陸上スパイクは、大きく「専用スパイク」と「兼用スパイク」に分かれています。 専用っていうのはタータン(競技場)だけで使えて、兼用ってのはピンを付け変えればタータンでも土(校庭)でも使えるって言う意味。 そして兼用スパイクは”初心者向けオールラウンド”とも呼ばれ、全種目に対応しています。 兼用スパイクは2023年のラインナップではミズノから2種類「Xファースト」と「Xスピリット」が、アシックスからは3種類「エフォート」と「ヒートスプリント」と「ヒートフラット」が出ています。 ってことで今回は アシックスの初心者向けスパイク「ヒートスプリント」と「ヒートフラット」はなにが違う? をテーマにご紹介。 兼用スパイクはどれも初心者向けオールラウンドなので、シューズチャートでは短距離のみならず跳躍や中距離にも対応しています。 全種目に対応してるなら1種類あればいいんじゃない?って感じですが、なぜかアシ ...

個人的にはエックスシリーズのプレートって結構いい感じだと思うのですが、競技場で周りを見るとあまりシェアは高くない様子... 海外メーカーのスパイクの出来が良いからあえて選ばないっていうのも一因だと思いますが、Xシリーズは違いがわかりにくくてイマイチ手に取りずらいっていうのが原因なんじゃないかと思っています。 ってことで今回は 【スパイクレビュー】 Xレーザーエリート2は「高い柔軟性」と「適度な反発」で中級者にもおすすめなスパイクだった!! をテーマにご紹介。 固定ピンということもあり”上級者向け”としてラインナップされているXレーザーエリートですが、実際に履いてみると他の上級者向けモデルのようなクセが全くなく、「エリート」名をもちながらも中級者でも十分に扱えるスパイクであることがわかりました。 不人気ゆえにかなりかなり安値で買える場合もあり、歴代をみても屈指のコスパ最強スパイクかも!? サ ...

事件は2021年。それまでミズノの中・上級者向けシリーズだった「ジオシリーズ」が廃止され、かわりに「エックスシリーズ」がラインナップされたことでスパイク選びがややこしくなりました。この「Xシリーズ」は特殊な技術で同じ形状ながら硬さの異なるいろんなスパイクを作れるという画期的なもので、その詳細は特許なので誰でもみることが出来ます(特許6903088)。 で、この技術のおかげでミズノはみためがそっくりなのに性格が違うスパイクを3年で13モデルもリリースしてしまうのです...(21年4モデル、22年5モデル、23年4モデル。) そんなわけで、Xシリーズはもはやなにを選べばいいのかわけわからない!! ってことで今回は ミズノ『Xシリーズ』の違いはなに? 「ブラスト」と「レーザー」さらに「エリート」と「ネクスト」では何がどう違う? をテーマにご紹介。 管理人、昔からミズノのスパイクを愛用しています。 ...

東京五輪では200m優勝のアンドレ・ドグラスをはじめとして、短距離選手でもソールの厚いスパイクを履く選手が目立っていました。 ミズノもスパイクを開発してプロトタイプを飯塚選手が使用していました↓ 熊本店 25日まで限定展示☆ 飯塚翔太選手着用クロノインクス 金井大旺選手着用クロノブレイク! 憧れます‼️ もっと詳しく見たい方👇ミズノ#陸上スパイク#飯塚翔太選手#金井大旺#クロノインクス#クロノブレイク pic.twitter.com/Ea9tUmZH1d — ステップスポーツ熊本 (@step_kumamoto) October 21, 2021 そして2022年ついに... ミズノの厚底短距離スパイクの市販版『Xブラストネオ』が登場!! 飯塚選手のモデルはインクスの厚底版って感じなのですが、市販されるのはなぜかXブラストの厚底版。 がっかり要素 ...

中学・高校で陸上部に入って短距離をはじめたけど、どのスパイクを選べばいいのか分からない... そんなあなたも大丈夫!! 今回は 陸上初心者におすすめの短距離スパイク をご紹介。この記事を見ておけば専門知識がなくても自分にあったスパイクがみつかるはずです。 今回はいつものように専門性が高いお話ではなく、はじめて陸上に触れる人にも分かりやすいようにスパイクの基本的なところをご紹介して行きます。     知っておくべきスパイクの基本 スパイクを選ぶにあたって、最低限おさえておくべきポイントがあります。 それは『土でも使うのか?』と『種目は決まっているのか?』の2つ。 土で使うのであれば土兼用スパイクを、種目が決まっていなければオールラウンドスパイクを選ぶと良いでしょう。 オールウェザー専用か土兼用はどちらにする? 最初に考えるのは土で使うかどうかです。 陸上のスパイクには大き ...

スパイク選びはタイムに直結するため、普通は失敗しないようにミズノかアシックスを、変わったのが欲しい人はナイキかアディダスを選ぶはずです。 そのため、ニューバランスやプーマを選ぶのは日本においてはかなりマイナー。しかし、当ブログではこれまで2つのNBのスパイクをレビューしています。 どちらも奇抜な見た目をしているのですが、ソックスのように履くアッパーは最高のフィット感を実現していました。 管理人はスピードを出さないときにはSD100を、スピード練習ではVazeeSigmaをって感じで練習で使用しており、かなり気に入っています。 しかし、SD100は反発がほぼなく、VazeeSigmaは200g弱の重量があり足を回すと重さを感じるという欠点がありました。そこで今回、Sigmaシリーズの後継となるのSigmaHarmonyを購入し旧型の弱点であった重さをクリアした最高の1足となることを期待したの ...

前回、『エックスブラストネクスト』を買おうと決めました。 で、今回はそのレビュー。 ミズノの2021年新作スパイク『エックスブラストネクスト(X BLAST NEXT)』をレビュー!! をご紹介。 久々にミズノの中級者向けモデルが刷新され、新発売となったショートスプリント向けモデルであるエックスブラストネクスト。実際履いてどうなのか!? そんな気になる新作モデルを評価してみました!!     エックスブラストネクストをレビュー!! 久しぶりに中級者向けスパイクを買いました。管理人はかつて『ジオスパーク』というどうしようもないモデルを使用していたこともあって、ミズノ派にもかかわらずその中級者向けのジオシリーズにはあんまりいい印象を持っていません(インクスは120点です!!)。中級者向けならどちらかといえばアシックスのSP/サイバーブレードをおすすめしてきました。 しかし、 ...

ニューバランス(以下NB)のスパイクは日本では激レアです。取り扱っていない販売店も多く、おそらくは公式に国内販売はされていないと思われます。 学生スプリンターなどのガチ勢はあえて選ぶことはないであろうNBですが、女子400mHで世陸ドーハ銀メダルのマクローフリン選手が着用するなど、国際大会ではNの文字が入ったシューズを目にすることも多いのです。 かくいう私もSD100という軟らかいモデルを1足持っていて、かなり履き心地が良くてお気に入り。 SD100のレビューはこちら↓ このSD100はなかなかいいスパイクでありながら反発が全くないというわりと致命的な欠点がありました。 そこで私が手を出したのがSD100よりも反発の強い短距離向けモデルであるSD200というモデル。またの名を『VazeeSigma』です。 今回は NBの短距離スパイクVazeeSigma(SD200)をレビュー!! 日本で ...

かつてはミズノかアシックスが大半を占めていた陸上スパイクですが、ナイキやアディダスのスパイクは競技場でもみる機会も増えました。 しかし、ニューバランスとなると、ごく一部のショップの隅っこにちょっと置いてあるだけ。 現役の学生選手が履いているのなんてまず見ないです。 普通の人はニューバランスに手は出さないですよねぇ... まあ、私は買いましたけど!! 今回は、普通の人は気にすらならないマニアックすぎるニューバランスのスパイクをご紹介します。 モデル名は 『SD100v』 だと思うのですが... 日本で正規販売されていない(?)ので、本当の名称はわかりません!! NBのSD100vってことで話を進めます。SD100シリーズのちょっと古いモデルだと思われます。 日本ではMSD100で売ってるようです。 ニューバランス MSD100 SPIKE MSD100F2D posted with カエレバ ...

マニアックなアディダスのスパイク、買おうとは思わなくても気になる人も多いはず。 最近はナイキのスパイクを履いている人も増えてきたので、ナイキがある程度行き渡ったら次はアディダスのスパイクが流行るかも知れません。 海外スパイクのざっくりした比較はこちらの記事をご参考下さい。   ザックリ言えば、短距離用スパイクは4種類あります。 アディゼロシリーズは3種類で、頭にアディゼロ(adizero)が付いて、モデル名が続きます。 プライム(PRIME) アクセラレータ(ACCELERATOR) フィネス(FINESSE) あとは初心者向けのスプリントスター(SPRINTSTAR)というモデルがあります。 国内では現行のスプリントスターはみたことないので、たぶんプライム、アクセラレータ、フィネスの3つしか流通していないと思われます。 プライムは短短向けの硬いモデルで、アクセラレータ、フィネス ...

日本を代表するスポーツブランドであり、みんな大好きアシックス。 アシックスと言えば、日本人の足にフィットするシューズをつくるメーカーで、最近では市民ランナーからの厚い支持を得ています。 最近はナイキ・アディダス・プーマの3強に押されていて世界レベルでアシックスのスパイクを履く選手は多くはありませんが、かつては100mのチャンピオンをカール・ルイスと争ったリロイ・バレル(アメリカ)もアシックスのスパイクを履くほどでした。 今でも世陸のメインスポンサーとして存在感はありますね。 アシックスのスパイクといえばピンレスやフラット構造といった先進的なモデルが代表的ですが、しかしその一方で中級者向けは『SPブレード・サイバーブレード』という昔ながらの実質1モデルだけで勝負しているのです。 そしてこれが中学・高校の部活生に大人気... ってことで今回は 中級者向けモデルのド定番『サイバーブレード』をレビ ...

陸上のスパイクを作っていてそれなりのレベルにあるのはミズノ、アシックス、ナイキ、アディダス、ニューバランス、プーマ、サッカニー、ブルックス、アンダーアーマーあたりだと思われます。 日本では一昔前まではミズノ、アシックスしかほぼ売られておらず2強状態。 海外メーカー製のスパイクを履いているのは契約しているごく一部のトップ選手だけでした。 最近ではナイキ、アディダスの陸上スパイクであれば店頭でも見られるようになってきて、私も試しに買ってみたりしています。 ニューバランスはまだ店頭で見ることはほとんどないものの、探せば一般人でも普通に買えるようになって来ました。 今回は、そんな気になるけどちょっと遠い存在である海外メーカーのスパイクを比較してみようかと思います!!     海外3メーカーのスパイクを比較 わたくし、ナイキ、アディダス、ニューバランス(以下NB)の3メーカーのス ...

ナイキのスパイク、気にはなるけどなかなか手が出ないと思います。 たぶん90%以上の人はミズノかアシックスのスパイクを履いていることでしょう。 ナイキに手を出すのはいろんな意味で危険ですから。 わたくし、ナイキのスプリントモデルであるズームJA3を購入いたしましたので、簡単にレビューしてみようかと思います。 最初に... わたくし、なかなか長身な元跳躍選手です。大学時代までそれなりにやってましたが、足をブチっとやりまして、社会人になってからは平凡な人生を送っています。当時は細マッチョでしたが、今はゴリマッチョ気味で80kg弱のパワー系です。ちなみに体脂肪はほぼ1ケタです。 余暇をすごす最近の私は現役時代に一度も履かなかった海外メーカーのスパイクを中心に購入しています。 持ち記録?そんなヤボなことは気にすんな。       ズームJAフライ3はこんなスパイクだ!! ...