【2021年】男子100mの世界ランキングと日本ランキング

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2020年に開催されるはずだった五輪が延期されたことでまたもや五輪イヤーとなった2021年。
日本では山縣亮太選手が日本選手権を前にして9秒95の日本記録を出すなど好記録が続出。世界でもアメリカを中心に好記録がたくさん出ています。

ってことで今回は

2021年版男子100mランキング(五輪決勝終了時点)
をご紹介。
さらには、ポイント制のワールドランキングについてもちょっとだけ紹介します。
ちょいちょい最新版に更新していきます。

 

 

2021年男子100m世界ランキング

五輪の予選終了時点での世界ランキングをご紹介。
2021年最大のトピックスはなんといっても東京五輪でのジェイコブスと蘇炳添の大躍進でしょう!!
アジアの蘇炳添、イタリアのジェイコブスといった選手が活躍する一方でスプリント大国アメリカとジャマイカはいまひとつで、スプリントは新時代に突入した感があるのが2021年。

記録の世界ランキング

いわゆる世界ランキングです。上位ほど良い記録を出した選手ということ。

世界ランキング(7月18日時点)
順位 記録 名前 日にち
1 9秒77 +1.5 タイロン・ブロメル
Trayvon
BROMELL
USA 6/5
2 9秒80 +0.1 ラモント マルチェル・ヤコブス
Lamont
Marcell
JACOBS
ITA 8/1
3 9秒83 +0.9 蘇炳添
Bingtian SU
CHN 8/1
ロニー・ベイカー
Ronnie
BAKER
USA 8/1
5 9秒84 +1.2 アカニ・シンビネAkani
SIMBINE
RSA 7/6
+0.1 フレッド・カーリー
Fred
KERLEY
USA 8/1
7 9秒85 +1.5 マービン・ブレーシー
Marvin
BRACY
USA 6/5
8 9秒89 +0.2 イサイア・ヤング
Isiah YOUNG
USA 5/30
+0.1 アンドレ・ドグラス
André
DE GRASSE
CAN 8/1
+0.8 ケニー・ベドナレク
Kenneth
BEDNAREK
USA 6/20
11 9秒91 +0.8 マイカ・ウィリアムス
Micah
WILLIAMS
USA 6/20
12 9秒94 +1.6 ジョヴォーン・マーティン
Jo’Vaughn
MARTIN
USA 4/17
+1.3 トロットリソ・リオトレラ
Tlotliso Gift
LEOTLELA
RSA 5/14
14 9秒95 +2.0 山縣亮太 JPN 6/6
+0.1 ヨハン・ブレイク
Yohan
BLAKE
JAM 7/9
+1.9 ノア・ライルス
Noah
LYLES
USA 6/19

(8/1五輪決勝終了時点)
イタリアのジェイコブス(ヤコブスだったけど五輪からは呼び方変えます)がまさかの五輪優勝!!
しかも9秒80と超好記録で文句なしの優勝です。準決勝では中国の蘇炳添が9秒83の驚異的なアジア記録を樹立して100mは完全に新時代に突入しました。
逆にジャマイカ勢は1人も決勝に残れず、アメリカはカーリーがなんとか2着に入ったものの、ロニーベーカーは5着、優勝候補だったブロメルは10秒00で準決勝敗退となりました。10秒00で決勝に残れないのもまたすごい。

(7/31五輪予選終了時点)
イタリアのヤコブスが予選で9秒94のナショナルレコードを更新!!
優勝候補のアンドレ・ドグラスも予選で9秒91のSBを出して全体トップ通過。調子が良さそう。

(7/29時点)
7/18に9秒84のヨーロッパ記録を出したウィルソンはドーピング違反で記録抹消となりました。

(7/18時点)
コールマンが欠場となり大本命不在の男子100mのなかで世陸ロンドン5位、リオ5位、ドーハ4位と上位入賞常連のアカニ・シンビネ(南アフリカ)がランキング2位に浮上。今回はいよいよメダルあるいは優勝か?
また、かなり怪しい感じがしますが7/18にシンビネと並ぶ9秒84のスイス新記録をマークしたのはスイス国内では最強のアレックス・ウィルソン。あまり有名ではないものの、スイス代表ながらジャマイカ出身ということで一部では知られている選手です。世陸・五輪ではいままで準決勝どまりだったものの、10秒08から一気に記録を伸ばしたようです。200mでもこの日19秒89をマーク。本当か?

(6/24時点)
オリンピックで勝つよりも難しいと言われる全米選手権が6/20に行われ、トレイボン・ブロメル(9秒80)、ロニー・ベイカー9秒85)、フレッド・カーリー9秒86)の上位3名がオリンピック出場腱を獲得しました。

(6/6時点)
9秒95の日本新記録を出した山縣選手はイタリアのヤコブスと並んでランキング8位タイ。
トップ10にはアメリカが7名入っており、スプリント大国の格の違いを感じます。
他には蘇炳添(9秒98・中国)、アカニ・シンビネ(9秒99・南アフリカ)、アンドレ・ドグラス(9秒99・カナダ)らの有力選手がすでに9秒台をマーク。
各国の有力選手もそれぞれ10秒フラット程度の記録をマークおり、五輪に向けて仕上げてきている選手が多い印象。

 

 

2021年男子100m日本ランキング

山縣選手が日本新を更新。
6月6日の段階で東京五輪の標準記録である10秒05を期間内(2019年1月~)にクリアした選手は5名です。

世界ランキング(6月24日時点)
順位 記録 名前 日にち
1 9秒95 +2.0 山縣亮太 6/6
2 10秒01 +2.0 多田修平 6/6
3 10秒12 -0.4 桐生祥秀 6/24
4 10秒13 +2.0 小池祐貴 6/6
5 10秒18 +2.0 東田旺洋 6/6
6 10秒21 -0.4 デーデーブルーノ 6/24
7 10秒22 +2.0 永田駿斗 6/6
0.0 柳田大輝 6/24
9 10秒25 +1.7 鈴木涼太 5/20
10 10秒28 -0.4 ケンブリッジ飛鳥 5/9

(6/24)
日本選手権準決勝で柳田選手(農大二高)が10秒22の高校歴代2位タイをマークし、サニブラウン選手に先着して着順で決勝進出を決めました。桐生選手はアキレス腱を気にしながらも予選で10秒14の好記録。

(6/6時点)
日本記録が出た布施スプリントのA決勝でのタイムが上位5位を占めています。ケンブリッジ飛鳥選手もこのレースでも10秒28のSBタイを記録しているため、布施スプリントの上位6名がそのままランキング上位になっています。
桐生選手は10秒30がSBですが、布施スプリントでは+2.6の追風参考で10秒01をマーク。小池選手も追参(+4.0)で10秒04を出しています。
布施スプリントの予選では山縣選手も+1.7で10秒01で走っています。

ポイント制のワールドランキング

東京五輪の選手選考にはポイント制も導入されています。
簡単に言えば、大会規模と記録を換算したポイントのランキングしたもので、ポイント順位がターゲットナンバー(出場枠)圏内に入れば国内選考会で内定できなかった選手でも各国の出場枠上限のは3名までは五輪に出られます。
日本の場合は、日本選手権決勝で多田選手と山縣選手の2名が内定しましたが、まだ1枠残っています。
桐生選手と小池選手では桐生選手のほうがポイントの順位は上位なのですが、選考会での順位のほうがポイントの順位よりも優先されるため、ポイント上位のサニブラウン選手ではなく日本選手権の上位の小池選手が選ばれる見込みです。
ややこしい!!

男子100m
参加標準:10秒05
ターゲットナンバー(出場枠):56名

QP 国内
順位
選手 備考
1 1 Trayvon
BROMELL
USA 代表
2 2 Marvin
BRACY
USA 代表
2 3 Ronnie
BAKER
USA 代表
  4 Noah
LYLES
USA 落選
4 1 Divine
ODUDURU
NGR  
  5 Fred
KERLEY
USA 落選
  6 Justin
GATLIN
USA 落選
  7 Isiah
YOUNG
USA 落選
  8 Kenneth
BEDNAREK
USA 落選
~中略~(以下日本人のみ)  
9 1 山縣亮太 JPN 日本選手権で内定
14 2 S.A.ハキーム JPN 選手権で6位
17 3 小池裕樹 JPN 選手権で4位
→代表3枠目
20 4 桐生祥秀 JPN 選手権で5位
24 5 多田修平 JPN 日本選手権で内定

アメリカの選手が上位を占めていますが、アメリカで代表になれるのは各国3名だけなので上位選手でも落選。
日本代表は『標準突破者で選手権上位者』が優先度が高いためポイントランキングに関係なく小池選手が代表になります。

ややこしいけどポイントもなんとなく意識しておこう

従来の参加標準制だけだと締め切り直前になると怪しい大会で好記録が出まくるという問題があり、これを是正するために導入された制度です。
ポイントは大会の規模と記録によって換算されますので、小さい大会で良い記録を出すよりも大きな大会でそれなりの記録を出した方がポイント数が稼げる仕組み。不正をやっていそうな大会では良い記録を出してもポイントが稼げないようになっているのです。
東京五輪では従来の『標準』と新しい『ポイント』を併用していますが、将来的には標準が廃止されてポイント制のみになる可能性があります。その場合は、山縣、サニブラウン、小池の3選手が代表になるということ。選手権で勝ってもランキング下位の多田選手は代表になれなかったかもしれません。
これはこれで良いのかもしれませんが、実にややこしい。
ってことで、これからはワールドランキングもちゃんとおさえておかないと誰が代表になるのかわかりません。

 

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