ナイキが厚底マラソンシューズの「ヴェイパーフライ」で革命を起こし、短距離でも東京五輪で初代「マックスフライ」が登場。以降は他社からも厚底スパイクがリリースされ、2024年現在では短距離スパイクはほぼすべてが厚底に... 厚底スパイクの元祖にして雄であるマックスフライは長いこと品薄が続いていたのですが、2024年の『マックスフライ2』へのモデルチェンジをきっかけに供給が追いついた! ってことで今回は 【レビュー】マックスフライ2はやっぱりすごい!! トップモデルだけど扱いやすくて「速く走れる(気がする)」スパイクだ! 厚底なら買うならこれが最適解でしょう... をテーマにご紹介。 超ザックリいうと 思った以上に走りやすい! タイムを出したいならマックスフライを買っておくのがたぶんベスト!! 走る性能はピカイチ。3万の価値はあると思いますよ! 「SP3はどうなの!?」とか「NBは!?」って話は ...

スパイクが『厚底』になってからというもの、短距離であってもトップ選手以外は中距離向けのスパイクを使うような状況が続いていました。ドラゴンフライを筆頭に、ビクトリー、アバンチ、そしてアンビションを使う短距離選手は珍しくありません。 でも、短距離選手なんだからやっぱり『短距離向けスパイク』を使いたいよね... ついに、アディダスから中級者向け厚底スプリントスパイクである『フィネス』が出たぞ!! ってことで今回は 【レビュー】アディゼロフィネス 中級者向けの厚底スパイクがついに出た! をテーマにご紹介! 管理人も最近はもっぱらアンビションやドラゴンフライの中距離スパイクを履くことが多いし、これで特に不満もありませんでした。でも、フィネスを発売日に注文しちゃいました。 だって、フィネスを買っておけばもう中距離スパイクなんか履く必要ないんですから! フィネス、相当イイです。現行の中級者向けとしてはベ ...

トラックスパイクも厚底化が進むなか、幅跳び用スパイクではナイキが唯一厚底スパイクをリリースしていました。 2024年、アシックスはメタスピードSPを頂点として、下位のソニックスプリント、ジェットスプリントを厚底化!同時に、幅跳びスパイクもメタスピードSPの形状を踏襲した新型モデルへと大幅リニューアル!! ってことで今回は 【レビュー】アシックス『ソニックスカイプロ』は跳び出しスピードが高い! 厚底でも扱いやすくて欠点なし!? をテーマにご紹介。 極端なフラット形状の前作の『LJプロ3』が2021年にリリースされたのですが、あまりにフラットすぎて全然人気が出なかった! さらに、三段跳び用の『TJプロ3』に至っては厚さが20mmを超えているため24年秋以降は三段跳びですら使用できないという残念っぷり!! そんな過去の「失敗作」ともいえるスパイクを切り捨て、完全リニューアルされた新型スパイクが今 ...

トラックでもタイムを求めれば厚底を選ぶべき時代です。 でも、『マックスフライ』や『プライムSP2』はカーボンガチガチで扱いが難しいし、値段も高くてそもそも品薄で売ってすらいない!!じゃあ、手に入る厚底スパイクを短距離で使うのはどう? ってことで今回は 【レビュー】アディゼロ『アンビション』は中距離スパイクだけど短距離でもバリバリ使える!! むしろこれ履けばベスト出るんじゃね? をテーマにご紹介。 薄底スパイクは距離や種目によって選ぶべきスパイクが分かれていましたが、厚底スパイクは種目にかかわらず『走力』によってスパイクを選ぶのがいいんです。 今回は、管理人がアディダスの中級者向けスパイクである『アンビション』を実際に使ってみてのレビュー。 今まで薄底で頑張っていた選手でも、これを履いたらベスト出んじゃね?ってくらい、良いスパイクでした!! 管理人、このスパイクを買ってわりと感動したのでナイ ...

今回の記事は全2回にわたるレビュー記事の2回目です。 第1回目:エフォートが初心者におすすめな4つの理由 第2回目:(今ココ)エフォートを購入!実際に履いてレビュー! 1回目ではエフォートが初心者におすすめである4つの理由をご紹介しました。2回目の今回は、管理人がエフォートを購入して使用したレビューをご紹介していきます。 ってことで今回は 【レビュー②】アシックス『エフォート』のメリットとデメリットを実際に履いてご紹介! をテーマにご紹介。 エフォートは初心者には間違いなくベストな1足ですが、しかし初心者以外には別のスパイクをおすすめしたいのも事実。 アシックスの『エフォート』は初心者向けのド定番モデルで、前回は4つの理由をあげて陸上chの見解としても初心者の最初の一足ならエフォートがベストという結論に至っています。初心者が店舗でおすすめを聞けばほぼ間違いなくこれが出てきますし、初心者であ ...

    今回の記事は全2回にわたるレビュー記事の1回目です。 第1回目:(今ココ)エフォートが初心者におすすめな4つの理由 第2回目:エフォートを購入!実際に履いてレビュー! 1回目の今回はエフォートが初心者におすすめである理由を、2回目の次回は管理人が実際に購入して使用したレビューをご紹介します。 ってことで今回は 【レビュー①】アシックス『エフォート』が初心者におすすめな4つの理由! をテーマにご紹介。 ハッキリ言って、初心者の最初の一足なら『エフォート』を選ぶのがベストだと思います! 陸上競技を始めたらまず必要となるのが「陸上スパイク」です。初心者はどのようなスパイクを選べば良いかで迷うこともあるでしょう。そんな初心者におすすめのスパイクが、アシックスの「エフォート」です。 エフォートは初心者向けスパイクの代名詞的モデルで、陸上選手の最初に履いたスパイクは大体がこのエフォートか、ミズ ...

202X年 陸上界は厚底の炎に包まれた 2023年現在、「速く走りたい」のが目的であれば厚底スパイクを選ばない理由がないです。 しかし、ほんの数年ままでは薄くて硬いスパイクこそが「上級者向けスプリントスパイク」で、硬ければ硬いほど薄ければ薄ほど尊敬の眼差しを受けたものです。 そして薄底世紀末にリリースされたのが「メタスプリント」「ジェットスプリント2」「ソニックスプリントエリート2」のフラット3兄弟。 従来のスパイク技術の結晶と言える薄底時代末期のモデルのほうが厚底より速く走れるってことはなかろうか? ってことで今回は 【レビュー】『メタスプリント』は意外にもシューズっぽくて走りやすい! だけど反発を使うには高いスプリントスキルが必要だ!! をテーマにご紹介。 アシックス メタスプリント posted with カエレバ   楽天市場 Amazon Yahooショッピング   アシックスが ...

時代は厚底で、アシックスも厚底の「メタスピードSP/MD」をリリース。10秒台でさらにタイムを狙う超上級者は厚底を選ぶのがベストだと思います。しかし、11秒台のいわゆる中級者に厚底がほんとうに必要か!?ボルトの世界記録だって薄底だし、マックスフライ登場前は9秒台の選手でも全員薄底だったんだぞ!! そして、「薄底時代」最後の商品群であるアシックスのフラットスパイクは多くの中・上級者選手にとって最適なスパイクであるはず! ってことで今回は 【レビュー】 『ジェットスプリント2』はフラットで走りやすい!! 裸足感覚で接地感バツグンな中級者にもオススメできるスパイクだ!! をテーマにご紹介。 アシックス ジェットスプリント 2 posted with カエレバ   楽天市場 Amazon Yahooショッピング   アシックスと言えば「フラットスパイク」!! なかでも桐生モデルとして誕生した初代『 ...

陸上スパイクは、大きく「専用スパイク」と「兼用スパイク」に分かれています。 専用っていうのはタータン(競技場)だけで使えて、兼用ってのはピンを付け変えればタータンでも土(校庭)でも使えるって言う意味。 そして兼用スパイクは”初心者向けオールラウンド”とも呼ばれ、全種目に対応しています。 兼用スパイクは2023年のラインナップではミズノから2種類「Xファースト」と「Xスピリット」が、アシックスからは3種類「エフォート」と「ヒートスプリント」と「ヒートフラット」が出ています。 ってことで今回は アシックスの初心者向けスパイク「ヒートスプリント」と「ヒートフラット」はなにが違う? をテーマにご紹介。 兼用スパイクはどれも初心者向けオールラウンドなので、シューズチャートでは短距離のみならず跳躍や中距離にも対応しています。 全種目に対応してるなら1種類あればいいんじゃない?って感じですが、なぜかアシ ...

次世代短距離スパイクとして2022年にミズノが出したのが『Xブラストネオ』という厚底スパイク。 歴史的な日本メーカー初の「厚底スパイク」であり、ミズノ史上最強の反発力をもつというこのモデルですが、この時代のトップ選手はすでにナイキ・アディダスにどっぷり!! さらにはミズノの選手ですらXブラストではなく別の特注モデル(インクスの厚底版)を履くというなんとも残念なスパイクなのです。 ってことで今回は ミズノ『Xブラストネオ』レビュー!!ガチガチプレートと厚底がもたらす反発力は別次元!! をご紹介。 いよいよというタイミングでミズノがリリースしたのは誰もが望んでいた「インクスの厚底版」ではなく、この『Xブラストネオ』なる謎のモデル。管理人も最初は「これじゃねぇ...」っと思わざるを得ませんでした。 スペック的には重量がかなりあり、さらに値段は3万弱。ナイキ・アディダスがあるなか、あえてミズノを選 ...

あまりシェアが高くないようですが、管理人はエックスシリーズのプレートをかなり気に入っています! なかでも、柔軟性が高くて足への負担が少ない『Xレーザー』は、練習から試合までを1足でこなせる理想的な中級者向けスパイクなんです。 ってことで今回は 【スパイクレビュー】 Xレーザーエリート2は「高い柔軟性」と「適度な反発」で中級者におすすめしたいスパイクだ!! をテーマにご紹介。 日本メーカーの中級者向けスパイクといえば、アシックスのサイバー/SPブレードが定番だし、管理人もおすすめを聞かれたらブレードを紹介しています。 でも、管理人が実際に履いて「これいいなぁ...」っと思うのは今回ご紹介する『Xレーザー』なんです。他の上級者向けスパイクと比べても遜色ない履き心地や接地感覚を持っていて、それでいて足への負担が軽い。 サイバー/SPブレードを越えるようなポテンシャルを持ちながらも、全然評価を得て ...

【2024年2月更新】 事件は2021年。 それまでミズノの中・上級者向けシリーズだった「ジオシリーズ」が廃止され、かわりに「エックスシリーズ」がラインナップされました。 この「Xシリーズ」は特殊な技術で同じ形状ながら硬さの異なるいろんなスパイクを作れるという画期的なものだそうその詳細は特許なので誰でもみることが出来ます(特許6903088)。 で、 ミズノは同じプレートで見た目がそっくりなのに性格が違うスパイクをリリースしまくってしまうのです! その結果、Xシリーズはどれを選べばいいのかわからない!! ってことで今回は ミズノ『Xシリーズ』の違いはなに? 「ブラスト」と「レーザー」 「エリート」と「ネクスト」 さらには「厚底」と「薄底」では何がどう違う? をテーマにご紹介。 管理人はXシリーズをけっこう気に入っていて、3足買っています。 Xシリーズは見た目はそっくりでも履き比べると全然違 ...

管理人、『Xレーザーエリート』と『Xブラストネオ』を新たに購入しました。 で、それぞれのレビュー記事を執筆中なのですが、Xブラストネオがすごかったのでとりあえずそのすごさを伝えたくて先にこの記事を書きました。 ってことで今回は Xブラストネオはすごいスパイクだから在庫あるうちにかったほうがいい!! っていうお話です。 正直言って、Xブラストネオが出たときにはこれじゃない感ありましたし、誰もが飯塚選手が履いてるインクスの厚底バージョンを望んでいたことでしょう。管理人も厚底インクスがいいです。 しかし、Xブラストネオはこれはこれでいい!! これじゃないとか言ってごめんなさいミズノさん。 今回はファーストインプレッションってことでさわりだけ。今回は取り急ぎそのすごさだけご紹介します。 詳しいレビューは別記事で書きますので詳細はそちらでお願いします。     2022年モデルは ...

アシックスの幅跳びスパイクは大幅なモデルチェンジをおこなったものの、ネジ山の強度不足で回収となっていました。 そしてもろもろの問題を解消してやっとでてきたのが『ロングジャンププロ3』です。 このモデルは世界唯一の「フラットな幅跳びスパイク」で、スパイクにフラットさを求めるなら第一候補になるはず。 でも、最大の特徴である「フラット構造」は他のスパイクと感触が大きく違うから失敗したらいやだなぁ... 大丈夫!!管理人が人柱になって良いところ悪いところをチェックします!! ってことで今回は アシックス『ロングジャンププロ3』レビュー をご紹介。 フラット+硬いプレートの組み合わせによってクセの強いモデルとなったロングジャンププロ3ですが、扱いやすさはどうなのか? そして結局、フィールドジオLJと比べてどっちがいいのか!? ロングジャンププロ3はクセはあるけどとりあえず買って損はないスパイクだ!! ...

自慢ですが、管理人は元7mジャンパーです。 現役時代はミズノだけを履き続けていたのですが、趣味でやるようになってからはアシックス・ナイキ・アディダスの幅跳びスパイクをそれぞれ実際に使って履き比べたりしています。 そんな管理人が声を大にして言いたいのは... 幅跳び専用スパイクを履けば50cmは記録が伸びる!!っていうこと。兼用オールラウンドスパイクで幅跳びをしているなら今すぐに専用スパイクを買いましょう。 とはいえ、上級者向けなイメージの強い幅跳びスパイクはどれを買ったらいいのかイマイチ分からない。 ってことで今回は 幅跳び専用スパイクのおすすめはどれ? をテーマにご紹介。 アシックスは不良品を出して自主回収になっていたのですが2022年には改良版が手に入るようになりました。さらには巨人ナイキがエアズーム搭載の次世代モデルをリリース!! そんなことで2022年はミズノ・アシックス・ナイキ・ ...

東京五輪では200m優勝のアンドレ・ドグラスをはじめとして、短距離選手でもソールの厚いスパイクを履く選手が目立っていました。 ミズノもスパイクを開発してプロトタイプを飯塚選手が使用していました↓ 熊本店 25日まで限定展示☆ 飯塚翔太選手着用クロノインクス 金井大旺選手着用クロノブレイク! 憧れます‼️ もっと詳しく見たい方👇ミズノ#陸上スパイク#飯塚翔太選手#金井大旺#クロノインクス#クロノブレイク pic.twitter.com/Ea9tUmZH1d — ステップスポーツ熊本 (@step_kumamoto) October 21, 2021 そして2022年ついに... ミズノの厚底短距離スパイクの市販版『Xブラストネオ』が登場!! 飯塚選手のモデルはインクスの厚底版って感じなのですが、市販されるのはなぜかXブラストの厚底版。 がっかり要素 ...

中学・高校で陸上部に入って短距離をはじめたけど、どのスパイクを選べばいいのか分からない... そんなあなたも大丈夫!! 今回は 陸上初心者におすすめの短距離スパイク をご紹介。この記事を見ておけば専門知識がなくても自分にあったスパイクがみつかるはずです。 今回はいつものように専門性が高いお話ではなく、はじめて陸上に触れる人にも分かりやすいようにスパイクの基本的なところをご紹介して行きます。     知っておくべきスパイクの基本 スパイクを選ぶにあたって、最低限おさえておくべきポイントがあります。 それは『土でも使うのか?』と『種目は決まっているのか?』の2つ。 土で使うのであれば土兼用スパイクを、種目が決まっていなければオールラウンドスパイクを選ぶと良いでしょう。 オールウェザー専用か土兼用はどちらにする? 最初に考えるのは土で使うかどうかです。 陸上のスパイクには大き ...

スパイク選びはタイムに直結するため、普通は失敗しないようにミズノかアシックスを、変わったのが欲しい人はナイキかアディダスを選ぶはずです。 そのため、ニューバランスやプーマを選ぶのは日本においてはかなりマイナー。しかし、当ブログではこれまで2つのNBのスパイクをレビューしています。 どちらも奇抜な見た目をしているのですが、ソックスのように履くアッパーは最高のフィット感を実現していました。 管理人はスピードを出さないときにはSD100を、スピード練習ではVazeeSigmaをって感じで練習で使用しており、かなり気に入っています。 しかし、SD100は反発がほぼなく、VazeeSigmaは200g弱の重量があり足を回すと重さを感じるという欠点がありました。そこで今回、Sigmaシリーズの後継となるのSigmaHarmonyを購入し旧型の弱点であった重さをクリアした最高の1足となることを期待したの ...