MGCファイナルチャレンジの結果と状況まとめ!!
マラソンの東京五輪代表を決めるためのシステムであるMGC。
当ブログは基本的には長距離関連はノータッチなのですが、MGCは予選段階ではちょっとだけ触れていました。
MGC本戦は無視していたのですが、いよいよファイナルチャレンジが大詰めとなりおもしろくなってきましたのでMGCファイナルチャレンジについてご紹介。
今回は
MGCファイナルチャレンジの結果まとめ
として、ファイナルチャレンジの結果を順次更新して行こうかと思います。
現在、男女ともに全3戦のうち、男子1戦女子2戦が終了しています。
MGCファイナルチャレンジがなにかと言うのは以前の記事をご参照あれ↓
MGCファイナルチャレンジの結果まとめ
男女別でファイナルチャレンジの結果をまとめてご紹介。
残り1枠はMGCファイナルチャレンジで設定記録を上回った選手のうち最も速かった選手を選ぶ。もしここで設定記録を上回る選手がいなかった場合にはMGC本戦の3着の選手が代表権を獲得することとなる。
設定記録はMGC期間中にマークされた大迫傑の2時間5分50秒と松田瑞生の2時間22分23秒よりそれぞれ1兆速いタイムに設定され、男子は日本記録更新となる2時間5分49秒で厳しいが、女子はファイナルチャレンジで突破される可能性が高い。
MGC本戦の3着は男子が大迫傑、女子が小原怜だったため、設定を上回る選手が出なければこの両選手が代表となる。
男子の対象大会:
第73回福岡国際マラソン(2019年12月1日)
東京マラソン2020(2020年3月1日)
第75回びわ湖毎日マラソン(2020年3月6日)
女子の対象大会:
第5回さいたま国際マラソン(2019年12月8日)
第39回大阪国際女子マラソン(2020年1月26日)
名古屋ウィメンズマラソン2020(2020年3月8日)
ファイナルチャレンジでの代表権獲得の条件:
設定記録を上回り、最も速いタイムを出した選手1人が代表に内定。
設定記録は男子が2時間05分49秒、女子が2時間22分22秒。
1月26日時点での最高記録:
男子:藤本 拓 2:09:36(福岡、設定未突破)
女子:松田瑞生 2:21:47(大阪国際、設定突破)
大阪国際女子マラソンで状況が変わった
設定記録は2時間22分22秒である。
大阪国際女子マラソンにはMGC本戦で3位だった小原怜が出場した。
また、MGC本戦では3着の小原に45秒遅れの2:29:51秒で4着だった松田瑞生も出場し、直接対決の様相を呈した。松田はMGC期間中に最速の2:22:23をマークしていただけに、ここで設定記録を上回る可能性は十分。
MGCファイナルチャレンジで設定記録を上回る選手が出なかった場合は小原が代表となるが、小原は結果待ちではなくファイナルチャレンジで設定記録を上回って代表入りを確実にしたいところ。記録・実績的にその最大のライバルが松田だ。
結果、松田瑞生が設定記録を上回る2:21:47をマークした。
設定記録を上回ったため暫定的な代表の権利が松田に移り、それまで暫定的に代表権を持っていた小原が代表に入るためには、残る名古屋ウィメンズマラソンで2:21:46以上で走らなければならなくなり、かなり厳しい状況となった。
設定記録であった2:22:22は2019年の日本女子最高記録であり、残る1レースでこの記録を上回る選手が出る可能性は高くない。松田もレース後のインタビューで『これ以上の記録は多分出ない』と言っており、松田の代表入りがかなり濃厚な状況だ。
1月26日時点でのMGCファイナルチャレンジの状況
男子は1大会、女子は2大会が終了している。
男子の状況:
福岡国際で藤本拓がマークした2:09:36が最高記録となっており、これは設定記録を突破していないない。
あと2戦残っていますが、このままだとMGC3着の大迫傑が代表になります。
女子の状況:
さいたま国際、大阪国際が終わったため、残るは3月8日の名古屋ウィメンズマラソンのみ。
大阪国際で松田瑞生が設定記録を上回る2:21:47をマークしたため、このままだと松田瑞生が代表になります。
男子は東京マラソンに大本命となる現日本記録保持者の大迫傑、元日本記録保持者の設楽悠太の両選手が出場することが発表されました。
現在は大迫が暫定代表であるものの、このレースで設楽が日本記録を出して優勝すれば3枠目は設楽に移る。
また、MGC出場30選手のうち16選手がエントリーしており、レース自体も盛り上がりそう。
現状はこんな感じです。
状況が変わったらまた更新しようかと思っています。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません