【2025年は10秒台が39人!】男子100mの9秒台達成者数は歴代2番目だった

2026年4月2日陸上知識八百万

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(更新:2025年シーズンの9秒台は39人でした!)
陸上競技の花形男子100m。男子100mでの【9秒台】というのは世界のトップ選手の証であり、世界大会で決勝に進出するためには9秒台は必須と言えます。
じゃあ、毎年どれくらい【9秒台】が出ているのでしょうか?

ってことで今回は
【2025】5月4日時点での9秒台は7人!
→シーズン終了で39人と歴代2番目でした

をテーマにご紹介。

なぜ5月4日時点で一度集計したのか?っていうと、春のシーズンが始まり、各選手がそれなりに試合に出るタイミングだから。
っというのもありますが、2024年にも5月4日時点で数えたからです(その時は3人)。


今回は、上記記事の2025年シーズン版です。2024年シーズンの集計と2025年の状況をアップデートしました。
厚底時代もある程度成熟し、世陸イヤーという2025年。
もしかすると9秒台の選手が過去最大になるかも!?

 

5月4日時点で9秒台はすでに7人!

男子100mで9秒台をマークした人数を【その年の5/4時点】【シーズン通して】それぞれカウントした表が下のものです。

9秒台をマークした選手の数
5/4時点 シーズン 主要大会
2025 7 39 世陸東京
2024 3 34 パリ五輪
2023 7 40 世陸ブダペスト
2022 8 30 世陸オレゴン
2021 10 24 東京五輪
2020 1 4  
2019 2 19 世陸ドーハ
2018 1 21  
2017 4 19 世陸ロンドン
2016 5 25 リオ五輪
2015 0 27 世陸北京
2014 1 16  
2013 0 14 世陸モスクワ
2012 2 19 ロンドン五輪
2011 3 20 世陸テグ
2010 1 13  
2009 0 11 世陸ベルリン
2008 1 14 北京五輪
2007 1 6 世陸大阪
2006 0 6  
2005 0 8 世陸ヘルシンキ
2004 0 7 アテネ五輪
2003 0 8 世陸パリ
2002 4 9  
2001 0 5 世陸エドモントン
赤字は最高、太字は当時最高

2025年を終え、9秒台をマークした選手は39人で、歴代2番目の高水準となりました。

見ての通り、男子スプリント界はインフレしています!
これだけ9秒台の数が変わっていると、2000年代までの『9秒台』と2025年の『9秒台』とではその意味も変わったいるかもしれません。

9秒台でも決勝に残れない!25年はシーズンインが遅いって本当?

2000年代であれば9秒台は世界のトップと言ってよかったと思いますが、今では『世界で戦うには9秒台が必要』と言えるでしょう。実際、パリ五輪の決勝qは9秒93(ベドナレク)で、95のベンジャミン、96のサニブラウン、97のヒンチリフ、98のドグラスは9秒台にも関わらず準決勝で敗退しています。
2024年は5月4日時点の9秒台は3名と少なかったので、21年から続く世界大会の疲れとかがあるのかな?っとも思ったのですが、25年の状況を見ていると連続とかあんまり関係ないのかも。

本番は9月!DLは8月でシーズンインは遅いのでは…!?

基本的に五輪や世陸は8月に開催されるため、5月ごろにはある程度そのシーズンの有力選手の動向が見えます。しかし、25年の世界陸上東京大会は9月開催。それに合わせて例年よりもシーズンインが遅いという話があったはずですが…
5月4日時点では、過去最高に近いペースで9秒台が出ています!
2021年は10人と抜けているものの、それ以外で5月4日時点で7名以上の9秒台がいたのは2022年と2023年だけ。2025年の7人っていうのは歴代トップレベルです。
っていうか、もはや2020年以前の薄底時代とは別ゲームと言った方が良いのかもしれません。

シーズンインが遅いと予想されてはいたものの、結局ダイヤモンドリーグが前倒しになって、ファイナルが8月27~28日に開催のため、プロ選手たちは5月時点である程度仕上がっているのかもしれませんね。

 

まとめ:5月4日時点で9秒台7人は過去最高ペース!
シーズン通して40人以上の9秒台がでるかも!?

今回は短いですがこれだけ。毎年集計していこうと思います。
2025年の5月4日時点で9秒台が7人というのは、薄底時代とは比較にならないほどのハイペースです!
このペースでいけば、シーズンを通して40人の過去最高の9秒台が出るかも!?

ボルトが引退してから低迷しているようにも見えなくもない男子100mですが、全体で観ればインフレ状態。厚底スパイクの出現が直接の要因なのかはわかりかねますが、マックスフライ登場の2021年を境に明らかに全体のレベルが上がっています。
シーズンを通して9秒台が過去最高だったのは2023年の40人ですが、この時も5月4日時点では25年と同じ7人でした。ナイキ・アディダスだけでなく、プーマも厚底スパイクのシェアを伸ばした25年。もしかすると、40人以上の9秒台が現れるシーズンになるのかも!?






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