100mでおすすめの陸上スパイクはどれ?短距離スパイクを選ぶときのポイント

100mでおすすめのスパイク

陸上競技のメイン種目で競技者人口も一番多い短距離。
なかでも100,200mが専門という人は大勢いると思います。
部活で陸上を始めたばかりの人で、とりあえず夏くらいまであるいは1年は短距離をやってみるっていう人もいるんじゃないでしょうか。

今回は陸上競技の基本である短距離、
そのなかでも
ショートスプリントと呼ばれる100mと200mにおすすめのスパイク
をご紹介します。

 

 

 

レベル別短距離おすすめスパイク

おすすめなスパイクと言っても、レベルによっては使い切れないスパイクもあります。自分の走力に適したスパイクを選ぶことも大切です。
100m、200mを走る上では各レベルでどんなスパイクがおすすめなのか、選び方をご紹介します

初心者スプリンターなら初心者向けがおすすめ

陸上を始めたばかりの選手には、一般論として怪我のリスクの低いスパイクがいいとされています。

つまり…
100mが専門であっても反発性よりも安定性を重視して、怪我のリスクをできるだけ下げるようなスパイクを選ぶのがおすすめです!!

この初心者向けのスパイクは、いわゆる兼用スパイクであることが多く、学校のグラウンドで使うならこの兼用スパイクを選ぶ必要があります。

初心者向けのモデルを履いてもそれほど速く走ることはできませんが、中学生までであれば初心者向けで十分です

タイムはランニングシューズとほとんど変わらないと思いますが、初心者のうちはタイムよりも練習を積むことが大切です。
スパイクに何を求めるのかをしっかり考えてからスパイクを選ぶようにしましょう。

初心者のスパイクについては、別の記事で詳細に紹介しているのでそちらもご参考下さい。

 

 

 

13秒台以上~初心者向けモデルを選ぼう~

男子で100m13秒台であれば、初心者向けモデルを選ぶのがいいと思います。
なぜかというと、『スパイクうんぬんよりも体を作る段階』だからです。

速く走ることに特化したスパイクではありませんが、
怪我のリスクを減らすことができる
のが初心者向けのモデルの特徴です。

初心者が短距離スパイクを選ぶ際には、スピードと怪我のリスクを天秤にかけて、自分にはどちらが大切なのかを考えて選びましょう。
初心者向けのなかにも、『タータン専用のモデル』と『土でも使える兼用モデル』の2タイプがありますので、練習場所によって選びましょう。

基本的には初心者向けのスパイクは短距離用や中距離用に分かれてはいないのですが、短距離に特化した初心者向けスパイクというのもあります。
それがジオバーサス
今回のテーマである『100mでおすすめのスパイク』という観点からすればジオバーサスが一番のおすすめです!!
初心者ではあるけれど短距離をやるともう決めているという方はジオバーサスが最適だと思います。
また、練習はランニングシューズで行うので普段はスパイクを履かず、大会の時にだけスパイクを履くという場合にもスピード重視でジオバーサスを選ぶのがいいと思います

スピード重視とは言うものの、ジオバーサスは初心者向けですのでそれほど怪我の心配はありません。

一番のおすすめはジオバーサス(ミズノ)ターゲット:12秒台を目指す初心者

[ミズノ]ジオバーサス 2
ミズノの初心者向けスパイクのひとつです。
初心者向けには珍しくタータン専用に設計がされています。
タータン専用なので、毎日の練習で履くという使い方ではなく、週末の競技場練習でだけ、あるいは試合の時にだけ履くスパイクといったところでしょうか。
軽くて薄いので走り心地は兼用スパイクとは別物で、接地感覚が中級者向けのスパイクに非常に近いのが特徴。
『初心者のための短距離用スパイク』といった感じの作りで、軟らかくはあるものの短距離スパイクに求められる要素は一通りクリアしています。走力が上がってくると物足りなさを感じると思いますが、短距離入門には最適かと思います。
初心者向けの中では一発のスピードは抜群に出ますが、その分怪我のリスクは高まるでしょう。
ジオバーサスの欠点を上げるとすれば『タータン専用』である事でしょう。練習を学校のグラウンドでやっていて、学校でもスパイクを使いたいという場合にはジオバーサスではダメです。
そういう場合には『兼用スパイク』を選ぶ必要があります。
兼用スパイクは土での使用に耐えられるように頑丈にできていますが、その分試合などでタータンを走ると反発が足りないと感じるかもしれません。もし、初心者のうちは反発というものがなんなのか分からないと思うのでこれで十分とも言えますが、『反発をもらう走り』が出来るようになってくると兼用モデルではスペックが足りないかも。
土でも使うなら兼用スパイクターゲット:土でもスパイクを履く初心者


[アシックス] EFFORT MK

[ミズノ] ブレイブウィング 3
初心者用スパイクと言えばこの2モデルです。
ミズノとアシックスの両メーカーが同じようなスパイクを出しています。詳細については別記事(初心者のスパイク2)で紹介していますのでそちらをご覧ください。
土でも使える兼用スパイクは、スピードよりも怪我のリスクを減らすことを考えて作られたスパイクです。

 
 

 

 

中級者スプリンターは自分に合ったスパイク見つけよう

今回のメイン項目です。

スパイク選びが難しくなってくるのは12秒台に入ったくらいから。
素人の粋は脱していて、学校でもトップクラスの足の速さの人たちです。

大前提として…
中級者が買うべきスパイクはオールウェザー専用のモデルです!!

中級者なのに兼用のモデルを買うのは間違いです。
兼用スパイクを買うくらいなら良いランニングシューズを買った方がマシです。
オールウェザー専用モデルはどれも薄くて軽くて速く走ることが出来ますので、兼用スパイクとは別物と考えて下さい。

中級にはかなりの段階がありますので、ちょっとこまかく分けてご紹介します。

 12秒台後半~軽いスパイクを選ぼう~

サッカー部で足が速いという人がたぶんこれくらいのレベルです。
走りの基本が出来るようになってきた段階で、最低限の筋力もついてきたレベル。

これくらいの走力がつくと初心者向けのスパイクでは反発が物足りなくなってきますが、高反発のスパイクを履くにはまだ早いと思います。
反発性よりも軽さを重視して、フォームを固めたり筋力を付けるためのスパイク選びをしましょう

ジオサイレンサー(ミズノ)がベター特徴:軽くて軟らかい


[ミズノ] ジオサイレンサー10
ミズノのロングスプリントの定番モデル。
軟らかさが特徴のスパイクで、高校生の400mランナーに評価が高い。
靴底が薄くて接地性がいいのが特徴で、反発性は低い。スムーズな足運びが出来るように固定ピンが多く使用されいるため抜けがよく、接地感覚や足運びを養えるスパイク
反発がない分、脚への負担も軽くクッション性も良いので走り込みには最適だと思います。

 

 

12秒台前半~反発を使えるようになろう~

高校でも校内で一番足が速いレベルです。
脚力が十分に付いてきてフォームもほぼ固まった段階でだと思います。

走りながら自分の動きを意識できるレベルになっているので、地面からの反発を使った走りが出来るスパイクを選ぶと良いでしょう。
100mで使うスパイクというテーマで選ぶとすれば、反発に特化した硬いスパイクを選びましょう

このレベルになってくると脚の保護性能よりもスパイクのスペックでいろいろと選べるようになるので、スパイクの選択肢が増えます。

反発重視なら ジオスプリント(ミズノ)特徴:しっかりした反発がある

[ミズノ] ジオスプリント4
ミズノの中級者向け高反発モデル。
スパイク自体が硬くできていて反発がしっかり返ってくるため、筋力よりも反発を使って走る感覚のスパイクです。上級者向けに通ずる反発感があるため、ステップアップとしての役割もあると思います。
反発が強い分脚への負担も大きく、反発に耐えられる体が必要ではありますが、100mのスパイクに求められる要素は全てクリアしている
耐久性も高いのでハードに使ってもにもOK。
バランス重視ならサイバーブレード(アシックス)特徴:バランスがいい

[アシックス] CYBERBLADE
反発とクッションを両立している扱いやすいスパイクです。
ジオスプリントは反発を重視したスパイクなのに対して、サイバーブレードはもっとクッション性に振ってあります。
反発性はジオスプリント程ではありませんが、それでも十分にあります。反発性と脚への負担のバランスがとれたスパイクといったイメージで、サイレンサーとスプリントの中間くらいの感じでしょうか。
拇指球で押していくピン配置のため、プレートの反発だけでなく筋力も使う感じの接地感覚です。

サイバーブレードについては別記事でレビューしています。

 

 

11秒台~良いスパイクに履き換えればタイムが縮む~

11秒台になると自他ともに認める足の速い人です。
それなりの練習をしてやっと到達出来るレベルで、11秒台の壁を破れずに引退して行く選手も多くいます。最初から11秒台なら才能ありだと思っていいでしょう。

これくらいのレベルになると記録の伸びもほとんどなくなり、年に1回ベストがでるかどうかと言う人も多くなるか思います。
そんな伸び悩んでいるひとは思い切って良いスパイクを買いましょう!!
陸上で他人の力に頼れるの要素はスパイクだけです

自分ではどうしようもないくらい行き詰ったときには、スパイクの力を借りると案外簡単に殻を破ることが出来たりします。
各メーカーそれぞれ特色のあるスパイクをラインナップしているので、自分の走りにあったモデルを選ぶようにしましょう。あるいは、自分に合わなそうなスパイクを履いてみると走りが変わって刺激になって急に伸びるかも。

結局、100mは上級者向けのスパイクが一番速く走れます!!

憧れのクロノインクス特徴:欠点なしの最高のスパイク

[ミズノ] クロノインクス9
好みにもよりますが、インクスは最高のスパイクです。
プレート自体は硬くはあるものの、履くと硬さはあまり感じません。なによりもアッパーが軟らかくて薄くて裸足のような感覚。
一度履くと他のスパイクに戻れなくなるくらいハイクオリティな、ミズノを代表するスパイク。力のある選手が履けば次のステップへと引き上げてくれるはず。
デメリットは固定ピンなので耐久性が低い事くらい。大学生くらいになると試合用と練習用で2足を使い分ける人が多いです。
フラット接地ならジェットスプリント(アシックス)特徴:超フラット!!

[アシックス] JETSPRINT
アシックスのフラッグシップモデルです。
日本記録保持者である桐生選手のスパイクをベースにしたスパイクで、つま先の上がっていないフラットなソールが最大の特徴です。傾斜の強いモデルとは履き心地がまるっきり違い、フラット接地で最大の力を発揮します。
プレートは従来の短距離向けモデルと比べるとちょっと拍子抜けするくらい軟らかいのですが、硬さに頼らない次世代のスパイクともいえます。
足が合うならナイキもおすすめ特徴:ソリッドな反発、安い

[ナイキ]ズームJAフライ3
このレベルになるとナイキのスパイクも選択肢に加えていいと思います。アディダスはクセが強いですし、入手性の良さとか色々考えるとやっぱりナイキだと思います。
海外スパイクの特徴は抜けの良さと反発の強さです。平行ピンを付けると設計通りの性能が出ないと思いますので、できればニードルピンを使いたいところ。スパッっとした気持ちの良い反発が返ってきます。
そして、このレベルでも1万円以下で買えることが多いですのでコスパは最高。
足が合わない人も多いので試着は必須です。

ナイキのズームJAフライ3については別記事でレビューしています…

 

 

 

 

 

11秒前半より速い人はネットの情報なんか気にしないと思いますので省略します!!

 

そんなことで、100mで使うのにおすすめなスパイクをご紹介しました。
初心者であればジオバーサスがおすすめ。
走力がついていないのであればジオサイレンサーがおすすめ。
走力がついてきていればジオスプリントサイバーブレードがおすすめ。
11秒台であればフラッグシップモデルがおすすめ。
自分の走力と、どんなスパイクを求めているかを考慮してスパイクを選びましょう。

スパイクについては色々と記事がありますのでご参考下さい。

ジオシリーズについてはこちら

スパイクレビュー記事一覧はこちら

スパイク事情はこちら
2019年(ミズノアシックスNBアディダス
2018年(ミズノアシックス
2017年(ミズノアシックスナイキアディダス
2016年(ミズノアシックスナイキアディダスその他
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