【2021】室内シーズンの好記録まとめと屋外シーズンの展望

室内シーズン, 大会結果いろいろ

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コロナの影響でいろんな大会がなくなっていますが、2021年の室内シーズンは好記録がたくさん出ました。
ってことで今回は
2021年室内の好記録と屋外シーズンの展望まとめ
をご紹介。延期になった東京五輪に向けて世界の選手たちはさっそく好記録を連発しています!!

 

 

2021年室内シーズンの好記録

男子短距離

男子60m

男子60mではマーセル・ジェイコブス(イタリア)が6秒47でランキングトップ。歴代20位ながら、イタリアの選手がトップになりました。2位はタイロン・ブロメル(アメリカ)が6秒48につけています。

ジェイコブスは世陸ドーハで準決勝どまりだった選手ですが、この走りをみると9秒台が出てもおかしくありません。1994年生まれで27歳となる21年シーズンは最盛期と言える年齢。もしかすると東京五輪で決勝に残るかも?

男子200m

歴代6位と8位がでました。
トップは20秒19(世界歴代6位タイ)で2000年生まれのマシュー・ボーリング(アメリカ)。追参(+4.2)で9秒97をもつ白人選手です。
2位になったのはルイジアナ州立大学(LSU)のテレンス・レアードが世界歴代8位の20秒20。
レアードはこれまでのPBは10秒33,20秒41と平凡だったものの、2021年3月27日のテキサスリレー(屋外)で19秒81というとんでもない記録をマーク。これは世界歴代29位タイの記録です。


室内で絶好調だったレアードが今シーズンの台風の目になるかも?レアードに大注目!!

男子60mH

グラント・ホロウェイ(アメリカ)が7秒29の世界新記録!!1994年のコリン・ジャクソンの7秒30を27年ぶりに更新しました。

ホロウェイは世陸ドーハの110mHでも優勝している1997年生まれの選手で、東京五輪は22歳で迎えます。これから10年を担う陸上選手の一人として絶対に覚えておきましょう。

男子400m

ノア・ウィリアムズ(アメリカ)が44秒71の世界歴代4位の記録でトップ。

走りは明らかに世界トップレベルです。
これはMJに次ぐ記録で、キラニ・ジェームスを上回っています。屋外のPBが45秒72だそうで、突然大幅な記録更新をしたようです。よく知らない選手ですが、これまたLSUの選手でもしかすると歴代トップクラスの選手になるかも?

男子跳躍

走高跳

2m35を超えたのは2人で、マスキン・ネダスカウ(ベラルーシ)が2m37,ジャンマルコ・タンベリ(イタリア)が2m35。
ネダスカウは屋外PBが2m35のため、自己ベスト更新です。タンベリのPBは2m39。

東京五輪で楽しみなのはやはりタンベリ。1992年生まれで29歳で迎えますので、ピークといえます。あとイケメン。
ネダスカウは世陸ドーハ4位だったものの、1998年生まれなのでまだ伸び盛り。2m40を跳ぶ可能性もあります。

走幅跳

2019年NCAAチャンピオンのジュヴォーン・ハリソン(アメリカ)が8m45で世界歴代8位でトップ。
8m45というだけですごいのですが、幅跳びと同じ日に行われた高跳びで2m30を跳んでいます。
マジ天才!!

幅跳びの技術はそんなに高くなくて空中でもゆったり動いているのが印象的なのですが、才能で跳んでいる感じ。1999年生まれで伸びしろ十分。アメリカってのは本当にすごい国です。
これからナショナルチームでガッチガチにやったら9mも見えてくるかもしれません。

三段跳

世界初の18mジャンプが出ました!!
ユーグ・ファブリス・ザンゴ(ブルキナファソ)が室内世界初の18m台となる18m07の世界新をマーク。

コーチであるタムゴーが持っていた17m92の世界記録を大幅に更新する跳躍。
ザンゴは世陸ドーハでも17m66で3位になっており、ライバルのピチャルドが室内で17m36とイマイチ奮わなかったこともありますが、東京五輪の三段跳びはテイラー、ザンゴ、ピチャルド、クレイの4選手の誰が勝つのかわからない状況になります。

棒高跳

3名が6mオーバーを記録。
6m18の室内世界記録を持つデュプランティス(スウェーデン)は6m10,6m05,6m03,6m01と4度の6mオーバーを記録して格の違いを見せつけました。

師匠のラビレニ(フランスも)6m06を記録してランキング2位。まだまだ現役です。
3番手につけたのはK・C・ライフコット(アメリカ)で6m00(世界歴代8位)。デュプランティスと同じ1999年生まれで屋外PBは5m82なので、これから屋外でも記録を伸ばすことが予想されます。

男子中距離

男子800m

男子800mでは世界歴代トップクラスの記録が多く出ました。
世陸ロンドン4位のエリオット・ジャイルズ(イギリス)が世界歴代2位の1分43秒63をマーク。世陸ドーハ優勝のドナヴァン・ブレイザー(アメリカ)が1分44秒21で世界歴代5位、ドーハ4位のブライス・ホッペルが1分44秒37で世界歴代7位、ジェイミー・ウェブ(イギリス)が1分44秒54で世界歴代9位となりました。
このうちジャイルズとウェブの記録は同じレースです。

男子1500m

ヤコブ・インゲブリクトセン(ノルウェー)が3分31秒80の世界歴代5位(ヨーロッパ記録)でトップ。
オリバー・ホーア(オーストラリア)3分32秒35で世界歴代7位、セレモン・バレガ(エチオピア)が3分32秒97で世界歴代8位と、3名が歴代トップ10入りをしました。

 

女子短距離

60m

デル・ポンテ(スイス)が7秒03の世界歴代25位タイの記録でトップ。
いまいち陸上のイメージがないスイスですが、実は女子短距離ではドーハの4×100mRで4位、ロンドンで5位に入るなどけっこう強豪。
で、デル・ポンテは中心選手の一人で、世陸ドーハでもロンドンでも1走を務めています。
東京五輪でもポンテとスイスはアメリカ・ジャマイカ以外の上位候補になるので注目しておきましょう。

走りを見ても、加速はイマイチではあるものの30mくらいからの伸びがすごい。個人での決勝進出もあるかも?

200m

20秒38で世界歴代5位をマークしてトップになったのはアビー・シュタイナー(アメリカ)。
ケンタッキー大学の学生で、PBは100mが11秒32,200mが22秒59と平凡ながら、室内で屋外の記録をも上回ってしまいました。1999年生まれなのでまだこれからの選手。アメリカは層が厚いので大変ですが、もしかするとリレー要因とかで代表に入る日がくるかも?

また、ショーナ・ミラーが20秒40の世界歴代10位の記録をマークしています。東京五輪の400mで注目の選手。

400m

200mで歴代10位の記録を出したショーナ・ミラー(バハマ)が50秒21の世界歴代8位になります。
東京五輪ではたぶん400mに出場すると思われ、優勝候補筆頭の選手です。

60mH

ナディネ・ビッサー(オランダ)が7秒77の世界歴代16位でトップ。

女子跳躍

幅跳びは6m93、三段跳びは14m60がトップだったので省略。

走高跳

ヤロスラワ・マフチク(ウクライナ)が2m06の世界歴代3位タイをマーク。世界記録まであと2cmです。
マフチクは2001年9月生まれで、ドーハでは銀メダルを取っています。東京五輪は19歳で迎えます。初出場となるオリンピックで初優勝なるか?

また、2mオーバーは他に2人いて、世陸3連覇中のマリア・ラシツケネ(ロシア)と世陸ドーハ2位のバシュティ・カニングハム(アメリカ)がともに2m00を跳んでいます。
ドーハの1.2.3がそれぞれ調子が良く、東京五輪でもこの3人が中心になりそう。

棒高跳

世陸ドーハ優勝のアンジェリカ・シドロワ(ロシア)が4m90で世界歴代6位相当、ドーハ2位のサンディ・モリス(アメリカ)が4m88で世界歴代8位相当となります。
両選手とも室内PBはもっと高いのですが、東京五輪でもこの2人の優勝争いか?

女子中距離

女子中距離はツェガエの時代になりそうです。1500mではなんと世界新を樹立!!

800m、1500m

800mと1500mでグダフ・ツェガエ(エチオピア)がトップ。ツェガエは1500mの選手で世陸ドーハでは銅メダルを獲得しています。
800mでは1分57秒52の世界歴代9位、1500mでは3分53秒09の世界新記録!!

従来の1500m室内記録はあのゲンゼベ・ディババの3分55秒17で、ディババの記録を2秒も更新しました。
これからの女子中距離会はツェガニを中心にまわるかも?

また、1500mでは世界大会上位常連のローラ・ミューア(イギリス)が3分59秒58の世界歴代5位をマークしています。

 

 






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