【MGC】MGCファイナルチャレンジの設定記録が発表
東京マラソンの代表を決めるために日本陸連はマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)というやり方を導入しました。
詳しい事はこちらの記事で紹介しています…
で、代表となるのは3名なのですが、上位2名はMGC本戦で決まります。
MGC本戦で上位2着に入れず代表内定を取れなかった選手による最終選考となるのが、MGCファイナルチャレンジと言われるレース。
男子は福岡国際マラソン、東京マラソン、びわ湖毎日マラソン。
女子はさいたま国際マラソン、大阪国際女子マラソン、名古屋ウィメンズマラソン。
男女それぞれ3レースあり、このレースを総合して残りの代表1枠を決定します。
MGCファイナルチャレンジの設定記録
非常にややこしいのですが3枠の代表は2枠がMGC、残り1枠がMGCファイナルチャレンジから選ばれます。
MGCファイナルチャレンジで選ばれる選手の基準はこちら
選考基準
(4)MGCファイナルチャレンジにおいて、「MGCファイナルチャレンジ派遣設定記録」を突破した記録最上位の競技者。ただし、MGCシリーズに出場(完走)、又はMGCの出場資格を有す
ることを条件とする。
つまりはMGCファイナルチャレンジでは設定記録を突破していてかつ記録最上位の競技者が代表として選ばれます。逆に言えば、設定記録を上回れなければMGCファイナルチャレンジの結果では代表になれません。
そんな大事な設定記録が発表されました。
男子2時間05分49秒
女子2時間22分22秒
とんでもない記録が設定記録になりました。男子の2時間5分49秒は日本記録を1秒上回る記録。
女子は松田瑞生選手(MGCファイナリスト)が2018年9月のベルリンマラソンでマークした2時間22分23秒を1秒上回る記録。
つまり、現役最速のタイムを出さないとMGCファイナルチャレンジでは代表になれないと言う事!!
MGC本戦で頑張るしかない
日本陸連はMGC本戦の結果で代表を選びたいということ。もしもとんでもなく速い人がいればMGCでしくじっても拾ってあげるというスタンスかと思われます。
もし、設定記録を上回る選手が出なかった場合は本戦で3位だった選手が代表になります。
これだけハードルが高いとほぼ確実に本戦3位が代表になりますので、なんとしても本線で頑張るしかありません。
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