アシックスからカーボン搭載のピンレス長距離シューズ『 LD 0』が出るぞ!!
アシックスはピンレスの短距離スパイクである『メタスプリント』を市販化して話題となりましたが、今度は長距離用のピンレススパイクを発表!!
その名も
『METASPEED LD 0』
今回はこのLD 0が出ることについて紹介していきます!!
METASPEED LD 0が7月2日から数量限定で発売!!
ピンレスのメタスプリントが市販化されて短距離界では大きな話題となりましたが、今度はピンレスの長距離スパイクが出てきました。
それが『METASPEED LD 0(メタスピードエルディーゼロ)』です。
引用:アシックスHP
『METASPEED LD 0』は5000m、1万mをメインターゲットに開発された長距離トラック種目用のシューズで、中足部からはミッドソールに隠れて見えないもののフルレングスのカーボンプレートが搭載されています。
反発素材にはアシックスの軽量フォーム材の中で最も優れた反発性をもつ『FF BLAST TURBO』が使われており、軽量ながら高い衝撃吸収性と反発力を発揮し、ストライドを伸ばすための設計がされています。
アッパーは最近のアシックスに多く採用されている『HL-0 MESH』で、このアッパーはフィット感に定評があるので現状では最適な形状と言えるでしょう。
そして最大の特徴は突起のついたピンレスカーボンプレートでしょう。前足部はアウトソールとして機能し、着地以降はミッドソールに挟まれたプレートが効果的に推進力を発揮するとのこと。
そんな感じで、現状のアシックスの最新技術を思いっきりブチ込んだ感じのシューズがでてきたわけで、東京五輪ではどれだけの選手が着用するのかにも注目だ!!
25mm以下のスパイクレスシューズ
このシューズの誕生にはルール改正が大きくかかわっています。
現在のトラック種目は短距離は20mm以下、800m以上は25mm以下のシューズでなければ使用できません。そのため、多くのランニングシューズがトラック競技では使用できない状態となっています。
そんなわけで、ミッドソールに高反発素材を多用したことで軽量でありながら高反発を実現して現代ロードレース界を席巻しているいわゆる『厚底シューズ』がトラックレースでは使えなくなっています。
そして、従来のトラックスパイクは超軽量シューズをベースにしてピンを付けたものがほとんどでした。
そこで出てきたのが今回の『METASPEED LD 0』なのです。
『METASPEED LD 0』は25mm以下でありながら、従来のスパイクからすればミッドソールの厚さは約2倍になっています。
厚さを25mm以下に抑えながらも厚底シューズのノウハウを投入し、反発性を高めたモデルとなっているのです。
サイズ展開は27~28.5のみ!!
プロトタイプ的なシューズであるためメーカーも量産を想定していないのでしょう。サイズ展開は27~28.5cmのみとかなり狭い!!
大柄な選手であれば問題ないでしょうが、170cm以下の選手だと足のサイズも27より小さそうなものですが…
なんていうか、28.5よりも26.5のほうが需要ありそう。そのあたりは日本ではなく海外の選手を想定しているのでしょうか?
お値段なんと27,500円!?
近年の厚底ブームによってランニングシューズの相場もぐんぐんあがり、かつての倍くらいするシューズもたくさん売られるようになりました。
今回の『METASPEED LD 0』のお値段は27,500円(税込み)!!
メタスプリントも4万円くらいするわけですからむしろやすいとも言えますが、どうなんでしょう。
スパイクとして考えれば特別高くもないのか?
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