【世陸ドーハ】タイムテーブルと競技の日本時間
9月27日から10月6日までの10日間で開催される世界陸上ドーハ大会。
もうすぐだと思いながらウトウトしていたら気付いときにはちょうど競技が終わったところだったなんていうのは世陸あるある。
私もリオ五輪でバンニーキルクがスタートする直前まで観ていたのにハっと気が付いたちょうどゴールする瞬間だったことがあります…
テレビ放送をみていると『この後すぐ!!』っていいながら2時間くらい待たされることも多いのですが、じつは陸上競技は他の競技と違って、誰が何時何分に走るというのが事前にだいたい決まっています。
タイムテーブルさえ押さえておけば織田裕二に惑わされることなくお目当ての競技の開始時間まで仮眠して備えることも可能です。
今回は
どの種目がいつ行われるのか?
世陸ドーハのタイムテーブルをご紹介
します。
現地時間だけわかってもしょうがないので、日本時間記載してご紹介。多分時差6時間ですので現地時間に6時間足して表示しています。ちがったらすみません。
各日のみどころも簡単にご紹介します。
世陸ドーハのタイムテーブル
1日目から10日目まで、どの種目をいつやるのかっていうのは事前にわかっています。テレビ中継だけみていると今日の種目くらいまでしか教えてくれませんので、その種目が夜中なのか、明け方なのかを知っておけばついうっかりウトウトして見逃すこともなくなるでしょう。
大会1日目(9/27深夜)
1日目 | 日本時間 | 現地時間 | 男女 | 種目 | ラウンド |
トラック | |||||
22:35 | 16:35 | 男子 | 100m | 予備予選 | |
23:10 | 17:10 | 女子 | 800m | 予選 | |
0:05 | 18:05 | 男子 | 100m | 予選 | |
1:00 | 19:00 | 女子 | 3000mSC | 予選 | |
1:55 | 19:55 | 男子 | 5000m | 予選 | |
2:30 | 20:30 | 男子 | 400mH | 予選 | |
フィールド | |||||
22:30 | 16:30 | 男子 | 走幅跳 | 予選A+B | |
22:40 | 16:40 | 女子 | ハンマー投 | 予選A | |
23:30 | 17:30 | 女子 | 棒高跳 | 予選A+B | |
0:10 | 18:10 | 女子 | ハンマー投 | 予選B | |
0:40 | 18:40 | 女子 | 走高跳 | 予選A+B | |
1:25 | 19:25 | 男子 | 三段跳 | 予選A+B | |
ロード | |||||
5:59 | 23:59 | 女子 | マラソン | 決勝 |
1日目の見所
なんといってもいきなり100m予選があります。ボルトが引退して初めての世界陸上を制するのは誰なのか、その予選には日本からもサニブラウン、桐生、小池3選手が登場します。
順当にいけば日本の3選手は予選通過は難しくはないとは思うのですが、今大会の行方を占う意味でも100mの予選は必見。
フィールドでは男子走幅跳と三段跳びの予選が行われます。
幅跳びには日本から橋岡、城山、津波の3選手が出場。予選通過できるのかに注目です。
三段跳びはアメリカの優勝候補2人、クリスチャン・テイラーとウィル・クレイが予選でミスなくちゃんと通過できるのか見守りましょう。
大会2日目(9/28深夜)
2日目 | 日本時間 | 現地時間 | 男女 | 種目 | ラウンド |
トラック | |||||
22:30 | 16:30 | 女子 | 100m | 予選 | |
23:05 | 17:05 | 男子 | 800m | 予選 | |
0:05 | 18:05 | 男子 | 400mH | 準決勝 | |
0:45 | 18:45 | 男子 | 100m | 準決勝 | |
1:15 | 19:15 | 女子 | 800m | 準決勝 | |
2:00 | 20:00 | 混合 | 4×400mR | 予選 | |
3:10 | 21:10 | 女子 | 10000m | 決勝 | |
4:15 | 22:15 | 男子 | 100m | 決勝 | |
フィールド | |||||
22:15 | 16:15 | 男子 | 円盤投 | 予選A | |
23:30 | 17:30 | 男子 | 棒高跳 | 予選A+B | |
23:45 | 17:45 | 男子 | 円盤投 | 予選B | |
1:25 | 19:25 | 女子 | ハンマー投 | 決勝 | |
2:40 | 20:40 | 男子 | 走幅跳 | 決勝 | |
ロード | |||||
5:30 | 23:30 | 男女 | 50Km競歩 | 決勝 |
2日目のみどころ
男子100mの準決勝と決勝が行われます。まずは準決勝で日本人選手がどんな走りをみせてくれるのか、決勝進出はなるのか?そして決勝では日本人選手はもちろん、ドーピング問題でギリギリのコールマンが勝つのか、あるいはガトリンの連覇なるのか?どんなレースになろうとも100mは注目です。
そしてフィールドでは男子走幅跳の決勝です。日本人選手に優勝の可能性があるこの種目はおそらくテレビ放送もちゃんとやってくれるんじゃないかと思いますので、ガッツリ観ましょう。
100m決勝の直前に10000mがあるのでその間に寝ちゃわないように注意!!
大会3日目(9/29深夜)
3日目 | 日本時間 | 現地時間 | 男女 | 種目 | ラウンド |
トラック | |||||
2:00 | 20:00 | 男子 | 200m | 予選 | |
3:20 | 21:20 | 女子 | 100m | 準決勝 | |
3:55 | 21:55 | 男子 | 800m | 準決勝 | |
4:35 | 22:35 | 混合 | 4×400mR | 決勝 | |
5:20 | 23:20 | 女子 | 100m | 決勝 | |
フィールド | |||||
2:01 | 20:01 | 女子 | 棒高跳 | 決勝 | |
3:45 | 21:45 | 男子 | 三段跳 | 決勝 | |
ロード | |||||
5:59 | 23:59 | 女子 | 20Km競歩 | 決勝 |
女子棒高跳びが40分早まりました。
3日目のみどころ
なぜか種目が少ない3日目。そんななかでもトラックでは男子200m予選と女子100m決勝が行われます。
200mにはなんといってもアメリカのノア・ライレスが登場です。今大会ならずともこれからの陸上のスター選手。ダイヤモンドリーグの年間チャンピオンとしてワイルドカード枠で出場する初めての世界陸上は100mを回避して得意の200mに専念しての出場となります。さすがにボルトの19秒19は破れないでしょうが、19秒3台くらいで走っちゃうかもしれません。
そしてライルスとコールマンの直接対決は歴史に残るものになるでしょう。
フィールドでは男子三段跳の決勝が行われます。
テイラー、ウィル・クレイ、ピチャルドと3名の18mジャンパーが出揃う今大会は、ついに世界記録がでるかもしれません!!
大会4日目(9/30深夜)
4日目 | 日本時間 | 現地時間 | 男女 | 種目 | ラウンド |
トラック | |||||
23:05 | 17:05 | 女子 | 200m | 予選A | |
0:20 | 18:20 | 女子 | 400m | 予選 | |
2:05 | 20:05 | 男子 | 110mH | 予選 | |
2:50 | 20:50 | 男子 | 200m | 準決勝 | |
3:20 | 21:20 | 男子 | 5000m | 決勝 | |
3:50 | 21:50 | 女子 | 3000mSC | 決勝 | |
4:10 | 22:10 | 女子 | 800m | 決勝 | |
4:40 | 22:40 | 男子 | 400mH | 決勝 | |
フィールド | |||||
22:30 | 16:30 | 女子 | やり投 | 予選A | |
0:00 | 18:00 | 女子 | やり投 | 予選B | |
2:30 | 20:30 | 女子 | 走高跳 | 決勝 | |
3:15 | 21:15 | 男子 | 円盤投 | 決勝 |
男子円盤投げが10分早まりました。
4日目のみどころ
男子110mHには日本の3選手が登場します。それぞれ日本記録保持経験者で、予選通過の可能性は高いと思われます。
そして200mの準決勝。そろそろギアを上げて19秒台が出るレースも多くなると思われます。日本の小池選手はここでどれだけの走りができるかにかかっています。
そしてこの日の最注目種目は男子400mH。ベンジャミンとワーホルムという46秒台が2人といういまだかつてないハイレベルな選手がそろい、世界記録決着も十分にあり得る種目です。
大会5日目(10/1深夜)
5日目 | 日本時間 | 現地時間 | 男女 | 種目 | ラウンド |
トラック | |||||
22:35 | 16:35 | 男子 | 400m | 予選 | |
23:30 | 17:30 | 女子 | 400mH | 予選 | |
0:15 | 18:15 | 男子 | 3000mSC | 予選 | |
2:50 | 20:50 | 女子 | 400m | 準決勝 | |
3:35 | 21:35 | 女子 | 200m | 準決勝 | |
4:10 | 22:10 | 男子 | 800m | 決勝 | |
4:40 | 22:40 | 男子 | 200m | 決勝 | |
フィールド | |||||
22:30 | 16:30 | 男子 | ハンマー投 | 予選A | |
22:50 | 16:50 | 男子 | 走高跳 | 予選A+B | |
0:00 | 18:00 | 男子 | ハンマー投 | 予選B | |
2:05 | 20:05 | 男子 | 棒高跳 | 決勝 | |
3:20 | 21:20 | 女子 | やり投 | 決勝 |
5日目のみどころ
いよいよ男子短距離の最終決戦、200m決勝が行われます。
2冠を狙うのはアメリカのコールマン。100mの調子次第では棄権もあり得ますが、コールマンvsライレスといういま一番アツイレースがここで観られることを期待しましょう。19秒19というとんでもないボルトの世界記録を破ることはむずかしいかもしれませんが、それ以前の世界記録であるマイケル・ジョンソンの19秒32に並ぶような記録が出るかもしれません。
フィールドでは日本の戸邉選手が出場する男子走高跳の予選が行われます。大会前の記録では2番目の記録を持つ戸邉選手ですが、予選は鬼門です。
大会6日目(10/2深夜)
6日目 | 日本時間 | 現地時間 | 男女 | 種目 | ラウンド |
トラック | |||||
23:35 | 17:35 | 女子 | 1500m | 予選A+B | |
0:25 | 18:25 | 女子 | 5000m | 予選 | |
2:05 | 20:05 | 男子 | 110mH | 準決勝 | |
2:35 | 20:35 | 男子 | 400m | 準決勝 | |
3:05 | 21:05 | 女子 | 400mH | 準決勝 | |
4:35 | 22:35 | 女子 | 200m | 決勝 | |
4:55 | 22:55 | 男子 | 110mH | 決勝 | |
フィールド | |||||
22:45 | 16:45 | 女子 | 砲丸投 | 予選A+B | |
0:00 | 18:00 | 女子 | 円盤投 | 予選A | |
1:25 | 19:25 | 女子 | 円盤投 | 予選A | |
3:40 | 21:40 | 男子 | ハンマー投 | 決勝 | |
混成 | |||||
22:35 | 16:35 | 男子 | 100m | 1種目 | |
23:05 | 17:05 | 女子 | 100mH | 1種目 | |
23:30 | 17:30 | 男子 | 走幅跳 | 2種目 | |
0:15 | 18:15 | 女子 | 走高跳 | 2種目 | |
0:50 | 18:50 | 男子 | 砲丸投 | 3種目 | |
2:30 | 20:30 | 女子 | 砲丸投 | 3種目 | |
2:40 | 20:40 | 男子 | 走高跳 | 4種目 | |
3:50 | 21:50 | 女子 | 200m | 4種目 | |
5:15 | 23:15 | 男子 | 400m | 5種目 |
6日目のみどころ
6日目は正直言ってあまり魅力的な種目がありません。ただ、そんななかで110mHには注目です。準決勝と決勝が同日に行われ、ここに日本人選手が残ることができれば日本陸上界にとって歴史的な日になるでしょう。
大会7日目(10/3深夜)
7日目 | 日本時間 | 現地時間 | 男女 | 種目 | ラウンド |
トラック | |||||
4:00 | 22:00 | 男子 | 1500m | 予選 | |
5:00 | 23:00 | 女子 | 1500m | 準決勝 | |
5:50 | 23:50 | 女子 | 400m | 決勝 | |
フィールド | |||||
22:40 | 16:40 | 女子 | 三段跳 | 予選A+B | |
1:20 | 19:20 | 男子 | 砲丸投 | 予選A+B | |
4:35 | 22:35 | 女子 | 砲丸投 | 決勝 | |
混成 | |||||
22:35 | 16:35 | 男子 | 110mH | 6種目 | |
23:30 | 17:30 | 男子A | 円盤投 | 7種目 | |
0:15 | 18:15 | 女子 | 走幅跳 | 5種目 | |
0:35 | 18:35 | 男子B | 円盤投 | 7種目 | |
1:05 | 19:05 | 男子A | 棒高跳 | 8種目 | |
2:05 | 20:05 | 男子B | 棒高跳 | 8種目 | |
2:10 | 20:10 | 女子 | やり投 | 6種目 | |
4:05 | 22:05 | 男子A | やり投 | 9種目 | |
5:10 | 23:10 | 男子B | やり投 | 9種目 | |
6:05 | 0:05 | 女子 | 800m | 7種目 | |
6:15 | 0:15 | 男子 | 1500m | 10種目 |
7日目のみどころ
3日目どうよう妙に開催種目の少ない7日目。
連日の徹夜で疲れているでしょうから寝るならここです。
大会8日目(10/4深夜)
8日目 | 日本時間 | 現地時間 | 男女 | 種目 | ラウンド |
トラック | |||||
2:10 | 20:10 | 男子 | 1500m | 準決勝 | |
2:40 | 20:40 | 女子 | 4×100mR | 予選 | |
3:05 | 21:05 | 男子 | 4×100mR | 予選 | |
3:30 | 21:30 | 女子 | 400mH | 決勝 | |
3:45 | 21:45 | 男子 | 3000mSC | 決勝 | |
4:20 | 22:20 | 男子 | 400m | 決勝 | |
フィールド | |||||
2:15 | 20:15 | 男子 | 走高跳 | 決勝 | |
3:00 | 21:00 | 女子 | 円盤投 | 決勝 |
8日目のみどころ
種目はすくないながらもここまでくるとほとんどが決勝種目になりますので、全部注目と言えば注目です。
日本人としてはやはり4継の予選がありますので、ここは絶対に見逃せません。優勝候補でもある日本のリレーチームですが、世界リレーではまさかのバトンミスで失格という結果でした。それ以来の国際大会でのリレーとなります。
また、女子400mHは地味ですが(失礼!)今季16年ぶりにアメリカのダリア・ムハンマドが世界記録を更新しています。ムハンマドはリオで金メダルを獲得した選手ですが、世陸ではモスクワとロンドンで2位に終わっています。いよいよ世陸でも優勝なるか?
フィールドでは男子走高跳の決勝です。ほぼ地元開催となるバーレーンのバーシムの調子がどうなのか?そして日本の戸邉、衛藤の2選手の上位入賞あるいはメダル獲得なるのか?
大会9日目(10/5深夜)
9日目 | 日本時間 | 現地時間 | 男女 | 種目 | ラウンド |
トラック | |||||
23:15 | 17:15 | 女子 | 100mH | 予選A | |
1:55 | 19:55 | 女子 | 4×400mR | 予選 | |
2:25 | 20:25 | 男子 | 4×400mR | 予選 | |
2:55 | 20:55 | 女子 | 1500m | 決勝 | |
3:35 | 21:35 | 女子 | 5000m | 決勝 | |
4:05 | 22:05 | 女子 | 4×100mR | 決勝 | |
4:15 | 22:15 | 男子 | 4×100mR | 決勝 | |
フィールド | |||||
22:30 | 16:30 | 男子 | やり投 | 予選A | |
23:50 | 17:50 | 女子 | 走幅跳 | 予選A+B | |
0:00 | 18:00 | 男子 | やり投 | 予選B | |
2:05 | 20:05 | 男子 | 砲丸投 | 決勝 | |
2:35 | 20:35 | 女子 | 三段跳 | 決勝 | |
ロード | |||||
5:59 | 23:59 | 男子 | マラソン | 決勝 |
9日目のみどころ
ほぼおしまいに差し掛かっている9日目ですが、いよいよ男子4継の決勝が行われます。土曜深夜ですので、日曜の朝はこの話題で持ちきりでしょう。
こんなの絶対に生でみなければいけないやつです。歴代最強メンバーの日本代表が金メダルを獲得する可能性があります!!
大会10日目(10/6深夜)
10日目 | 日本時間 | 現地時間 | 男女 | 種目 | ラウンド |
トラック | |||||
1:05 | 19:05 | 女子 | 100mH | 準決勝 | |
1:40 | 19:40 | 男子 | 1500m | 決勝 | |
2:00 | 20:00 | 男子 | 10000m | 決勝 | |
2:50 | 20:50 | 女子 | 100mH | 決勝 | |
3:15 | 21:15 | 女子 | 4×400mR | 決勝 | |
3:30 | 21:30 | 男子 | 4×400mR | 決勝 | |
フィールド | |||||
1:15 | 19:15 | 女子 | 走幅跳 | 決勝 | |
1:55 | 19:55 | 男子 | やり投 | 決勝 |
10日目のみどころ
ここまでくると織田裕二とお別れするのがさびしくて終わってないのに織田ロスにかかっていることでしょう。
競技はもう全部決勝なのでどれ一つとして見逃していいものはありません。翌日は日曜なので世陸のことだけ考えて夜更かししましょう。
最大のみどころはエンディングで織田裕二が『それではみなさん、次はユージーンでお会いしましょう!!』って言って締めたあとにAll my treasuresにのせて流れる大会ダイジェストです。
1日目がこれほど昔のことに思える瞬間はありません。大会を通して観た人もそうでない人も、今大会の名シーンに胸が熱くなることでしょう。
男子の短距離と跳躍についてはもっとこまかいことをまとめていますのでそちらをみて頂けると世陸ドーハが3倍楽しめるはずです!!
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