【2025】中学生におすすめの陸上スパイクはこれだ!!

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陸上競技は中学から始める選手が非常に多いスポーツ。小学校ではサッカー元野球をやっていた人が中学で陸上部に入ったのがきっかけで陸上を始める場合が多いです。管理人もそうでした。
そして、陸上部に入ると必要になるのがスパイクです。
スパイクは陸上では唯一必要になる道具で、初めてスパイクを履いた時に感じる針が刺さる感覚や異常なまでの走りやすさには誰もが感動を覚えることでしょう。

ってことで今回は
中学生におすすめの陸上スパイクはどれ?
をテーマにご紹介。
陸上のスパイクはいろんな種類があって、どれを選べばいいのかかなり分かりにくい!

そんなあなたももう大丈夫。
今回は初心者中学生におすすめな陸上スパイクを紹介していきます。

 

 

最初の1足ならコレ!!
初心者向けの『兼用スパイク』がおすすめ!!

なにはなくとも…
初心者なら『兼用スパイク』と言われる初心者向け”オールラウンドスパイク”がおすすめ!!
です。

陸上スパイクには大きく2種類に分かれています。
①土のグラウンドでも使える『兼用スパイク』
②競技場(タータン)でしか使えない『専用スパイク』
①の兼用スパイクはピンを付け替えれば土(グラウンド)でもタータン(競技場)でも使えるスパイクで、『初心者向け』として販売されているラインナップです。
速く走る性能では②の専用スパイクの方がいいのですが、専用スパイクは足への負担は非常に大きいため、初心者にはまずは足への負担が少ない『兼用スパイク』がおすすめです!

初心者向けのド定番!まずは『エフォート』がおすすめ

とりあえず、アシックスの『エフォート』を選んでおけば間違いありません!
初心者向けスパイクと言えばこれで、店舗で店員に聞いてもたぶんこれが出て来るはず。

なんていうか…
最初の1足ならエフォート以外を選ぶ理由がない!
管理人も持っていてレビューもしていますので詳しいことは別記事をご参照ください↓


・安定感
・クッション性
・耐久性
・値段の安さ

といった初心者スパイクに求められる性能が非常に高いのがエフォートです。
なかでも足への負担が軽いのでケガのリスクを抑えられるのが最大のメリットっと言えるでしょう。
また、足入れもゆったりとしていてキツさがないので、足の筋力が弱い初心者が長時間履いても足が痛くなりにくいです。
また、靴の裏がゴムになっているため耐摩耗性が非常に高く、校庭でガンガン使うようなシチュエーションなら間違いなくエフォートが最強です!

学校の貸出スパイクとして使われることも多いため、中学生の着用率は恐らくNo.1かと。中学生の大会にいくとみんなエフォートを履いています。
実際のシェアはわかりませんが、年間8万足くらいの販売目標だそうで、中体連の登録者が1~3年生まで合わせて20万人弱なのでほとんどの選手が一度は履いたことがあると言っても過言ではない出荷量です。

 

土での使用が少ないなら『ヒートスプリント』と『ヒートフラット』もおすすめ

2023年にモデルチェンジしてスタイリッシュになった初心者向けスパイクがこのヒートシリーズ。

上のエフォートと何が違うの…?

エフォートとほぼ一緒です!!

ザックリ言うとエフォートの上位互換版がヒートシリーズで、エフォートから耐久性を落としてその分だけ走りやすくなっていると考えていただいていいです。

ヒートシリーズはソールの厚さ違いで2種類ありまして…
ヒートスプリントはかかとを薄くすることでブレーキロスを抑える設計をしている短距離向きのスパイク。
ヒートフラットかかとに厚みをつけることでクッション性を高めている中・長距離あるいは跳躍種目向きのスパイク。
プレートや基本的な形状は共通なのでどちらを履いても大差ないのですが、かかとを着かずにつま先で走る種目(短距離)ならヒートスプリントを、かかとをつく種目(跳躍や中・長距離)ならヒートフラットを選んでおけばいいと思います。

エフォートよりヒートシリーズを選ぶべきなのは『土での使用が少ない人』

エフォートもヒートシリーズもどちらも【初心者向け兼用スパイク】で、基本的な性能はほぼ変わりません。
じゃあ、どっちを選べばいいの?っというと…

土(校庭)がメインなら『エフォート』
競技場(タータン)がメインなら『ヒートシリーズ』
っという感じで選ぶといいと思います。

「反発が…」っとかの【速く走るための性能】はエフォートもヒートシリーズもほぼ差がありません。両者で一番の違いは【耐久性】です。

エフォートは主に土で使用することを前提に作られているので、ソールがゴムだったり、プレートが小石を噛んでも壊れにくい分厚いものだったりと、陸上スパイクとしては過剰な耐久性をもっています。多分、部活で3年間使っても壊れない。
良くも悪くもその耐久性に振った構造がエフォートというスパイクの特徴で、そこまでの耐久性が必要ないのであれば、エフォートである必要もないと思います。
一方のヒートシリーズは兼用スパイクではあるものの、耐久性以外にも多少の柔軟性や軽量性も考慮したつくりになっています。専用スパイクに比べればエフォートもヒートシリーズも似たようなものなのですが、土での使用が少ないのであればヒートシリーズの方が走りやすいと思います。

そんなわけで、土での使用が少ないのであればエフォートではなくてヒートシリーズを選ぶのもいいでしょう。
ただし、繰り返しますが【速く走る性能】は大差ありませんのでどちらを選んでも問題はありません。タイムを狙いたくなったら専用スパイクにステップアップしましょう。

ミズノ版は『Xファースト』と『Xスピリット』

陸上ではアシックスとミズノが人気を二分していて、ミズノでも同じようなモデルがラインナップされています。
『エフォート』にあたるのが『Xファースト』
『ヒートスプリント・ヒートフラット』にあたるのが
『Xスピリット』

エフォートを検討するならXファーストも、ヒートスプリントを検討するならXスピリットも値段を比べてみると良いでしょう。
ミズノは2021年までは「ブレイブウイング」と「シティウスウイング」っていうモデルだったのですが、2022年にモデルチェンジしました。とはいっても、ほとんど名前が変わっただけですが。

で、アシックスとミズノどちらを選ぶべき?
については…
ほとんど違いはないからアシックスでもミズノでもどっちでも好きな方を買おう!!
です。
メーカーは違えど、初心者向け兼用スパイクはどれでもほとんど差がありません!
エフォートを買うならXファーストと比べて安い方を買えばいいし、ヒートスプリントならXスピリットと比べて安い方を買えば良いと思います。
足を入れてみてもおそらく違いはわからないと思いますので、あまりメーカーにこだわらずに好きな方を買っておけばおっけー!

「幅跳びならどのスパイクが良い?」への回答は『兼用スパイクならどれでも大丈夫!!』

管理人も幅跳びが専門です。
『短距離以外にも幅跳びに出るかもしれないんだけど、どのスパイクがいいの?』
っという疑問については…
『エフォートでもヒートスプリントでも、兼用スパイクならどれでも全く問題なく幅跳びできる!!』
っと答えます。っていうか、幅跳び用スパイクじゃないなら何を使っても一緒です。

教科書的に言えば「かかとが平たくて厚い形状」のスパイクのほうが幅跳びには向いています。
そのため、お店で聞くと「幅跳びならXスピリットよりもXファーストのほうおすすめ」って言われると思います。たしかにそれは一理ある。
ただ、初心者向けのスパイクはどの種目でも使えるようになっていますので、種目に関する心配はしなくて大丈夫です!!
雑な言い方をすると、兼用スパイクならどれでも一緒!!記録は多分変わらないと思います。
初心者のうちはそんな細かいことを気にする必要はありません。

 

 

もっと速く走りたいなら中級者向けの『専用スパイク』をおすすめするゾ!!

『兼用スパイク』は校庭で使うことができて、クッション性が高く足への負担が軽いのが特徴。初心者が最初に買うならまずは兼用スパイクがおすすめです。
一方の『専用スパイク』は競技場でしか使えないし耐久性が低くてクッションも少ないのですが、その分軽量で高反発な設計になっているため速く走ることができます。

つまり…
速く走りたいなら専用スパイクの方がおすすめ!!です。
兼用スパイクと専用スパイクの間にはけっこう大きな差があって、100mで0.1秒くらいは変わると思う。
専用スパイクは足への負担が大きいものの、サッカーや野球をやっていてある程度体が出来ている選手や3年生で記録を狙いたい選手には専用スパイクも選択肢になりえます。

っとはいえ、上級者向けの専用スパイクは大学生が使っても負担が大きすぎるほど。中学生ならもっと足に優しいスパイクの方が結果的に記録も狙えます。
中学生のうちは専用スパイクのなかでも足への負担が少ないモデルを選ぶようにしましょう!
また、不安があるのであればまずはエフォートを買って練習を積んだ方が良いと思います。

また、専用スパイクは種目ごとに構造が大きく違うため幅跳びで使うことは出来ないので注意!
幅跳びでも使うなら兼用スパイクを買うか、幅跳び用のスパイクを選ぶ必要があります。

クッション性の高い『サイバーブレード・SPブレード』なら中学生でも扱える!

専用スパイクでありながら初心者でも扱えるのがアシックスの『サイバー/SPブレード』です。
両者の違いはアッパーがベルトか紐かの違いなので、実質的には同じと考えて大丈夫。
専用スパイクはちょっと不安…っという選手の最初の専用スパイクにはこの「サイバーブレード・SPブレード」が一番おすすめです!!

ブレードは400m向けのいわゆるロングスプリントモデルのため、他の専用スパイクと比べるとクッション性が高くて反発は控えめなので足への負担はそれほど大きくありません。
スピードを出せるように設計されていながらも、それでいて足への負担を軽減出来るのがこのブレードのいいところ。
上級者でも足への負担を軽くするために練習用ではサイバーブレードを使っていたりするほど。
兼用スパイクと比べれば薄くて軽くて負担はかかるのですが、専用スパイクの中では最も扱いやすいスパイクのひとつでしょう

また、兼用スパイクと違って傾斜がついているため地面を蹴りやすく自然とスピードが出るため、兼用スパイクから履きかえると感覚がかなり違うと思います。
もちろん、専用スパイクなのである程度の筋力は求められますが、初心者でも十分に扱える範囲だと思います。

 

柔軟性の高い『エックスレーザーネクスト』は筋力がなくても扱える!

ミズノのロングスプリント向けスパイクがこの『エックスレーザーネクスト』です。
アシックスのSPブレードに近い立ち位置で、こちらも柔軟性が高いのが特徴。
クッションはブレード系の方が多いものの、エックスレーザーの方がプレートが簡単に曲がるためより少ない力で推進力を得られる印象があります。

傾斜が強くてピンで蹴って走る感じになるブレードに対して、エックスレーザーは蹴るのではなく地面に足を置いて回していく感じで走れます。
はぁ?

まあ…とにかく…
ックスレーザーは小さい力でも反発を使えるので初心者で筋力がない選手でもスムーズに走ることが出来ます!

もちろん、最初の1足ならエフォートを選ぶのがいいと思います。
しかし、兼用スパイクはタイムを出すには不向きのため、試合用に買うなら中級者向けのほうがいいこともあるでしょう。

 

 

今回のまとめ

今回は
中学生におすすめのスパイクはどれ?
をテーマにご紹介しました。
エフォートをはじめとする兼用モデル(初心者向けオールラウンド)はクッション性が強く足への負担が少ないため、怪我のリスクが減らせるので初心者に最適。
初心者であれば足への負担を減らすために兼用モデルを選びましょう!!
初心者向けとはいえ針が付いていて普通のシューズとは全く別物なので最初はこれで十分です。

まずはなんといってもアシックスの『エフォート』がおすすめ!
これは誰に聞いてもそういうはず。最初の1足で選ぶべきスパイクはエフォートです。他のスパイクを買うならそれなりの理由が必要でしょう。

土での使用が少ないなら、走りやすい設計の『ヒートスプリント・ヒートフラット』がおすすめ!
エフォートを短距離に特化させた『ヒートスプリント』と、エフォートを軽くした『ヒートフラット』があり、耐久性を落とした分走りやすくなったりフィット感が高くなったりしています。

また、ミズノがよければ『Xファースト』と『Xスピリット』があります。


まあ、ミズノでもアシックスでも、初心者向けスパイクはほとんど変わらないので好きな方を選びましょう!

兼用スパイクは土でも使えるようになっている一方で、競技場でしか使えない『専用スパイク』というものもあります。いわゆる中級者向けスパイク。
専用スパイクはクッションを減らしたり耐久性を落としているので土での使用はできないのですが、その分走りやすさに特化しているため速く走るのに最適。
記録を求めるのであれば中級者向けのなかのクッション性の高いモデルを選びましょう!!
中級者向けといっても、その中で400m向け(ロングスプリント向け)のモデルについていえばクッション性が高くなっていて足への負担も軽いため中学生でも扱うことができます。

最初の中級者向けスパイクなら『サイバーブレード・SPブレード』がおすすめ!
アシックスのロングセラーモデルであるブレードは初心者から上級者まで誰が履いても満足できる高い完成度を誇るスパイク。
兼用スパイクから履き替えるとその走りやすさに感動すら覚えるでしょう。

筋力に自信がないなら『エックスレーザー』がおすすめ!
ミズノのロングスプリントモデルである「エックスレーザーネクスト」は柔軟性が高いのが特徴のスパイク。
傾斜が強くてつま先で走るサイバーブレードと違って、軽い接地でも反発を使えるので筋力に自信がなかったり女子選手であっても扱えます。






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