【世陸】オレゴン大会の『参加標準記録』と標準突破者

2022年世陸オレゴン大会, 五輪・世陸, 陸上知識八百万

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世界陸上オレゴン大会が2022年7月15~24日の日程で開催されます。
世陸は本来ならば2年に1度のため2021年の開催予定だったのですが、コロナの影響で五輪が伸びたため今大会も1年延期されました。ちなみに前回大会は2019年のドーハ大会。
で、世陸に出場する為には『参加標準記録』を突破することがひとつの条件となります。

ってことで今回は
世陸オレゴン大会の『参加標準記録』
をご紹介します。
従来は標準さえ突破すれば出られたのですが、最近はランキングによる選出もあるので実際の出場資格者が誰になるかはややこしい。
とはいえ、『参加標準』を突破することが世陸出場の第一条件です!
参加標準がいくつかを知っておけば日本選手権の観戦もより楽しめるはず!!

 

 

世陸オレゴンの参加標準一覧

とにかく『参加標準記録』を見ておきましょう。

(今大会から50km競歩は35kmになったため、35kmの標準は50kmの記録でも有効です。)

参加資格は『標準突破』以外でも獲得できる!?

参加資格について、ややこしいのでざっくりとご紹介します。
・各国代表は3名まで(ワイルドカードがいれば4名まで)
・期間内に「標準突破」で参加資格ゲット
・指定大会の優勝者・上位者は参加資格ゲット
・ワイルドカード(前回大会優勝、ダイヤモンドリーグ総合優勝等)あり
・標準突破してなくてもランキング上位者は参加資格ゲット
これが世陸オレゴンに参加できる方法です。

簡単に言えば…
各国3名までの「標準突破者」、「大きい大会で優勝した人」は出られる。参加枠が埋まらなければランキングによって参加資格が与えられる。
ややこしい。
指定大会っていうのはエリア選手権プラチナラベルマラソン競技会で、エリア選手権(アジア選手権とか)は優勝者、マラソン競技会(東京マラソンも入ってる)は上位10名は標準と突破したってことになって参加資格が与えられます。

「ターゲットナンバー」まではランキングで出場できる

参加標準記録はかなり厳しめに設定されているのですが、それは『ターゲットナンバー』っていうのが採用されてるから。
ざっくりいえば、標準突破者が少ない場合でも参加人数分の枠まではランキング上位者から順に出場資格が与えられます。
つまり、標準を突破出来なくても参加資格が与えられる場合があるのです。
ちなみに今大会の男子100mのターゲットナンバーは48で、21年に10秒05を突破した選手は45名(期限外含む)しかいません。幅跳びなんか19人だけ。

ランキング上位者はエントリー終了後に追加になるのですが、ランキングを見ればだいたい誰が枠に入るかわかります。

資格の有効期限は去年の6月から!!

参加資格記録およびワールドランキング有効期間は…
・マラソン、35km競歩:2020年11月30日~2022年5月29日24:00までの18カ月間。
・10000m、20km競歩、リレー混成種目:2020年12月27日~2022年6月26日24:00までの18カ月間。
・その他の種目:2021年6月27日~2022年6月26日24:00までの12カ月間。

となっていて、注目すべきは『その他の種目』です。ほとんどの種目がこれに当たるのですが、なんとこれが21年6月27日以降の記録しか有効じゃないのです。
日本の感覚だと年度なので4月からだと思いがちですが、21年の日本選手権が6月24日〜27日の日程だったので、この時の記録は最終日以外は期限外なので使えません!
そんなことある!?

 

 

日本選手の標準突破者リスト

標準を突破している日本人選手は以下です↓(随時更新予定)

種目 選手 記録
男子    
5000m 遠藤日向 13:10.69
1万m 田澤廉 27:23.44
マラソン
(突破者は多数)
【代表】①鈴木健吾
【代表】②星岳
【代表】③西山雄介
(他多数が突破)
①2:04:56(JMCシリーズⅠチャンピオン)
②2:07:31
③2:07:47
3000mSC 三浦龍司 8:09.92
110mH 泉谷駿介 13.28
400mH 黒川和樹 48.90
20kmW

【代表】①池田向希
【代表】②高橋英輝
【代表】③住所大翔
【代表】④山西利和
(他5名が突破)
①1:18:53
②1:19:04
③1:20:14
④ワイルドカード
35kmW 【代表】①川野将虎
【代表】②松永大介
【代表】③野田明宏
【代表】④鈴木雄介
(他7名が突破)
①2:26:40
②2:27:09
③2:27:18
④ワイルドカード
女子
1500m 田中希実 3:59.19
5000m ①廣中璃梨佳
②萩谷楓
③田中希実
④木村友香
⑤佐藤早也伽
①14:52.84
②14:59.36
③14:59.93
④15:02.48
⑤15.08.72
1万m 【内定】①廣中璃梨佳
【内定】②五島莉乃
③不破聖衣来
④安藤友香
⑤小林成美
①31:00.71
②31:10.02
③30.45.21
④31:18.18
⑤31:22.34
マラソン 【代表】①一山麻緒
【代表】②松田瑞生
【代表】③新谷仁美
①2:21:02(JMCシリーズⅠチャンピオン)
②2:23:05
③2:21:17
20kmW 【代表】①藤井菜々子
【代表】②岡田久美子
①1:29:29
②1:29:31
35kmW 【代表】園田世玲奈 (2:45:48
     

マラソンと競歩は派遣設定記録が設定されています。
マラソン:(男子2:07.53、女子2:23.18)
20km競歩:(男子1:20.00、女子1:30.00)
35km競歩:(男子2:30.00、女子2:51.00
(50km競歩):(男子3:45.00、女子4:20.00)
で、マラソンはと競歩は他の種目に先立って代表が決まっています。
他の種目は日本選手権(6/9~12)が終わってから発表されます。エントリー締め切りは7/4。

 






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