XブラストネクストとSP/サイバーブレードはどちらがいい?中級者のスパイクを直接比較

2021年スパイク事情, スパイク, 初心者のスパイク選び

Twitterもありまぁす↓

2021年モデルからミズノが中級者向けの『Xシリーズ』を発売しました。これによって中級者向けのだったジオシリーズが廃止され、ジオシリーズがミズノの中級者向けスパイクとなります。
一方のアシックスは人気ロングセラーモデルのSPブレードとサイバーブレードをマイナーチェンジしました。
これによって、中級者は『Xシリーズを選ぶか?SP/サイバーブレードを選ぶか?』というミズノvsアシックスの構図が相変わらず継続します。

ってことで今回は
XブラストネクストとSP/サイバーブレードはどっちがいい?
についてご紹介。
中級者向けスパイクはXシリーズとブレードのどちらを選ぶべき?陸上ch的に比較します!!

 

 

Xブラストネクストとサイバーブレードを比較してみた

管理人はスパイクを買いまくっているので、Xブラストネクストもサイバーブレードも両方持っているのです。
それぞれのレビューは別記事を参照してください↓


どちらも中級者向けモデルのため、このふたつのどちらを買おうかと悩む人も多いかと思います。せっかく両方とも手元にあるのですから、直接比較してみてそれぞれの良し悪しを見てみようと思います!!

※この先、SPブレードとサイバーブレードは特別に理由がない場合には面倒なのでまとめてサイバーブレードとして表記していきます。

 

共通点は『中級者向けのオールラウンドモデル』であること

Xブラストネクストはジオシリーズの後継として発売されたモデルで、ミズノのヒエラルキーのなかでは上級者向けが『クロノシリーズ』、それに続くのが『Xシリーズ』です。4つあるXシリーズのなかの取り換え式ピンのショートスプリント向けモデが今回比較するXブラストネクストです。

対応種目はどちらも100~400mとハードルで一緒

どちらも対応種目は100~400mとハードルです。
Xブラストネクストは高反発のパワー系Xシリーズのなかではショートスプリント向けではあるものの、表記上は400mまで対応しています。
サイバーブレードは共通認識としてロングスプリント向けと言って問題ないかとおもいますが、メーカーは特にロングスプリント向けとは言っていません。そもそもアシックスの現行スプリントスパイクはどれも100~400mに対応しているため、距離によってスパイクを選ぶという分け方ではない。
10年くらい前には『サイバーレイ』っていう超軽量モデルがあって、それに対してサイバーブレードはパワー系として売られていたかこもあります。
どちらもいわゆる『短距離オールラウンド』で、100m専門の選手から400mの選手まで幅広く使用できますが、両者で比べるとXブラストネクストがショート、サイバーブレードがロングに適しています。

特性はXブラストネクストが『高反発』で、サイバーブレードが『クッションと安定』

対応種目が同じで、両者は同じようなターゲットを想定してます。しかし、真逆の設計思想で生まれていますので対応種目が同じでもスパイクの性格は違います。
Xブラストネクストは高反発ということで分かる通り、いわゆるパワー系スプリンターを想定しています。一方のサイバーブレードは当時のアシックスが考えていたパワーロスをゼロにしようっていう『ゼロ理論』の思想が残っているスパイクです。ゼロ理論についてはよくわからないのですが、サイバーブレードはピンも多くて安定感がありッションがしっかりしているので走っていて楽なスパイクです。
ざっくり言えば反発重視のXブラストネクスト、クッション重視のサイバーブレードという感じ。

 

スペックの比較

XブラストネクストSP/サイバーブレードのスペックを比べてみます。

コンセプトを比較

Xブラストネクストは2021年にミズノから新発売の中級者向けスパイクで、
『爆風に吹かれた反発感。ショートスプリント向き』(ミズノカタログから引用)
というのがコンセプトのスパイクです。
ジオシリーズ(ジオスプリントとジオサイレンサー)の後継として誕生したXシリーズ(XブラストとXレーザー)のなかのショートスプリント向け取り換え式ピンモデルがXブラストネクストです。ショートスプリント特化だけあって、プレートが硬くて高反発なのが特徴です。

SP/サイバーブレードはアシックスのロングセラーモデルで、たぶん初代の発売は2001年とかそれくらい。2021年モデルはナンバリングでなんと16代目!!
サイバーブレードの誕生はあなたが生まれる前かもしれません!!
もともとはロングスプリント向けの中級者向けモデルとして出てきました。当初は『サイバーフィット』と呼ばれるベルト式を採用したサイバーブレードだけだったのですが、途中から紐アッパーのSPブレードが追加されました。
今の時代にサイバーブレードだけを見ると奇抜なスパイクに見えますが、むか~しむかし、アシックスからは『サイバーゼロ』『サイバーステルス』『サイバーオーラ』『サイバーゴールド』といったサイバーブレードの上位版にあたるモデルがあり(というかそれの下位グレードがサイバーブレードだった)、サイバーブレードはそのラインナップのうちの1モデルでした。昔のアシックススパイクはみんなサイバーなんとかだったんです。
そしていつの間にやらほかのサイバー系が絶滅し、深海に生息していたサイバーブレードだけがなぜか現代まで生き延びてこうして今でも生きた化石としてみんなに愛されているのです。
ただ、2021年モデルになってもなおアッパーが改良されたり付属のピンが短くなったりと地味に進化を続けています。

っていうことから、
最新モデルのXブラストネクストと古代の生き残りのサイバーブレード
という構図が見て取れます。秋名山でドリフトしてるアレみたい。
どちらも中級者向けではあるものの、2021年の中級者と2000年代の中級者がターゲットです。

Xブラストネクストはショートスプリント向けでサイバーブレードはロングスプリント向け
という根本的な違いはあるのですが、設計年度の違いの方がデカい。

重さを比較

これは手元にあるので計ってみましょう。
Xブラストネクストは191g(28cm)

サイバーブレードは160g(27.5cm)

なんと、30gも差がありました!!
サイズが0.5違うとはいえ、30gは相当な違い。
っていうか、Xブラスト重いなッ!!
ちなみに、嫌になるくらい重たく感じたニューバランスのVazeeigmaが200g、軽くて気持ちいいナイキのJAフライ3が160gだったので大体おんなじくらい。
Xブラストは数字的にはかなり重たいのでピッチ型ではなくストライド型と言うこともできるでしょう。
履いた感じだとそこまでの違いは感じないんですが、数字はうそをつきません!!

 

構造を比較

スパイクの性能は構造の違いによるものです。直接構造を比べればスパイクの違いもわかるはず。

ピン配置

Xブラストネクストは6本ピンで、サイバーブレードは8本ピン(内固定ピン3本)です。

Xブラストネクストは3+3の2列配置で、配置自体はサイバーブレードと同じような位置なのですがピンが少ない。6本ピンといえばアディダスなのですが、それとも違う独特なピン配置です。
一方のサイバーブレードは後列4本で拇指球に2本のピンがあるパワータイプのピン配置。これはスプリントスパイクとしてはオーソドックスな配置で、拇指球のグリップが良くて力がかけやすい配置です。

両者に共通しているのは2つで、
①後列ピンは本数が違うものの配置は共通
②前列と後列の間にスペースを空けて屈曲性を良くしている
ということ。
①はスプリントスパイクのほとんどがこのように母指球と小指球にピンを配置していて、そのラインは今回の両者にも共通しています。
②はピンがない部分の屈曲がいいため、踏み込んだ時に突き上げがなく重心移動がスムーズにできます。Xブラストの前身のジオシリーズでは2列目にもピンがありそれによって安定感を得ていたのですが、今回はグリップ重視ではなくスムーズさを重視させているということがわかります。これによって、ショートスプリント向けではあるもののロングスプリントでも使える柔軟性が得られます。

プレートの構造

どちらのプレートもかかとまで伸びるフルレングスプレートではあるものの、板状のxブラストネクストと肉抜きでハシゴ状のサイバーブレードでは見た目がかなり違います↓

Xブラストネクストはスムーズな形状のため、フラットでもフォアでも使える形になっています。フルレングスプレートで2本の縦溝がかかとから足先まで伸びており、これがガイドライン的な役割をしてスムーズな重心移動ができます

サイバーブレードは中足部に立体的な支え台(?)があるためフラットに使うとちょっと当たります。
軟らかいのでフラットでも使えますが、中足部のハシゴはかなり厚みがあるので基本的にはフォアのスパイクです。かかとにはクッションが厚めに入っており、プレートもやわらかい。

傾斜はサイバーブレードのほうが強い

これも見た方が早いんで見てください↓

並べてみるとなんかずいぶん大きさが違うように見えますね…
大きさは置いといて、傾斜は意外にもサイバーブレードのほうがかなり強いことがわかります。ミズノはインクスをはじめフォアなスパイクが多く、アシックスといえばフラットスパイクの急先鋒ですので、イメージ的には逆な人も多いと思います。ロングスプリント向けなのに傾斜が強いというのは単純に設計された時代の影響でしょう。
もし、サイバーブレードがモデルチェンジするとしたらめちゃくちゃフラットになるんじゃないかと思います。そういう意味でも、サイバーブレードは傾斜の強いスパイクとして貴重な存在です。
で、比べてみると多いのほかXブラストがフラットなこともわかります。履いた感じではそれなりに傾斜があると思ったのですが、見た目ではわりとフラット。

アッパーの構造


Xブラストのアッパーは硬くて薄い素材が使われています。個人的には嫌いだけど別に大きな問題があるわけではありません。良くはないけど特別悪いわけでもない。値段相応です。
サイバーブレードはサイバーフィットでベルト式のためごちゃごちゃ。肉抜きしてあるものの、テープや金具の重量を考えたら重くなってると思います。それにしては160gなので軽いのが不思議。もっとがんばれば150g切りもできるのでは?

また、この年式のアッパー素材は分厚いくてかなりクッションが強い↓

このスパイクは何年か前のモデルです。2021年モデルからは『HL-0メッシュ』を採用しており、ちょっと変わっています。

素材はまあいいとして、サイバーフィット自体もよっぽど好みに合わない限りはフィット性は良くなくてコーナーでブレるのでメリットはほぼないと思います。唯一にして最大の強みは『練習で脱ぎ履きするのがめちゃくちゃ楽』なことくらい。練習用としては最強かも。
本当はSPブレードと比較した方が良かったんでしょうけど、勘弁して下さい。

アッパーに関してはXブラストネクストもサイバーブレードもダメです
どちらもそんなに良いアッパーじゃありませんが、中級者向けで値段も1.5万円くらいなのでアッパーどうこうを語るスパイクじゃない。とはいえ、特別悪くもないので気にしなきゃ気にならないレベル。

 

 

実際に履いた感覚はどう違う?


同じ中級者向けオールラウンドスパイクですが、履いた感じは全然別モノです。
管理人が実際に履き比べた感想をご紹介!!

硬いXブラストと軟らかいサイバーブレード

両者の硬さは明確に違います
Xブラストネクストはメーカーが言う通りなかなかの硬さがあります。上級者向けと比較しても遜色のない硬さのため、貰える反発も大きいのが特徴です。履いているだけでちょっと足が疲れるくらい硬い。
サイバーブレードは比較するとかなり軟らかい。かかとのクッションも相まって、タータンの上ではグニャグニャ。シューズ感覚とまではいかないまでも、足にはかなり優しい。

『反発』が欲しいなら絶対にXブラスト

スパイクに強い反発を求めるならくXブラストを買った方がいいでしょう。高反発ながら中級者でも扱える珍しいスパイクです。
Xブラストはしっかりとした反発があって、足がバンバン跳ね返ってくる感覚を得ることが出来ます。初心者向けスパイクから履き換えたらその強烈さにびっくりするでしょう。
海外メーカーのスパイクを使っている選手でもXブラストの反発なら文句ないと思います。

『柔軟さ』が欲しいならサイバーブレード

『柔軟さ』を求めるなら間違いなくサイバーブレードに軍配があがります
スタートやロングスプリントの後半ではスパイクが硬いと力がうまく使えませんが、柔軟なスパイクならパワーロスを抑えてくれます。
レース全体、走り全体を見てコントロールしやすいのはサイバーブレードでしょう。反発自体は強くはないのですが、それなりにはあります。

ただ、本当に柔軟なやつが欲しいならニューバランスの方が良い↓

扱いやすさはサイバーブレードの方が上?

一般に『硬いスパイクは筋力が必要』とされています。
Xブラストネクストは硬いスパイクなので筋力が強い人向けという認識は間違いではないと思います。
ただ、Xブラストネクストとサイバーブレードはどちらも中級者をターゲットにしているため扱いやすさは同じようなものです

Xブラストは扱いやすい高反発モデル

軽量高反発なモデルは確かに筋力が必要で、ナイキのズームJAフライ3やアディゼロフィネスといったいわゆる高反発モデルと言われるスパイクはだいたいが軽量高反発のモデルです。扱うには筋力も技術も必要で、上級者向けと言って異論はないでしょう。
一方、重くて高反発だったのはニューバランスのVazeeSigma。重いので足運びはちょっとだるいのですが、反発をもらいやすくて扱いやすい。
詳しくはVazeeSigmaのレビューで↓


Xブラストネクストも重くて高反発なスパイク。履いた感じだと厚みを感じてソリッドさはありません。ちょっと重いけど扱いやすいスパイクです。
Xブラストネクストはサイバーブレードと比較すればプレートを曲げるのに力が必要ではありますが、中級者なら十分に扱えるスパイクだと思います

Xブラストはパンパン、サイバーブレードはグイグイ

Xブラストネクストは『短い接地で切返す』感覚。
非常に現代的な走り心地で反発によってパンパン足が進みます。
サイバーブレードは『しっかり踏んで走る』感覚。
パワーをしっかりかけて反発をもらうため、ピンの抵抗感がありつつもグイグイ進みます。
パンパン走るにはある程度の技術が要求されるのですが、Xブラストの場合はスイートスポットが広くて適当に踏んでもちゃんと反発してくれます。高反発スパイクのなかではかなり扱いやすくて、12秒台の選手であっても反発の恩恵を受けることができるでしょう。
グイグイ走るのには技術はいらないので、初心者がサイバーブレードを履いたらそれだけで速くなるかも
何も考えずに適当に走っても速いのはサイバーブレードだと思います

動きの許容範囲が広いのはサイバーブレード

Xブラストネクストとサイバーブレードでの決定的な違いは『硬さ』です。硬さは扱いやすさに直結する要素で、両者の最大の違いは硬さと言っていいくらい。
Xブラストネクストは硬い。とはいえ筋力がなくても直線で使うには問題ない程度の硬さなのですが、スタートやコーナーなど、真っ直ぐ力が使えない局面ではやはりサイバーブレードの方が扱いやすいと思います

サイバーブレードは接地にクセがある!!

スペック的に扱いやすいのはサイバーブレードですし、柔軟性やクッション性があるので履いた感じでもサイバーブレードの方が扱いやすい感じはします。
ただ、接地の感覚によってはXブラストネクストの方が違和感なく走れるかもしれません。
サイバーブレードはちょっとクセがある。
っというのも、サイバーブレードは傾斜が独特で、拇指球で接地して蹴りだす走りを要求されます。軟らかいのでごまかせるのですが、サイバーブレードは本質的にはフォアなスパイクだと思います。接地のクセはちょっと違和感。
Xブラストネクストもフォアかフラットかで言えばフォアで着きがちになるとは思うのですが、Xブラストネクストはなめらかなプレートと6本ピンによるスムーズな重心移動のおかげでどんな接地をしてもうまく走ることが出来ます。接地方法を選ばないのはXブラストネクストです。

 

反発で進むXブラストと力で進むサイバーブレード

Xブラストネクストの反発は強いです。
サイバーブレードもそれなりには反発がありますが、地面を蹴って進む感覚のほうがしっくりきます。
プレートの特性とピン配置は関係は深く、Xブラストネクストは反発を使いやすいピン配置をしていて、サイバーブレードは力を加えやすいピン配置をしています

Xブラストはどこで踏んだらいいかわかりにくい

Xブラストネクストで走ると強い反発がもらえるのですが、接地が短くなるので末端の意識はあまりできません。末端操作をしない方が速く走れるのでそれでいいと思うのですが、人によっては力の入れ方がわからないかも。
特に、スタートから加速の局面では体重が軽かったり筋力が弱い選手だとちょっと浮きそう。
Xブラストネクストの反発はしっかり体重を乗せたときに発揮されるため、乗り込みが未熟だと思ったほどの反発が貰えないかもしれません。これは硬いスパイク全般に言えることですが、Xブラストネクストも誰にでも扱い切れるかと言えばそうではないと思います。そういう意味では、初心者にはオススメできません
とはいえ、反発で走る感覚がなんとなくわかってきて初心者向けスパイクでは物足りない感覚があるのであれば十分使えるとは思います。つまり、中級者向け。

サイバーブレードは母指球で踏めば進む

サイバーブレードはグっと踏んだらグイっと進むスパイクです。思った以上にバイーンと反発するようなスパイクではないのですが、欲しい分だけの反発はしっかり貰えます。
走っている時に『キック』を意識しがちな感じがするので、足が流れたり反発を使えない選手にとってはこの方が走りやすいかも。
パワーを抑えて走るロングスプリントや、筋力の弱い女子選手にはサイバーブレードの踏んだら踏んだだけ進む感覚は自然な走りにもつながるので、フォームを崩さず走ることができると思います。
初心者から上級者まで、誰が履いても満足できるスパイクです。

 

 

Xブラストとサイバーブレードはどんな人におすすめ?


Xブラストネクスト、サイバーブレードは同じオールラウンド中級者向けスパイクですが、性格がかなり違います。
それぞれどんな人におすすめ?

反発が欲しければ圧倒的にXブラスト!!

スパイクに反発を求める人にはXブラストがおすすめ!!
反発が強ければ強いほど速く走れるというわけでもないのですが、陸上は『反発をどれだけうまく使えるか』を競っている競技です。強い反発を使う技術を身に着けることこそが、速く走ることなのです。
Xブラストネクストはショートスプリントに特化しているというだけあってなかなか強い反発を持っています
。海外スパイクと比較しても反発自体は遜色ないくらい。中級者向けとしては強すぎるくらいの反発かもしれません。
筋力や体重がある選手であればXブラストネクストの反発は十分使いきれる強さですし、踏めばしっかりと前に向かって進んでくれる感じで、反発を使って走りたい選手にはオススメできるスパイクです。

女子選手や筋力がない選手は硬さを感じるかも

Xブラストネクストの硬さは、体重が乗ってくる中間疾走では誰にでも扱いきれる程度ではあると思うのですが、スタートやコーナーではそれなりの技術が要求されます。パワーをかければ反発をもらえる一方で、曲げきれないとおいしいところを使えないというのはすべての硬いスパイクに言えることで、その点はXブラストネクストも例外ではありません。
誰にでも扱えるとはいうものの、硬さがあることには違いありません。

誰にでも扱いやすいのはサイバーブレード

サイバーブレードは無難に誰にでもおすすめできるスパイクです!!
前にレビューした時もそうやってまとめましたが、Xブラストネクストと比較してもやはりそう思います。
最近のスプリントスパイクはどれも個性が強く、細分化する選手の好みに合わせて各メーカーが特徴的なモデルを出しています。そのため、反発重視のスパイクはものすごい反発だし、フラットなスパイクはピンすらなくなりました。
しかしそんななかにあってもサイバーブレードは人畜無害な普通なスパイクです。
特徴がないといえばその通りで誰が履いても普通にちゃんと走れます。
「フラットが~」とか「反発が~」とかそういう専門的なことを考えなくても速く走れるのがサイバーブレードの最大の強みでしょう
今は情報社会で、ネットでも動画でもいろんな専門的な知識を知ることができます。かつては一部の人しか知らなかったような専門技術を中学生でも知っている時代。ただ、本当にその意味が分かるのはそれなりの練習の積み重ねと実践が必要なんです。

サイバーブレードのほうがスパイクに頼らない動きができる

冬季練習ではトップ選手でもスパイクではなくシューズで練習します。
これは、シューズの動きがスプリントの本質だから。たまに動きをリセットすることで動きを校正する必要があります。シューズで速く走れる動きができなければスパイクでも速く走れないのです。
スパイクとシューズでは動きが変わるのはわかると思うのですが、サイバーブレードだと比較的シューズの動きに近い動作になります。スパイクに頼らないというか、反発を自分の力で得る動き。一発の速さだと反発の強いスパイクのほうが良いのかもしれませんが、安定してパフォーマンスを発揮するのはこういうスパイク。
初心者から上級者まで、多くの人に選ばれる理由はこの『自然な動き』ができるからかもしれません。

初心者や女子選手にはちょうどいいスパイク

単純に、硬いスパイクはそれなりの筋力や体重が必要です。
Xブラストネクストとサイバーブレードではサイバーブレードのほうが柔らかいので走りやすいと思います。女子選手や初心者にとっては反発も十分だし、力の入れやすさもわかりやすい。
強い反発を求めない選手にはサイバーブレードがちょうどいいスパイクです

 

【まとめ】Xブラストとサイバーブレードはどっちがいい?

ここまでXブラストネクストとサイバーブレードを比較してみました。
どちらも中級者向けのスプリントオールラウンドモデルではあるものの、ショートスプリント向けのXブラストネクストと、ロングスプリント向けのサイバーブレードという分け方ができます。

ケース別 どっちを選ぶべき?

どっちを選んだらいいのか迷っている人はこんな選び方ができます!!

どちらでもいいのであれば…
ショートスプリントならXブラストネクスト
ロングスプリントならサイバーブレード
を選ぶのが良いと思います。特にその選び方で間違いはないと思います。単純な考え方ですが、それが本質。

反発について考えるなら…
反発を使って走りたいならXブラストネクスト
反発を使う技術や筋力に自信がないならサイバーブレード
という選び方ができます。Xブラストネクストは中級者が履いても扱える反発力なのであまり心配しなくていいと思いますが、強い反発に不安があるならサイバーブレードのほうが安心して走れます。

走り方で考えるなら…
ストライド走法ならXブラストネクスト
ピッチ走法ならサイバーブレード
でしょう。重さが30gも違うので足運びは結構違います。Xブラストネクストは重たいけどしっかり反発するのでストライド走法向き、サイバーブレードは反発は少ないけど軽いのでピッチ走法向きと言えます。

接地で考えるなら…
フラットでも使いたいならXブラストネクスト
フォアで使うならサイバーブレード
かな?サイバーブレードはやわらかいのでフラットで使っても大丈夫ですが、比較すれば傾斜が強いし中足部も出っ張りがあるのでXブラストネクストのほうがフラットです。アシックスでフラットならサイバーブレードではなくちょっと高いけどジェットスプリントを選ぶべき。

感触で選ぶなら
スパっとした感触ならXブラストネクスト
グイっと走るならサイバーブレード
現代的な感覚なのはXブラストネクストです。サイバーブレードは昔のスパイクな感じがしますが、だから悪いということはありません。

どっちを買っても間違いはない!!両方とも自信をもっておすすめ

陸上ch的な結論としては…
どっちでも間違いない!!迷ったら目隠しして選んでOK!!
こういっちゃ元も子もないですが、それぞれ良さがあるのでどちらを買ったからと言って失敗ということはありません。
どちらのスパイクも自信をもっておすすめ!!

Xブラストネクストを最初に履いた時は『サイバーブレードもういらないんじゃない?』って気がしたのですが、比較して履いてみるとそれぞれ違って良さがあります。新しさ、反発、スピード感なんかを感じるのはXブラストネクストですが、サイバーブレードを履くと安心感があります。

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