陸上グッズをそろえよう

陸上グッズをそろえよう

陸上を始めようシリーズ第4回目です。
第1回:大人から始める陸上競技
第2回:大会に申し込もう
第3回:大会で走ろう
第4回:グッズをそろえよう
第5回:練習をしよう

前回は大会に出ましたのでもうあなたは陸上選手です。そうなったらあとはちょっとずつ道具をそろえていきましょう。ユニクロで走っても問題はありませんが、やっぱりそれっぽい格好をしているほうが気合いが入ります。そして金をかければかけるほど後戻りできなくなるので、そういう意味でもグッズをそろえていきましょう。

 

 

陸上グッズをそろえよう

基本的には
ウェア
ランニングシューズ
スパイク
これくらいしか買うものありません。

ウェア

陸上は基本的に何を着ても大丈夫ですが、陸上ウェアというものがあるので紹介します。ランパンとタイツは専用品の方が走りやすいですので1着は買いましょう。シャツはスポーツウェアだったらなんだっていいです。

タイツ(スパッツ)

もっこりしますがそんなこと誰も気にしません。最初は履くのに抵抗があるかもしれませんが慣れます。ショート、ハーフ、ミドル、7分丈、ロングなどが売られていますが7分丈は競技場ではあんまりみかけません。市民ランナーが履いてるようなサポーター機能付きのものは値段が高いのとゴワゴワで動きにくいので競技場で履いてる人はほぼいません。だいたいみんなアシックスかミズノの普通のやつ。
基本はショートかハーフで、寒くなるとみんなロングタイツになりますが、ロンタイで試合に出る人はいません。ロンタイは高いやつだと裏が起毛になっていたりする。
最初はとりあえずショート買っておけば間違いありません。基本は生履きかインナーを履きます。パンツの上に履くとモコモコで走りにくい。

   

ランニングパンツ(ランパン)

陸上の基本系のランニングパンツ。2重構造になっていて、インナーみたいなやつがついるので実はそれほどブラブラにならない。これも生かインナーを履きますがどっちでもいい。不安ならインナー履きましょう。女子はパンツの上に履けばいいけど男子はパンツの上に履くのはダメ。お尻がちょっと長くなっていたりして半ズボンっぽいやつもある。

  

ランニングシャツ(ランシャツ)

ユニフォームの上です。薄いしスースーなのでちょっと寒い。昔ながらの脇が大きくあいたタイプが基本ですが、最近は脇がきつくなっているピッタリタイプや袖があるタイプなどもあって種類はいろいろ。オーソドックスなタイプ以外はだいたいピッチリ系。
女子用は脇が狭くなっていてブラチラしないようになっているので、女子が間違えて男子用を着ると恥ずかしい感じになるので注意。
練習の時は普通の速乾Tシャツとかで十分だし、肩が陽に焼けると痛いのでランシャツで練習してる人はあんまりいません。

   

Tシャツ

ミズノだろうがアディダスだろうがユニクロだろうがなんだっていいと思います。陸上向けのシャツは腰回りが若干タイトに出来てるような気がします。練習はもちろん移動時にも着るものなので何枚か持っていた方が良いでしょう。思いのほかメーカーによって着心地や手の長さが違います。アシックスはやたらワイドな気がするので個人的にはミズノ派です。ポエム(笑)が書いてあるシャツもいっぱい売ってますが大人ははずかしいのでやめときましょう。本気ならアシックス。

  

靴下

普通の靴下でも全く問題ありませんが、陸上用として薄地で足の裏にゴムが付いてるやつがあります。そういうやつは生地が薄いのでスパイクを履くならそういうやつの方が走りやすいと思います。個人的にはミズノがいちばん薄くて硬めなので気に入ってますが、軟らかく吸いつくようなのが良い人はニシあたりがオススメ。stepのやつは生地が厚めだけどコスパは最高。
裸足派の人もいれば5本指ソックス派の人もいる。

  

サポーター系

あってもなくても大丈夫。
半そでで走りたいならアームウォーマー。ふくらはぎのサポーターは圧力をかけて怪我の防止になるしちょっとだけ暖かいので冬にはオススメ。腰ベルトは一度付けると手放せない。どれでもけっこうきつめを選ぶのがポイント。

    

ジャージ・ウインドブレーカー

まあ、ジャージじゃ必要です。薄手で軟らかいやつがいいと思いますが、薄ければ薄ほど寒い。ももあげした時にバツンってならないやつで、走った時に裾がバタバタならないやつを探しましょう。陸上向けにつくってあるやつはちゃんと裾を絞ってあります。冬場はジャージとウインドブレーカーを併用するといいでしょう。

 

 

 

 

レースのときは

ランシャツ+ランパンが基本です。
スプリントやフィールド競技の場合はランシャツ+ショートタイツもオーソドックスです。中距離はわりとみんなランパンな傾向。

練習のときは

基本はTシャツ+ランパン(もしくはタイツ)です。あるいはその上にロンタイ、ジャージを履く。
ランシャツ+ランパンでぜんぜんいいんですが、ランシャツである必要もないので普通は半そでを着ます。練習のときはランパンよりもタイツを履く人が多いですが、それもどっちでもいいです。

雑誌ランナーズの表紙のような、タイツの上に短パンやランパンを履くいわゆる市民ランナースタイルは競技場ではちょっと浮きます。競技場ではもっこりを気にしなくて大丈夫ですのでタイツの上に短パンを履くのはやめましょう。
『筋肉の動きをサポートする…』的なウェアも売ってますがそういうのが欲しいならどうぞ。たぶんあんまり変わりません。

シューズ

走るにはランニングシューズが必要です。普通の運動靴でもいいんですが、ちゃんとしたやつを履くと速く走れるだけではなく怪我の予防になります。10年くらい前にはほとんど選択肢がありませんでしたが、最近はランニングブームのおかげでラインナップが非常に豊富です。
細かくみると長くなるので別の機会にも記事にしますが、ざっくり何に気をつければいいかというと…
同じように見えるランシューですが、おおざっぱに言えば3種類あります。
レーシングシューズトレーニング系シューズ中間のシューズです。まあどれ履いても良いんですが、それぞれに適正があるので、間違えて選ぶとあんまり良い事ありません。ソール(靴底)、アッパー(本体)に注目して選んでください。

・レーシングシューズ

マラソンシューズとも呼ばれる基本的には長距離用の靴。ソールもアッパーもとにかく軽くて薄いため速く走ることができるが、耐久性が低い。クッション性も低いのでトレーニングには不向き(怪我しやすい、すぐやぶれる)。フラットソールと言われる靴底形状になっている。見た目がシャープでかっこいい。

  

・トレーニング系シューズ

ソールもアッパーも分厚くて重い。厚いためブレやすく、速く走るには不向きだが、クッション性が高く耐久性もあるため高負荷のトレーニングに耐えられる。見た目もゴツイ。

 

・中間のシューズ

そこそこ厚いソールにそこそこ薄いアッパーが組み合わされている。重くもなく軽くもない(普通のスニーカーに比べれば超軽い)が、十分なクッション性と耐久性がある。

  

とりあえずレーシングシューズ以外を買いましょう
見分け方は、レーシングシューズはフラットソールと言わる、靴底が1枚続きの形状になってます。それ以外はセパレートソールと言ってかかとにスポンジがあり土踏まずにプラスチック、前の方はゴムです。見ればわかります。
あとは種目にもよります。中・長距離なら軽めのシューズ、跳躍なら分厚いシューズ、短距離なら中間のシューズでしょうか。練習をしているとクッションを使うメニューが出てくるのでクッション性はそれなりに重視したほうがいいでしょう。
おすすめは中間のシューズですがどうせ消耗品なので好きなの買ってください。

『超高反発』とかそういう商品もありますが普通のでいいです。ランニングシューズはあくまで練習用ですので反発とかあんまり関係ありません。
そんなものよりスパイクの方が大事。

 

スパイク

スパイクを履くと、ピンとプレートと呼ばれる硬いソールによる反発のおかげ速く走れます。これまた種類がたくさんあるのでざっくり紹介します。詳細は別の記事で。

・初心者用(オールラウンド)

ランシューにピンがついたようなスパイク。ソールがやわらかいためほとんど反発はありません。中学生用的なスパイクで、短距離でも跳躍でも中距離でも使えることにはなっています。スパイクのヒエラルキーでは最下層に位置する。かかとを踏んだりしても壊れにくい。

  

・中級者短距離用(ショートスプリント)

100m、200m、400m、さらにはハードルにも対応したそこそこ高反発なスパイク。速く走れるけど疲れやすい。練習で使っても2年くらいはもつ。高校生がメインターゲットのヒエラルキーの最大派閥。

  

・中級者短距離用(ロングスプリント)

ショートスプリント用よりもやわらかいタイプ。かかとが平たくなっていてスピードは出にくいが長い距離が走れる。400~800mや練習で使う人が多い。

  

・上級者向けの短距離用

とにかく軽くて反発が強いので速く走れる。ピンは固定タイプで交換ができないため走れば削れるし、使えば使うほど反発もなくなってくるため練習で使うのはブルジョア。強い力が加わっても大丈夫な設計になっているため意外と耐久性は高いが、ヘタってくるとハイパフォーマンスを発揮できなくなる。値段も高い。

  

・中・長距離用

とにかく軽い。羽毛のような軽さ。ほぼマラソンシューズだけどよく見るとピンがついてる。乱暴に扱うとすぐ壊れる。濡れるとなぜか臭くなる。短距離では普通は使わない。

  

あとは跳躍用、投擲用がありますが、跳躍用を買う場合は短距離用を買った後です。とりあえず短距離用を買いましょう。

上級者用では固定ピンになっている場合もありますが、基本的にスパイクのピンは取り外し可能です。走っているとすり減ってくるので定期的に交換しましょう。

一般的には上級者用になるほど軽くて反発が強くなります。そのため、怪我しやすくなるとも言われます。が、反発があるおかげで速く走れるので、初心者だからと言って初心者用を買うと後悔するかもしれません。
中級者用くらいを買っておけば間違いありません
足が遅いから良いスパイク履くのは恥ずかしいとか関係ないので人の眼なんか気にせず金にモノいわせて背伸びしましょう。

たぶんウェア・シューズ・スパイクを全部そろえても3万円もあれば足りる。と思います。シューズはそこそこのやつがワゴンセールで3千円とかで売ってたりもするのでちょいちょいショップを覗いて探してみましょう。






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