~スパイクピンの選び方~自分に合ったピンを選ぼう!!

スパイクピンいろいろ

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陸上競技で使われる数少ないアイテムであるスパイク。スパイクの善し悪しが走りの善し悪しを決めると言っても過言ではありません。
スパイクにこだわる陸上選手は非常に多く、各メーカーから特色あるスパイクシューズがいろいろとラインナップされています。種目や走り方に応じて自分に合ったスパイクを選ぶというのも陸上競技の楽しみとも言えましょう。
で、そんな陸上のスパイクには、その名の通りスパイクピンがついています。当ブログでもピンについては何度か記事にしています↓


陸上にこだわり、スパイクにこだわるのであればピンにもこだわるのは自然な流れ。
今回は、
スパイクピンの選び方
をご紹介。自分の走りにあったスパイクピンを選べばちょっとだけ記録が良くなるかも!?

 

 

ピンの長さで走りが変わる!!

ピンを考えるうえで、まず最初に考えるのは長さです。
ニードルピン(あとで説明します)だと長さは関係ありませんが、平行ピンであればその長さはけっこう重要です。ピンの長さによってスパイクの性格はガラっと変わり、それは走りにも変化を与えます。
短距離→8mm
中距離→7mm
長距離→5mm
跳躍→9mm
この長さが基本となります。長いピンが短距離向きで、専門距離が伸びるにつれてピンを短くしていくというのがセオリー
ミズノ・アシックスのタータン専用スパイクには最初からそのスパイクに合ったピンが付いた状態で販売されてますので、ここから自分の好みに応じて長くしたり短くしたりすることでスパイクの特性をアレンジして、走りとスパイクをマッチングさせることができるのです。
ピンの長さによってメリットとデメリットがありますので、その違いをしっかりと考えてベストなバランスを探りましょう。

長いピン(9mm,8mm)のメリット・デメリット

長いピンのメリット
①グリップ力が高い
②反発力が高い
短距離では長い方が良いと言われている理由は、パワーをかけることでメリットを生かせるから。

長いピンのデメリット
①ピンの刺き刺しが抵抗になる
②突き上げ感がある
③なんか疲れる
メリットの裏返しともいえます。これを嫌ってピンを短くしている選手は結構多い。また、ピンが長いと物理的に抵抗が増えるので体への負荷も高くなりますので距離が長くなるほどピンは短くなる傾向があります。

グリップ力は高い方が良い?

ピンが長い方がグリップするというのはなんとなく分かると思います。グリップが高いとパワーをかけたときのロスが少なくなりますので、スタート時や跳躍の踏切ではピンが長い方が力をかけやすくなります。逆に中間以降ではピンが邪魔になるので短いほうが足が回ります。
このグリップ感抵抗感として捉える選手もいます。
最近は『優しく接地して素早く足を切り返す』という走りを目指す選手が多くなっていて、そういう選手は、ピンが長いと接地の時にも地面から離れる時にも抵抗感を感じます。桐生選手が短距離ながら5mmピンを使用していたのは有名な話で、ついにはピンなしスパイクが開発されるまでに至っています。
短距離では長いピンでグリップを良くした方が良いというのに、最新技術ではピンが0mmになっているというこの矛盾。

ピンで反発を生みだす?

平行ピンは厳密にはタータンには刺さりません。
平行ピンは面でゴムを押すため、ゴムの反発が得られるというのも短距離や跳躍で長いピンが使われる理由のひとつです。
ゴムのタータンが歪んだ分だけ強い反発が得られるというのは一理あると思います。
またそれは長いピンを付けて走れば体感できるものでもあります。9mmの平行ピンで走ればピンが地面から押し返される感覚がわかるはず。ちょっと前のスパイクはプレートの厚みもあったので、ピンからの反発を上手に使うと速く走れる感じがしました。
しかし、プレートが薄くなってきた現代のスパイクでは、ピンの反発感突き上げ感と表現されることの方が多くなっています。跳躍スパイクのような硬くて分厚いスパイクであれば平行ピンとの相性は良いのですが、薄くて軽いスパイクでは短いピンやニードルピンの方が相性が良いように思います。
ピンが長ければそれだけ突き上げも増えます。長さではたった1mmや2mm程度の差でも、敏感な選手にはこの差が非常に気になる。400m向けなどのプレートの軟らかいスパイクではピンの存在感がより大きくなるため、長いピンだと走りにくさが際立ちます。
そんな時代の変化もあってか、かつてはメーカーもピンの反発について言及していたものの、
最近はピンによる反発と言う概念がほとんどなくなったように思います。時代の流れはニードルピン。いまはピンは反発に寄与するものではなく、グリップのためのものという時代になっているように感じます。

 

 

 

短いピン(7mm以下)のメリット・デメリット

短いピンのメリット
①抵抗感がなくスムーズ
②接地感覚が良い
③足への負担が軽い

足の裏に余計なものが付いていないほうがスムーズで自然な走りができるのは事実。足への負担も軽いので、練習の時だけピンを短くするという人もたまにいます。

短いピンのデメリット
①グリップ力が低い
②反発感が減る
ピンが地面をつかむ力は弱くなります。

ピンが短い方が自然な走りが出来る?

接地感覚というのは陸上競技において永遠のテーマであり、これを突き詰めていくことこそが陸上道であるといっても過言ではないでしょう。
ピンが長ければそれだけ足の裏の感覚が悪くなります。短いピンであればピンが地面についてからスパイク本体(足)が地面に付くまでの時間が短くなり、接地の感覚はよくなります。この間接地感覚の違いが走りに及ぼす影響はけっこう大きい。
また、ピンが短ければ短い程、ピンが刺さったり抜けたりする時の抵抗感が少なくなります。そのため、スムーズな足運やより繊細な接地感覚を求めていくと短いピンを選ぶようになっていきます。
いわゆるフラット接地を目指すのであれば、ピンが短い方が自然な走りができるかも。

ピンが短いとパワーをかけにくい?

グリップが低いほうが抵抗感は少なくなりますが、特にスタートではスパイクがちゃんと刺さっていないと地面にうまく力が伝わらなくなってしまいます。実際に足が滑るということはほとんどないと思いますが、ピンがガッチリと地面を噛んでくれた方がパワー感のある走りが出来ると言う人もいます。
私は跳躍ですが、一度短いピンでやってみた時には怖くて全然跳べませんでした。
いわゆるパワースプリンターであれば長いピンでガシガシ走る方が性に合うということもあるはず。

 

 

ピンの形状でも走りが変わる!!

長さの次は形状です。ピンは長さと同じくらい形状の違いも大切な要素です。同じ長さのピンでも形状によってスパイクの性格がけっこうかわってきます。
ピンの形状は大きく分けて2種類。平行ピンとニードルピンです。
ザックリ言えば、
平行ピンはどんなに力をいれてもほぼ刺さりません
ニードルピンは弱い力でもガッツリ刺さります
また、平行ピンは二段平行ピンとグリップピンに分けることができ、グリップピンは平行ピンとニードルピンの中間的な特性を持っています。

ニードルピンは刺さりやすくて抜けやすい

まずはニードルピン。ナイキやアディダスのスパイクを買うと最初からついてくるピンです。長さは7mmですが、このピン形状の場合は長さは無視して良いと思います。
ミズノ・アシックスはなぜかこのピンを販売していませんので、ードルピンを見たことがないというひともいるでしょう。初心者用に付いている黒いピンではなく、タータン用の銀色の尖ったピンです。このピン、とにかく良く刺さる
短いピンのメリットとしてあったスムーズさや抵抗感のなさはニードルピンが最上級。短い平行ピンを使うくらいならニードルピンを使った方がメリットが大きいと思います。
ニードルピン 7mm 50本 陸上競技用ピン
国内の実店舗ではニードルピンはほぼ流通していないので、ネットで買うしかありません。前紹介していた安いやつが終売になったみたいであんまり安いのは見つかりませんが、ニードルピンは平行ピンよりもコンクリを歩いた時に削れやすいので、50本入りでも損はないはず。

吸いつくような走り心地のニードルピン

ニードルピンは完全に針です。リュックを踏めば穴があきます。それだけ刺さりが良いため、タータンを踏めば一気に奥まで刺さって強烈なグリップを発揮してくれます。
接地の瞬間にスパイクがタータンに吸いつくような感覚があるので、ピンによる反発はなくても推進力を感じることができます。走り心地は平行ピンとは別物ですが、接地感覚を重視するのであれば一度試してみる価値はあると思います。

ニードルピンはスパイクの性能をダイレクトに引き出す

ニードルピンは突き上げも全くないのでピンとしての存在感はほぼありません。どんな踏み方でも同じように刺さって抜けるため、スパイクのプレートによる反発の特性がより強調されます
軟らかくて反発のないスパイクではウインドスプリントを履いているような感覚になってしまい、物足りなさを感じることもあると思います。海外スパイクがめちゃくちゃ硬くて高反発なのはもしかするとニードルピンで設計されているからかもしれません。
ニードルピンだとスパイクの反発特性をダイレクトに走りに繋げることができるため、スパイクの良さをピンが邪魔することがないというのがニードルピンの良いところです。
そう言う意味では、ある程度のスパイクを使える人でないとニードルピンの恩恵は受けられないかもしれません。それなりのスパイクを履いてそれなりの接地感覚をもっている選手であれば、ニードルピンを使うことで走りのレベルが上がるかも。

ちなみに、当ブログで検証したかぎりではニードルピンはメーカーが違ってもほぼ同じなのでどれを買っても問題ないと思います。

 

二段平行はパワー、グリップタイプはスムーズ

平行ピンでも色々と種類があるのですが、それは以前の記事を見て下さい。

今回は、ピンの形状の違いとそれに合った走りについて考えます。

力強さを求めるなら二段平行がベスト?

まず、二段平行ピン。私は昔からこの二段平行が好きでずっと使っています。っていうか、昔はみんな二段平行だった気がします。

MIZUNO陸上 二段平行タイプ

[アシックス] パウピラ AS-B(18本)
二段平行はとにかく刺さらない。刺さらないおかげでピンが長くても抜くときの抵抗感がないので反発を使った走りができます。刺さらないので接地もグリップより短く済ませることができるので、跳躍スパイクにはこの二段平行が一番合います。
グッと踏んでバッと走るような、パワーを使った力強い走りを目指すのであれば二段平行が良いと思います。
悪いところは、短いと非常に滑りやすい。5mmで雨の日にダッシュしたら滑って転ぶかも。

 

短いピンならグリップタイプが良い?

その名の通りグリップ力を重視したピンで、一段平行ツリー型の三段ピンがこのグリップタイプです。

MIZUNO グリップタイプ

[アシックス] パウピラ AS-F(18本)
二段平行と違ってプツプツとタータンに刺さるので、長いと抜くときにけっこうな抵抗感があります。私が初めてこれを使った時には劣化したタータンを踏んでいるような感覚で嫌でした。刺したいのであればニードルピンの方がメリットがあるでしょう。
リップピンの本領は7mm以下の長さでの扱いやすさだと思います。今は短距離でも7mmのツリー型を使っている選手が非常に多く、グリップ型ならアシックスの7mmを選ぶのがおすすめ。
7mm以下であれば刺さりすぎないので抜くときの抵抗感も少なく、2段平行よりはグリップするので安定感もバッチリ。優しく踏んでスムーズに抜ける走りや、フラット接地で抵抗を減らすような走りを目指すのであればグリップ型の短いピンを選ぶと良いでしょう。

 

自分の走りに合わせてピンを選ぼう

ピンは長さと形状によって得手不得手があります。自分の走りと相性のいいピンの長さを選ぶことで、今よりもちょっとだけ速く走ることが出来るかもしれません。
基本的な特徴をおさらいすると…
刺りやすくて抜けやすいのでスパイクの性能を使えるのがニードルピン。
地面を捉えやすく安定感があって走りやすいのがグリップピン。
刺さらない分接地が短くできて反発を得やすいが平行ピン。
走り方や熟練度に応じてピンを変えていくのはちょっとでも速く走るためには有効だと思います。

走りの特徴に合わせてピンを選ぼう

走りは人それぞれ特徴があります。自分の走りに合ったピンを選べば間違いなし。しかし、自分がどんなピンを選べばいいのかイマイチ分からないという人もいるはず。ここでは走りの特徴ごとにどんなピンがオススメなのかをご紹介!!

普通の選手なら7mmのグリップピンがオススメ

自分の走りにこれといった特徴を見出していないという選手は、7mmのグリップピンをオススメします。8mmでもいいのですが、グリップピンは長くなると抵抗が大きくなるのでできれば7mm以下で使う方が走りの邪魔になりません
7mmのグリップでしばらく走ってみて、もっとパワー感が欲しいと思ったら二段平行に移行したり、もっとスムーズに走りたいと思ったらピンを5mmピンにしてみたると良いと思います。まずは7mmで走って自分の走りの特徴について考えれば一段レベルアップ出来るはず。

脚力がある選手には8mmの二段平行

筋力がある選手8mmの二段平行がオススメです。
二段平行の長いピンが一番反発感がありますので、パワーを生かした走りをするならこのピンが一番合っています。刺さりにくい平行ピンですがパワーがあれば問題なくグリップするので、踏んだら踏んだだけガッチリと地面を掴んで反発を生みだしてくれます。

前半型なら平行ピン、後半型ならグリップピン

長さは7mmでも8mmでもいいと思いますが、前半に重きを置いている選手には平行ピンを、中盤以降に重きを置いている選手にはグリップピンをオススメします。
平行ピンは踏み込みに対して短い接地で強く反発をしてくれます。スタートから加速にかけてのパワーをかけた走りに応えてくれるのは平行ピンでしょう。
中盤以降で足を回転させやすいのは刺さりやすくて抜けやすいグリップピンです。失速を抑えて後半で捲くる走りにはグリップピンの方が合っています。

フラット接地ならグリップピン、フォア接地なら平行ピン

平行ピンは刺さりにくいため、どうしても接地の瞬間に突き上げ感があります。
フラット接地の感覚だと突き上げ感は抵抗に感じるはず。また、接地の瞬間にパワーをかけないと平行ピンの反発を生かせません。
逆に、フォア接地であれば突き上げ感を反発感として感じることが出来るでしょう。

スパイクに合わせてピンを使い分けよう

種目ごとに合ったピンがあり、スパイクごとにピンとの相性も違います。
長い平行ピンであればピンからの突き上げを受け止めてくれるスパイクが必要だし、軟らかいスパイクであればニードルピンとの相性がいいでしょう。自分のスパイクに合うピンを選べば、スムーズな走りができるようになるかも?

ショートスプリントなら長いピン

セオリーとしては、ショートスプリントなら長いピンを選んだほうが良いと言えます。
短短特化のスパイクはプレートが硬く、拇指球などの力がかかりやすいところにピンが配置されています。そのため、ピンが長くても刺すことができ、反発を受けることも出来ます。ショートスプリントなら8mmの二段平行を使っても違和感を感じることはないはず。

海外スパイクはニードルピンとの相性が良い


そもそも海外スパイクはニードルピンで設計されています。前足部は面で地面に接するように設計されているため、ニードルピンでしっかり刺した方がプレートの反発を使いやすいと思います
そもそもプレート自体に反発があるため、ピンからの反発を求めなくても十分な反発を得られるのが海外スパイク。ピンによる抵抗を無視しても高反発を受けられるのは海外スパイクを選ぶメリットになるでしょう。
ナイキに平行ピンを付けて走ったこともありますが、小指側の突き上げが結構大きくて走りにくさを感じました。

軟らかいプレートにはニードルピンがベスト!!


私が持っているなかで一番軟らかいのはNBのSD100(レビューはこちら)です。
このスパイク、手でグニャグニャに曲がるプレートが特徴でとにかく軟らかい。NBなのでもともとニードルピンがついているのですが、ピン配置は外側にしかないため平行ピンを付けてしまうと力がかかりにくくてピンが全然刺さりません。
こういう感じのピン配置のスパイクや400m向けのようなスパイクは、平行ピンだと刺すために余計な力が必要になってくるためニードルピンの方が合っています
スパイクに硬さを求めていない人は、ピンもニードルにしてみるとしっくりくるかもしれません。

国産のスパイクには平行ピンの方が合いそう


現役で一番古いスパイクってたぶんサイバーブレード・SPブレードのプレートじゃないかと思います。分厚くて重たい古臭いプレートですが、走りやすさはピカイチのこのスパイク。固定ピンもついているため、ピンは8本もあります。固定ピンは平行ピンのため刺さりが悪い。
一度これにニードルピンを付けてみたことがあるのですが、まー走りにくい。
日本のメーカーは平行ピンを想定してスパイクを設計しているので、刺さりすぎるとスパイクの性能をスポイルする感じがします
国産スパイクで抜けが良い方が良ければ5か7mmのグリップピンを、反発を求めるなら平行ピンを選ぶのが良さそうに思います。

 

足への負担を考えてピンを選ぶ

ピンによって足への負担も変わります。反発が強ければ足への負担は大きくなるし、ピンを抜くときにも足に負担がかかります。練習の時には足への負担は出来るだけ減らしたいし、試合の時には負担が大きくても速く走れるものを選びたいところです。

ニードルピンが一番楽で平行ピンが一番疲れる

ピンの形状を変えることで足への負担を減らすこともできます。
一番楽なのはニードルピンです
。ほとんどピンの存在を感じることなく走ることができるので、ピンによる負担はほとんどありません。
一番疲れるのは二段平行ピンです。刺さりにくいためタータンからの反発も非常に大きく、脚への負担も一番でしょう。
グリップピンはその中間にありますが、ピンを抜くときの抵抗がかかるので長いグリップピンだとそれなりに付かれます。

練習の時にはピンを短くするのもあり

普段8mmのピンを使っているのであれば、練習の時には7mmにするのも良いと思います。さすがに5mmだと接地感覚が変わりすぎると思いますが、同じスパイクを使いつつも負荷を調整する為にはピンの長さを変えるというのは非常に有効です。
練習後にピンを回すのが面倒でなければ、メニューや体調によってピンの長さを変えるのも良いでしょう。

タータンの違いによってピンを変えることもある

競技場のタータンは一見すると同じなのですが、じつはメーカーが違えば感触も結構違います。よく『硬い競技場』とか『軟らかいタータン』とか言われることもあり、反発特性が微妙に違って走る感覚も変わります。
サーフェスがパリッとしている競技場だとあまりピンが引っ掛かる感じはしないのですが、劣化していたり軟らかいサーフェスだと平行ピンでもネットリした抵抗感があったりします。
軟らかい競技場の時は平行ピンを、硬い競技場の時はグリップピンを使うなどするとタータンに合わせることもできます。

 

 

 

こんな感じでどうでしょう?
スパイクピンはどうでもいいような奥が深いような。何にも気にしなくても速い人は速いし、ピンを変えたところで気持ちが変わるくらいな差しかないかもしれません。しかし、使えるものは使いましょう。
特にニードルピンは平行ピンと結構違うので、使ったことのない人は一度試してみるとおもしろいと思います。






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