女子1万mでハッサンが29分06秒82の圧倒的な世界新記録!!

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山縣選手が9秒95を出した6月6日は日本陸上界にとって歴史的な日になったわけですが、その裏(というか表?)ではハッサンがとんでもない記録をたたき出していたのです!!
オランダのヘンゲローで行われたワールドアスレチックス・コンチネンタルツアーで事件が…
ハッサンが29分06秒82の圧倒的な世界新記録をマーク!!
従来の世界記録を11秒も更新する超大記録が出たのです!!

 

 

ハッサンが歴史に残りそうな大記録!!

陸上界には大台と言われる記録がいろいろとあります。男子短距離なら100mで9秒台、200mで19秒台などがそれ。
女子10000mでは30分を切れるかどうかがトップ選手の大きな目標であり、これまでに9名が29分台で走っています。そしてそういう大台っていうのは一気に何人もの選手が越えてきたりするものなのです。
かつては1993年に王軍霞(中国)によってマークされた29分31秒78という記録が長らく世界記録として残っていた女子1万ですが、2016年にアヤナ(エチオピア)が29分17秒45をマークし、23年ぶりに世界記録を更新。同年にはチェルイヨト(ケニア)が29分32秒、ディババが29分42秒と世界記録に迫る記録を出していました。
ちなみに、王の元世界記録は国家ぐるみのドーピング疑惑の元祖みたいなもので別の意味で有名です。

ステファン・ハッサン(オランダ)は陸上ファンにはおなじみの超トップ選手の一人で、世陸ドーハでは1500mと1万mで優勝という前人未踏というかこの先もそんなことする選手がいないであろう記録を持っています。
ハッサンは1500m、3000m、5000m、1万m、ハーフマラソンヨーロッパ記録を持っており、マイル走、1時間走、5KMでの世界記録まで持っています。
つまり、長い距離なら何でも強いだけでなく世界レベルのスピードを持っている天才選手!!
人によっては中距離選手のイメージが強いかもしれないハッサンですが、2020年10月には1万mで29分36秒67のヨーロッパ記録を樹立するなど、最近は長距離に寄って来ています。

そんなハッサンがついに1万mでも29分06秒82世界新記録を樹立!!
そのレースがこちら↓

従来の記録はアヤナの29分17秒45なので11秒もの更新となるわけです。王の記録からはなんと25秒の差!!
日本ではあまり人気のない女子のトラック競技ですが、ハッサンは陸上界のレジェンド選手!!
東京五輪で最も観ておいたほうがいい選手の一人でしょう。

 

 

 

 

 

 

 






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