【2021年版】初心者のための陸上スパイク選び~高校生が選ぶべきスパイク~

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陸上で唯一の道具であるスパイク。各メーカーからたくさんのモデルが出ていて一見するとどれも同じように見えますが、それぞれに特徴があるのです。
陸上初心者のうちはどれを選べばいいのかわからないかもしれませんが、この記事を見ておけばもう大丈夫!!

ってことで今回は
高校で陸上部に入った陸上初心者のためのスパイク選び
気が付けば陸上歴20年…元幅跳び7mジャンパーがスパイクの選び方をご紹介!!

 

 

とりあえずこれ!初心者におすすめな陸上スパイク

最初にこれを買っておけ!!というモデルをご紹介。
初心者モデルは『オールラウンドモデル』と呼ばれていて、跳躍も含めてすべての種目に使えるとされていますが、言い換えれば中途半端ではあります。耐久性とクッション性が重視されていて怪我しにくいのがこの初心者モデルです。
中級者向けモデルは短距離に特化したモデルのため走りやすさや反発が強いのが特徴ですが、足への負担は大きくなります。試合で良いタイムを狙うのであれば中級者向けを選ぶ必要がありますが、体が出来ていない初心者が練習で使うには怪我のリスクがあります。
そのため、ここでは中級者向けであっても初心者が履いても問題のないクッション性能と保護性能をもったモデルをご紹介します。

ミズノ(3モデル)

初心者向け2モデル、中級者向け1モデルをオススメします。

ブレイブウイングFX

スパイクというものに慣れるにはこれが最適。
ブレイブウイングはミズノの初心者向けモデルで、『陸上をはじめるキミへ』がキャッチコピーのオールラウンドモデル。クッションが強くて足への負担が軽いのが特徴で、最初の1足ならあえてこれ以外を選ぶ理由がない。
ヒール部分がゴムのため重さはあるものの耐久性が非常に高く、かかとを踏もうがなにしようが壊れることはない。特別な取り扱いをしなくていいので気楽に履けるスパイク。
土・タータン兼用のため校庭での練習でも使うことができるが、耐久性を保つためにプレートが分厚くなっているので走り心地が良いとは言えない。
スパイクを履くのが競技場だけであればもっとエックスレーザーのほうが走りやすい。

シティウスウイング

記録を狙うためではなく、練習をするためのスパイク。
ブレイブウイングと同じように見える初心者向けモデルだが、アウトソールがゴムではなくメッシュになった軽量モデル。ブレイブウイングよりも約30gほど軽いため、短距離的な足運びができる。
軽量とはいえ耐久性は非常に高く、こちらも土でも使える兼用モデル。クッションも強いので足への負担は非常に軽いため、ブレイブウイングほどの耐久性はいらないという人にはこちらがおすすめ。
中級モデルのスパイクに比べれば重たさはあるので、このスパイクで物足りなさを感じるようになったら中級者向けにステップアップ!!

エックスレーザーネクスト(中級者向けモデル)

クッション性が高く足への負担が少ないのに非常に軽量な中級者向けモデル。
2021年の新作モデルで、100~400mまで対応しているロングスプリント向けモデル。長い距離にも対応しているためプレートはやわらかく、クッション性が高いので安定感があり足への負担も少ないのが特徴。
カテゴリーは中級者向けではあるものの、足への負荷の少ないため初心者でも十分に履きこなせるモデルです
反発性は高くないのですが、オールラウンドモデルに比べれば十分な反発をもっています。
ちなみに、レーザーはロングスプリント向けで反発が弱いのですが、反発重視ならショートスプリント向けの『エックスブラスト』というモデルがオススメです。

アシックス(実質4モデル)

7モデルもありますが、派生モデルを含むので実質的には4モデルと考えてください。

エフォートMK

アシックスの初心者向けド真ん中なスパイク。
エフォートってのは『努力』とかっていう意味で、がんばれ~ってことらしいです。
位置づけ的にはミズノのブレイブウイングと同じで、初心者向けスパイクのド定番。初めの一足はエフォートかブレイブウイング以外を選ぶ必要はないくらいにド真ん中です。
重さがあるのでスプリントスパイクとしては最低限の性能しかありませんが、スパイクに慣れるためのスパイクと考えればこれで十分です。
1年目はこれを履いて頑張って、2年目から中級者向けにステップアップするのも良いと思います。

ヒートスプリントFR8・ヒートフラットFR7

初心者モデルのなかでも対応距離を分けて使いやすくしてあるモデル。
どちらもエフォートと比べると軽量になっているので位置づけ的にはシティウスウィングと同じですが、短距離向けのヒートスプリントと中距離・跳躍に対応したヒートフラットに分かれています。短距離をやるならヒートスプリントがいいでしょう。
ヒートスプリントはかかと部分を丸く削ることによってスプリント動作がしやすくなっています。これはセミラウンドソールという構造で、中級者向け以上のスプリントスパイクはみんなこうなっています。
土兼用モデルなのでプレート自体は分厚くて反発が少ないのですが、初心者のうちはケガのリスクを考えればこれで十分です。反発以外はスプリントスパイクのベーシックな機能を備えてはいますので、まずはスパイクに慣れるためにこのモデルを選ぶのもアリ。ベルトが付いているのでフィット感もエフォートより優れています。

ハイパースプリント7、ハイパーMD7

土兼用モデルでありながら陸上スパイクに必要な機能を備えた初心者向け上位モデル。
見た目は上級者向けモデルと遜色なく非常にかっこいいものの、土でも使えます。短距離に特化したハイパースプリントと、中距離でも使えるハイパーMDの2つに分かれており、ヒートスプリントとヒートフラットの上位版と考えていい。
初心者モデルのなかでは上位グレードではあるものの、見た目とは違ってプレートは非常にやわらかく扱いやすいのが特徴
プレートはグニャングニャンです。
そのため、反発はほとんどありませんが、乗り込みの感覚を磨くのには十分です。最初の一足として練習から試合まで全く問題なく使えます。
中級者向けスパイクから反発をなくしたような感じなので、これである程度走れるようになれば、中級者向けで反発のあるスパイクを履いた時にはすごい速く走れるかも!?
100,200mを専門にするのであればかかとのクッションはいらないのでハイパースプリントを、まだ専門種目が決まっていないのであればハイパーMDを選びましょう。ハイパーMDをスプリントで使ってもほとんどハイパースプリントと遜色ないパフォーマンスが得られますので、迷ったらどっちでも大丈夫です。

サイバーブレード・SPブレード

アシックスのロングスプリント向け人気ロングセラーモデル。
ベルトタイプの『サイバーブレード』と紐タイプの『SPブレード』に分かれていますが、プレートは同じですので好きな方を選んで問題ありません。
設計自体は古いものの、2021年モデルからはアッパーの素材が変更されたり付属ピンが短くなったりといった改良がされています。
400mを中心としたロングスプリンターに非常に人気があるモデルで、そこそこの反発がありながらクッション性と安定感が高いのが特徴。反発があるのである程度の筋力を要求されますが、クッションが多いため足への負担はそれほど大きくはありません。
最初の一足としては若干とがったモデルではありますが、スパイク全体の中ではクッション性に振ったモデルですので、怪我に注意して使えば大丈夫だと思います。毎日競技場で練習をするような環境だと怪我のリスクがありますが、週末しかスパイクを履かないのであればかなりオススメです。
初心者から上級者まで誰が履いても期待に応えてくれるスパイクです。
管理人も旧モデルを履いていてレビューしていますのでご参考ください↓

 

目的によって選ぶスパイクを変えよう

陸上部といっていろいろあります。強豪校であれば多少のリスクを負ってもハイレベルな走りが要求されるでしょうし、弱小校であればスパイクすらいらないかもしれません。
自分が目指す陸上はどこにあるのか、どういう陸上競技生活を送りたいのかによって、当然選ぶスパイクは変わります。

怪我を避けたいならシューズがベスト!!

元も子もないですが、怪我を避けたければ競技場でもシューズを履くべきです。
新入部員は夏までスパイクを履かなくても良いくらいだと思います。それくらい、陸上の怪我は長引きます。
つまり、怪我を避けるために初心者用スパイクを履くのは最善とは限らないのです。部活に入ったらスパイクの前にランニングシューズを買うと思いますのでそれで練習をしてもいいですし、陸上用のスパイク風シューズというのがあります。アシックスの『ウインドスプリント』とミズノの『ビルトトレーナー』というシューズがそれ。このようなシューズは履き心地はほとんどスパイクなのですが、ピンやプレートがないので足への負担が少ないのが特徴です。
トップ選手も冬季練習やアップではスパイクではなくこういうシューズを使用しています。

 

どちらも普通の靴ではないので移動やジョギングでは履けませんので、ランニングシューズとスパイクの他にこれを買う必要があるのでちょっとお金はかかるかもしれません。しかし、競技場専用シューズといって差し支えないほどに競技場でのスプリントに適しています。
怪我をせずに練習を積むためであれば、初心者向けスパイクよりもむしろトレーニングシューズを買った方がいいかもしれません。もちろん、これでは試合に出られないので試合に出る時にはスパイクを買う必要があります。

管理人も持っていますが、完全に買いです!!

練習と試合のバランスを考えてスパイクを選ぼう!!

練習と試合のバランスを考えて自分の使い方に合ったモデルを選ぶようにしましょう。
練習重視のスパイクはクッション性の高いモデルで、試合重視のモデルは反発性の高いモデルです。初心者のうちはそれほど試合に出ることもないと思いますので、練習で使いやすいモデルを選ぶというのも賢い選択でしょう。
上で紹介したモデルでいえば、オールラウンドモデル(ブレイブウイング、シティウスウイング、エフォート、ヒートスプリント、ハイパースプリント)が練習に向いています
ある程度慣れてきたらオールラウンドモデルでは物足りなくなってしまいますので、もしかすると入部後半年の秋のシーズンではステップアップした中級者向けモデルが欲しくなるかもしれません。

どうせ買うなら最初から中級者向けの方がいいかも

オールラウンドモデルは練習で使うにはいいのですが、試合となると反発不足を感じると思います。半年くらい走り込んでいれば、そろそろ反発のあるモデルが欲しくなってくると思います。
そして、一度反発のあるモデルを履いてしまったら練習でもオールラウンドモデルは使わなくなっていきます。
入部してすぐにオールラウンドモデルを買って、半年後に中級者向けモデルにステップアップするのであれば最初から中級者向けモデルを選んでしまった方がいいのかもしれません。
そんな不安があるなら、春にはスパイクの代わりにウインドスプリントかビルトトレーナーを買って、走り慣れてきたらサイバーブレードを買うのが良いと思います。
シューズは上級者になってもずっと使えますから。

 

今回のまとめ

高校の陸上部に入って陸上競技を始めるという人はたくさんいます。
初心者のうちはスパイクも初心者向けのものを選んだほうがいいのですが、
それは
怪我のリスク
を避けるため。
初心者向けのスパイクがミズノ・アシックスからでていますので、最初の1足は初心者用スパイクを選ぶといいでしょう。
↓のモデル達が初心者向けモデル。

初心者向けのオールラウンドモデルでは反発がほとんどないため、練習を半年くらいして筋力がついてきたり走ることに慣れてくると、ちょっと物足りなさを感じるかもしれません。
また、試合で良い記録を出したいのであれば、反発がある中級者向けモデルの方がオススメです。
↓のモデルであれば、クッション性が高く足への負担も少ないので初心者でも履けます。

初心者のうちはどのスパイクが自分に合っているのかも判断が出来ないと思います。
スパイクはあくまで走りを補助してくれるものなので、まずは怪我なく練習を積んで、スパイクを履いて良い走りが出来るような体を作ることが大切です。






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