【スパイクレビュー】ニューバランス SD100v2をレビュー!激レア!!NBの短距離スパイクは意外にも履きやすかった!

【短スパ】NB SD100vレビュー

かつてはミズノかアシックスが大半を占めていた陸上スパイクですが、ナイキやアディダスのスパイクは競技場でもみる機会も増えました。
しかし、ニューバランスとなると、ごく一部のショップの隅っこにちょっと置いてあるだけ。
現役の学生選手が履いているのなんてまず見ないです。

普通の人はニューバランスに手は出さないですよねぇ…
まあ、私は買いましたけど!!

今回は、普通の人は気にすらならないマニアックすぎるニューバランスのスパイクをご紹介します。

モデル名は
『SD100v』
だと思うのですが…

日本で正規販売されていない(?)ので、本当の名称はわかりません!!
NBのSD100v
ってことで話を進めます。
SD100シリーズのちょっと古いモデルだと思われます。
日本ではMSD100で売ってるようです。

NBのロングスプリント向けのスパイクだと思っていますが…
そもそも短距離用なのか!?
それもよくわかりません!!

激レアなニューバランスの短距離スパイクは意外にもフィット感がすごかった!!

 

アマゾンでも売ってます↓

ニューバランス MSD100B2D

販売はSD100vではなく、MSD100B2D
SD100シリーズでBは多分黒ってこと。2Dがモデルの年式でしょうか?
あたまにつくMはよくわかりません。
とにかくびっくりするほど安い!!

 

 

 

 

ニューバランスSD100vはこんなスパイクだ!!

まずは外観からみていきましょう…

ベロがない!?足袋のような超個性的なアッパー!!

陸上のスパイクの概念をまるっきり無視しためちゃくちゃ個性的なルックスです。
なんとベロがない!!

ほぼ足袋!!常識を覆すアッパー

海外メーカーのスパイクって個性的なものが多いのですが、そのなかにあってもこのSD100vのルックスは抜群の存在感を発揮しています

まず目につくのは
高く伸びた足首

アディダスをはじめとして、特に海外メーカーの陸上のスパイクは基本的にくるぶしの部分が低くできているものが多いのですが、ニューバランスのスパイクはこのように伸びているモデルが多い。
最近はナイキもトップ選手向けに足首の長いモデルがあるので、こういう設計も合理性があるのかも。

そしてなんと
ベロがない!!
ベロってのは靴紐の間にあるあのべろーんってしたやつです。
正式名称は知りません。

遠めの写真で見ると全然わからなかったのですが、このスパイクにはベロがないんです!!
よく見ると足首の長くなっている部分本来ベロがある部分は他の部分と違う素材で構成されていて、とても伸縮性の高いゴムのような感じの素材でできています。
紐を通す穴も引っ張ると簡単に破れそうなほど柔らかい素材でできているため、入れる側と出す側にそれぞれ穴がある。もし1つの穴だったら簡単にブチっとちぎれると思う。

そんな感じで柔らかさに特化した個性的なアッパーですが..
これ、めちゃくちゃフィット感が高いんです!!

足首が長くて伸縮性のある履物…
そう、これはほぼ足袋なのです!!

超短くて柔らかいプレート

SD100vはロングスプリント向けのスパイクですので柔らかいのはわかっていたのですが、これ、柔らかいなんてもんじゃないんですよ

細かい事は後半で説明しますが、見た目からいくと短いプレートとやわらかいゴムで構成されたソールが特徴です。
中・長距離用といわれても違和感のない柔らかさのプレートは、初心者向けスパイクと同じように前足部だけの短いタイプで、素材はかなり柔らかい。
2-2-2の6本ピンはかなり外側に配置されており、プレートの屈曲を妨げない工夫がされている。
中足から後ろにかけての黒い部分はゴムで、非常に柔らかくてどこでも曲げることができる
ランニングシューズよりも曲がりやすいと思う。
アッパーだけでなく、ソールまでもが柔らかさに特化した構造をしていると言える
徹底して作りこまれた柔軟性は、他のスパイクにない最高のフィット感を生み出しているのです!!

 

 

まあ、とりあえず履いてみましょう…

最高の履き心地!!超柔らかい!!

履き心地はとにかく最高です!!
これほどまでとは思いませんでした。
スパイクにはいろいろな要素があって、ほとんどのスパイクは履き心地を多少犠牲にしてでも硬さや反発感を出しているのですが、SD100vは徹底的に柔らかくできています。

柔らかいって良いことだ

海外スパイクって総じて硬い。
国産スパイクも上級者向けは硬い。
そんなわけで
良いスパイク=硬いスパイク
っていう概念でスパイクを見てしまいがちですが、SD100vはそういうイメージが必ずしも正しくはないんだと教えてくれます。

アッパーはつま先からかかとまで全部が最高レベルに柔らかい。
ソールはプレートなんてない勢いだし中足から後ろは足に沿うほど柔らかい。

みてください。手で簡単にグニャングニャン曲がります。
プレートもなにも関係なく曲がります。こんなに曲がるスパイクある!?

これほどやわらかいと本当に履き心地はいい
裸足ランナーとか足袋シューズとかありますが、そういう人でもこのスパイクなら文句ないと思います。
履き心地はほぼ裸足!!

反発って必要?

反発の強さってのは陸上スパイクの良さを測る指標の一つだと思っています。
そしてその反発を使いこなせるかどうかが陸上選手のレベルだとも思っています。
でも本当にそうなのだろうか?
このスパイクを履くと、反発に頼らない走りってのもあるんじゃないかと思ったり、思わなかったり。

正直言いってこのスパイクに反発はほとんどありません!!

スパイクに反発を求める人には絶対に勧められないスパイクです。
しかし、反発以外のレベルはかなり高い。
SD100vを履けば、反発に頼らない走りを発見できるかも?できないかも?

やわらかいけどクッションはない!!

このスパイクの個性の一つだと思います。
アッパー、ソールは徹底して柔軟にできているにもかかわらず、クッションはほとんどないのです
一般に柔らかいスパイクは比例してクッション性も高くなっていくものですが、さすがニューバランス、常識にとらわれません。
中敷き分のクッションはありますが、クッションはスパイク自体にはほぼないと言っていいと思います。
薄さとやわらかさを両立した唯一のスパイクかもしれません

その柔らかさは走れば明確にわかります。
タータンのゴムを感じられるのです!!
スパイク自体の柔らかさと薄さによる裸足のような接地と蹴り出し感覚があるのですが、そのおかげでタータンの感触まで体に伝わってきます。
本当に裸足感覚。
クッションも反発もないことによって、裸足のと同じようにタータンを感じてしまうのです。
それがいいのか悪いのかはわかりません。

 

 

SD100vは良い?悪い?

フィット感はとんでもないレベルにあるSD100v。
それ以外のところはどうなのか…

SD100vの○と×

サクっと○×です。総じて、履き心地はピカイチです。

○異次元のフィット感

前述のように、フィット感は抜群です。
柔らかさが桁違いで、足が包み込まれるような感覚。もうこのアッパーは全てのスパイクに標準装備されるべきアッパーだと思います

○接地感覚も抜群

柔らかいのにクッションが薄いので、裸足で走っているような接地感覚です
これはもうほかのスパイクでは得られない感覚。
スピードはともかく、冬季などで走りをブラッシュアップしたいときにはこのスパイクを履いてみるのもいいかもしれません。
履いてちょっと手で引っ張ればこれだけ曲がる↓

これだけ曲がるんだからそりゃあ接地も自由ですよ。

△柔らかいけど初心者向けではない?

一般に柔らかいということはイコール初心者向けと考えられます。
SD100vはどうかというと、やわらかいけどなかなか負担のあるスパイクです
たしかに曲げやすいのでスパイクを曲げるという負担はほぼありません。

しかし、地面からの衝撃は非常にダイレクト
そして蹴り出しによる筋肉や腱への負担もダイレクト

接地が斜めとか捻じれていたりすると足首や膝への負担が蓄積して怪我につながるかも?
ふくらはぎの筋力がなければふくらはぎが蹴り出しに耐えられずに肉離れするかもしれませんし、腱がよわければアキレス腱痛になるかも?
やわらかいからと言って、初心者向けとは言えないのが難しいところ。

×反発がない!!

反発は少ないとかではなくないと思った方がいい
クッションがないのでそれなりに弾みはするのでランニングシューズよりも全然速くは走れると思います。
ここまで反発がないと、自分の脚で走っているというのがよくわかります。
どの位置に接地すればどこの筋肉が良く動くのかなど、反発に頼らない走りをするにはSD100vは良い思います。

×めちゃくちゃ履きにくい!!

最大のデメリットです。
履くのが超大変!!
履いてしまえば履き心地はいいんですけどね…

足首のところは伸縮素材なのですが、そもそも狭い!!

あなたの脚はこの穴に入るでしょうか?
まあ、入るとは思うのですが、入った後も大変なんです。

かかとにはヒールカップなんてなくてめちゃくちゃ柔らかいので、踏むと完全にペッタンコにつぶれます
履くときにはペッタンコになったかかとを引っ張りながら足をグリグリねじ込んでいく感じです。
イメージとしては、足袋のフックが外れなかったらどんなに履きにくいだろうかと想像してもらえばいいと思います。

靴ベラが欲しい!!

 

SD100vの特徴は?

ニューバランスSD100vの特徴とは?
ずばり、革命的なフィット感!!
本当にびっくりするくらいのフィット感
最高のアッパーだと思います。インクスのスケルトンアッパーよりもいいアッパーかも。

SD100vはフィット感が全て

SD100vはフィット感にステータスを全振りしたスパイクです。
なにはなくともフィット感!!

まずは足首。
靴下のように足首までカバーしてくれるおかげで、かとが柔らかいのにかかとのフィット感がめちゃくちゃいい!!

上半分の伸縮性のある部分が柔らかいのは当然ながら、下半分のメッシュとプリントの部分もめちゃくちゃ柔らかいんです。
完全に布の柔らかさ。
これがソールまで続いて、ソールはソールでゴムで柔らかい。
これはかかとのフィット感革命です!!
このフィット感は、全メーカーの開発に活かすべき。

締め付けに頼らないフィット性!!

最高のアッパーといえばインクスのアッパーかと思っているのですが、あのスケルトンアッパーですら締め付けに頼っています。
締め付けなければフィットしないっていうのは常識だと思うのですが、SD100vは締め付けないのにフィットするんです。
それも異次元に

そのフィット性は完全にこのベロと足首の部分のおかげです。

私はこれを履くときには紐はほとんど締めません。
一応結びはしますが、ぎゅっと締め付ける必要が全くないんです。
なんなら紐がなくてもほとんど影響ないと思います。ひもなしでも多分脱げないし、ほとんど変わらないタイムで走れると思う。

履き口は狭いのですが、履くとほぼ靴下のような感覚で、足を挙げれば土踏まずやかかとがちゃんとついてくる。
紐に頼らずにこれだけのフィット感が出せるものなのか!!

 

 

 

SD100vはおススメか?

結論から言えば

これはこれで最高!!
でも
冒険したくないならやめておけ!!

SD100v
はある意味最高のスパイクだと思う。
これだけのフィット感と裸足感覚のスパイクは他に知らない。
唯一無二で、他のスパイクでは替えがきかない特徴的で個性的なスパイク。

一方で、反発のある普通のスパイクと同じように使うにはかなり厳しいものがある。
フラット接地とか裸足感覚を追求したいのであれば、このスパイクを履いてみるのは合理的な選択だとは思うが、そういう考えなしに安いからといってこれに手を出すと後悔すると思う。

フィット感を追求するなら買い!!
普通のスパイクが欲しいならやめろ!!

私は5,000円ちょっとで買ったのでどんなに悪いスパイクだったとしても後悔することはなかっただろうが、予想に反してかなり気に入っている。
趣味としての陸上競技と考えるのであれば、最高のスパイクに巡り合えたのかもしれない。

まあ、安いし練習には使えるのでコスパは良いと思う

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ニューバランス MSD100B2D

 
 
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