【2022】陸上東京選手権が新国立で開催!!全国からエントリーできる予定!
陸上競技の聖地と言えば…まあ、新国立ってことでいいでしょう!!
とはいえ、東京の大きな大会っていうのは駒沢の競技場が会場になることが多いため、東京の人でもなかなか国立で走る機会はありません。昔の国立ですら会場になる大会といえば関東インカレと日本選手権くらいでした。
日本選手権は一般人には無縁だし、関東インカレもいつしか日産やら相模原GIONやらになってしまったため、国立は普通の人が走れる場所ではない感じに。
なんと2022年の東京選手権の会場が国立競技場になりました!!
日程は4月30日(土)~5月2日(月)の予定。
なんで?って感じはしますが、一般人でもオリンピックで世界新記録も出た高速トラックで走ることができるチャンス!!
標準突破すれば国立で走れる!?
今回、国立での開催がアナウンスされた『東京選手権』ですが、いわゆる県選手権の東京版で、例によって標準を突破していればエントリーできる大会です。つまり、一部トップ選手だけでなく、一般の選手であっても頑張れば出られる大会。
管理人も高校の時に初めて出た大きな大会はこの東京選手権だったと思います。ちなみに管理人は入賞したので東京選手権の賞状を持っています。
東京選手権というのはなぜか上の大会である『関東選手権』につながっていないため、エントリーする選手があまり多くなく、ほかの県選手権とくらべるとあんまり出る意味がないというか…
また、ゴールデンウィーク開催というのもあってかかつてはレベル自体も上位の一部選手以外はそれほど高くなく、関カレ2部くらいのレベルの大会でした。最近はちょっとレベルが上がってきた感じはします。
誰でも出られる!?東京選手権に出るための標準記録はどれくらい?
東京選手権は誰でもエントリーできます!!標準さえ切っていればですが。
で、去年(2021年)の東京選手権の標準はこんな感じ↓
2021年の東京選手権標準(一部省略) | ||||
男子 |
女子 | |||
種目 | 他府県登録 | 東京登録 | 他府県登録 | 東京登録 |
100m | 10”55 | 11”00 | 12”10 | 12”50 |
200m | 21”50 | 22”00 | 25”00 | 26”00 |
400m | 48”50 | 50”00 | 56”00 | 60”00 |
800m | 1’52”00 | 1’56”00 | 2’13”00 | 2’24”00 |
1500m | 3’50”00 | 4’00”00 | 4’38”00 | 4’50”00 |
5000m | 14’30”00 | 17’30”00 | ||
10000m | 32’00”00 | 36’00”00 | ||
ハードル | 14”60 | 15”65 | 14”50 | 15”50 |
400mH | 53”30 | 55”30 | 1’01”00 | 1’06”00 |
3000mSC | 9’40”00 | 10’00”00 | 12’30”00 | 13’30”00 |
走高跳 | 2m10 | 2m00 | 1m65 | 1m58 |
棒高跳 | 4m60 | 4m30 | 3m20 | 2m70 |
走幅跳 | 7m25 | 6m80 | 5m65 | 5m35 |
三段跳 | 15m00 | 13mm75 | 11m40 | 10m60 |
砲丸投 | 16m00 | 12m50 | 10m90 | 9m40 |
円盤投 | 50m00 | 35m00 | 46m00 | 28m00 |
ハンマー投 | 44m00 | 35m00 | 28m00 | 20m00 |
やり投 | 59m00 | 51m00 | 41m00 | 35m50 |
混成 | 7000 | 5500 | 4900 | 4200 |
(2019年4月1日から2021年3月21日の記録が有効) |
他府県登録者の標準と東京登録者の標準が分かれているため、東京登録の選手のほうが出やすいようになっています。
感覚としては、他府県登録者は日本選手権を目指すガチレベル、登録者なら高校で県上位レベルなら出られる印象。他府県登録で出場している選手は全国的に名前が知られている選手がほとんどで、他府県からだとかなり本気でやっていないと厳しいと思います。
また、趣味プラスアルファでやっている東京登録の社会人なら東京選手権出場が目標として最適だと思います。管理人も復帰の時に東京選手権くらい出たいなぁっと思いましたが、それなりの理屈をもってちゃんとがっつり本気で練習しないと無理なレベルです。
ただ、注意なのはこれが3月21日までにマークされた記録でないと有効ではありません。実質的には、前年のシーズンでの記録で申し込む感じ。4月にいくらいい記録を出してもダメ!!
国立のスタンドで観戦できるチャンス!?
まだどうなるかはわかりませんが、無観客開催にならなければ新国立のスタンドで観戦できるかもしれません!!
従来の東京選手権なら観戦は当然無料でスタンドは自由に入れたので、コロナがある程度収束していればスタンドも解放されるかも!?
素人が走ってるのを見て楽しいのか?っていう問題はありますが、中にはトップ選手もいるだろうし、国立で走れるならと全国の猛者が集う可能性もあるので陸上経験者なら楽しめるかも。たぶんユーチューバーとかもいっぱいいます。
東京五輪は無観客となって惜しい思いをした人も多かったと思うので、せっかくなので思い出にスタンドに入ってみるのもいいかも。すべてはコロナ次第です。
プロをみたいなら翌週のゴールデングランプリがおすすめ
東京選手権の翌週…
5月8日(日)には国立でゴールデングランプリが開催予定!!
こちらは有料の大会なので入場にお金がかかりますが、プロレベルの試合なので試合自体はこちらのほうがおもしろいかもしれません。
ただ、レース数が少ないので現地で見ても結構暇だとは思います。
国立のタータンは新しいのでもしかすると9秒台レースや日本記録誕生の瞬間がみられるかも!?
いまから頑張れば国立で走れるかも!頑張れ!!
今回は4月30日(土)~5月2日(月)の日程で開催予定の第85回東京陸上競技選手権大会が新国立での開催に決まったお話でした。
東京選手権はプロの試合ではなく、一般の競技者であってもそれなりのレベルであれば出場することができる大会です。
いま、あなたがそこそこ頑張って練習しているのであれば、ゴールデンウィークに国立で走ることを目標にして東京選手権の標準突破を目指すのもいいでしょう。
ただ、昨年で標準突破していないと3月中旬までに標準突破が求められますので初戦でいきなり前回が必要なので実際にはちょっと厳しいです。2021年はコロナもあってあまり大会に出ていないかもしれませんが、東京選手権が国立と知っていればもうちょっと頑張った人もいるかも?
ともあれ、東京五輪では無観客となって入ることができなかった新国立のスタンドに入る最初のチャンスはこの東京選手権です!
一般人の大会ではありますが、有観客開催となった際にはたぶん無料なので観戦に行くのもいいでしょう。プロの試合が見たいなら翌週のゴールデングランプリ!!
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