陸上は中学・高校で陸上部に入って初めて本格的にはじめる選手が多い競技です。 また、陸上的な走りと球技の走りでは全然違い、部活に入ると陸上の走りは負荷がかなり高いことが分かると思います。 陸上競技はただ走るだけの単純な競技でありながら、負荷が高くケガのリスクも非常に高い競技。そのため、上級者と初心者ではやるべき練習も大きく変わります。 特に初心者においては初心者なりの練習メニューをこなすことが大切なのです。 ってことで今回は 部活新入生におすすめの初心者メニュー をご紹介。 「陸上の練習」はけっこう特殊なので、他のスポーツで運動経験があったとしても新入生がいきなり先輩たちと同じメニューをこなそうとするとたぶん無理だしあんまり効率的ではありません。 初心者には初心者に合った練習メニューってのがありますので、まずは基礎的な練習から始めましょう!     これだけやっておけ!! ...

一言で『短距離』といってもショートスプリント(100m,200m)とロングスプリント(400m)に分かれています。 いわゆる無酸素運動であるショートスプリントに対し、400mは無酸素の限界とされる40秒を超える時間走り続けるため、無酸素と有酸素の両方の能力が求められる特殊な種目と言えます。 それゆえに、400mは単純な走力だけでなく特有の走り方が必要なのです。 ってことで今回は 初心者・中級者のための400mの走り方の基本とコツ についてご紹介。 400mは全力疾走で頑張るだけでは最後まで走りきれずに好記録は望めない!あえてペースを落とすことが結果につながるという複雑な種目なのです。 複雑ゆえに、走り方を理解してレースを組み立てることができれば他の短距離種目よりも大きなタイムの向上が狙える可能性がある!! 今回は、まだ400mを始めたばかりの選手や、専門的に400mに取り組むべきか決まって ...

陸上の花形は100mですが、100mの選手がサブ種目として200mにエントリーすることがよくあります。しかし、200mを専門にしている選手はおおくありません。 100mと違って200mは技術でなんとなかなる余地が残されているため、フィールドや中距離に転向する前にいまいちど200mを頑張ってみてはどうでしょう? ってことで今回は 初心者・中級者のための200mの走り方の基本とコツ についてご紹介。 例によって初心者から中級者を対象にした陸上部として知っておかなくてはならない情報をご紹介します。 200mの技術を追求すればたとえ100mで勝負ができなくてもまだまだなんとかなるかもしれません!!     200mの走り方の基本とコツ 200mの競技の特徴を考えて、それに合った技術を習得することが記録を伸ばすための一番の方法です。 100mは『速さ』が最も大事ですが、200mで ...

陸上は競技なので大会で結果を残すことが一番の目標にはなるものの、【大会で勝つ】だけが陸上の楽しみではありません。 陸上の大会で結果を出せるの人はほんの一握りで、そのほとんどは幼少期から俊足で学校レベルだと無双してきたような人達です。陸上部員のほとんどが大会での優勝はおろか入賞すらも経験することなく、そればかりか予選通過すら経験することなく引退していくのです... だって、中学生・高校生の陸上競技人口は30万人もいるんですから! とはいえ、どうせ陸上部に入るなら、大会で勝てなくても『元陸上部』として人に自慢できるくらいの走力は獲得したいもの。 ってことで今回は 経験者なら知っておきたい『速く走る』ための短距離の基本!! をテーマにご紹介。 知っているだけで速く走れる知識や、これができるかどうかが素人と経験者の違いと言えるような、短距離走の基本的な動きについてご紹介します。 部活に入りたての初 ...

11秒台は誰が見ても俊足であり、陸上部員であれば達成しておきたい大台。しかし、ただ練習していただけでは到達することは難しいでしょう。達成には技術が必要です。 11秒台で走るために必要な技術をシリーズで紹介します。 今回は第2回。 11秒台で走るための足首の使い方 についてご紹介。 前回は『腰』にフォーカスしましたが、今回は『足首』についてみていきます。12秒前半までは出るのになかなか11秒台で走れないという選手は、足首を変えれば記録も伸びるかも? 第1回はこちら↓     11秒台で走るための足首の使い方 地面を蹴った力を最初に受け止める関節が足首です。そう考えれば、足首の動きがスプリント動作に与える影響が大きいということはなんとなくわかります。 しかし、普通に生きてきて『足首の動き』を意識しながら走ったことがある人なんてほとんどいないでしょう。 人間の動きは本能で無意 ...

才能さえあれば11秒台で走ることは簡単かもしれませんが、陸上選手として100mを11秒台で走ることは最初の目標であり、11秒台で走れるかどうかは素人と経験者の壁でもあります。 11秒台で走るために必要な技術についてシリーズでご紹介します。 今回はシリーズ第1回。 11秒台で走るための腰の使い方 についてご紹介。 足だけを使って走るのと腰を使って走るのとでは出力がまるっきり変わってきます。これができなければ速く走るのは無理。逆にこれさえできれば素人の域を脱することができるでしょう。 第2回はこちら↓     11秒台で走るための腰の使い方 走る技術というのはいろいろありますが、『腰の使い方』はタイムに非常に大きな影響を与える要素です。 足の速い人と遅い人の差が腰が使えるかどうかだといっても過言ではないくらい重要。 頑張って練習していてもなかなか12秒の壁を破れないという選 ...

陸上競技をやっていると練習メニューの組み方で困ることがあります。 毎日練習しているとメニューがマンネリしてきたり、なんだか物足りない感じがする日もあることでしょう。部活であれば部長やブロック長が組んでくれたメニューをただなんとなくこなすだけになってしまっているかも。 しかし、練習メニューの組み方や意味をちゃんと理解すれば練習効率を上げることができます。 今回は、 『陸上の基本的なメニューの組み方』 をご紹介します。 初心者から中級者に向けて、短距離の基本となる練習メニューの組み方についてご紹介していきます。一人で練習している人でも今回紹介する内容を意識してメニューを組んでいけば、より効率的で無駄の少ない練習が積めるはず。 ちなみに、今回のお話はちょっとややこしいと言うか専門的なところもあります。 もっと単純に考えたいのであればこちらの記事のほうがおすすめ↓   ドリルの種類はこち ...