【ゴールデングランプリ2025】見どころ解説!国立競技場に世界のトップアスリートが来るぞ!
2025年5月18日、【セイコーゴールデングランプリ陸上2025】が東京・国立競技場で開催されます。
この大会は、世界陸連のコンチネンタルツアーゴールドというハイグレードに位置づけられる大会のため、賞金額も大きく世界のトップ選手がエントリーしています。
9月には世界陸上東京大会も控えているため、「予習として同じ会場でやるGGPを見てみようかな」と思っている方もいるかもしれません。
でも正直、陸上競技になじみがないと、どこに注目すれば面白いのか分かりにくいですよね…
ってことで今回は
【GGP2025】陸上初心者でも楽しめる!見どころガイド
をテーマにご紹介。
ゴールデングランプリは世界陸連のランキングシステムで格の高い「A」カテゴリーに分類されています。ここで上位に入賞すると、世界陸上の出場につながるWAランキングのポイントを大きく稼ぐことができるため、WAランキングによって世界陸上への出場を目指している選手にとって非常に重要な大会です。
え…WAランキングってなに!?
ですよね。
もっと詳しく世界陸上東京大会の出場条件について知りたい方は、こちらの記事をご参照ください↓
もちろん、WAランキングや参加標準記録を知っていると、さらに深く楽しめるのは間違いありませんが、今回はもっとライトに、GGPそのものを気軽に楽しむための注目ポイントを管理人目線でご紹介していきます!
【GGP2025】陸上初心者でも楽しめる!観戦ポイント解説
2011年に始まり、今回で14回目を迎える【セイコーゴールデングランプリ陸上2025】。かつて『スーパー陸上』として親しまれたこの大会は、今年は舞台を国立競技場に移し開催されます。9月に開催される世界陸上と同じ会場ということもあり、選手はもちろん、観客にとっても本番の雰囲気を味わえる絶好の機会です。さらに、世界のトップ選手たちにとって魅力的な賞金(1位:5,000ドル、8位まで総額15,000ドル)も用意され、ガチな戦いが期待できます。
「すごい選手が集まるのは分かるけど、陸上って何を見れば面白いんだろう?」っと思っている方もいるかもしれません。世界陸上東京大会を前に、ちょっと雰囲気を味わってみたいけれど、見どころがイマイチ分からない…という方もいるかもしれませんね。
ご安心ください!今回では、そんな陸上初心者の方でも【GGP2025】を存分に楽しむため、生観戦でこそ体感できる観戦ポイントを中心に、難しい専門知識がなくても楽しめるようご紹介します!
GGPではここをチェック!種目ごとの注目選手
今回のゴールデングランプリでは、世界トップレベルの選手が多数エントリーしています。陸上ファンがよだれを垂らすような「マジヤバ」な選手が結構います。
まずは、有名な選手を押さえておくっていうのが陸上観戦を楽しむためのポイントです!
ここでは種目ごとに見逃せない選手をご紹介。
詳細はざっと目を通していただければ大丈夫です。名前だけでも覚えておくと、当日名前がアナウンスされた瞬間に、きっと「おっ!?」と、より一層興奮できるはずです!
GGPに出てくる日本人選手はもれなく国内トップなので全員注目ではあるのですが、紹介しきれないのでここでは『世界の…』ということでご容赦ください。
(※5月15日現在の情報に基づきます。最終的なエントリーリストは大会公式サイトをご確認ください。)
男子100m
何といっても男子100m。陸上の花形で、GGPでもこれがお目当てという人は多いでしょう。
世陸ドーハ優勝のコールマンが来るってのが一番のトピックで、チャンピオンに対して日本の選手がどんな走りをするのか?ってのに注目すると楽しめると思います。
また、日本を代表するスプリンター、サニブラウン選手も見逃せません。コールマンに引っ張られてスタートが決まれば、日本記録更新が観られるかも!?
桐生選手や栁田選手の9秒台に期待するのも観戦ポイントの一つです。
- クリスチャン・コールマン(アメリカ): PB 9秒76(世界歴代6位タイ)
2019年世界陸上ドーハ大会個人100m金メダル。室内60m世界記録保持者(6秒34)。世界トップの爆発的なスタートダッシュが最大の武器で、コールマンの前半は歴代最強と言っても過言ではありません。会場で観るなら特に最初の30mに注目して、世界最高のスタートの迫力を感じましょう。
リレーではアメリカチーム1走としてドーハ、ブダペストと世陸2勝。パリ五輪では個人での代表を逃しているだけに、今シーズンは負けられない。29歳とベテランの域に入りましたので、その雄姿が見られるのもあとわずか!? - クリスチャン・ミラー(アメリカ): PB 9秒93(U20世界歴代2位)
次世代を担う若手注目株!2006年生まれの19歳(5/16が誕生日)で、5年後には世界記録保持者になっているかもしれない選手です。
2024年に9秒93をマークしてアメリカの高校生として史上2人目の10秒の壁を破った選手で、2023年(当時17歳)には10秒06をマークしており、これはU18世界記録です。つまり、陸上王国アメリカにおいても未だかつてこれほどの才能の持ち主はいなかった!
まだ世界大会の出場はないものの、間違いなくこれからの代表争いあるいは世界のトップレベルの試合に顔を出す選手です。もし、今回のGGPでコールマンやサニブラウン選手を破るとなれば、それは世界中の陸上ファンを沸かせることでしょう。未来のスター選手の最初の一歩を生で観られるかも!? - ジェローム・ブレーク(カナダ): PB 10秒00
カナダチームのリレー2走として活躍していて、4×100mRでは2020年東京五輪銀メダル。2022年世界陸上オレゴン大会金メダル、2024年パリ五輪金メダルを獲得しています。187cmの長身から繰り出す大きなストライドを生かした、力強くダイナミックな走りが魅力のカナダ代表スプリンター。10秒00を2回出しているものの、9秒台はまだ。しかし、先日の大会で(グランドスラム)10秒04をマークしており、GGPでいよいよ自身初の9秒台が出るかも!?
ちなみに、陸上には3人のブレーク(アキーム・ブレイク、ヨハン・ブレーク、そしてジェローム・ブレーク)がいます。 - PJ・オースティン(アメリカ): PB 9秒89
先日の世界リレーでは男女混合4×100mRのアンカーに起用されています。(2-3でバトン失敗)
選手層が厚いアメリカだけに、24年の全米選手権では9秒99ではしりながらも準決勝で敗退していますが、PBの9秒89五輪・世陸で優勝も狙える記録です。幅跳びでも8m01のPBをもつスプリンターで、その身体能力の高さは折り紙付き。個人で代表に入れなくてもアメリカチームのリレーで予選を走ったりすることもあるはずなので、名前を覚えておくと楽しめるはず。 - サニブラウン アブデルハキーム(日本): PB 9秒96
2017年世界陸上ロンドン大会200m7位入賞。2019年世界陸上4×100mリレー銅メダル。2022年世界陸上オレゴン大会100m7位入賞。2023年世界陸上ブダペスト大会100m6位入賞。2024年パリ五輪4×100mリレー5位入賞。実績は文句なしにワールドクラス!世界のトップレベルで活躍する日本を代表するスプリンターです。日本の選手が世界の強豪と渡り合う姿を生で見られる…世界チャンピオンのコールマン、次世代を担うミラーらに対して、どんな走りを見せてくれるのか注目です。 - 桐生 祥秀(日本): PB 9秒98
2017年9月9日、日本人史上初の9秒台となる9秒98を出したのが桐生選手です。日本の陸上を観るなら、桐生選手の走りは一度は生で観ておくべきでしょう!
桐生選手はジュニア期から世界レベルで活躍していて、U18世界歴代19位(10秒19)、U20世界歴代9位(10秒01)の実績は日本陸上界のレベルを大きく引き上げました。
4月29日には10秒06(+2.7)で走っているだけに、厚底スパイクに履き替えた桐生選手のパフォーマンスに期待。 - 栁田 大輝(日本): PB 10秒02
日本人5人目の9秒台はもしかすると栁田選手かもしれません。っというのも、彼はPBの10秒02を2回、追風参考で9秒台を2回(2024年に9秒97,2025年5月9日に9秒95)走っています。風力公認での9秒台も時間の問題か…!?
パリ五輪は日本選手権で3着となったため個人では代表に入ることができず、リレー要因として予選に出場するにとどまりました。世陸東京では初の個人代表を狙うだけに、10秒00の参加標準記録を切ることができるかにも注目です。
女子100m
- シャカリ・リチャードソン(アメリカ): PB 10秒65
2023年世界陸上ブダペスト大会100m金メダル、200m銅メダル。2024年パリ五輪100m銀メダル。ド派手な髪形や服装、長い爪など大胆なルックスも特徴。スタートの失敗が多いものの、中盤以降の驚異的な伸びは現役最強と言える選手です。PBは11位で、これは五輪で3つ、世陸で10の金メダルを獲得したシェリー・アン・フレイザープレイスと同じ記録です。 - トワニシャ・テリー(アメリカ): PB 10秒82
“TeeTee" Terry。リチャードソンとはチームメイトで、ブダペストとパリ五輪ではリレーを組んで共に金メダルを獲得しています。ネットフリックスの『スプリント』でもリチャードソンと一緒によく出てきます。
男子200m
男子100mと並び絶対に見逃せないのが200mグレゴリーはこれまで個人での代表歴はない選手ですが、19秒台のPBを持ちます。そしてなんといってもドグラス。東京五輪では驚異的な走りを見せた世界の決勝常連。東京のトラックに良いイメージを持っているはずです。
- ロバート・グレゴリー(アメリカ): PB100m10秒04、200m19秒89
サニブラウン選手も所属していた名門フロリダ大学のスプリンターで、4月にはコールマンと一緒にリレーを組んでアンカーとして38秒16で走っています。(その際アーロンブラウン、ドグラスらのカナダは38秒09で1着でした。)
国際大会への出場はないものの、2023年のNCAA(全米大学の大会)200mで4位(19秒89)4x100mリレーでは2位に入っています。ちなみに、このときのリレーは100mに出場のPJ・オースティンが3走でした。 - アンドレ・ドグラス(カナダ): PB 100m9秒89、200m19秒62
東京五輪200mのチャンピオン!名前を聞いたことのある人も多いと思います。ボルトと並んで笑顔で走る写真も有名な、長くこの種目のトップクラスで戦う選手です。ボルトらがいたこともあって速いのにいつも銀メダルや銅メダルでシルバーコレクターだったのですが、オレゴン、パリと4×100mRで2度の金メダルを獲得しました。世界陸上でのリレー種目ではおそらくアンカーで出場するはずで、日本チームにとって強力なライバルとなります。彼のアンカーとしての走りは本当にすごいんです。
そんな陸上の歴史に名を遺すであろう名選手ドグラスも30歳。生で観られるチャンスはそう多くないかもしれません。
男子110mH
近年、国内のレベルが著しく上がったこの種目。泉谷選手と村竹選手が有名ですが、泉谷選手は幅跳びにエントリーを絞っています。世界トップレベルのハードラーである村竹選手の日本記録更新、日本初の12秒台が出るか!?に期待して観ると良いと思います。
- 村竹ラシッド(日本):PB 13.04(日本記録タイ)
泉谷選手と同記録での日本記録保持者。パリ五輪では5位に入賞し、すでに世界陸上東京大会に内定済み!ちなみに泉谷選手は今大会幅跳び(!?)だけにエントリーしています。村竹選手の世界ランキングは23年が6位、7位とまさに世界のトップ選手!世陸でも上位入賞の期待がかかります。
女子100mH
男子同様、ここ数年で一気にレベルが上がった種目で、2021年まで13秒00が日本記録だったものが、現在はなんと7名もの12秒台選手がいます。今回はそのうち5名がエントリー。とりあえず、パリ五輪代表の二人に注目するとわかりやすいと思います。
- 福部真子(日本): PB12秒69(日本記録)
高校時代からインターハイ3連覇を達成するなど、早くから才能を発揮してきた日本のトップハードラーで、2014年のU20アジア選手権でこの種目金メダルを獲得しています。2022年には日本選手権で初優勝、同年のオレゴン世界選手権にも出場していますが、翌23年はブダペスト世界選手権の参加標準記録をただ1人突破していたにもかかわらず日本選手4位で代表入りを逃しました。2024年には日本記録を更新し、パリ五輪では準決勝に進出するなど、国際舞台で活躍する選手です。 - 田中佑美(日本・富士通): PB12秒83
2025年2月には60mハードルで8秒00をマークして日本記録を更新するなど、勢いのあるトップハードラーの一人です。2023年の世界選手権ブダペスト大会、、2024年のパリ五輪の代表で、パリでは敗者復活ラウンドを経て準決勝み、12秒台を3本揃えました。
男子走幅跳
日本の選手は日本選手権決勝クラスがそろっています。そのなかで、天才ジャンパー、ジュボーン・ハリソンに注目。アメリカンな大きくダイナミックな跳躍はぜひ生でみておきたい!
- ジュヴォーン・ハリソン(アメリカ): PB 走幅跳8m47、走高跳2m36
2021年東京五輪銀メダリストでは幅跳びと高跳びの跳躍2種目に出場し、それぞれ5位,7位に入賞した天才ジャンパー。2023年世界選手権ブダペスト大会では高跳びで銀メダルを獲得しています。二刀流として東京大会では2種目を狙っているのかもしれません。バスケっぽいというか、大きな動きでバネを感じる踏み切りが特徴です。 - 橋岡優輝(日本): PB 8m36
2019年世陸ドーハ(8位入賞)、2020年東京五輪(6位入賞)、2022年オレゴン、2023年世陸ブダペスト、2024年パリ五輪に出場している、日本のエースジャンパーです。世陸ドーハでは日本人初の走幅跳での入賞という快挙を達成。高校時代から活躍していて、2018年のU20世界選手権で金メダルを獲得しています。 - 泉谷駿介(日本・住友電工): PB 走幅跳8m26、110mH 13.04
110mHでは日本選手権を3連覇(2022~2024)、世界陸上ブダペスト大会では5位入賞を果たした世界レベルのハードラー…が、幅跳びに出場!!
泉谷選手はもともと混成種目もやっていて、インターハイでは八種競技で優勝、三段跳びで3位に入っています。そして幅跳びでは全日本実業団で22~24年の3連覇。ハードルで世界で戦いながらも跳躍もづつけています。また、パリ直後の24年8月には100mにも出場していて、追参(+2.1)ながら10秒14で走って、9秒台を持つ小池選手に先着してます。
そんな二刀流どころか四刀流のマルチな泉谷選手、25年冬のインドアシーズンにはどういうわけか『世界室内選手権』で幅跳びに出場して8m21を跳んで4位に入賞しています。(幅跳び世界チャンピオンのテントグルーは8m14で5位)
泉谷選手の幅跳びは世界の陸上ファンならず、世界の選手たちも注目しています。 - 津波響樹(日本・大塚製薬): PB 8m18
2020年に日本選手権優勝経験があり、世界陸上ドーハ、東京五輪の代表のじゃんぱーです。高いスピードの助走から、踏み切りそして空中動作へと繋がる一連の流れが非常にスムーズで、生でその高い跳躍技術を見たい選手です。
男子400mH
- トレバー・バシット(アメリカ):PB 47秒38
世界陸上オレゴン大会銅メダル、PBは世界歴代19位という世界のトップハードラー。オレゴンではドスサントス、ベンジャミンの伝説級の46秒台に次ぐ3位でした。今シーズンはまだ記録が出ていませんが、9月を見越して調整中なのか、調子が悪いのかはわかりません。2022年からずっと47秒台で走っているので、トラブルがなければそろそろ47秒台がでるかも? - 豊田 兼(日本):PB 400mH 47秒99 110mH 13秒29
195cmの長身選手で、110mHでも13秒29(世陸東京の標準は13秒27)と世界で戦える記録を持っています。先日(4月26日)にはダイヤモンドリーグに出場し、300mで34秒22の日本新記録をマークしています。
まだ世界陸上の参加標準(48秒50)を切っていないので、今回はまずはそこをクリアするかどうか。さらに47秒台が出るかなのですが、為末さんのもつ47秒89の日本記録更新にも期待です。
女子走高跳
なんといっても、マフチクが来る!!生マフチクはヤベェ。若干23歳ながら世界記録保持者で、これからの陸上界の顔となる選手でうす。陸上選手の高跳びは体育でやるものと全く別物で、競技場に行くなら是非その迫力を感じたいところ。
日本からは、近年の日本の女子走り高跳びを牽引する第一人者、髙橋選手が出場します。
- ヤロスラワ・マホフク(ウクライナ):PB 2m10(世界記録)
ジュニア時代から世界のトップジャンパーで、世界陸上では2019銀、2022銀、2023金、五輪では2021銅、2024金とその実力は最強クラス。2024年7月7日に2m10の世界新記録をマークしています。たぶん、テレビでも見る機会があるはず。 - 髙橋渚(日本):PB 1m92
日本選手権では2022年から3連覇。2025年2月にチェコで行われた室内競技会で1m92を記録し、39年ぶりとなる室内日本最高記録を更新しました。これは、日本人女子としては2004年以来の1m90台突破という快挙でもあります。世界陸上の参加標準は1m97とかなり高いものの、髙橋選手はランキングで出場できる可能性あり、このGGPでの記録と順位は出場権争いで非常に重要です。190cmを跳べるかに注目。
男子走高跳
男子の走高跳は生で見るとジャンプが高すぎて変な感じがします。テレビでは伝わらない迫力を間違いなく感じられます。だって、2m30って電話ボックスより高いですからね!
え…?電話ボックスを見たことがない!?
本当は2007年大阪世界陸上優勝のドナルド・トーマスも出場する予定だったのですが、残念ながら欠場のようです。
- ブランドン スターク(オーストラリア):PB 2m36
東京五輪5位入賞の31歳。世界陸上ではドーハとハンガリーでも入賞しています。2m30オーバーは難しいかもしれませんが、日本人選手との争いに注目。 - 真野友博(日本):PB 2m31
世界陸上オレゴン大会8位(この時の9位は幅跳びにエントリーしているジュボーン・ハリソン)、ブダペストとパリ五輪でも日本代表として出場している選手です。今季は3月に2m27を跳んでいて、GGPではさらに高い記録に期待。
男子やり投
この種目については、特定の誰かというよりも選手全員の雰囲気を見るだけで楽しめます。テントの中で準備している選手は遠めだと小さく見えますが…通路などで選手とすれ違ったりすることがあるかもしれませんが、やり投げ選手のデカさに驚くことでしょう。アップ場から競技場への通路など近くで見られるチャンスがあれば、是非行ってみましょう。
女子やり投
なんといっても、日本の北口選手に注目なのですが、他にもメダリストが3選手もいて、かなりハイレベルな戦いが予想されます。この種目をメインと考えて観戦してもいいくらい。
当初は71m40のPBを持つアンドレイチクもエントリーリストに名前があったのですが、欠場です。
- 北口 榛花(日本):PB 67.38
世界陸上オレゴン銅メダル、ブダペスト金メダル、パリ五輪金メダルというとんでもない実績を持つ日本陸上界の宝。普段はチェコを拠点に活動しているため、日本凱旋。世界レベルでこれほど戦える選手は今後現れないかもしれませんよ。 - フロル・デニス・ルイス・ウルタド(コロンビア):PB 66m70
34歳のベテランで、南米記録保持者。23年ブダペストでは北口選手に次ぐ銀メダル、パリ五輪では5位に入賞しています。 - マッケンジー・リトル(オーストラリア):PB 66m27
世界陸上オレゴン5位、ブダペスト銅メダル、パリ五輪8位の選手。2013年のU18世界選手権で優勝経験があります。 - ジョーアネ・デュプレッシ(南アフリカ):PB 64m22
パリ五輪銀メダル。2016年のU20世界選手権で2位に入っていて、この時北口選手は8位でした。
女子1500m
- 田中 希実(日本):PB 3分59秒19
日本中距離界をけん引する選手。有名ですよね。800mから5000mまでマルチに走れる選手で、今シーズンは賞金レース『グランドスラムトラック』で3000mと5000mを戦っています。今回は1500mに出場。
1500mでは東京五輪で8位に入賞しています。
【まとめ】GGP2025の注目ポイント
今回は、【GGP2025】見どころガイドをテーマにご紹介しました。
GGPは世界陸連からハイグレードに位置づけられ、世界王者のコールマン選手や、次世代のスター候補ミラー選手、そして日本のエースであるサニブラウン選手や桐生選手といった、まさに「マジヤバ」な選手たちが集結します。
女子では、世界女王リチャードソン選手の走りはもちろん、日本を代表する陸上選手である福部選手や田中選手のレベルの高いハードルも見逃せません。跳躍種目では、二刀流ハリソン選手や、まさかの幅跳びに出場する泉谷選手のマルチな才能に世界から注目が集まります。
さらに、世界記録保持者のマホフク選手や、日本記録を更新した髙橋選手の女子走高跳は、生で見る価値あり!
ちょっと時間がなくて中・長距離がまとめられなかったのですが、それは箱根のファンの方が詳しいです。
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