【2019年陸上世界ランキング】春シーズンの動向

2019年春シーズンランキング

世界陸上ドーハを控えた2019年春シーズン。
今回の世陸はいつもの8月ではなく9月に開催されるため、例年よりもシーズンインを遅らせている選手も多い感じです。
そんな2019年シーズン序盤、5月までのシーズンランキングと注目ポイントをご紹介します。
序盤なので、男子の100~400mだけです。

2018年の世界ランキングはこちら

 

 

2019年春シーズン世界ランキング

100mの2019年世界ランキングは春シーズの段階ではやっぱりアメリカ勢が目立ちます。
200mでもアメリカ勢に勢いがありますが、新星オドゥドゥルがランキングトップ。
400mはもはやアメリカの独壇場。

100m

1. 9.86(+0.9) Noah LYLES (USA)
1. 9.86(+0.9) Christian COLEMAN (USA)
3. 9.94(+0.8) Divine ODUDURU (NGR)
4. 9.95(+0.9) Akani SIMBINE (RSA)
5. 9.97(+0.2) Cravon GILLESPIE (USA)
5. 9.97(+0.9) Reece PRESCOD (GBR)
7. 9.98(+1.0) Roberto SKYERS (CUB)
7. 9.98(+0.3) Yohan BLAKE (JAM)
9. 9.99(+1.8) Abdul Hakim SANI BROWN (JPN)
10. 10.00(+1.7) Justin GATLIN (USA)
11. 10.01(+1.7) Yoshihide KIRYU (JPN)

短距離戦線に異常あり!?

ランキング上位10+1名をみると、なんとジャマイカが1人だけ!!
超強豪国のイメージの強いジャマイカは、ボルト、パウエルの全盛を終えて次世代があまり育っていない。トランシーフォートエワースがいまいち伸びてこず、現状で戦えているのはベテランになったヨハン・ブレイクだけ。
一方でアメリカは2018年には8人の9秒台ランナーを輩出しており、2018年ランキングの上位4人を独占した。2019年の春シーズンでもダイヤモンドリーグ上海ではライルスコールマンのデットヒートがあるなど、時代はもはやアメリカ。
ライルスコールマンの2人の力は抜けており、それに対抗できるナンバー3がいれば世陸表彰台独占も現実的になる。それがベイカーバレルの若手世代なのか、もう1世代下のベーコンなのか、あるいはベテランのロジャースなのか、夏シーズンの見所はそこ。
そして覚えておかないといけないのはナイジェリアのオドゥドゥル。今年初めて9秒台入り下子のランナーは200mでもとんでもないことになっています。世陸ドーハで大化けするのはこの選手かも。
オーストラリアなどで試合ができてシーズンインが早かった日本勢も幸先のいいスタートを切った。サニブラウン桐生に加えてランキング17位には小池も入っている。標準は日本選手権にある。

200m

1. 19.76(+0.8) Divine ODUDURU (NGR)
2. 19.82(-0.8) Kenneth BEDNAREK (USA)
3. 19.84(-0.4)Michael NORMAN (USA)
4. 19.99(+1.3) Ramil GULIYEV (TUR)
5. 20.04(+1.4) Steven GARDINER (BAH)
5. 20.04(+1.0) Andrew HUDSON (USA)
7. 20.07 (0.0) Aaron BROWN (CAN)
8. 20.08(+0.9) Bernardo BALOYES (COL)
9. 20.09(+1.4) Jaron FLOURNOY (USA)
10. 20.12(+0.4) Rodney ROWE (USA)
11. 20.13(+1.1) Abdul Hakim SANI BROWN (JPN)

オドゥドゥルの時代か?

全体にまだ好記録が少ない200m。
ゴールデングランプリでの快走が話題になった、日本人の母を持つアメリカのノーマンが200mの超有力選手ではあるのですが、ナイジェリアのオドゥドゥルがランキングトップ。20.13だったPBを大幅に更新する19.76は世界歴代18位の記録で、この調子で走れば世陸でも優勝候補になる。
2018年に好記録を出しているアメリカのライルスは今シーズン200mは走っておらず、100mに専念かも。南アフリカのムニャイはダイヤモンドリーグ上海で20.37、直後の南京チャレンジで100m10.31と、まだまだ調子が上がっていない。
若手の台頭が著しい200mはオドゥドゥルの時代になるかも?

400m

1. 43.45 Michael NORMAN (USA)
2. 44.31 Rai BENJAMIN (USA)
3. 44.38 Stewart TREVOR (USA)
4. 44.53 Quincy HALL (USA)
5. 44.6 Abderrahman SAMBA (QAT)
6. 44.73 Kenneth BEDNAREK (USA)
7. 44.78 Kahmari MONTGOMERY (USA)
8. 44.81 Tyrell RICHARD (USA)
8. 44.81 Fred KERLEY (USA)
10. 44.84 Yousef  (KUW)

アメリカの独壇場?

ランキングトップ10に8人がランクインしているアメリカ。本来はキラニ・ジェームスとヴァン・ニーキルクが超有力選手なのですが、2017年以降2人はどっかいっちゃってます。
アメリカのノーマンF・カーリーあたりが最有力ではありますが、全米選手権次第。
ベンジャミンホールとカタールのサンバは400mHが専門の選手で、ヨンパーでもフラットレースでこれだけの走力が必要なのかと思わせる結果を出しています。

 






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