中級者のスパイク選び!!おすすめ7選をマニアックにご紹介
陸上のスパイクには初心者向け、中級者向け、上級者向けの3種類があります。
多くの場合は初心者向けのオールラウンドスパイクから始まって、中学後半や高校になると中級者向けのスパイクにステップアップすることでしょう。高校の部活で競技を終える選手だと上級者向けスパイクを一度も履かずに引退することもあるはず。
そんなことで、陸上部で一番履いている人が多いのが中級者向けスパイクで、販売量も多いのでメーカーも力を入れて作っています。そのため、中級者向けスパイクはモデルごとに特徴があって、どれを選ぶかで競技人生が大きく変わってしまうかも?
ってことで今回は
中級者向けスパイクの選び方
をご紹介。
中級者向けスパイクは種目によって構造が大きく変わり、走り方によっても最適なスパイクが変わります。
そして、見た目や値段だけでなく『自分に合ったモデル』を選ぶことが中級者向けスパイクを選ぶうえでは非常に重要です!!
とはいうものの、どれが自分に合っていうのかわからないという人も多いでしょう。今回はどんな選手にどのスパイクがおすすめなのかもあわせてご紹介!!
そんじょそこらのおすすめ記事とは一線を画す、ガッチガチなおすすめ7選をご紹介してやりましょう!!
反発性・クッション性・安定性の3要素が大事
まず、スパイクの性格を決める3つの要素についてわかっていないとスパイクを選びようがありません。
陸上スパイクは…
・反発性
・クッション性
・安定性
この3つの要素のバランスによってスパイクの性格が決まります。
厳密にはアッパーとか柔軟性とかもありますが、3つの要素のどれを優先するかで種目や走り方に合う合わないが出てきます。基本的には、反発が高いほど100m寄りの性能になり、クッション性や安定性が高いほど400m寄りの性能になると考えていいでしょう。
初心者向けスパイクはどれもクッション性と安定性を重視しているのでどれを選んでもそれほど大きな違いはないのですが、中級者向けスパイクになるとモデルによって優先している要素がかなり変わるため、どんな性能をスパイクに求めるかによって選ぶべきスパイクが大きく変わります。
筋力や走り方によって選ぶべきスパイクは変わる
3つの要素について説明すると…
反発性→速く走れるけど足に負担がかかる
クッション性→ロスになるけど足への負担を軽くできる
安定性→動きにくくなるけどブレずに走れる
それぞれの要素は高くなるほどこのような効果が出て来て、どれかを立てるとどれかが犠牲になります。
基本的には中級者であれば『そこそこの反発』『多少のクッション』『高めの安定性』って感じのスパイクが良いでしょう。
反発性が高いほど高いパワーが使えますが、技術がなければロスするだけで推進力が得られないばかりか筋力がないとケガの原因になる。
クッション性が高いほどロスが大きくなりますが、衝撃を吸収できるので負担が軽くなって楽に走れて結果的にタイムも良くなる。
安定性が高いほど動きを邪魔するけどブレが少なくなって力を伝えやすくなる。
つまりは、レベルが高いほど反発性を重視するようになり、未熟であればクッション性や安定性が高い方がいい記録が望めます。
高い反発を扱う技術があるのか、クッションがなくても後半まで足がもつのか、不安定なスパイクでもブレない走りができるのか、といったスプリント技術の習熟度や筋力によって選ぶべきスパイクが変わります。
プレートやソールの形状でスパイクの性格が判断できる
スパイクが3つの要素のうちどれを優先しているかは、プレートとソールの形状でだいたい判断できます。
プレート→長いほど反発重視で短いほど扱いやすい
ソールの厚み→厚さとクッション性能は比例する
かかと形状→セミラウンドソールなら安定性は高くて丸いと不安定
初心者向けはプレートが短くて分厚くてかかとが平たくなっています。上級者向けはだいたいがプレートが長くて薄くてかかとが丸くなっています。
中級者向けスパイクはこの中間で、プレートが長いけどかかとが平たいものや、プレートが短いけど薄くてかかとが丸いものもあるのです。
形状を見ればそのスパイクがどういう選手に向けて作られているのかがだいたい分かりますので、メーカーや見た目で選ぶのではなくてそのモデルごとに自分が求めているタイプなのかを判断しましょう。
中級者向けスパイクのラインナップ(短距離)
【2023年時点】
最近はメーカーが『中級者向け』っていう言い方をしなくなってきました。
2023年時点ではアシックスとミズノからそれぞれ2モデルずつ、中級者におすすめなモデルがラインナップされています。
また、アディダスとナイキとニューバランスでもおすすめできるモデルがあるので
国内・海外合わせて『6モデル』が中級者向け短距離スパイクをご紹介!!
それが以下のモデル
・SPブレード(アシックス)
・サイバーブレード(アシックス)
・Xブラストネクスト2(ミズノ)
・Xレーザーネクスト3(ミズノ)
・アディゼロフィネス(アディダス)
・ズームJAフライ(ナイキ)
・SD100(ニューバランス)
とりあえず、それぞれのスパイクの特徴ととんな人におすすめなのかを管理人目線でご紹介!!
そもそもとして、国産メーカーのほうが無難ですので特にこれといったこだわりがないのであればアシックスかミズノのどちらかを選ぶのがおすすめです。
そして、ここで紹介する海外メーカーのスパイクは中級者でも十分扱えるモデルですが、中級者のなかでもちょっと上のレベルの選手に合うと思います。クセがけっこうある。
また、この海外スパイクのうちJAフライとSD100の2つは実際に管理人が購入して使ったモデル。そのうえでおすすめ出来ると思っておすすめしています。
①,②SPブレード、サイバーブレード(アシックス)
【陸上ch的評価】
反発性:5
クッション性:9
安定性:8
毎度おなじみのブレード系。2モデルだけどアッパーが違うだけなので実質1つと考えてもいいでしょう。
プレートが軟らかめでクッションも強いので足への負担が少なく、100mから400mまで使える汎用性の高さが特徴のスパイク。
特にロングスプリンターに非常に人気の高いモデルです。
設計が古くて傾斜が強めなのでフラットに使うとちょっと違和感があるかもしれないものの、拇指球で蹴って走るタイプのスパイクなのでフォアで走るとシックリくるちょうどいい傾斜です。傾斜のおかげで自然なスプリントが出来る。
安定性の高いセミラウンドソールにはフカフカなクッションが入っているので、練習で長時間履いていても疲れにくく、特にサイバーブレードはベルトフィットなので脱着が非常に楽なのもメリット。練習で使うにはベストな1足になり得る。
反発性はそれほど高くはないのでパワースプリンターが1発を狙うにはちょっと物足りないかもしれないけど、それでもスプリントスパイクとして十分な反発はあるので、100mで使って不満があるという程ではない。初心者向けスパイクと比べればかなり高反発です。
中級者向けのド定番なだけあって、誰が履いても満足出来る、買って損のないスパイクです。
管理人も2足買っていてレビューもしていますので詳しくはそちらを参照して下さい↓
ブレード系はこんな人におすすめ
SPブレード、サイバーブレードは非常に汎用性が高く、筋力がなくても扱い切れるスプリントスパイクです。
設計が古いのでガンガン蹴っていく走りとの相性がいいのですが、中級者にはそれがありがたい。
特出した所がない分全体のバランスがよく、男女問わず、レベルを問わずおすすめ出来ます。
ってことで、ブレード系は強い反発を求めないのであれば誰にでもおすすめ!!
ちなみに、「サイバー」と「SP」の違いはアッパーですので、フィット感が好みの方を選べばいいです。履いてもイマイチ分からないって場合には脱ぎ履きが楽なのでサイバーがおすすめ。管理人は面倒くさいのでサイバー派です。
③Xブラストネクスト2(ミズノ)(旧型)
【陸上ch的評価】
反発性:8
クッション性:6
安定性:7
【2022年末、初代から2代目におすすめを変更しました】
2023年からは廃盤になってしまいましたが、2022年モデルがまだまだ流通していますので普通に買えます。
中級者向けでありながら反発性をウリにしたモデルで、しっかりした反発がありながらも扱いやすいのが特徴のスパイクです。
高反発でありながらピン配置やプレートの構造によって乗り込みやすくできているのでわりと扱いやすく、それでいて柔軟性もあるのでフォアでもフラットでも使えるスパイクです。高反発にありがちな扱いにくさはなく、適当に接地してもちゃんと反発してくれる安定性を持っています。
とはいえ、プレート自体はけっこう硬いのでメインの種目は100~200mで、それなりに筋力や体重がある選手がしっかり乗り込んで蹴るような走り方に向いているスパイクでしょう。うまく乗り込めばほかのスパイクよりも気持ちよく反発を使って走れると思います。
初代は固すぎるアッパーが欠点で、フィット性がイマイチで履き心地がいいとはいいがたかったです。
管理人もレビューしているので詳しくはそちらで↓
(以下2020年末に追記)
2022年には2代目にモデルチェンジをしてアッパーが変更になり、最大の欠点であった「アッパーの硬さ」解消されました。初代を持っている人が買い換えるほどか?っていうとそこまでではないのですが、多少高くても買うなら2代目がおすすめ。
Xブラストネクストはこんな人におすすめ
Xブラストネクストの特徴はなんといっても『高反発』なところで、中級者向けで反発性を求めるのであればこれが一番でしょう。
中級者向けとしての扱いやすさを残しつつも、上級者向けに匹敵する反発性を発揮する珍しいスパイクです。
ってことで、Xブラストネクストは反発がほしいパワー系の選手におすすめ!!
④Xレーザーネクスト3(ミズノ)
陸上ch的評価】
反発性:4
クッション性:7
安定性:8
【2022年末に編集。初代から3代目におすすめを変更しました】
Xブラストネクストと共通の構造をしながらも柔軟性をウリにしたモデルで、プレートを軟らかくして反発を抑えることでスムーズな走りが出来るようになっています。メインの種目はロングスプリントになるのでアシックスのブレード系と比較する場合が多いと思います。
6本ピンに加えてやわらかいプレートのため柔軟性が高くて乗り込みやすいのが特徴で、筋力がない選手が使ったりロングスプリントで使っても足への負担が少なく、楽に重心移動を使った動きができます。
ブレードとの比較としては、「拇指球で蹴る」感じのブレードに対して、Xレーザーは「体重を乗せる」感じで乗り込みながら重心移動させる走りが合うと思います。その点で言えば、ただ蹴ればいいブレードよりも、Xレーザーのほうが技術が必要かもしれません。
練習から試合までこれだけあれば十分と思える汎用性の高いモデルです。
Xレーザーネクストはこんな人におすすめ
Xレーザーネクストは反発性を抑えることでスムーズな動きができるようになっているスパイクで、ガンガン蹴るのではなくて重心移動をして走るタイプの現代的なスパイクです。
軽い接地でスムーズにリラックスして力感なく走り抜けるような選手には合っているのですが、地面をガンガン蹴りながら反発をもらうタイプにはちょっと反発感が物足りないかも。
ってことで、Xレーザーネクストは筋力に自信がない選手や反発よりもスムーズさを求める選手におすすめ!!
柔軟性はかなり高いです。
⑤アディゼロフィネス(アディダス)
陸上ch的評価】
反発性:9
クッション性:3
安定性:3
凶悪な硬さで名をはせるアディダスでありながら、許せる範囲の硬さに抑えられているのがこのフィネス。ギリギリ中級者でも扱えると思います。
とはいえ、硬さはトップレベルでその分反発性も高くなっています。
硬さはまあ好みだからいいとして、硬さ以外の構造も国産メーカーとはちょっと違うので注意が必要です。
まず、土踏まずのあたりがかなり絞りこまれていて、しかもかかとのヒールカップがなくてホールドが弱いのでアシックスから履きかえると違和感あると思います。
また、いわゆるサポート性がほぼなくて上級者向けスパイクのような履き心地をしています。その分軽いのですが、足への負担、特にアキレス腱まわりへの負担はかなり大きいのでケガのリスクは高い部類です。
また、中級者に必要なクッション性や安定性はほとんどなく、日々の練習で使うにはちょっとクセが強い印象で、しかもかなりのつま先接地を強要する『支え台』があるため、フォアフットでかかとを落とさず走れる選手でないとまともに走ることすら厳しいかも。
慣れればどうということはないし、これがアディダスの味で、ハマればかなり軽快に走ることは出来ます。ただ、国産スパイクのような感覚で履くと足への負担や走り方などで戸惑うでしょう。
アディゼロフィネスはこんな人におすすめ
かなりクセが強いスパイクではあるものの、余計なものが付いていないので速く走るのには向いています。
国産モデルと違って「扱いやすさ」と言う概念がないのでそれなりの技術を要求されますが、うまく乗りこむことができれば大きな反発をもらえることでしょう。
ってことで、アディゼロフィネスは扱いにくさは自分でカバーするから強い反発が欲しい選手におすすめ!!
ちなみに管理人はこれよりだと硬さが物足りないのでもう一個硬い「アクセラレータ」ってモデルを使っています。
⑥ズームJAフライ3(ナイキ)
【陸上ch的評価】
反発性:7
クッション性:3
安定性:4
ナイキの短距離スパイクのなかで高い反発性と扱いやすさをかねそろえているのがこのズームJAフライ3です。ナイキにはほかにもズーム400という柔らかめのモデルもあるのですが、400はちょっと柔らかすぎるのとピン配置が不安定なのであえてJAフライをおすすめします。
プレートは全体に網目状になっている特殊な構造で、硬さはそこそこありながらも薄いので小さい力で曲げることができるため女子選手でも十分扱えます。それでいて、スパッとキレのいい反発が返ってくるのでタイミングよく乗り込めれば大きな反発を受けることができます。
ソールにはほとんどクッションがなく、かかとも丸くなっていて不安定ではあるものの、後列4本という安定性の高いピン配置によってパワーをかけやすいのでブレることはなく、見た目の割には扱いやすいスパイクといえます。
ただ、反発のスイートスポットが狭いのである程度の技術を要求されることは覚悟しましょう。
アッパーが左右非対称設計になっていてコーナーを走りやすいのですが、直線で使う分にはちょっと邪魔なのが欠点。
これまたレビューしているので詳しくはそちらで↓
ズームJAフライ3はこんな人におすすめ
海外スパイクらしく奇抜なデザインと高反発でありながら、ピン配置はオーソドックスで踏み込みやすいため意外にも扱いやすいスパイクです。ただし、ある程度のレベルじゃないと扱いきれないかも。
強い反発は癖があって短い接地でないとおいしいところを逃してしまったり、クッションがほとんどなくて安定性も低いので国産のようなやさしさはないものの、これぞナイキという期待通りのパフォーマンスを発揮してくれます。
ってことで、ズームJAフライ3は接地が短くてパワーのある選手におすすめ!!
⑦SD100(ニューバランス)
【陸上ch的評価】
反発性:1
クッション性:1
安定性:1
管理人が最も衝撃を受けたスパイクがこのSD100です。プレートは一応あるもののグニャグニャと手で曲がる極端な柔らかさで、クッションも全くなくほぼ裸足のような安定性の低さが特徴の変態スパイク。柔軟性に性能を全振りしたかなり特殊なモデルです。
普通の人はニューバランスなんか買わないので需要がないのか3000円とかで買えることもあるこのスパイクは、実はめちゃくちゃ履きやすくて中級者ならこのスパイクで練習すれば自力がめちゃくちゃつくと思います。ただし、反発はないので試合では厳しいかも。
とにかく軟らかいのが特徴で、普通は柔軟性が高いモデルはクッション性や安定性も高くなっているのですが、このモデルは世界で唯一(?)の軟らかいのにクッションがなくて安定性もゼロなスパイク。
ただ、これが良くて、反発に頼らないで自分の力を使って走る感覚が得られるし、柔軟性がめちゃくちゃ高いので接地感覚が良くて本当に裸足で走っているかのような感覚を覚えます。
軟らかいのにクッションが全くないので足への負担は非常に大きく、変な足のつき方をするとケガをしそうになるくらいの負荷がかかるので注意は必要ですが、このスパイクで走れば自然と理想的な接地や蹴り出しを身に付けることが出来ると思います。
試合用っていうよりも、練習用スパイクと位置付けて管理人は使っています。冬季練習なんかで使うのも良いと思う。
また、他のスパイクとは比にならないレベルでスムーズな足運びができるため、ロングスプリントであれば試合でも使えそう。100mで使うには軟らかすぎてキツイと思います。
それとアッパーが最高。
詳しいことはこれまた別記事のレビューで↓
SD100はこんな人におすすめ
柔軟性に特化してほとんど裸足のような感覚で走れるものの、反発などはほぼないのがこのSD100。クセが強いなんてもんじゃありません。このスパイクを履けば今までいかに自分が適当な接地で雑に走っていたかがわかるでしょう。
ほかのスパイクと同じ尺度で考えるとなかなか手が出しにくいスパイクではあるものの、練習で自力をつけるためにはくスパイクとしてはおそらく最高。これである程度練習をつんで、試合で高反発なスパイクを使ったらたぶん1秒くらいベスト更新できそうな気がする。知らんけど。
ってことで、SD100はスパイクの反発に頼らない走りを体得したい人におすすめ!!
最近の高反発スパイクとは真逆ですので普通に使うならダメかもしれないけど、5000円とかでこれほどのものが手に入るなら絶対買ったほうがいい。
高い金払ってウインドスプリントとかドリルシューズ買うなら1/3の値段でこのスパイク買ったほうが得るものが多いと思う。
今回のまとめ
今回は、中級者におすすめなスパイクということで3つの要素と7つのスパイクについてご紹介しました。
反発性・クッション性・安定性の3つの要素のどれを重視するかでスパイク選びが変わってきますので、自分がどんなスパイクを求めているのかを最初に認識するようにしましょう。
そして国産4つ、海外メーカー3つのおすすめ7選をご紹介しました。
国産メーカーのスパイクは中級者向けに優しさのあるつくりをしており、反発性があってもクッション等を犠牲にせずに扱いやすさを持ったモデル。筋力がまだ十分でなかったり、フォームが固まっていない段階であれば国産メーカーから選ぶと良いでしょう。
アシックスのSPブレード・サイバーブレードは汎用性の高さが特徴で上級者でも使っている人も多い人気モデル。
ミズノは反発重視のXブラストネクストと柔軟なXレーザーネクストの2モデルがあり、完成度は今一つではあるものの反発が欲しかったり柔軟なスパイクがいいのであればミズノを選びましょう。
海外メーカーのスパイクはかなり尖った特性があるので、中級者向けの中では上級者に近い部類ではあります。ただ、性能が吐出しているのでコレというものがあればハマるはず。
管理人の一押しはSD100ですが、メチャクチャクセがあるので1足でまかなうのはちょいと厳しいかも。
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