【日本選手権2019】男子100mは誰が勝つ?大会直前優勝予想!!

大会直前!優勝予想

6月27日(木)~30日(日)の日程で開催される陸上日本選手権。

最大の注目は男子100mでしょう。
9.98の記録を持つ桐生選手と、今季それを上回る9.97の日本新記録をマークしたサニブラウン選手。9秒台ランナーが直接対決する初めての大会になります。
どちらが勝つのか?あるいは別の選手が勝ってしまうのか?
9秒台決着はあるのか!?

想像はつきませんが、エントリーとPBなどから、誰が勝つのか予想してみました。
趣味として楽しむ際のバックボーンもご紹介。

2019年の各種目のみどころはこちらでまとめています。
2019年日本選手権のみどころ
各種目の開催日程はこちらです。
エントリーとタイムスケジュール
各種目の歴代優勝者はこちらでまとめています。
日本選手権歴代優勝者一覧

 

 

 

 

今年の日本選手権は歴代最高レベル

2人の9秒台ランナーが出場する歴史的大会となる2019年の日本選手権。
陸上ファンならずとも、今大会の結果には注目していると言う人も多いはず。

今大会は日本の陸上競技の歴史に新たな1ページとなる歴史的な大会なのです。

今年の日本選手権は特別だぞ!!

まずは、今年の日本選手権がどんな意味を持つ大会なのか、陸上競技者目線でご紹介します。趣味として考えると、観る陸上競技もとってもおもしろいんです!!

今大会はここがすごいんだ!!
という、特別なポイントを3つご紹介します。これさえ押さえておけば陸上通。

・いまだかつてないハイレベルな争い
・誰が勝つのかわからない大混戦
・日本陸上の新時代

テレビ観戦する際にはこの3つのポイントを頭に置いておけばなんとなく凄さがわかるはず。
このポイントは現代陸上界の時代背景ですので、実況や解説の言っている事のバックボーンとなります。これを押さえれば観戦の楽しさも倍増です!!
飲み屋で陸上の話をするのであれば、この3つを中心に語ればそれだけで通っぽく振るまえます。

いまだかつてないハイレベルな争い

日本陸上界は長い事『10秒の壁』と戦っていました。
ザックリと説明すると、初めてこの壁にぶち当たったのが伊東浩司さん。速報では9.99だったものの、公式記録で10.00をマーク。
これが1998年のことで、2017年までこの記録が日本記録として残りました。
その後、朝原宣治が2001年に10.02、末續慎吾が2003年に10.03をマークするも、なかなか9秒台が出ない(2002年には朝原、末續両名が10.05をマーク)。

そして2010年代にはいると状況がちょっと進みます。
桐生選手が2013年と2016年に10.01をマークすると、ライバルと言わていれる山縣選手も2016年には10.05と10.03をマーク。
陸上界がにぎやかになってきて10秒0台が普通に出るような時代に突入。なかなか9秒台は出ないものの、もはやいつ9秒台が出てもおかしくない状況になります。

そしてついに、2017年9月9日選手が初の9秒台となる9.98をマーク
ここではじめて公認で10秒の壁が破られます。

そしてここからが現在にまで続く短距離絶頂期と言えます。
桐生選手の他にも山縣選手や小池選手、多田選手など、いつ9秒台を出してもおかしくない選手が数名出て来ました。
今年にはアメリカの大会でサニブラウン選手が日本新記録となる9.97をマーク

そして今回の日本選手権へと続くのです。

結果として、今大会はいまだかつてないハイレベルなエントリーとなっています。
9秒台ランナーが2人(サニブラウン、桐生)
10秒0台が5人(山縣、小池、ケンブリッジ、多田、飯塚)
(山縣選手は残念ながら棄権です…)

これほどハイレベルな試合が観られるなんて夢のようです。

誰が勝つのかわからない大混戦

ニュースでもよく取り上げられている2人、桐生選手とサニブラウン選手の直接対決に注目が集まっています。この2人は9秒台ランナーであり、歴代最速の選手です。

当然ながら
まずはこの桐生vsサニブラウンに注目

しかし、今大会のみどころはそれだけじゃあないんです!

ザックリ紹介すると、とにかくこの3人には注目。
・ケンブリッジ飛鳥
(PB:10.08)
雨のなか行われた2016年の第100回大会で桐生か山縣かというレースを制して優勝した。2016年のリオ五輪と2017年の世陸ロンドンのリレーでアンカーを走り、銀メダルと銅メダルを獲得。

・多田修平
(PB:10.07)
今年から社会人になった関西大学OB。スタートの名手で、今シーズンが室内60mで6.57で走っており、日本歴代5位(日本記録は6.54)。
2017年世陸ロンドンで1走を走り銅メダルを獲得。

・小池祐貴
(PB:10.04)
優勝候補筆頭の一人
多田選手と同じく住友電工所属の選手で、世界リレーでバトンを落としてちょっと有名になった。高校時代から10.3台で走る実力をもちながらも、同年代の桐生選手に敗れインターハイも国体も2位だった。大学は慶應。
実力はありながらもスター揃いのなかにあってはあまり目立たなかったが、今シーズンは10.04のPBをはじめ、追参では0台を2度マークし絶好調。

この3人は陸上好きであれば超有名です。
9秒台2人と合わせてこれで5名ですが、まだまだ優勝してもおかしくない選手がいます。多いのでザックリ。

・川上拓也PB:10.24(60m日本記録保持者)
・白石黄良々PB:10.19(今季10.19)
・飯塚翔太PB:10.08(リオ五輪メダリスト)
・長田拓也PB:10.14(2018年に10.14)
・坂井隆一郎PB:10.12(2019年学生チャンピオン)
・宮本大輔PB:10.23(今季追参で10.02。2019年学生2位)
・デーデーブルーノPB10.29(今季追参で10.11)

これだけ優勝候補がいます。
昨年と一昨年は10.05が優勝タイムですが、例年は10秒1台くらいが優勝タイムですので、9秒台の争いがゴタつくと1台のPBをもつ選手がヌルっと抜けて優勝する可能性も。
そもそも、優勝候補でも決勝に残れないかもしれないほどの激戦です!!

直近の優勝記録↓

回数 年度 記録 選手
102 平成30 10″05 山縣亮太
101 平成29 10″05 サニブラウン ハキーム
100 平成28 10″16 ケンブリッジ飛鳥
99 平成27 10″28 高瀬慧
98 平成26 10″22 桐生祥秀
97 平成25 10″11 山縣亮太
96 平成24 10″29 江里口匡史

・日本陸上の新時代

今大会は新時代の象徴となる大会だと思います
10秒0台の時代がようやく明け、ついに9秒台ランナーが複数出てきた記念すべき大会です。以降、どんなに9秒台ランナーが増えたとしても、この大会はその1ページ目として語られるでしょう。

0章が2016年の雨の日本選手権からだとすれば、今回からが第1章。
まさに日本陸上の黄金時代の幕開け

9秒台ランナーによる優勝争い、それを追う若手選手。
もし下馬評通りのレースになれば超高速レースとして歴史に残ります。
若手が勝てば、次世代へのバトンタッチとなります。
サニブラウン選手が勝てば世界で戦えるランナーの誕生です。
どんなレースになったとしても、日本陸上にとっては新時代です!!

なんてことを考えていると、ちょっとドラマチックに観られるかも。

誰が勝つのか!?日本選手権予想!!

ここからが本題です。
誰が勝つのかを予想してみたいと思います。

サニブラウン選手が勝ちそうな気がする

私の考えではやっぱりサニブラウン選手が勝ちそうな気がしています。
予想もなにもないですが、そんな気がするのです。
根拠としては、やっぱり全米学生選手権の走りでしょう…

全米学生選手権の走りは地力

NCAAの走りはこちら↓

これだけの選手の中でしっかりと走れるというのは本当にすごい。
このときの優勝者は、世陸ドーハや東京五輪でも優勝候補であるオドゥドゥルという選手で、世界のトップ選手の一人です。こういう選手と走っても遜色ないレースができる地力は他の日本人選手にはない。
日本選手権のようなプレッシャーのなかでも、変わらない走りが出来ると思います。

ってことで、
サニブラウン選手が優勝すると予想します

 

前半から飛ばすレース展開と予想!!

誰が勝つのかにも繋がりますが、どんなレース展開になるのかでしょうか?
私は、前半からバッチバチな展開になるのではないかと予想します。
それもやっぱりサニブラウン選手を中心に…

前半は多田VSサニブラウン?後半は桐生VSサニブラウン!?

まず、前半はやっぱり多田選手が出るのではないかと考えています。
最初の10mは多田選手が若干リードする展開で、40m付近でサニブラウン選手が追いつくのではないでしょうか?
50mからはサニブラウン選手と桐生選手が抜け出してそのままゴール前に。
桐生選手が追い上げるも、最後はトルソーでサニブラウン選手が競り勝つ!?

根拠はたいしてありませんが、こじつけることはできます。
サニブラウン選手は実は前半が強い。
多田選手はもっと前半に強い。
桐生選手はスピードがある。
これです。

場合によっては小池選手がくる?

サニブラウン選手が大本命
桐生選手が本命
これはだれがどう考えてもそうでしょう。では、レースがこじれた場合はどうなのか?

小池選手にチャンスがあると思います。

前半がもたついたら小池選手が勝つ!!

サニブラウン選手が勝つレースは前半が決まったレース展開の場合だと思います。
サニブラウン選手と多田選手あるいは桐生選手が前半をバチっと決めて、そのまま後半までグイグイ行くようなレースであればこれはもうサニブラウン選手です。
ただ、フライングがあったり、前半でつまづいたりした場合はどうでしょう?

そういうレース展開になった場合はプレッシャーの少ない(決勝で少ないなんてことはないけど)選手が勝つと思います!
つまり、小池選手です。

社会人1年目の多田選手は前半型。もたつけば致命的!!
サニブラウン選手と桐生選手はもたつきに焦って実力が出せない!!
そんな展開をラッキーと思えるのは、高校時代から桐生選手に背中を見せられていた小池選手でしょう!!

優勝タイムは10.10くらいで、80mくらいから小池選手が巻くって勝つレースでどうでしょう?
もし、前半でゴタゴタしたにもかかわらずサニブラウン選手が勝つのであればそれはもうどうしようもない。
世界陸上で決勝に残れます。

 

 

 

こんな予想でどうでしょう?
これが私の予想①は
サニブラウン選手が1位、桐生選手が2位。3着以下は混戦。

もし違えった場合は予想②
小池選手が1位、ケンブリッジ選手が2位。

まあ、本当に誰が勝つかわからんですね。






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