【2023】100m世界ランキング
2023年はブダペストで世陸が開催されるため、オレゴンに続いて変則的に2年連続で世界陸上イヤーとなっております。また、21年の東京五輪、24年のパリ五輪があるため、21年から24年まで4年連続で世界大会が続くというかなり特殊な状態。
現状はナイキ一強時代からアディダスが台頭した2強時代となっていますが、23年には新たにアシックスが100mチャンピオンのフレッド・カーリー(アメリカ)と契約し、厚底スパイクに参入。短距離界がざわついています。
ってことで今回は
【2023年】100m世界ランキング
をご紹介。
ランキングは随時更新していきます。
男子100m世界ランキング
【5/31時点】
順位 | 記録 | 選手 | 国 |
1 | 9.84 (-0.5) |
Ferdinand OMANYALA | ケニア |
2 | 9.88 (+1.5) |
Fred KERLEY | アメリカ |
3 | 9.89 (+1.0) |
Ackeem BLAKE | ジャマイカ |
4 | 9.91 (+1.0) |
Terrence JONES | バハマ |
4 | 9.91 (+1.0) |
Cravont CHARLESTON | アメリカ |
4 | 9.91 (+1.0) |
Christian COLEMAN | アメリカ |
7 | 9.92 (+0.6) |
Akani SIMBINE | 南アフリカ |
7 | 9.92 (+1.4) |
Udodi Chudi ONWUZURIKE | ナイジェリア |
9 | 9.95 (+1.8) |
Oblique SEVILLE | ジャマイカ |
9 | 9.95 (+1.6) |
Noah LYLES | アメリカ |
11 | 9.98 (+1.6) |
Joseph FAHNBULLEH | リベリア |
11 | 9.98 (-0.5) |
Joseph FAHNBULLEH | アメリカ |
13 | 9.99 (+0.3) |
Bouwahjgie NKRUMIE | ジャマイカ |
14 | 10.01 (+1.8) |
Ronnie BAKER | アメリカ |
14 | 10.01 (+1.9) |
Renan CORREA | ブラジル |
14 | 10.01 (-0.2) |
Zharnel HUGHES | イギリス |
【5/31時点の管理人的ポイント】
世界のトップ選手たちが本格的にシーズンインしてきて、9秒台が多く出てきました。ケニアのオマニヤラは-0.5ながら9秒84で、PBの9秒77が+1.2だったことを考えるとほぼベストパフォーマンスでいよいよ世陸での優勝も見えてきました。
そしてなんといっても5/21のゴールデングランプリで9秒88を出したカーリー。+1.5ではあるものの、初戦から予選決勝と2本の9秒台をマークして、その翌週のダイヤモンドリーグラバトでも9秒94で連戦でも9秒台と地力を見せています。
テレンスと同じ2002年生まれのアキームブレイクも9秒89のPBをマーク。
【4/19時点の管理人ポイント】
バハマの20歳、テレンスが9.91で9秒台に突入。テキサス工科大に所属していて、23年インドアシーズンではNCAA60mのチャンピオンになっています。4/1にはに200mでも20.05を出していて、19秒台は時間の問題。世陸・五輪でも上位入賞候補です。
若手では2004年生まれ19歳のジャマイカのBouwahjgie NKRUMIE(発音が難しいけどバウワンジャ・ルーミエかな?)がU20世界歴代3位の9.99をマーク。U20歴代1位のデボゴ、2位のブロメル共に世界トップ選手となっているため、今季以降はルーミエが台風の目になるかも?
ルーミエの走りはコレ↓
前半の加速での股関節の運び方が別格です!まだ線の細いブレた走りですが、マッチョ化して中盤が伸びたら9秒8は出そう…
女子100m世界ランキング
【5/31時点】
順位 | 記録 | 選手 | 国 |
1 | 10.76 (+0.9) |
Sha’Carri RICHARDSON | アメリカ |
2 | 10.78 (+0.9) |
Marie-Josée TA LOU | コートジボワール |
3 | 10.82 (-0.1) |
Shericka JACKSON | ジャマイカ |
4 | 10.83 (+0.7) |
Julien ALFRED | セントルシア |
5 | 10.86 (+1.9) |
Aleia HOBBS | アメリカ |
6 | 10.89 (+1.9) |
Tamari DAVIS | アメリカ |
7 | 10.92 (+1.0) |
Alana REID | ジャマイカ |
8 | 10.95 (+1.1) |
Morolake AKINOSUN | アメリカ |
9 | 10.96 (+0.9) |
Jacious SEARS | アメリカ |
10 | 10.97 (+0.5) |
Zoe HOBBS | ニュージーランド |
10 | 10.97 (+1.0) |
Daryll NEITA | イギリス |
12 | 10.98 (+0.9) |
Dina ASHER-SMITH | イギリス |
12 | 10.98 (+) |
Shashalee FORBES | ジャマイカ |
12 | 10.98 (+) |
Ezinne ABBA | アメリカ |
【5/31時点の管理人ポイント】
女子は4月からかなり記録が更新されました。
今年もアメリカ勢の層がかなり厚く、世陸に向けて代表争いはすごいことになりそうです。
アメリカ以外だとタルー、シェリカジャクソンといった有力選手もしっかり記録を出しています。アッシャースミスも10秒台で走っていて、世陸は100mも出る?
【4/19時点の管理人ポイント】
全体にまだタイムは上がっていません。
ホッブスが2人いますが、ニュージーランドのホッブスは初の10秒台に突入。世陸オレゴンでは準決勝まで残った選手です。
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