【MGC】東京マラソン2020のザックリした展望。東京五輪の男子マラソン代表は誰になる?

MGCファイナルチャレンジの状況

新型コロナの影響で一般ランナーのレースは中止となり、エリートランナーだけで行われることになった20年の東京マラソン。
参加費がどうこう話題になっていますがそれは置いておいて、トップ選手たちのレースをザックリ紹介。

今回は
男子マラソン代表が決まる東京マラソンを展望
MGCファイナルチャレンジの1つであるこのレース。東京は高速コースであるだけに設定記録を上回る可能性が一番高い大会と言えます。
既に本戦で中村匠吾(富士通)と服部勇馬(トヨタ自動車)の2名が決まっており、残る1枠をかけた争いが今大会のトピックです。

 

 

 

東京マラソン2020の展望

東京マラソンは2017年からコースが変更になっています。
2018年には設楽選手によって2時間6分11秒という当時日本記録がマークされるなど、高速レースとして認知される大会となりました。
昨年の優勝記録は雨にもかかわらず2時間4分48と、記録の出やすいコースであることがわかります。
2020年大会には昨年優勝のビルハヌ・レゲセ(エチオピア)をはじめ、2時間5分を切る選手が7人も招待されています。

海外招待選手(11人)

選手 国籍 PB 備考
ビルハヌ・
レゲセ
エチオピア 2:02:48 昨年優勝
世界歴代3位
ゲタネ・
モラ
エチオピア 2:03:34 世界歴代9位
シサイ・
レマ
エチオピア 2:03:36 世界歴代10位
アセファ・
メングストゥ
エチオピア 2:04:06  
ディクソン・
チュンバ
ケニア 2:04:32  
ハイレ・
レミ
エチオピア 2:04:33  
エルハサン・
エルアバシ
バーレーン 2:04:43 世陸ドーハ7位
タイタス・
エキル
ケニア 2:04:46  
アモス・
キプルト
ケニア 2:05:43  
ビダン・
カロキ
ケニア 2:05:53  
バシル・
アブディ
ベルギー 2:06:14  

日本記録は2時間5分50秒ですので、レース自体は海外招待選手が中心となると思われます。場合によっては2分台で決着する可能性もあり、天候次第では超高速レースとなるかも。
そして今大会はMGCの選考レースとして、五輪代表を狙う日本人選手は日本記録更新を最低目標として走らざるを得ないという状況もあります。
世界トップクラスの走力を持つ海外勢に日本人選手がどこまで杭付いていけるのか?というのも今大会のみどころでしょう。

世界トップレベルの走りがみられるぞ!!

海外招待選手のメンツはかなりのものです。
ビルハヌ・レゲセ世界歴代3位ゲタネ・モラ世界歴代9位シサイ・レマ世界歴代10位の記録を持つ選手。
マラソン選手はみんなエチオピア人で区別が付かない(失礼!!)しマラソン走ってる市民ランナーはトップ選手に興味がないので全く話題になりませんが、これだけの選手を集められる東京マラソンは実はとんでもない大会なのです。

世界歴代3位9位10位っていうと100mで言えばヨハン・ブレークスティーブ・マリングスリチャード・トンプソンです。マリングスはドーピングで追放されていてほとんどの人が知らないと思いますので、世界歴代8位のモーリス・グリーンくらいの選手だと思って下さい。
東京でブレークグリーンが走るなんてなったら日本の陸上ファンは競技場に押し掛けることでしょう。そもそもファンがいませんが。

この招待選手うちどれだけの選手が当日走るのかはわかりませんが、このメンバーのなかで日本人選手が勝てれば東京五輪でも期待が出来ると思います。

 

MGC~東京五輪の3枠目は?~

東京五輪の選考レースでもある東京マラソン。今回は優勝よりもだれが3枠目に入るのかが注目されるレースになるでしょう。

日本記録が出なければ大迫選手が代表に近づく

東京五輪の代表2枠はすでにMGC本戦で決定しています。
3枠目は東京マラソンかびわ湖毎日にマラソンで設定記録である2時間5分49秒を上回ったうち一番速かった選手、それがいなければMGC本戦で3位だった大迫選手となります。

設定記録の2時間5分49秒は日本記録であり、大迫選手以外がここで日本記録を出して日本人トップなら代表に入れるというわかりやすい構図。

大迫vs設楽

今大会、代表権片手が届いている大迫選手がエントリーしています。大迫選手は他の選手が日本記録を更新した場合にだけ代表から落ちるという有利な状況であるにもかかわらずこの大会への出走を決めました。現日本記録保持者の大迫選手は優勝候補筆頭と言えましょう。
これに対抗するのは設楽悠太選手。前日本記録保持者であり、東京マラソンで設定記録を上回る可能性が一番高い選手です。

大迫、設楽の2選手の直接対決が今大会の注目ポイントです。

設楽
選手は2018年にこの大会で2時間6分11秒という当時の日本記録をマークしているだけに、今大会でもハイペースのレースを展開して代表権をとるためのレースをすることは間違いありません。
MGC本戦では序盤から飛ばす大逃げの展開でリードしたものの、終盤で失速して14位となった経験があるだけに、今回はリードを保つことができるのか?それともやっぱりハイペースに対応できずに終わるのか?
また、これに他の選手がどこまでついていけるのか?というのもみどころでしょう。

大迫選手と設楽選手を中心としたレースのなかで各選手が牽制してバテるのか、それとも引っ張りあってとんでもない記録が生まれるのか。
代表争いは一筋縄ではいかなそう。






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