【2020年版】初心者向けのスパイクはどれがいい?オススメの選び方

初心者スパイクのオススメ

近年陸上のスパイクの進化は目を見張るものがあり、ついにはアシックスからピンのないスパイクまで発売されました。陸上上級者ともなるとそれぞれにスパイクの好みがあり、個性的なスパイクをカッコ良く履きこなしています。
しかし、初心者向けのスパイクは個性がイマイチはっきりしないためどれを選べばいいのかわかりにくい。一見すると同じようにみえる初心者向けスパイクでも、よーく見るとそれぞれにコンセプトがあって個性が違うのです。

今回は
【2020年版】初心者向けスパイクはどれがいい?
をご紹介。
五輪イヤーでもあった2020年シーズンに投入されている初心者向けスパイクをどう選べばいいのか紹介して行きます。

 

 

初心者向けスパイクは9種類もある!!

2020年ではミズノが3種類、アシックスが6種類(!?)のスパイクを初心者向けとしてラインナップしています。
ミズノ:
ブレイブウイングFX(オールラウンド)
シティウスウイングFX(オールラウンド)
ジオバーサス(短距離)

アシックス:
エフォートMK(オールラウンド)
ヒートフラットFR7(オールラウンド)
ヒートスプリントFR8(短距離・オールラウンド)
ハイパースプリント7(短距離)
ハイパーMD7(中距離)
ハイパーLD6(長距離)

オールラウンド短距離以外の跳躍種目での使用にも対応しているモデルで、ミズノもアシックスも2種類をラインナップしています。ヒートスプリントは短距離よりのオールラウンドモデル。
ジオバーサス(ミズノ)とハイパースプリント(アシックス)は短距離に特化したモデルで、オールラウンドモデルよりもワンランク上のレベルを想定しています。
ハイパーMDは中距離を、ハイパーLDは長距離を想定したモデルで、ミズノではこれに相当するのはジオスパートMDとLDというモデルですが、中級者向けとしてラインナップされていますので今回はカウントしませんでした。
9種類あるので迷うところですが、まずは自分の種目を考えれば2つか3つに絞りこめます。

短距離に決めているならジオバーサスかハイパースプリントを選ぶのがオススメ!!

もしあなたがすでに短距離をやるときめているのであれば、ジオサーバスハイパースプリントを選ぶべきです。どちらも短距離で使いやすいようなピン配置がされており、重心移動や反発を使った走りを身に付けるための最初の1足に最適です
両者に共通するのは『走りやすい』『軽い』といった陸上のスパイクに欠かせない要素がちゃんとクリアされていること。他の初心者用スパイクは速く走るためというよりもスパイクに慣れるためのスパイクというイメージですが、ジオバーサスとハイパースプリントは陸上スパイクとして最低限の性能を持っています
怪我が気になる人もいると思いますが、ジオバーサスとハイパースプリントはどちらも『初心者向け』に設計されているため、短距離に特化しているとはいっても怪我のリスクを減らすような構造になっています
競技場での使用が主であればオールラウンドモデルよりも短距離に特化したモデルの方が走りやすいと思います
また、もっと入門モデルであってもスパイクというものはどれも負荷が高いので怪我のリスクがあります。中学生までならできれば学校での練習ではシューズを使い、週末の競技場練習でだけスパイクを履くというようなシューズとスパイクの使い分けをするようにしましょう。

ジオバーサスFX(ミズノ)

定価¥19,250(税込)

[ミズノ]ジオバーサス FX
注意すべきはオールウェザー専用であること。このスパイクは土では使えません。実際のところ土でも使おうと思えば使えますが、あんまりメリットはないと思います。
固定ピン6本に取り換えピン3本で、ピン配置は中級者向けのジオサイレンサーと同じです。ジオバーサスを1足目として2足目以降の中級者向けにスムーズにステップアップできるように作られていることがわかります。
初心者向けスパイクではオールウェザー専用は珍しいのですが、専用にすることによってスパイク自体の強度が必要なくなるので屈曲性が良くなっているのが最大の特徴です。初心者用とは思えないほど屈曲性が良いため、他のスパイクと比べるとその走りやすさは別格ですあと軽い。
陸上で速く走るためにこれから先絶対に必要になってくる『接地感覚』をスポイルしないスパイクとしてはこれがスタートラインだと思います。他の初心者用スパイクではこの接地感覚は得られません。

ハイパースプリント7

定価¥ 15,180 (税込)

[アシックス] HYPERSPRINT 7
カッコいいのでパっと見では初心者向けにみえないけど土でも使える兼用スパイク。どうしても土で使いたいのであればジオバーサスではなくこちらを選んだほうが良いと思います。
兼用スパイクではあるものの全体に軟らかくできているため、ジオバーサスと同じように『接地感覚』を使って走ることが出来るスパイクです。
ピンは5本で外周に配置されている特徴的な配置になっています。このピン配置は現行のアシックスの上級者向けモデルであるジェットスプリントにも通ずるモノがあり、ピンの台座がないおかげで前足部の屈曲が良くなっています。かつて一世を風靡したナイキのズームセラーと言うスパイクもこれに近いものがありました。
プレートはグニャグニャなので反発はほぼありませんが、今風の重心移動系の走りができるスパイクです。見た目とは裏腹にクッションもフカフカに入っているので足への負担も少なくこれ1足で練習から試合まで使えるでしょう

 

 

右も左もわからない初めての1足ならオールラウンドがオススメ!!

最初はみんなオールラウンドの初心者向けモデルからスタートします。トップ選手でも最初はオールラウンドを履いていたという選手は非常に多い。初心者ならとにかくオールラウンドを買っておけば間違いなし!!
そのうちもっと良いスパイクが欲しくなるので、その時がきたらオールウェザー専用の中級者向けスパイうを買いましょう。
スパイクに慣れるためのスパイクというイメージで、オールラウンドスパイクは足への負担が少ないように設計されています。スパイクを履いたことがない人はまずはオールラウンドを選んで体を慣れさせるようにしましょう。
価格が非常に安いのも魅力!!陸上を長く続けるにしても将来話のネタになるので買って損はありません。

ブレイブウイングFX

定価¥11,000(税込)

[ミズノ] ブレイブウィング FX
ミズノのエントリーモデル。土で走るのであればこれで十分。かかとが平らでゴムが張ってあるため非常に耐久性が高いのが特徴で、軽さはもあまり考えられていない。幅跳びなどの跳躍種目にも対応している
アッパーは緩く作ってあるので足への負担は非常に軽く、その緩さは靴紐を解かなくても脱ぎ履きができてしまうほど。プレートはピンを固定する為と小石などを踏んでも大丈夫なように硬く分厚く作られているため、いわゆる反発はほぼない。

エフォートMK

定価¥10,230 (税込)

[アシックス] EFFORT MK
アシックスのエントリーモデルで、作りや性能はミズノのブレイブウイングほぼ同じ。
最初の1足をミズノにするかアシックスにするかは、この先ミズノ派になるかアシックス派になるかの分かれ道になるかもしれません。私は最初にミズノだったのでその後もずっとミズノでした。
シェアはどうやらエフォートの方が高そうな感じがしますが、好きなメーカーの方を選べばいいと思います。

シティウスウイングFX

定価¥14,850(税込)

[ミズノ] シティウスウィング FX
ブレイブウイングやエフォートよりもちょっとだけ、本当にちょっとだけ短距離に寄せたモデル。ほとんど一緒だけどベルトがついたりちょっとだけ軽量になっていたりかかとが若干丸くなっていたりしてブレや抵抗を減らしている。
正直言って走った感じはブレイブウイングと全く変わらないので安い方か好きな方を選べば大丈夫。かかとは丸くなっているものの、これで跳躍をやっても全く問題はない。むしろベルトがある分こっちの方が跳びやすいかも。

ヒートフラットFR7

定価¥13,750 (税込)

[アシックス] HEATFLAT FR 7
ミズノでいうシティウスウイングにあたるのがこのヒートフラットです
アシックスにはエフォートの他にこのヒートフラットとヒートスプリントという同じようなモデルがあります。位置付け的にはエフォートがエントリーモデル。ヒートフラットとヒートスプリントがちょっとだけ上のモデルです。
ヒートフラットはかかとが平らなモデルで、エフォートの上位互換といえるモデルです。とはいえ、エフォートとの違いは素材に高反発なものを使っていたり、ピンの配置が若干違うという程度なので履いた感じはほぼ一緒。もちろん跳躍でも使える。

ヒートスプリントFR8

定価¥15,400 (税込)

[アシックス] HEATSPRINT FR 8
エフォートよりちょっと軽くてちょっと良い素材を使っているモデル。かかとに丸みがついているのはブレイブウイングと同様で、ヒートフラットの短距離向けバージョンと考えて良い。
一応ラインナップ上の住み分けはしているもののエフォート、ヒートフラットと比べてもほぼ差はないといっていいレベルなので見た目で選んでいいと思う。

 

幅跳びもやるならブレイブウイングかエフォート!!


[ミズノ] ブレイブウィング FX

[アシックス] EFFORT MK
ミズノとアシックスのエントリーモデルであるブレイブウイングとエフォートですが、かかと部分がゴム底になっているのが他のモデルと大きく違う点。そのおかげで耐久性は全スパイクで最強クラス。どれだけこすっても削れることはありません。
お店の人に聞いても『跳躍もやるなら平らな方が良い』と言うはずです。かかとが丸くなっているのはブレイブウイングエフォートヒートフラットの3モデルですので、この3つから選ぶのがベターです。あえてヒートフラットを選ぶ理由もないと思います。
実際にはシティウスウイングヒートスリントくらいの丸さであれば幅跳びで使っても全く問題はありませんが、あえて丸いものを選ぶ必要もありません。エフォートで十分。

ブレイブウイングとエフォートは耐久性もすごい

土のグラウンドでの使用がメインであれば耐久性の高さは重要な要素!!
土で使うならブレイブウイングとエフォート以外を選ぶ必要はないと言っていいでしょう!!
エフォートとブレイブウイングはがゴムになっているなど耐久性に関しては全スパイク最強クラスです。かかとを踏みつぶすような使い方をしても型崩れしないし、長いピンを付けて土の上を走ってもビクともしません。ちょっとくらいピンが刺さってもアッパーが破けることもなかなかありません。

 

 

 

 

初心者用スパイクはアシックスが充実していますが、実際にはどれを買ってもほとんど同じです。ハイパースプリントとジオバーサスだけはちょっと毛色が違うので、競技場での使用がメインであればこの2つを買うのがオススメ。
もし土でも使いたいのであれば耐久性が高いブレイブウイングかエフォートが最適でしょう。






Twitterで更新をお知らせしています↓