世界記録)、200m:19.19(世界記録))
1986年生

2017年の世陸ロンドンで引退した絶対王者。もう引退していますがボルトを知らずして陸上は観られません。100m、200mの世界記録保持者であり、個人種目では五輪で6個、世陸で7個の金メダルを採った。
もともとは200mの選手だったが、100mでも才能を発揮し、2008年の北京五輪での100mではラストで胸を叩きながらフィニッシュするも9.69の当時世界記録、200mではマイケル・ジョンソンの記録を破って19.32の当時世界記録で優勝した。この世界記録による2冠事件によって日本でも一般にボルトが知られるようになった。
自己ベストとなる世界記録は100m、200mとも世陸ベルリン(2009年)でマークした記録になっており、2017年の引退を考えれば王者としての現役生活の中でかなり序盤であったため、現役生活では常にボルトを破るための刺客みたいなのと戦っていた。
レース直前にもニコニコしていたりレース直後にパフォーマンスをするので、最初は日本人的にはナメてるようにみられていたが、あれで集中しているっていう供述と実力がありすぎることで批判されることはなくなった。レース中に隣のレーンのアンドレ・ドクラス選手と目を合わせてニマニマしながら走っていたのは衝撃シーンの一つ。
ボルトのすごいところは、いよいよ負けそうと言われ続けながらも現役を引退するそのレースまで負けなかったこと。五輪では2008年の北京の個人種目2冠からはじまり、ロンドンでも2冠、最後のリオでも2冠と負け知らず。世陸ではテグ大会でフライングによって100mを失格しているが、2009年のベルリン、2013年モスクワ、2015年北京ではいずれも2冠を達成した。最後の2017年ロンドンでは3着になっているが、劇的な生涯成績だ。
また、まわりにドーピングを犯す選手が多い中でのボルトのトレーニングや競技への非常に紳士的な向き合い方や慈善活動に現れる人間性が、ボルトを神格化させている点もある。
2018年にはオーストラリアでサッカー選手になって試合にも出たが、すぐに契約解除された。もうこれは神の遊びだ。

— BuzzFeed News (@BuzzFeedNews) 2016年8月19日

 

 

アメリカ・ジャマイカ勢

なんといっても短距離はアメリカとジャマイカの戦い。勢いは完全にアメリカだが、どこかでジャマイカの誰かが覚醒するかも。

クリスチャン・コールマン(USA)

自己ベスト(100m:9.79、200m:19.85、室内60m:6.34(世界記録))
1996年生

なんといってもコールマン。これからの短距離を語る上で絶対に外せない選手。
まだ一般にはその名前は知られていませんが、陸上界では彼を知らない人はいません。初の大舞台となる2017年の世陸ロンドンではボルトに先着して80m付近までは先頭を走り、銀メダルを獲得する鮮烈デビューをはたした。ポストボルトの筆頭であるが、身長がボルトよりも20cm低く、短距離選手としては小柄な175cmでありアメフト選手のような弾丸系の体つきをしているため、ボルトの後継者というイメージではない。
2018年には室内60mで世界記録となる6.34をマークしており、年齢的にもピークを迎える東京五輪では優勝候補筆頭だろう。

ノア・ライルズ(USA)

自己ベスト(100m:9.88、200m:19.65)
1997年生

アディダス契約のプロ選手。ユースオリンピック、U20で優勝している若手の最注目株。200mではアメリカの若手3強のなかでは最も良い記録を出しており、19.65は2018年の世界ランキング1位。
100m、200m共に2018年に自己ベストを出し、伸び盛りでこれからの短距離界をリードすると思われる選手。2018年の世界ランキングでは3位に入っており、ダイヤモンドリーグで4勝を挙げて200mの総合優勝者にもなった。このまま代表に選ばれればドーハが初の世陸になる。代表落ちしたとしてもリレーメンバーには入ると思われるので、ドーハ・東京では必ずメダルに絡んでくるはず。
ドラゴンボールやらの日本アニメが好きらしく、東京五輪の前後ではメディア露出が増えそう。

ロニー・ベイカー(USA)

自己ベスト(100m:9.87、200m:19.78)
1993年生

コールマン、ライレスからすると1世代上になるが、はじめて9秒台に乗ったのが2017年。高校時代はバスケをやっており、大学から専門的に陸上に移行した経歴を持つ。2018年に100m9.87、200m19.78をマークし、なんといっても室内60mでの6.40は世界歴代3位。今一番脂がのっている選手の一人。
このまま伸びればドーハ、東京ではメダルに絡む選手になるはず。

キャメロン・バレル(USA)

自己ベスト(100m:9.93)
1993年生

バレルと言えばリロイ・バレルですが、キャメロンはリロイの息子です。お母さんであるミシェル・ボネ・フィンもオリンピックの4継金メダリスト。まさにサラブレッドなキャメロンはその血の良さから幅跳びでも8m05(2015年)のベストを持つ。

ジュリアン・フォート(JAM)

自己ベスト(100m:9.93、200m:20.75)
1994年生

ジュニアの頃は幅跳びの選手だったフォート。ボルト、パウエル、ブレークのいるなかでは常に控えのイメージがあるが、年齢的にピークを迎えるドーハ・東京ではジャマイカの威信をかけてレースに臨むはず。

ヨハン・ブレーク(JAM)

自己ベスト(100m:9.69、200m:19.26)
1989年生

お薬歴もあるが、自己ベストは世界歴代2位。つまりボルトさえいなければ歴代1位になれた選手。9秒台を出したのは当時最年少の19歳で、長い事代表に名を連ねている。また、世陸テグではボルトがフライングで不在だったこともあり、金メダルを獲得している。
伸びのある走りといかにもジャマイカンな綺麗な筋肉で、日本にもファンが多い。年齢的にもいわゆるピークで迎える大会はドーハ・東京は最後となると思われ、伝説のランナーのラストランに注目するとまたひとつ楽しめるはず。

ヨーロッパ勢

ヨーロッパといっても黒人系がほとんどですが、フランスのルメートルだけは白人。優勝争いにはなかなか絡まないが、決勝進出ラインやメダルラインにいるメンバー。

ツァーネル・ヒューズ(GBR)

自己ベスト(100m:9.91、200m:20.02)
1995年生

2018年に9秒台入りしたイギリスの若手。アンギラというカリブ海にあるイギリス領の出身。ヨハンブレークらと同じクラブチームで練習を積んだ。
5月に追い風参考で9.99を出すと、6月に公認で9.91をマーク。その後7月のロンドンの大会でレースでは同大会で2回の9秒台。そしてヨーロッパ選手権でも9秒台を出した。
2018年のヨーロッパランキングではビコ(フランス)とならんで1位であり、ヨーロッパ歴代4位に当たる。今後の世界大会でアメリカ意外の選手が優勝するとしたらヒューズが最有力。

リーシー・プリスコッド(GBR)

自己ベスト(100m:9.94)
1996年生

2018年に入って9秒台を出した選手。世陸ロンドンでは決勝に残って7着となった成長株。国際規模の大会の写真で優勝候補の近くを走っている事が良くある。ちなみにイギリスが優勝した4継では走っていない。

ジミー・ビコ(FRA)

自己ベスト(100m:9.86)
1992年生

2011年の世陸テグで大舞台デビューし、2013年から2018年まで9秒台を出し続けて第一線にいる選手。メダルには絡まないが、決勝にはだいたい残ってくる勝負強さがあるため、日本の選手が超えるべき相手といえる。
2015年と2016年にマークしたベストの9.86はヨーロッパランキングで歴代1位タイ。ルメートルとビコの組むリレーはフランスのお家芸とも言え、世陸テグとロンドン五輪でメダルを採っている。

クリストフ・ルメートル(FRA)

自己ベスト(100m:9.92、200m:19.80)
1992年生

2010年に白人初の9秒台を出した選手。100mのフランス記録はビコだが、200mではルメートルが持っている。ビコとルメートルの2人がいることでフランスは世界大会で必ず上位にどちらかが入ってくるし、リレーが強い。
200mでは2011年の世陸テグで銀メダル、リオ五輪では銅メダルを獲得する勝負強さがある。
フランス人だけあって、アシックスのスパイクを履いているのも注目ポイント。なんか独特なスパイク履いてます。

 

 

アジア勢

日本意外のアジアの選手をご紹介。

フェミ・オグノデ(QAT)

自己ベスト(100m:9.91、200m:19.97)
1991年生

ナイジェリア出身のカタール人選手。実質アフリカ人だが、100,200のアジア記録保持者(200の前アジア記録は末續慎吾の20.03)。つまり、アジアで一番速い人で、アジア大会では100,200,400で優勝経験がある。2011年にはドーピングで2年間の出場停止を食らっている。身長は175cmと大きくはないが、伸びのある動きをする。

蘇 炳添 BINGTIAN SU (CHN)

自己ベスト(100m:9.91)
1989年生

そへいてん。アジア出身のアジア人として初めて9秒台を出した選手。日本人的には先にやられた感じだったが、その後ばんばん成績をのこし、9.91を2回、9.92を1回、9.99を2回と5回もの9秒台をマークした。そしてなんといっても室内60mの6.42という記録は世界歴代5位。しかも6.43を1回、6.47も1回、6.50を2回出している。もはや日本人選手よりも実力が上なのは事実だ。

謝震業 ZHENYE XIE(CHN)

自己ベスト(100m:9.97、200m:20.16)
1993年生

しゃしんぎょう。中国2人目の9秒台ランナー。2018年に9秒台に突入した。蘇炳添と比べると線が細いしまだ1発だけだが、200mでも19秒台を出す可能性がある。この選手に先着できれば9秒台が狙えるかも。

 

アフリカ・その他勢

陸上的には遅れがちなアフリカと、紹介した国意外の選手です。南アフリカがすごい。

クラレンス・ムニャイ(RSA)

自己ベスト(200m:19.69)
1998年生

南アフリカの200m専門の選手。南アフリカには400mの超人バンニーキルクと若手のシンビネがいるが、それに続く若手が出てきた。世陸ロンドン、リオ五輪には代表として出場したものの結果は残せなかったが、2018年に入ってベストをそれまでの20.10から19.69まで一気に大幅に更新した。伸びっぷりで言えば多分世界一。20.69は世界歴代11位、アフリカ歴代2位の超高記録。ちなみにアフリカ1位は世陸東京で銀メダルを採ったフレデリクス。
バンニーキルクが不可能と言われたMJの400mの記録を破ったように、ムニャイも200mでボルトの記録をやぶってくれるかも?

アカニ・シンビネ(RSA)

自己ベスト(100m:9.89、200m:19.95)
1998年生

リオ五輪で100m5位に入った南アフリカ期待の若手。南アフリカは2014年まで10.06がナショナルレコードだったが、シンビネは2014年に10.02をマーク、同レースでサイモン・マガクウェが南アフリカ初の9秒台である9.98をマークしたためこのときはナショナルレコードホルダーになれなかったが、翌2015年に9.99をマークして9秒台入り、さらに9.97を出してついに南アフリカ記録保持者になった。
そこからは力のある走りで毎年9秒台を出している。リオ五輪ときにはコールマンの隣で走っている。ベンツが大好き。

アンドレ・ドグラス(CAN)

自己ベスト(100m:9.91、200m:19.80)
1994年生

ベスト記録はそれほど抜きん出てはいないが、2015年の世陸北京で100mと4継で銅メダル、リオ五輪では100mで3位と4継で銅、200mで銀メダルを採った実力派。
追い風参考では100mで9.68(+4.1)、200mで19.58(+2.4)というとんでもない記録を持っており、200mの記録は追参の世界歴代1位になっている。
ドーハ・東京でも決勝進出ライン上にいるであろうため、日本選手がドグラスを上回れればメダルの可能性も見えてくる。

日本人選手

近年の日本男子陸上短距離界は過去に類のない超ハイレベルな状況です。朝原、末續の次の世代が黄金時代を形成しています。

桐生祥秀

自己ベスト(100m:9.98)
1997年生

2017年の全日本インカレでついに日本人初の9秒台を出した選手。2013年に10.01の記録をだしてから注目を浴び続けたが、なんと2017年の世陸ロンドンでは個人種目での代表を逃している。リレーでは3走を務めて銅メダル獲得に貢献した。

山縣亮太

自己ベスト(100m:10.00)
1992年生

9秒台は出していないものの、2013年10.11、2014年10.14、2015年10.36、2016年10.03、2017年10.00、2018年10.00と、抜群の実力を持っており、いつ9秒台がでてもおかしくない。

ケンブリッジ飛鳥

自己ベスト(100m:10.08)
1993年生

追参では9.98を出したこともあり、2016年の日本選手権ではオールスターのなかで優勝している。タイムもさることながら日本選手権に強い。

サニブラウン・アブデル・ハキーム

自己ベスト(100m:10.05、200m:20.32)
1999年生

世陸北京の200mで史上最年少で準決勝進出を果たし、2015年の国際陸連の新人賞を採っている。2017年の日本選手権では100m、200mの2冠を達成。現在はアメリカのフロリダ大学に所属している。

多田修平

自己ベスト(100m:10.07)
1996年生

追参では9.94の記録をもっているスタートの名手。桐生選手が9.98を出したレースで10.07のベスト記録をマークしており、2019年の大阪の室内大会では60mで6.58と日本記録まであと0.03まで迫る記録をマーク、川上選手が6.54の日本記録を出した翌日には多田選手も6.57をだしている。ウェアやスパイクはミズノ。

 

 

200m・400m系の押さえておきたい選手

バンニーキルクを筆頭に400m界は過去最高レベルの超激戦になっている。90年代生まれの若手であるバンニーキルク、カーリー、キラニ、ガードナーあたりが最有力。

ウェイド・バンニーキルク(RSA)

自己ベスト(100m:9.94、200m:19.84、400m:43.03)
1992年生

100m~400mまで全部が速い選手。400mでMJの不滅の記録を破ってリオ五輪で世界記録優勝を果たし、一躍スターになった。2017年の世陸ロンドンでも400mを制しているが、200mでは20.11でトルコのギリエフに敗れて2着となった。2018年は休養しており、今後どのレベルで復帰するのかはわからない。

アイザック・マクワラ

自己ベスト(200m:19.77、400m:43.72)
1985年生

2014年にマークした200mのベストと比べると同年に出した100mの10.20はかなり遅いように思えるが、400m選手が100mで10.20で走ってると考えると本当にすごい。2017年の世陸ロンドンでは食中毒になり400m決勝を欠場、200mでは救済措置として予選を別日にタイムレースで一人で走り、見事突破、準決勝も勝ち上がり決勝ではさすがに失速して6位になっている。
右腕にだけアームウォーマーをしているのがトレードマークになっている。

スティーブン・ガードナー(BAH)

自己ベスト(200m:19.75、400m:43.87)
1995年生

リレーの強豪であるバハマの主力。リオ五輪では銀メダルを獲得し、2018年にはベストの43.87と43.99の2度の43秒台をマーク。

フレッド・カーリー(USA)

自己ベスト(200m:20.24、400m:43.70)
1995年生

世陸ロンドンのマイルで銀メダル、個人400mで7着に入っている。2018年のダイヤモンドリーグでは2勝を挙げて総合優勝した。

キラニ・ジェームス(GRN)

自己ベスト(200m:20.41、400m:43.73)
1992年生

カリブにあるグレナダ出身で、身長が191cmあるためジュニア時代にはボルト2世とも言われていた。バンニーキルクと同年生まれだが、キラニはジュニア世代から実力があり、2007年で14歳で46秒台、2008年に15歳で45秒台を出している。
実績はキラニの方が上。世陸ではテグで金、北京で銅、モスクワで7着に入り、五輪ではロンドンで金、リオで銀を採っている。テグの金メダル獲得時は若干18歳だった。

アキーム・ブルームフィールド(JAM)

自己ベスト(200m:19.81、400m:43.94)
1997年生

200m、400m共に2018年にベストを出し、19秒台、43秒台ランナーとなった。400mでは世界歴代19位の記録だ。1990年代以降の生まれでは7位で、このまま伸びれば世界大会の決勝常連になること間違いなし。バンニーキルクの次の世代を担うかもしれない。

 

 

 

 

長い。
長すぎるので男子だけでおしまいです。
とりあえずこの紹介した選手たちの名前だけ覚えていれば世界大会の短距離が楽しく観られるはず。