【アシックス薄底比較】中級者向けの「サイバーブレード」と「ジェットスプリント2」を比べてみた

スパイク, 雑記

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今回は雑記です…
2024年、アシックスの『薄底スパイク』はサイバー/SPブレードを残して絶滅しました!
薄底だけでなく、それまでアシックスが推してた「HL-0メッシュ」と「ダイナラップ」の組み合わせもを組み合わせたメタスプリントを中心とした商品群も一気に消滅!!
「メタスプリント、ソニックスプリントエリート2、ジェットスプリント2ってなぁに?」状態
ってことは、薄底は旧世代のスパイクですか!?

ってことで今回は
薄底の最終形態「サイバーブレード」と「ジェットスプリント2」を比べてみた
をテーマに、最後の(!?)薄底スパイクである2モデルを比較してみます。レビューではない!
同じメーカーの同じ薄底でも、設計の古いサイバーブレードと薄底時代末期のジェットスプリント2ではずいぶん違いがあって、履き比べてみると設計思想の違いがあるんです。
両者それぞれにクセもあって、比べてみるとおもしろい!!

 

『サイバーブレード』と『ジェットスプリント2』を履き比べる

今回比較してみたのは、2020年発売の『ジェットスプリント2』と、2019年までのモデルである『サイバーブレードHF』の2つ。

それぞれのレビューは別記事で↓


ジェットスプリントは2024年に厚底化された『3』が、サイバーブレードは2019年にアッパーが改良された『16』がそれぞれリリースされていますので、どちらも旧型モデルではあります。でも、どっちも普通に流通してるからネットで安く買える。

ジェットスプリントは固定ピンながら、柔らかめのプレートと踏みやすいフラット形状が特徴。
サイバーブレードは設計は古いながらも、柔らかさとクッション性に優れていて汎用性の高さが特徴。
つまりはどちらも『中級者向けスパイク』ですね!10秒台でも履いてる選手はいますが、11~12秒台がメインターゲットの商品でしょう。
周りをみる感じだと、中高生にはブレードの方が人気なのかな?

比較するとサイバーブレードは捻じれが強い!!


画像:同じ薄底でも、比較するとプレートやピン配置はだいぶ違いますねぇ

共通しているのは、どちらも柔らかくて反発はあんまり高くないです!
どっちでも足への負担は軽いから初心者でも十分に履けると思うし、初めての専用スパイクとしておすすめできるスパイクです(ジェットは固定ピンだけど)。
それでいてトップ層でも使っている選手がいるからアシックスは凄いなぁ…

総合するとどっちも軟らかさが特徴の中級者向けの薄底スパイクなわけですが、比較しながら走ると1つ大きな違いを感じます。
それが…
『捻じれ方』が違ってサイバーブレードはすごい捻じれる!!
捻じれるから良いとか悪いってことはないのですが、ブレードは接地中盤でグインと捻じれ込んでくるのに対して、ジェット2は踏み込みに真っ直ぐ反発します。
ジェット2も柔らかいので捻じろうと思えば捻じれますが、サイバーはまっすぐ踏んでも捻じれちゃう。

この『捻じれ』によって体感的な接地の長さに結構違いがあって
ジェット2は短い接地でパッパッ!っていう感じ。
サイバーは長めの接地でグイッ!グイッ!っていう感じ。

まあ、だからなんだってこともないんだけど、履き比べるとサイバーはクッションも相まってグニャグニャ感がありますね。

柔らかいから『傾斜の違い』はあんま気にならない!!

画像:サイバーは設計が古いから見た目の結構傾斜がけっこう強いぞ!

見ての通り、傾斜の違いは結構あります!
ジェット2は極端なフラット構造で、ブレードは昔ながらの傾斜強め。だから当然履いても違いはあるっちゃある。

でも…
どちらも屈曲が柔らかくて踏みたいところで踏めるから、『傾斜の違い』はあんまり気にならない!

ブレードは傾斜自体はあるんですが、プレートがグニャグニャなので傾斜で走る感じは全然しません。ピンは前の方にあるので力を加えるのは拇指球ではありますが、傾斜がどうこうってのは別に気にならない。

ジェット2は極端にフラットではあるものの、軟らかいから接地位置を意識する必要なく自然に走れる。カーボンの『メタスプリント』はタイミングをとらないと走りずらいんだけど、同じ形状でもジェット2は軟らかいからかなり扱いやすく感じますね。

ってことで、ブレードもジェット2も、傾斜が違うからと言って接地を強要される感じはしなくて、『扱いやすさ』って点では似たようなものだと思います。

接地時間はジェットスプリント2の方が短い!

傾斜のよる違いを感じる点があるとすれば、『接地時間』でしょう。
これはスパイクの特性違いとも言えるかも。

ジェット2はドフラットだからプレートを曲げる局面がなくて、接地の瞬間からすぐに反発をもらえる。
ブレートを傾斜があるからプレートを踏んで曲げる局面があるから、接地から反発まで一瞬のタイムラグがある。
おそらく、これが体感的な接地時間の違いを生んでいて、接地の短いジェット接地の長いブレードという印象を生んでいるところなんだと思われます。

そんなわけで、どちらも柔らかいけどフラットの方が接地は短くできる可能性を感じます…
逆に、傾斜がある方がしっかり地面に力を加えられるから走りやすいような気もします…

接地感覚の差でジェット2の方がちょっとだけタイムが良いかも!?

履いた感じ、どっちも柔らかくて踏みやすいっていうのは共通した特徴だと思います。
クッションは物理的にサイバーの方が強いですが、いうても薄底だから厚底みたいなプニプニする感じはないです。
両者を履き比べて感じる違いは「捻じれ」と「接地時間」の2つかな?

どっちが好きかってのは完全に好みの問題の範疇ですが
パンパン走りたいならジェット2
グイグイ走りたいならサイバーブレード
って言う選び方をすれば合うと思う。

で、結局どっちの方が速いの?
っていうと、管理人の場合はジェット2の方が良いタイムが出ます!!

100mを手動で計ると毎回0.1~0.2くらいジェット2の方が速いです。走っているときのスピード感は全く変わらないんですが、足の回転がジェット2の方が速い印象ですね。
そりゃまあ、接地が短い(印象)だから回転が速い(印象)ってのは当然かもしれませんね。

一方のブレードは、接地が長くても柔らかいから反発が弱くて、長く踏む分回転が遅れる気はします。
これはこれで足への負担は少ないし、接地感覚が未熟でもパワーを加えやすくてタイムが出る場合もあるでしょうね。
また、ブレードの方がクッションはあるので距離が伸びればブレードの方が速くなると思う。

管理人はプレート激硬の跳躍スパイクに慣れているので、ブレードよりジェット2の方が合うんでしょう…
ブレードだと踏んだわりに返って来ないというか、接地と反発が微妙にズレちゃう感じがします。

 

結論:どっちでもいい!

今回はレビューではなくて、履き比べるとここが違うなぁっていう感想でした。
極端なフラットが特徴のジェットスプリント2

汎用性が高くて中級者に人気のサイバーブレード(履いたのはHF)

どちらも厚底になる前の世代のスパイクで、プレートで走るタイプの旧世代的なスパイクと言えます。同じアシックスの『中級者向け』ですが、設計された時代が10年は違うので、履いた感じも結構差がある。

履き比べて管理人が感じる違いは大きく2つ
・踏み込みに対する捻じれ剛性
・反発特性の違いによる接地時間の長さ

『捻じれ』に関しては、サイバーブレードは踏み込みでかなり捻じれて、グイーっと踏み込んでいく感覚が強いですね。
『接地時間』の短さはフラットスパイクの肝の部分で、ジェット2は反発が強くなくてもしっかりと短い接地を実現しています。一方のサイバーは、プレートを曲げてしっかり踏みこんでいく印象で、接地は長い(はず)。

どっちが良い?
って話なら
どっちでもいい!!

まあ、もうこれは好みの問題だと思う。管理人は短い接地のスパイクの方が好きだし合うからジェット2の方がタイムも出るけど、ロングスプリントとか蹴るタイプの選手ならブレードの方がタイム出るはず。
ちなみに、値段もほぼ一緒!!実売はどちらも1万円ちょいなのでコスパ対決も同点!!
どっちを買っても幸せになれるはず!!






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