2023年【中学・高校】陸上部におすすめのランニングシューズは?
陸上をはじめるきっかけで一番多いのは『中学で陸上部に入った』だと思います。
で、部活だとコーチがいない場合が多いため練習方法はおろかどんな道具が必要すらわからないこともあるでしょう。私も中学の時はスニーカーと体育着で走っていました。
とりあえずシューズは必要そうだけどなにがいいんだろう…っと思っているあなたも、もう大丈夫!
陸上chが「初心者が買うべき道具」を教えましょう!!
ってことで今回は
中学・高校の陸上部におすすめのシューズはどれ!?
をテーマにご紹介。
シューズは色々ありますが、とりあえず最初はミズノかアシックスのシューズを選びましょう!
で、今回はミズノ・アシックスのシューズのシューズを2つのカテゴリーに分けておすすめのシューズをピックアップ!
自分がシューズに何を求めるかによって紹介するモデルのなかから選んでいけばシューズ選びに失敗しないはず!!
ちなみに、大会にもシューズで出る場合は20mm、25mmの厚さ規定がありますので注意↓
最初は『デュエルソニック』か「ライトレーサー」を買っておけ!!
今回の記事は結構長いので、読むの面倒くさいって方に最初に結論からお伝えします。
部活にはミズノの『デュエルソニック3』かアシックスの『ライトレーサー4』がおすすめです!!
ミズノかアシックスかは好みで選べばいいです。この2モデルであれば失敗はない!!
見た目で選んでもいいし値段で選んでもいいです。
まずはスタンダードでクセの少ないでデュエルソニックとライトレーサーのどちらかがおすすめです!!
経験を積むと「もっと薄い方が…」とか「クッションが…」っていうこだわりが出て来る場合もありますが、どうせシューズは1年履いたら買い替えになるのでこだわりが出てきたらその時にまた選べばいい。
中学生は「ミズノ」か「アシックス」のシューズを買おう!!
まずシューズ選びをするうえで大事なポイントは…
・耐久性
・足の保護性能
・走りやすさ(軽さ等)
この3つの要素です。耐久性が高くて保護性能が高くて走りやすいシューズがベストなのですが、そんなシューズはないため、どの要素を重視するかで選ぶとわかりやすいです。
そんなこと言われても良くわからない…と思いますが
ミズノかアシックスのシューズならどれを買っても大丈夫!!
中学生でシューズに詳しくないのであれば、ミズノ・アシックスのどちらかのランニングシューズを選んでおけば大きく失敗することはありません。
っとはいうものの、ミズノ・アシックスだけでもラインナップはいっぱいありますよね。
ってことで、陸上ch的おすすめシューズとして…
①安いのに何一つ不満なし!【コスパ系シューズ】
②高性能で速く走れる【スピード系シューズ】
っという2つのカテゴリーに分けて具体的にシューズをご紹介します。
ここで紹介するシューズはのなかから選んでおけば絶対に失敗しないぞ!!
①結局これが最適解!?コスパ系シューズ
まず、陸上部ならとりあえずこれを買っておけば間違いない!!っていうシューズをご紹介します。
安いのにランニングシューズとして必要な性能をすべて持っているシューズがこのカテゴリーで、特別な理由がなければこれを買っとけばOK!!
ここでご紹介するモデルは
・デュエルソニック(ミズノ)
・ライトレーサー(アシックス)
この2モデルです。
特徴としては、これ以上必要ないし、これで十分。そんなシューズです。
安いのに大学レベルの選手が履いたとしても「別にこれで良いよ!」って言う性能のシューズで、強いこだわりがなければこれを買っておけばOK。
デュエルソニック3(ミズノ)
ミズノには「ウエーブデュエル」っていう管理人も使っている上位モデルがあるのですが、それを部活向けに耐久性をアップしたのがこの「デュエルソニック」です。
2022年には一度廃盤になっていたのですが、23年には「3」になって復活!!
いわゆる「薄底シューズ」で、ドリルやダッシュからロードのランニングまで全てこれ1足でこなせます。
デュエルソニックの特徴は…
初心者向けでありながらプレートが内蔵されているのでスピードが出しやすいこと。
ミズノの「デュエルシリーズ」はスパイクの技術を使ったシューズラインナップで、プレートが内蔵されているためスパイクのような反発があるんです。初心者向けで耐久性の高い素材を使いつつ価格も安いにもかかわらず、しっかりとスピードが出せるシューズです。
クッション自体もほかのシューズに比べると屈曲が硬めで、ブニョブニョせずにコシがあるため安定感が高くブレにくい。
管理人的おすすめポイントは…
プレートによる反発があるから短距離で非常に使いやすい!!ってところ。
言うなれば、部活生向けの短距離練習用シューズです。
他のシューズに比べると強い力を加えたときのしっかり感が強く、短距離選手が強く踏み込んだ時でもブレが少ないため安定した走りができます。そのため、クッション性が高いけど接地感も良くて走りやすい。
また、ゴムソールを採用しているため耐久性が非常に高く、部活で短距離で使うならこれがベストと言っても過言ではないでしょう。
唯一欠点としては、見た目がちょっと安っぽいですが、5000円ちょいで実際に安いので別に良いと思います。
ライトレーサー(アシックス)
アシックスの部活向けのシューズといえば昔からこのライトレーサーです。
管理人も知り合いにおすすめをきかれたらまず最初にこのシューズの名前を挙げるくらいで、もはや部活で使うならライトレーサー以外を選ぶ必要がない!!っていうくらいド定番のトレーニングモデル。
ランニングシューズに求められる性能は網羅されているので、部活用でこれを買って失敗することはまずないでしょう。
実売価格も7,000円をきることも多く、コスパは最強シューズの代名詞的存在です。昨今のインフレしたシューズ界を鑑みると、ライトレーサーの価格はアシックスの良心だと言えます。
ライトレーサーの特徴は…
安いけどランニングシューズとして不満な点がないところ。耐久性は高いし接地感覚もそれなりに良いし、なによりクッションがしっかりしていて足にやさしい。部活生の定番シューズとしてメーカーも使いやすく改良してくれているため、短距離からロードまでどんな使い方にも対応できます。
管理人的おすすめポイントは…
そこそこ軽量でクッション性が高くて安い!!ってところ。
一応は薄底シューズなのでそこそこ軽量で、それでいて、厚さはけっこうあってクッション性が高いため練習量の多い部活生の大敵であるケガのリスクを下げることができます。
練習用シューズとしてこれ以上バランスのとれたシューズはないのでは?っと思うくらい『これでいい感』がある。
っていうか、部活で使うシューズがこれじゃダメだっていう人がいたらその理由を聞きたいくらいです。
もっと軽くて速く走れるシューズはありますが、部活の練習で使うシューズとして『保護性能』を重視するならライトレーサーは最適解のひとつでしょう。
また、性能自体もトップ選手でも普通に履いているレベルで、大学でもシューズにこだわりがない選手はけっこう履いてます。
②「走りやすさ」を重視するならスピード系シューズ!!
次に、走りやすくてスピードが出しやすいシューズをご紹介します。
マラソンチャートだと「スピードタイプ」って言われることもあるカテゴリーのシューズで、いわゆる高性能シューズ。具体的に何が高性能なのかというと、結局は「軽さ」です。
ここでご紹介するモデルは
・ウエーブデュエル3(ミズノ)
・ターサーエッジ(アシックス)
・ターサーRP(アシックス)
・ウエーブリベリオンソニック(ミズノ)
この4モデルです。
特徴としては、軽くて反発性能も高いからスピードが出しやすい!そんなシューズです。高校や大学の陸上部で履いている人が多く、「屈曲性」が高くてシューズとしての性能が非常に高い。
一方で、ソールがツブツブの高グリップタイプになっていたりするので耐久性はちょっと落ちます。っとはいえ、部活でも1年くらいはギリ使える。
ウエーブデュエル3(ミズノ)
上で紹介した「デュエルソニック」の上位モデルで、プレート内蔵の高反発シューズです。
管理人も旧型を使っていて、競技場で履いている選手も多く短距離選手に人気の高いモデルです。
ウエーブデュエルの特徴は…
スパイク的な高反発シューズっていうところ。プレート内蔵という発売当時は珍しい構造だったシューズで、ダッシュやバウンディングのような高負荷な練習でもブレずにしっかり跳ね返ってくれるのでスプリントでは非常に使いやすいです。薄底でクッションがちょっと固めなので他のシューズに比べるとクッション性は低いものの、校庭やタータンでの使用がメインであれば問題ありません。
管理人的おすすめポイントは…
短距離向けのランニングシューズと言えるほどしっかりしていて、強い踏み込みに対しての反応がとってもいい。クッション自体も硬めなのでグニャグニャ感がなく、非常にスピードが出しやすい。スパイクとまではいかないけどそれに近いシューズではあります。短距離や跳躍が専門の選手であれば買って損なし!
ターサーエッジ(アシックス)
『ターサー』ってのはアシックスのスピード系モデルにつく名称で、そのなかでサブスリー向けのクッションモデルに位置付られているのがこのターサーエッジです。
昔ながらのランニングシューズが現代的に進化したモデルで、性能としてはライトレーサーの上位互換版だと考えていいです。
ターサーエッジの特徴は…
クッション性能が高いのにスピードが出しやすいっていうところ。構造的にはプレートとかは入っていなくてクッションが厚めの「普通のランニングシューズ」なのですが、軽いし高反発素材が使われているので反発性が高くスピードが出しやすいです。ターサーシリーズの中ではクッションモデルなので足への負担も少ない。
管理人的おすすめポイントは…
マラソン(ロード)を想定した設計なのでソールの耐久性も非常に高く、ラスト(足型)がレーシングタイプになっているためフィット感がけっこう良いです。構造的にはこれといって特徴はないのですが、大きな力がかかる短距離ではフィット感って結構大事。ライトレーサーだとゆるさやブレを感じるのであれば、ターサーエッジのほうが合うと思います。
高反発でスピードが出しやすいのにクッション性能が高いのが特徴で、これ1足あればスピードトレーニングからバウンディングまで全部出来ちゃう。クッション性や耐久性を重視したモデルでありながら、上級者が履いても満足出来るの履き心地の良さを持っています。
ターサーRP(アシックス)
上で紹介した「ターサーエッジ」のさらに上位モデルと考えていいです。
位置づけ的にはソーティ(マラソン用の超薄底)とターサーエッジの間に当たるシューズで、エッジよりも軽量でスピードが出しやすく、それでいてクッションもしっかり入っています。ウエーブデュエルと近いのはエッジよりRPですね。
ターサーRPの特徴は…
スピードが出しやすくてクッション性もあるっていうところ。エッジに比べると薄くなっているのでクッション性は下がるのですが、それでもロードで走れるようになっているのでクッション自体は結構しっかりあります。また、薄くなった分、接地感覚が良くなっているのでスピードは出しやすいです。
「クッションってそんなにいらなくね?」っと思う人はエッジよりRPのほうがおすすめ。
管理人的おすすめポイントは…
シューズ性能が高くてスピードが出しやすい!ウエーブデュエルと同じように、スピードが非常に出しやすいシューズです。走りやすくてクッションもあるのでランニングシューズとしての性能は高く、トップ選手でも履いている選手が多いモデルです。
ライトレーサー、ターサーエッジだとちょっとシャープさが足りないっていう人はターサーRPがおすすめ。
ウエーブリベリオンソニック(ミズノ)
2023年に出た新しいシューズで、『厚底』のエントリーモデルです。リベリオンシリーズはプレート搭載の厚底シリーズで、そのなかで『ソニック』というのがエントリーモデルの名前。
今回ご紹介しているシューズのなかでは唯一の『厚底』ですが、時代は厚底ですからね。管理人の購入候補でもあります。
ウエーブリベリオンソニックの特徴は…
厚底の入門機で厚底特有のクセがそれほどないっていうところ。構造的には高反発素材の厚底にプレートを挟んだいわゆる『厚底シューズ』ですが、ターゲットはそれほどレベルの高くない市民ランナーのため、厚底特有の弾む感覚は少なく、『ロッカー構造』にはなっていないのでスプリントで使ってもあんまり違和感ないです。
超ザックリ言うと、厚底でクッション性が高いけど走りやすくて耐久性が高いシューズで、位置付け的に言えば、厚底版のデュエルソニックです。
管理人的おすすめポイントは…
『厚底』が欲しければ最初はこれが良いと思います。管理人はアシックスの厚底入門機「マジックスピード2」を持っていますが、あれはスプリントじゃ使えない。ウエーブリベリオンソニックは厚底だけど薄底と同じような感覚で走れるのでけっこう良いです。
デュエルソニックは安っぽいのですが、ウエーブリベリオンソニックは見た目もけっこうしっかりしているので、見た目にもこだわりたいならこっちが良いと思う。ただ、値段も1万円くらいはします。
海外メーカーのシューズじゃだめなの?
ミズノ・アシックスをおすすめしていますが、世間ではナイキがブームです。
ナイキ・アディダスのシューズじゃだめなの?っていうと…
海外メーカーでもシューズ自体はいいんだけど、選ぶのが難しいのでやめておいたほうが良い。
っというのが陸上chとしての考えです。
詳しいことは今回は書きませんが、海外メーカーはシューズを見ただけではどんな性能なのかがわかりにくくて、ある程度の知識がないとレベルに合わないシューズを選んじゃう可能性があります。
日本のメーカーのシューズは見た目はダサいかもしれないけどコンセプトがわかりやすいので選びやすいので、最初の1足目でシューズに詳しくないのであれば、ミズノ・アシックスのどちらかで選んだほうが失敗しないと思います。
シューズは何を履いてもそんなに変わらないよ!
管理人は現役時代はシューズをミズノでオーダーしていました。日本製の履きやすさは一度履いてしまうと別のシューズが嫌になるほどなんですよ…
しかし、良いシューズを履いたからと言って別に練習の質が上がるとかそういうことは多分ないです!!
正直、シューズなんて自己満足の世界で、サイズや足型が合っていればなに履いてもそんなに変わらないです。
だからこそ最初はミズノ・アシックスがおすすめで、とりあえずミズノ・アシックスを履いてみて、こだわりが出てきたら色々考えるのが良いと思います。
また、高いシューズを買うよりもシューズは安くてもいいからスパイクに金をかけた方がイイ!!
これは間違いないです。
シューズなんて穴空いたら買い替えでいいですが、スパイクはできればシーズンごとに買い替えた方が良い。
中長距離の試合にシューズで出るのは要注意!!
800m以上のトラック種目、いわゆる中・長距離をやる選手は注意!!
ルールでは25mmを越える厚さのシューズは試合では使えません!!
厳密に言えば、800m未満は20mm、800以上は25mmを超える厚さのシューズでは試合に出られません。短距離だとシューズで試合に出るのはほぼ無理です。
25mm以下のシューズってほとんど存在しないため、練習から試合まで全部をシューズ1足だけで全部やるっていうのは実質的に不可能で、試合に出るならシューズとは別にスパイクが必須だと考えてください。
中学生の1500mでシューズが使えないってのはちょっとキツいですが、これはルールなのでしょうがない。レースではスパイクを履きましょう。
また、2024年秋以降はまたルールが変わって800m以上でも20mmまでしか使えなくなります。
ってことで、25mm以下の中・長距離のレースで使えるシューズをまとめた別記事があるので詳しくはそちらを見て下さい!!↓
今回のまとめ
シューズ選びは陸上競技の大きな楽しみの一つです。しかし、ランニングシューズは種類がたくさんありすぎて最初はなにがなんだかわからない!!
ってことで今回は、陸上ch的部活におすすめなランニングシューズをご紹介しました。
とにかく、メーカーはミズノ・アシックスのどちらかにしましょう。
「シューズなんて全然わからない」
って人は安いのに何一つ不満なし!【コスパ最強シューズ】を買っておけば間違いなし!!
ランニングシューズとしての性能は高い次元でクリアしているのになぜか値段が安いのがこのカテゴリーのシューズで、見た目はたしかに地味だけど余計なものがないので非常に走りやすい!そして何より安い!!失敗する要素がありません。
「せっかくだから速く走れるやつがいい!」
って人は走りやすさを重視したいなら高性能で速く走れる【スピードシューズ】がおすすめ。
ちょっとだけ値段が上がり案すが、クッション性・耐久性がありながらもスピードが出しやすいように設計されており、柔軟性もあるので接地感覚がいいのが特徴です。履き心地もいい。
まあ、とにかく最初は『デュエルソニック』か『ライトレーサー』を買うべきだと思いますよ!!
むしろ、他のシューズを選ぶ必要がどこにある!?
中学生におすすめのスパイクはこちら↓
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