【室内60m】桐生選手が6秒53の日本新!! Win ✅ 6.53 national record ✅ Quite the evening for 🇯🇵's Yoshihide Kiryu in Ostrava 😮‍💨#WorldIndoorTour pic.twitter.com/pUDhVdyNNV — World Athletics (@WorldAthletics) January 30, 2024 1月30日、オストラヴァ(チェコ)で行われたツアーゴールドの大会で桐生選手が6秒53の日本新記録をマークしました! 従来の記録は川村拓也選手とサニブラウン選手の6秒54だったため、100分の1秒記録が更新されました。 1/30時点では6秒53は世界ランキング4位タイの好記録。 1位 ...

先日行われた第107回日本選手権、女子100mHの決着は歴史的な大接戦でしたね。 100mHでは世陸標準の12秒78を突破していたのはただ1人福部選手だけという状況。 しかし、福部選手は4着となり日本選手権終了時点での代表内定とはならず、っとはいえ、上位に入った寺田、青木、田中の3選手が代表に内定するわけでもありませんでした... テレビではなぜか代表についての言及を不自然なくらい避けている印象すらありました。そのため、日本選手権の中継を見ていても誰が代表になるのかが全然わからなかった人も多いことでしょう。 来年の日本選手権に向けて頑張りますって言ってて、ブダペストはもうダメだと思ってる人も多いと思います。 ってことで今回は 女子100mHの代表は?福部選手の代表入りの可能性もまだある をテーマにご紹介。 今回の日本選手権女子100mHを観て、福部選手はなんであんなに泣いてるの?って思った ...

いよいよ日本選手権!! もとい 『第107 回日本陸上競技選手権大会兼ブダペスト2023世界陸上競技選手権大会日本代表選手選考競技会兼バンコク2023アジア陸上競技選手権大会 日本代表選手選考競技会兼杭州2022アジア競技大会日本代表選手選考競技会』 が6/1から始まっています。 もうすでに始まっちゃってますが今回は 管理人が注目している種目の展望をご紹介!! へぇーそうですかーって感じで読んでください。     男子100mはサニブラウン選手が中心?坂井選手にも注目してます 【男子100m】~世陸ブダペスト参加標準10秒00~ 予選(3日目17:35) 準決勝(4日目14:55) 決勝(4日目18:35) まずは花形の男子100m。まだ誰も世陸標準を突破していませんが、サニブラウン選手は世陸8位以内(+日本人トップ)だったので今大会で勝てば世陸代表が内定します。 前回 ...

2023年シーズンに先駆けて、早くも室内シーズンがはじまっている2月。 2月10日~12日の日程でカザフスタンでアジア室内が開催されました! 日本からは28選手がエントリーし、4つの室内日本新記録が生まれました。 ってことで今回は アジア室内で日本がメダル数トップ!! をテーマにご紹介。 だんだんと室内陸上も知名度を得てきた印象ですが、近年はヨーロッパで室内を転戦する選手もいるなどさらにその存在感が大きくなってきています。 そして、今大会では日本は金6、銀5,銅4を獲得して国別メダルテーブルでトップに! 実はアジア圏では陸上強豪国の一つである日本ですが、世陸イヤーを幸先よくスタートしています。     メダル15個で国別トップ!青木・秦選手が大会新!! 何と日本は15ものメダルを獲得し、国別メダル獲得数トップとなりました。すごい。 (リザルトの詳細は陸連HPでご確認くだ ...

ダイヤモンドリーグ最終戦(チューリッヒ大会)が9月7、8日に開催されます。 『ダイヤモンドリーグ』といえば、女子やり投げの北口選手が6月のパリ大会で日本人初優勝を果たしたことでその名前をニュースで聞いた人もいるはず。 しかし、陸上ファンでなければダイヤモンドリーグ...??って感じだし、陸上部であっても名前すら知らない人も多いことでしょう。 ってことで今回は そもそも「ダイヤモンドリーグ」ってなに? をテーマにご紹介。 知ってるようで知らない、陸上のトップリーグのお話です。     ダイヤモンドリーグは陸上界最高峰の年間リーグ! ダイヤモンドリーグ(以下DL)がどんな試合なのか簡単に言うと... 陸上の年間チャンピオンを決める最高峰リーグです! 五倫、世陸との大きな違いは試合数で、DLは年間14戦の転戦で世界をまわります。(中国企業がメインスポンサーなので中国でも開催! ...

世界陸上がアメリカ初開催となる2022年シーズン。そんな地元開催のアメリカでは全米選手権が6/23~26の日程で開催されました!! 世陸代表各国3枠(+ワイルドカード)のため、標準突破して各国の選手権で上位3位に入ることで代表権を獲得できるわけで、アメリカではこの全米選手権で3着に入れば代表です。 しかし、陸上大国アメリカではこの全米選手権で3着に入るていうのが超難関!! 世陸決勝に行くよりも全米選手権で3位に入る方が難しいんじゃないかと思うほどの超好記録が毎回出るのです。 ってことで今回は 2022年全米選手権の有力選手の結果はどうだった? をテーマにご紹介。 なんと、東京五輪で世界新を出した400mHのマクロフリンがまた世界新を更新!!さらに、カーリー、ライルス、ノーマンらの『ポストボルト』も期待を上回るタイムを出して絶好調! アメリカは偉大です...   有力選手の結果は? ...

6月9~12日の日程で開催さえれた第106回日本選手権。 今大会の跳躍種目では橋岡選手が8m27を跳んで標準の8m22をクリアして代表内定を決めるなど、特に男子走り幅跳びは風にも恵まれ史上稀にみるハイレベルな試合となりました。 また、女子幅跳びの秦選手も標準クリアはなりませんでしたがランキングでの出場権獲得が濃厚です。 そんな日本選手権で気になるのが選手の足元、スパイクですよね。 ってことで今回は 2022年日本選手権の幅・三段のスパイクはミズノとアシックスどっちが人気? をテーマにご紹介。 世界大会だとナイキ・アディダスがほとんどでたまにプーマの選手がいる感じで、ミズノ・アシックスを履く選手はほとんどいないのが現状。 しかし、日本メーカーのスパイクが性能で劣っているわけではありません。 日本選手権に目を向けると黄色いスパイク、ミズノのフィールドジオを履く選手が目立っているのです... ...

陸上の花形である男子100m。2022年の日本選手権では準決勝までかなりハイレベルなレースが見られました。 今回は... 陸上ch的2022年日本選手権男子100mの展望 をご紹介。 ちなみに前回管理人は山縣選手が勝つと予想しましたが、多田選手が勝ちました。     やっぱりサニブラウン選手の9秒台優勝に期待!! 9秒97のPBをもちながらも2021年は不調で、日本選手権では10秒29の6着で100mでの五輪代表を逃したサニブラウン選手。 2022年大会では完全に動きがもどっていて、予選で10秒11、準決勝で10秒04をマークしてひとり別次元の感すらあります。 ってことでまずは... 2022年の100mはサニブラウン選手の9秒台優勝に期待!! サニブラウン選手は2017年に10秒05で初優勝、2019年には10秒02の大会記録で2度目の優勝をしており、今回勝てば3度目 ...

陸上は『日本選手権』が日本一を決める大会で、この大会が世界選手権代表の最終選考にもなっています。 優勝者が日本一なのはもちろんなのですが、そもそもトップ選手しか出場が許されないこの大会で決勝に残るっていうのは本当にすごいこと。 決勝に残った選手はこの年の日本の8番以内(種目にもよるけど)ということで、決勝進出者は野球で言えばベストナイン、サッカーで言えばベストイレブンと同じでその年の陸上競技を象徴する選手です。 ってことで今回は 日本選手権の過去の100m予選突破・決勝進出ラインはどれくらい? をテーマにご紹介。 日本選手権は「ナンバーワンしかいらない」がキャッチフレーズになっていますし、誰が優勝するのか?に注目が集まるのは当然です。 しかし、せっかくなので今回はナンバー9、つまりは「準決勝でギリギリ敗退」がどのラインなのかに注目してみます。     過去大会の男子10 ...

3月18~20日の日程で2年に1度開催される『世界室内陸上』がセルビアのベオグラードで開催されました。 室内陸上は日本ではあまりなじみがないのですが、ヨーロッパは寒いので冬場の室内競技が結構盛んです。2022年は世界陸上イヤーとなるため有力選手も多くエントリーしており、東京五輪のメダリストも多数出場しました。 ってことで今回は 世界室内陸上ベオグラード大会をまとめ!! についてご紹介します。 室内はカント(傾斜)のついた200mトラックとその内側に設けられた直線の60mで行われ、風の影響がないため跳躍では好記録が出やすく、特に棒高跳びと走高跳びでは毎回けっこういい記録が出ます。 今大会では3種目(男子60mH、女子三段跳び、男子棒高跳び)で室内世界新記録が誕生!! 東京からの好記録ラッシュはまだまだ続いていて世陸オレゴンにも期待がかかります。     60m 室内では1 ...

ダイヤモンドリーグのオスロ大会で行われた男子400mHで大記録が誕生!!   カルステン・ワーホルムが46秒70の世界新記録!! まずはワーホルムのレースを見ましょう。見れば圧倒的な速さがわかります。 ワーホルムの前半から圧倒的な速さをみせるワイルドなレース展開にもかかわらず、ゴールまで失速することなく走り消えるハードリング技術と大きなフォームは天才的なものを感じます。直前にベンジャミンが出した46秒83も刺激になっていたことでしょう。 2位に入ったのはドス・サンチェス(ブラジル)。 サンチェスは2000年生まれながら19歳で出場した世陸ドーハでは48秒28のU20世界歴代4位をマークして7位に入った選手です。このレースでは47秒38のエリアレコード、世界歴代15の好記録を出したにもかかわらずワーホルムの前にはかなり遅れて見えてしまいます。 ついに出た!!29年ぶりの世界新!! ...

2003年にロシアのユリア・ペチョンキナが記録した52秒34が長らく世界記録として残っていた女子400mHですが、2019年7月にムハンマドが52秒20を出して16年ぶりに世界記録を更新すると、世陸ドーハではマクローフリンが52秒23,ムハンマドが52秒16を出して一気に従来の世界記録を上回る記録を連発しました。 そんな女子ヨンパーですが、またまた世界記録が誕生!! マクローフリンが51秒90の世界新記録!!     女子史上初の400mH51秒台が誕生!! いままで女子ヨンパーで52秒台を出した選手は19名しかいません。 52秒台を出すだけでもなかなかとんでもないことなのですが、なんと今回ついに51秒台がに突入!! 東京オリンピックの代表選考会であり、いわゆる全米選手権の位置づけである『全米五輪選考会』で マクローフリンが51秒90の驚異的な世界新記録をマーク!! 従 ...

全米オリンピック選考会(実質的には全米選手権)が6/18~27の日程で開催されています。 この大会で上位3着に入ればオリンピック代表が決まるため、多くの有力選手が出場して好記録を出すこの大会はオリンピックで勝つよりも難しいと言われるほど。 ってことで 陸上全米選手権2021の結果 についてご紹介。youtubeに動画があれば貼っています。 執筆時点ではまだ終わっていないので追記して行きます。     短距離 100m 男子100m(風-1.0)6/20 順位 選手 記録 備考 1 Trayvon Bromell 9.80   2 Ronnie Baker 9.85 PB 3 Fred Kerley 9.86 PB 4 Kenny Bednarek 9.89 PB 5 Micah Williams 9.91 PB 6 Cravon Gillespie 10.00   7 ...

2020年に開催されるはずだった五輪が延期されたことでまたもや五輪イヤーとなった2021年。 近年の話題の中心は100mですが、200mもおさえておかなければ短距離は語れません。 ってことで今回は 2021年版男子200mランキング(五輪予選終了日時点) をご紹介。     2021年男子200m世界ランキング 7/29時点での世界ランキングをご紹介。 世界ランキング(6月24日時点) 順位 記録 風 名前 国 日にち 1 19秒74 +0.3 ノア・ライルス Noah LYLES USA 6/27 2 19秒78 +0.3 ケニー・ベドナレク Kenneth BEDNAREK USA 6/27 3 19秒81 +0.8 テレンス・レアード Terrance LAIRD USA 3/27 4 19秒84 +0.3 エリオン・ナイトン Erriyon KNIGHTON U ...

先日、オランダのハッサンが女子1万mで従来の世界記録を10秒以上も更新する29分06秒82の世界新を出したことを取り上げました。 そして、エチオピアの代表選考会が同じくヘンゲローで開催されたのですが... なんとたった2日でまたしても女子1万mの世界記録が更新されたのです!!     ギデイが29分01秒03の世界新!! エチオピアの代表選考会の1万mにレテセンベト・ギデイが出場。 ギディははこの種目で世陸ドーハ2位、2020年には5000mで14分06秒62の世界記録をマークした1998年3月生まれの23歳の選手で、東京五輪でも活躍が期待されています。 で、この大会で事件が... ギデイが29分01秒03の世界新記録をマーク!! ハッサンが記録を大幅に更新したたった2日後に29分を切ろうかと言う超大記録がうまれてしまったのです!! 王の記録は13年間も破られていなかっ ...

山縣選手が9秒95を出した6月6日は日本陸上界にとって歴史的な日になったわけですが、その裏(というか表?)ではハッサンがとんでもない記録をたたき出していたのです!! オランダのヘンゲローで行われたワールドアスレチックス・コンチネンタルツアーで事件が... ハッサンが29分06秒82の圧倒的な世界新記録をマーク!! 従来の世界記録を11秒も更新する超大記録が出たのです!!     ハッサンが歴史に残りそうな大記録!! 陸上界には大台と言われる記録がいろいろとあります。男子短距離なら100mで9秒台、200mで19秒台などがそれ。 女子10000mでは30分を切れるかどうかがトップ選手の大きな目標であり、これまでに9名が29分台で走っています。そしてそういう大台っていうのは一気に何人もの選手が越えてきたりするものなのです。 かつては1993年に王軍霞(中国)によってマークさ ...

前回日本の横浜で開催された世界リレーがポーランドで開催されました。 アメリカ・ジャマイカらが欠場となり、かつシーズン序盤の開催となる世界リレーは世界の頂点を決める戦いとはなりませんが、今回は決勝進出(上位8か国)で東京五輪の出場権を、男女4×100mリレー・男女4×400mリレーの上位10カ国、混合4×400mリレーの上位12カ国は世陸ユージーン2022の出場権を得られるということで、上位常連国以外にとっては非常に大事な大会です。 ちなみに日本は男子4継で世陸ドーハで上位8位に入っているため東京五輪の出場権をすでに獲得済み。 で、そんな世界リレーで日本チームが活躍!! 男子マイルと男子4継でメダル獲得!! 今回はこの世界リレーについて。     男子マイルで日本が銀メダル!! 日本の男子マイルはアテネ五輪で4位という成績が過去最上位。五輪・世陸ではいまだメダル獲得はあり ...

4月28日、第55回織田幹雄記念国際陸上競技大会が広島で開催されました。昨年はコロナで中止されたのですが、今年は5000人の観客を入れての開催となりました。 客席はかなり密だったのでアウトな気がしますが、陸連はそんなもんです。 で、この大会で男女のハードル種目で日本新記録が誕生!! 日本選手権、そして東京五輪に向けてかなり期待できるけっかとなりました。   男女ハードルで日本新記録!! 男子110mHで金井選手が13秒16!! 13秒32が五輪標準記録となっている男子110mH。 現日本記録保持者の高山選手は大会直前に足の状態が良くないとのことで欠場しましたが、元日本記録保持者の金井選手と泉谷選手が出場しました。 18年、20年の日本選手権チャンピオンの元日本記録保持者の金井選手が1台目からリードを奪い抜け出すと、そのまま他の選手から体一つ分リードしてレースを展開。 金井選手は1 ...