アシックスがメタライドを発売 1/5のエネルギーを節約できる?

アシックスがメタライドを発売

アシックスが新しいコンセプトのランニングシューズ「メタライド(METARIDE)」を2月28日から販売開始しました。
『ブラック×クラシックレッド』の1色展開ですが、メタライドインスパイアとして他のシューズもこのメタライドカラーで出すようです。
お値段驚きの税別27,000円。信じられない。

2019年ランニングシューズ事情は別記事で紹介しています。

 

 

 

メタライドはこんなシューズだ

2018年12月期の連結決算で最終損益が203億円の赤字となったアシックス。
ランニングシューズやウェアがどんどんカジュアルでおしゃれになっていくなか、そりゃあ日本で見てもダサいアシックスのシューズやアパレルが好調なはずはありません。
トップ選手の支持があった2000年代には超一流マラソンシューズメーカーとして名をはせたアシックスですが、近年はナイキ・アディダスに歯が立たない状況。箱根駅伝でさえもナイキがトップシェアとなってしまいました。

そんな状況でアシックスが出した新コンセプトのランニングシューズがメタライドです。

 

時代をフォローする厚底

まず最大の特徴は厚底である事でしょう。薄底のソールが二重になっている感じ。
ナイキの作った厚底ブーム。これまでトップ選手向けに薄底シューズを作り続けていたアシックスもついに乗っかりました。
メタライドでは特殊なソールを採用。厚底界ではすでにナイキが猛威をふるっているだけに、後だしのアシックスがどこまで追いつけるのか?

・ミッドソールにはFLYTEFOAM® テクノロジーを利用したクッション性を確保して構成されたやや硬めの層と、FLYTEFOAM® PROPEL テクノロジーを利用してやわらかく弾むような感覚の層を採用しています。
・かかと部分には GELを採用して着地時のクッション性を高めています。
引用:アシックスHP

ナイキのヴェイパ―フライのコンセプトと同様、クッションを強くしているようです。

カーブしたソール、ロッカーソールを採用

恐らく最大のトピックスなんだと思いますが、コンセプト的にはナイキのヴェイパ―フライの後追いでしょう。
ソールがロッカーチェアの足のようにおわん形になっていて、前後にローリングする構造になっています。これによって自転車のぺダリングのように足が回るそうです。

値段もナイキを追従

買えないシューズであるナイキのヴェイパ―フライ。そのフラッグシップであるプロ仕様の『ヴェイパフライエリート』は限定で6万円という値段で売られました。スパイクの別注をすればそれくらいかかるので、トッププロ向けのシューズだと考えればまあ高いけど妥当な金額かもしれません。
で、その量販モデルである『ヴェイパーフライ4%は定価26,000円。めちゃくちゃ高いですが、ヴェイパ―フライブランドの実績を考えればこれくらいの値段で買う人は大勢います。当然プレミアがついて個人売買では倍近い値段で売られていたり、偽物が出回っている状況です。

で、今回アシックスが出したメタライドは完全にヴェイパ―フライ4%に被せた値段。
なんと税別27,000
正直、クソ高い。ナイキが「Breaking2」プロジェクトをはじめとして様々な広告活動の結果として売り出したヴェイパ―フライと、後追いで何の実績もないアシックスが出したシューズが同じ値段。
ヴェイパ―フライが欲しいけど買えない人をアシックスが拾おうということでしょうか?

走るエネルギーの1/5を軽減

これもどっかで聞いたことあるような。
革新技術の結果メタライドでは従来比で1/5のエネルギー消費を軽減できるようになったそうです。
あっちは4%でしたが。

 

人の褌で相撲を取る?

う~ん。
個人的な意見ですが。

『人の褌(ふんどし)で相撲を取る』とはまさにこのことだと思う。もとい、人のシューズでマラソンを走ることになる。
パクったなら正直に言った方がいい
こんなんどう考えたってヴェイパフライのアシックス版だろ。このシューズが良いシューズかどうか以前の問題だ。
明らかにヴェイパ―フライを丸パクリしてるんだから、革新的な技術なんて謳っちゃダメ。
『アシックスの70年の歴史の中で、最も革新的な機能を盛り込んだランニングシューズ』って言っちゃってますが、その革新的な機能はナイキの技術です。
『ナイキを筆頭に厚底シューズの可能性が示されている。アシックスも厚底に次世代シューズとしてのポテンシャルを見出しており、独自の技術をもって参入する』
って言えばいいのでは?
ナイキが開いた道をあたかも自分達が開拓するかのような言い方するなんて、それでいいのかアシックス?
こういうのを恥ずかしいと思う美学をもっているのが日本人ではないのか?
古くから人の褌で相撲を取るような会社は続かないと言われていますが、赤字に転落したアシックスを象徴するような商品だと思います。
ほとんどに人はそんなこと気にならないと思いますし、シューズ自体は良いのかもしれませんが。

 

過去の事情はこちら
2018年(ミズノ・アシックス
2017年(ミズノ・アシックス・海外メーカー

 






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