【2019年版】男子400m世界ランキング
世陸ドーハでシーズンが終わる2019年。
東京五輪の順位を占うためにも重要となる2019年の世界ランキングもドーハで確定します。
男子の短距離界はコールマン、ライルズ、ノーマンという新世代のスターを中心に動いています。
今回は
男子200mの世界ランキング(2019年版)
をご紹介します。
男子100m編はこちら
男子200m編はこちら
男子400mランキング
ランク | 記録 | 選手 | 国 | 生年月日 | 記録日 |
1 | 43.45 | Michael NORMAN |
USA | 3-Dec-97 | 20-Apr-19 |
2 | 43.64 | Fred KERLEY |
USA | 7-May-95 | 27-Jul-19 |
3 | 44.13 | Steven GARDINER |
BAH | 12-Sep-95 | 2-Oct-19 |
4 | 44.23 | Kahmari MONTGOMERY |
USA | 16-Aug-97 | 7-Jun-19 |
4 | 44.23 | Kirani JAMES |
GRN | 01-SEP -92 | 2-Oct-19 |
6 | 44.25 | Stewart TREVOR |
USA | 20-May-97 | 7-Jun-19 |
7 | 44.29 | Nathan STROTHER |
USA | 6-Sep-95 | 27-Jul-19 |
8 | 44.31 | Rai BENJAMIN |
USA | 27-Jul-97 | 20-Apr-19 |
9 | 44.37 | Emmanuel Kipkurui KORIR |
KEN | 15-Jun- 95 | 2-Oct-19 |
10 | 44.40 | Akeem BLOOMFIELD |
JAM | 10-Nov-97 | 21-Jul-19 |
10 | 44.40 | Vernon NORWOOD |
USA | 10-Apr-92 | 27-Jul-19 |
12 | 44.41 | Machel CEDENIO |
TTO | 6-Sep-95 | 2-Oct-19 |
13 | 44.53 | Quincy HALL |
USA | 31-Jul-98 | 13-Apr-19 |
14 | 44.55 | Emmanuel Kipkurui KORIR |
KEN | 15-Jun-95 | 22-Jun-19 |
14 | 44.55 | Anthony José ZAMBRANO |
COL | 17-Jan-98 | 2-Oct-19 |
15 | 44.60 | Abderrahman SAMBA |
QAT | 5-Sep-95 | 9-Apr-19 |
16 | 44.63 | Wilbert LONDON |
USA | 17-Aug-97 | 7-Jun-19 |
16 | 44.63 | Jonathan JONES |
BAR | 6-Feb-99 | 21-Jul-19 |
18 | 44.66 | Demish GAYE |
JAM | 20-JAN-93 | 2-Oct-19 |
19 | 44.69 | Michael CHERRY |
USA | 23-Mar-95 | 27-Jul-19 |
20 | 44.73 | Kenneth BEDNAREK |
USA | 14-Oct-98 | 18-May-19 |
21 | 44.77 | Davide RE |
ITA | 16-Mar-93 | 30-JUN -19 |
執筆時点では世界陸上の準決勝が終わったところです。
決勝進出者は赤くしてあります。
決勝で記録が更新されれば追記します。
ウォルシュ・ジュリアン選手が準決勝でマークした44秒13は今季世界36位の記録です。
ノーマンとカーリーの2強時代
世陸ロンドンまでは現世界記録保持者(43秒03)であるバンニーキルクを中心にしていた男子400mですが、バンニーキルクは怪我をしたということでリオ以降ずっと試合に出ていません。
そんななかで頭角を現したのがアメリカのノーマンとカーリーの2選手です。2019年のランキングで43秒台をマークしているのはこの2人だけ。そんな2人が直接対決した2019年の全米選手権は必見です。
超新星ノーマン
1997年生まれのマイケル・ノーマンはシニアの国際大会での実績はまだありません。それでもドーハでは優勝子穂筆頭として世界中から注目されています。
それもそのはず、ノーマンは43秒45という世界歴代4位タイの記録をマークしたのですから。
アメリカの短距離界は100mを中心とした短短のコールマン、100と200mが専門で万能のライルズ、そして200と400mのロングスプリント専門のノーマンという次世代スターが揃っています。
コールマンとライルズはそれぞれ世陸ドーハで100と200を制しており、アメリカは短距離王国として男子短距離種目全制覇に最強の布陣で臨んでいます。
ノーマンは200mで19秒70(世界歴代12位)という走力をもっており、2016年以降は100mには出ていないものの、確実に9秒台で走る力があります。そんな選手が400mを走るんだから速いに決まってる。
この先10年くらいはノーマンが400mの中心選手になるでしょう。
しかし、世界陸上デビューとなったドーハの準決勝ではまさかのスローダウン。決勝に進めずに敗退しています。
ノーマンより強いカーリー
世界最速はノーマンと言っても過言ではありませんが、そのノーマンに全米選手権で勝った選手がフレッド・カーリーです。
つまり、ノーマンよりカーリーの方が強い。
Life was set up for me to be a failure. But I set up my life to be a winner. #saynomore pic.twitter.com/mrsEOP4DRZ
— Fred Kerley (@fkerley99) August 7, 2019
ごついルックスやぶっ飛ばして最後にタレるスタイルはまさにアメリカン。ノーマンのスマートで効率的な走りもいいですが、やっぱりアメリカの400m選手はカーリーのような走りでないと。
400mも若手の活躍が目立つ
何歳までが若手なのかわかりませんが、400mでは1995年と1997年生まれの活躍が目立ちます。
トップ20のうち、1997年生まれが6名、1995年生まれが7名もいます。トップ8はこの2つの年が独占。
2019年なので97年生まれが22歳、95年生まれが24歳といちばん脂がのっている時期ではあるものの、96年生まれがいないっていうのはなにか理由があるのでしょうか…
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