今回は雑記です... 2024年、アシックスの『薄底スパイク』はサイバー/SPブレードを残して絶滅しました! 薄底だけでなく、それまでアシックスが推してた「HL-0メッシュ」と「ダイナラップ」の組み合わせもを組み合わせたメタスプリントを中心とした商品群も一気に消滅!! 「メタスプリント、ソニックスプリントエリート2、ジェットスプリント2ってなぁに?」状態。 ってことは、薄底は旧世代のスパイクですか!? ってことで今回は 薄底の最終形態「サイバーブレード」と「ジェットスプリント2」を比べてみた をテーマに、最後の(!?)薄底スパイクである2モデルを比較してみます。レビューではない! 同じメーカーの同じ薄底でも、設計の古いサイバーブレードと薄底時代末期のジェットスプリント2ではずいぶん違いがあって、履き比べてみると設計思想の違いがあるんです。 両者それぞれにクセもあって、比べてみるとおもしろい ...

陸上のトラックは全天候型の「オールウェザートラック」で、いわゆる『タータン』が敷かれています。 厳密に言えばタータンってのは3Mの商標だそうで、シューズメーカーなんかはオールウェザーって呼ぶこともありますが、ゴムのサーフェスのことは『タータン』って言うのが一般的です。 一見すると同じように見えるタータンですが、実はいろんなメーカーが作っていて、そのため競技場ごとに走り心地が結構違って、サクサクする競技場もあれば、ぷりぷりしていてピンが刺さりにくい競技場もあるっての陸上経験者ならわかるはず。 ってことで今回は 【高速タータン】ってなに?長居・布施は記録が出やすいの!? をテーマにご紹介。 「長居は高速タータンで記録が出やすい」なんて言われていて、実際にタイムが変わるかは別としても競技場によってタータンの弾み方は結構違います。 なかでも長居や布施のタータンは【高速タータン】と呼ばれていて、硬く ...

陸上はただ走るだけでルールもシンプルなのですが、なかには解釈を間違えると失格になるようなルールもあります。 なかでもわりとやっかいだったのがリレーのユニフォームに係るルール。コールの時に4人のユニフォームが同じおそろい(同じ)かどうかをチェックされて、ここで審判にダメって言われる場合があるんです。 ってことで今回は リレーでは『同一のユニフォームを着用する』の解釈 についてご紹介。 ルールでは 〔国内〕  全国的な競技会でのリレー競走においては、チームの出場者は同一のユニフォームを着用する。 出典:日本陸上競技連盟競技規則 となっているのがリレーのユニフォーム。普通に読めば、4人が同じユニフォームである必要があるってことです。 まあ、部活では同じチームなら同じユニフォームを着てるのが当たり前ですよね。 では、ユニフォームがランニングタイプとシャツタイプだったら?ブルマとハーフタイツだったら ...

衝撃的な嬉しいニュースが入ってきました。 なんと... 世陸オレゴン100mチャンピオンのフレッド・カーリーがアシックス契約になりました!! アドバイザリースタッフ契約ってやつらしいですが、要するにアシックスがカーリーをスポンサードすることになったらしいです。 pic.twitter.com/sv1ce7fIrp — Fred Kerley (@fkerley99) February 20, 2023 本人のツイッターではアシックスの新型厚底(メタスピードSP?)を手に取るカーリーの姿が...     カーリーがアシックスになったことで勢力図に変化があるか!? Never made a move out here unless I was certain. Watch this next one pic.twitter.com/Sib75YDklN — Fred Ker ...

『chatGPT』って知ってます? 簡単に言えば、質問に文章で返答してくれるAIで、ネットに転がる情報を勝手に精査してそれっぽい回答を作ることが出来る機械です。 これがもはやその辺の人間より賢い答えを返してくれるようになっていて、もはやブログやってる意味ないんじゃね?って思ってます笑 ってことで今回は chatGPTに「速く走る方法」を聞けば正論が返ってくる! って言うお話。 近い将来、コーチなんていらなくなる世界がくるのかも?     chatGPTに「速く走る方法」を聞くと正論で返答がくる! chatGPTってのはOpen AIという会社が作っているチャットAIで、執筆時点では無料でブラウザから誰でも使うことが出来ます。 (アクセスURLはこちら) チャットAIといえば、この5年くらいは保険会社とかのお問い合わせで使われているので大人なら一度は目にしたこともあること ...

オレゴンで世界陸上が開催された2022年は好記録も多い年となりました。あなたのなかで今年一番の選手は誰ですか? そんな1年を象徴する選手を選ぶのが『ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー』です。 世界陸連が今年の顔となった選手を選ぶのがこの賞なわけですが、果たして誰が選ばれたのか... ってことで今回は 2022年はデュプランティスとマクロフリンがアスリートオブザイヤーを獲得!! をテーマにご紹介。 そうです。デュプランティスとマクロフリンが賞を獲りました。まあ、順当っちゃ順当ですよね。     「デュプランティス」と「マクロフリン」がイヤー賞を獲得 アスリート・オブ・ザ・イヤーは 男子がモンド・デュプランティス(棒高跳・スウェーデン) 女子がシドニー・マクロフリン(400mH・アメリカ) この二人が獲得しました。 デュプランティスの記録とマクロフリンの記録、どちらも今後50年破られなくて ...

東京五輪終了後も収賄やら何やらのニュースが世間をにぎわせていますが、建設前からすったもんだしている『国立競技場』もまた、未だにいろいろやってるんです。 ってことで今回は 国立競技場のトラックは「残す」方針なんです っていうテーマでご紹介。 トラックは五輪終了後に撤去して、国立は球技専用にするとか... 客席を可動式にしてコンサートでも使えるようにするとか... 建設中はその扱いをどうするかってニュースが出ていたものの、結局その後どうなったのか知らない人も多いことでしょう。 莫大な費用をかけて建設された「国立」の今後の在り方はどうなるのでしょうか?     国立のトラックは「残す」ってことになった まず、2022年の段階では国立のトラックは残す方針です! 方針っていうけど実質決定。国立のトラックはしばらく残ります。良くも悪くも、これが2022年現在示されている国立サブトラ ...

陸上は生涯スポーツです。 チームに所属する必要はなく、練習から試合まで全て自分ひとりだけで完結することができるため、自分の都合に合わせてマイペースに楽しむことができます。 また、目標も人それぞれで、「大会で1位になる」や「全国大会に出る」だけでなく、「自己ベストを出す」や「ケガせずに1年に3試合出る」を目標にしている選手もいます。 そんな陸上競技ですが、元陸上部以外の人にとっては大会に出るにはけっこうハードルが高い競技でもあります。「周りが速そうで恐縮する」とか、「学生と一緒に走るのは不安でしかない」みたいな声はとっても多く、速い遅いに係らず陸上選手って特有のオーラがあるので、たしかに初心者に対してあんまりフレンドリーな感じはしないのも事実。 ってことで今回は 【マスターズ?市民大会?】社会人から陸上を始めた初心者におすすめな陸上大会は? をテーマにご紹介。 当ブログは「大人から始める陸上 ...

陸上はトラックと呼ばれる『陸上競技場』を使って練習や大会をしています。 あんまりなじみがないかもしれないけど、公認を受けている「陸上競技場」と「ロードコース」は日本全国でなんと750か所以上あるんです!! たぶん日本って人口比率では世界で一番競技場多いんじゃない?知らんけど。 公認競技場の中には大学のグラウンドなんかもあるので、全てが誰でも使えるってわけではないのですが、東京近郊なら1時間も移動すればどこかしら使える競技場に行けると思います。 そんなに競技場だらけな日本に住んでいるのだから、市民ランナーも含めてどうせ走るなら競技場を走る経験をしてもらいたいもの。 しかし、競技場の使い方がわからない...トラックは敷居が高い...っと言う声をよく聞くのです。 ってことで今回は 【初心者でも大丈夫!】陸上競技場のルール・マナーと使い方 をテーマにご紹介。 部活だったら先輩や先生から最低限の事を ...

陸上の『シーズン』は春~秋で、遅くても10月の中旬には最後の試合が終わる場合がほとんどです。 10月になると一気に気温が下がってケガのリスクもどんどん上がり、試合も無くなるので「質重視の練習」はあんまり効果的ではなくなってきます。そんなことで、シーズン終わりには練習量を落として体に溜まっているシーズンの疲れをリフレッシュすることも必要なのです。 ってことで今回は 【陸上部】シーズンオフ(移行期)の過ごし方 についてご紹介。 陸上は10月後半から3月までが『オフシーズン』となるのですが、なかでも10~11月を『移行期』と呼びます。 冬季練習にはまだ早すぎるし技術練をするには寒すぎるっていう何をやっていいんだかわからない時期がこの移行期なわけですが、ここでどう過ごすかで来シーズンの成績が変わるかも?っと言うお話です。     移行期の過ごし方はだいたい3パターン 選手や学校 ...

日本選手権、インカレ、インハイと並ぶ陸上の大きな大会は『国体』です。 国民体育大会、縮めて国体。 10月なのでシーズンが終わっている選手は出ない場合もありますが、トップ選手が県の名前を背負って争うという、他の大会とはちょっと違う楽しみがある大会でもあります。 選手は『都道府県の代表』なわけですが、どんな選手が代表に選ばれているのでしょう? ってことで今回は 国体の代表になるにはどうすればいい? をテーマにご紹介。 他の全国大会と違ってあんまりよくわからない『国体』ですが、代表になれば県のジャージやユニフォームをもらえるぞ!!     陸上で国体代表になるための条件 まず、代表になるための条件を超ザックリ言えば... 国体選考会に出た選手の内で全国入賞の可能性が高い選手が代表に選ばれる!! っと思っておけば良いと思います。例外もあるけど。 2022年の場合は国体の代表は各 ...

【ネタバレなし!!】 アマゾンプライムビデオで配信中の『バチェロレッテ2』、観てますか? アマゾンプライムに登録していれば追加料金なく観ることができる人気コンテンツで、「バチェラー」の男女が逆転版が「バチェロレッテ」です。 管理人も毎シーズン楽しみにしているのですが、今回のバチェロレッテ2に参加している「佐藤駿」さんが実は陸上選手だったのです...     佐藤駿さんは東農大でヨンパー専門の選手だった!! 佐藤駿さんはこちらの方↓ 謎をクリエイト...!? 一見すると線が細くてスポーツをやっていそうには見えない佐藤さんですが、実は超俊足。 バチェラー(バチェロレッテ)史上おそらく最も足の速い参加者なんです! 新潟出身とのことですが、名門「新潟明訓高校」出身。「東京農業大学」に進学して400mHを専門に活躍していました。 今でこそメルドラム選手を擁し、2部でありながらかな ...

2022年の日本選手権は6/9~12の日程で大阪で開催されますが、それに先立って、混成(男子十種と女子七種)の日本選手権が6/4~5になぜか秋田で行われました。 一緒にやればいいのに...ってのは置いといて、混成選手はキングオブアスリートとも言われるほどにフィジカルエリートぞろいなわけですが、いろんな種目をやらないといけないので1つの種目に限れば専門の選手の方が記録がいいことが多いっていうか、専門選手なら混成選手の記録に負けないように頑張らなきゃならんのです。 ってことで今回は 【2022】混成日本選手権の跳躍種目の記録はどれくらい? をテーマにご紹介。 陸上は結局のところ足の速い奴が強い競技で、混成といえども日本選手権に出るレベルの選手は100m10秒台クラスのスピードを持っています。そんな選手達が幅跳びをやれば当然7mくらいは跳べちゃうわけで... しかし、幅跳び専門を名乗るなら幅跳び ...

先日、ボツワナのテゴボ選手が9秒96のU20世界新記録をマークしたというお話を紹介しました。 しかし、ここにきてこの記録が認めれないことに!? っというのも、このときに『ゼロコントロールテスト』をやっていなかったそうで、記録が世界陸連の公認を受けられないみたいなんです。 ってことで今回は テボゴの記録が幻に!?『ゼロコントロールテスト』ってなに? についてご紹介。 普通に生きてたら関係ない話ですが、せっかくなのでこの機会に陸上の記録計測についてちょっと知っておきましょう。     『ゼロコントロールテスト』ってなに? 今回、テボゴ選手が走ったレースで「ゼロコントロールテスト」が行われていなかったようで、記録が公認されないみたいです。 せっかくすごい記録が出たのに...って感じですが、日本でも桐生選手が2013年にマークした10秒01(当時世界ジュニアタイ記録)が非公認に ...

3月18~20日の日程で2年に1度開催される『世界室内陸上』がセルビアのベオグラードで開催されました。 室内陸上は日本ではあまりなじみがないのですが、ヨーロッパは寒いので冬場の室内競技が結構盛んです。2022年は世界陸上イヤーとなるため有力選手も多くエントリーしており、東京五輪のメダリストも多数出場しました。 ってことで今回は 世界室内陸上ベオグラード大会をまとめ!! についてご紹介します。 室内はカント(傾斜)のついた200mトラックとその内側に設けられた直線の60mで行われ、風の影響がないため跳躍では好記録が出やすく、特に棒高跳びと走高跳びでは毎回けっこういい記録が出ます。 今大会では3種目(男子60mH、女子三段跳び、男子棒高跳び)で室内世界新記録が誕生!! 東京からの好記録ラッシュはまだまだ続いていて世陸オレゴンにも期待がかかります。     60m 室内では1 ...

マラソンをやっていれば『陸連登録』という言葉を耳にしたこともあるでしょう。 読んで字のごとく、日本陸連に選手登録することなのですが、では、陸連登録すると何か良いことがあるのでしょうか? わざわざお金を払う価値があるものなのかわからない...って人も多いはず。 ってことで今回は 市民ランナーが陸連登録するメリットは? についてご紹介。 マラソン大会だとエントリーするのに陸連登録が必要な場合あればいらない場合もあったりと大会によってまちまちです。 登録しなくても大会に出られるならわざわざお金払って登録する意味ないんじゃない?っていう認識の人も多いことでしょう。 たしかに必要なければ登録しなくていいとは思いますが、市民ランナーでも陸連登録するメリットはあるのです!     陸連登録はエリートじゃなくても誰でも簡単にできる!! まず、陸連登録は誰でも簡単にできます。実績が全くな ...

陸上は生涯スポーツです。とはいえ、マラソンと違って社会人から陸上を始めるという人は少ないのが現状。 陸上をやってみたい...と思いながらもやり方がわからなくて一歩を踏み出せずにいる人もいることでしょう。 ってことで今回は マスターズ陸上のはじめかた をテーマにご紹介。 『マスターズ陸上』って聞いたことがある人も多いはず。武井壮さんが世界大会のリレーで世界一になったのもマスターズの大会です。 マスターズ陸上っていうの年齢ごと(5歳区切り)でクラス分けされている陸上大会のことで、昔陸上をやっていた人が復帰してはじめるのはもちろんのこと、社会人になってから陸上を始めたという人も多く参加しているカテゴリーです。 マスターズに出てみたいけど、はじめ方がわからない...って言う人も大丈夫! 今回の記事を見ておけば簡単にマスターズ陸上デビュー出来ます!! この機会にいまこそ一歩を踏み出して陸上を始めてみ ...

冬季オリンピックのフィギュアではROCがドーピングしたとかどうとかで話題になっていますが、それもそのはず、ロシアは組織的にドーピングしたとしてオリンピックから除外されています。 そして陸上界でドーピングと言えばジャスティン・ガトリンです。 2度もドーピングで処分され4年もの出場停止を食らいながらも現役を続けたガトリンでしたが、40歳の誕生日にやっと引退を表明!! 本来は2006年で引退(っというか追放)するべき選手がついに世陸オレゴンを前に姿を消すことになりました。           この投稿をInstagramで見る                       Justin Gatlin(@justingatlin)がシェアした投稿 『DEAR TRACK』ってことで「あなたは私に悲しみと喜びの涙をくれました、決して忘れられない教訓を学びました」だそうですが、DEAR DRAGにした方 ...