川上拓也選手、60mで日本新!!

記録速報

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世界室内ツアーの第5選バーミンガム大会で川上拓也選手(大阪ガス)が日本新記録を更新しました。

(追記:2019年日本選手権でも決勝に残りました。)

川上拓也選手についてご紹介

ベスト:100m10.30(0.0)10.24(+2.0)2019年3月23日に更新
経歴:東海大浦安高校→中央大学→大阪ガス

1995年生まれで、桐生選手や小池祐貴選手と同じ年で、多田選手の1個上。大分インターハイ世代です。
中学時代から桐生選手と争っていた選手で、2014年のアジアジュニアでは10.47の記録で見事優勝した経歴を持ちます。
インターハイでは桐生選手が10.19の大会記録で優勝したレースの5位に入っており、中央大学時代には全カレの4×100mリレーで1年から4年まで連覇。
2017年雨のなか行われ、サニブラウン選手が劇的な優勝を果たした日本選手権の決勝レースでは山縣選手に先着して5位でした。

60mの従来の日本記録は朝原宣治

朝原宣治さんが1997年に出した6.55が長いこと日本記録として残っていました。2016年には桐生選手が6.56、つい先日の2019年大阪室内では多田選手が6.58、サニブラウン選手も2019年に入ってアメリカで6.62をマークしており、そろそろ日本記録がでるのかと注目が集まっていたところでした。
なかでも川上選手の今シーズンは絶好調で、2/3大阪で6.61、そこから海外転戦となり2/13にアイルランドのアスローンで2レース6.576.58をマーク。もはやいつ記録が出てもおかしくない状況で臨んだ2/16のバーミンガム大会。予選で6.58を出し、決勝で6.54の日本新記録となりました。
川上選手の記録は大会終了時点で2018-2019年シーズン世界6位タイ記録。パフォーマンスでは8位タイ記録となります。
世界歴代では119位タイで、100mでいうと9.98か9.99に相当するランキング。川上選手はスタートが得意な選手ですが、100mにうまくつなげることができれば9秒台も見えてくる。

ただ、バーミンガム大会で優勝した中国の蘇炳添選手の記録はなんと6.47です。
プレスコッド、ロジャースにも先着を許しており、世界の壁は厚い。






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