女子100mのリチャードソン(アメリカ)がドーピング違反で五輪出場できず!!マクニールもドーピング違反…

2020年東京五輪, ドーピング, 五輪・世陸

Twitterもありまぁす↓

陸上選手にドーピング違反は多く、各違反者がそれぞれいろんな言い訳をしています。今度は『母親が死んだ心痛に耐えるため』だそうです。
先日の全米オリンピック選考会でぶっちぎりの1位になったシャカリ・リチャードソンがドーピング違反となりました。

 

 

リチャードソンが大麻使用でドーピング違反!!100mで五輪出場できず

リチャードソンは今季10秒72の世界ランク2位、全米選考会では10秒86でぶっちぎりの優勝をして代表内定を得ていました。
しかし、リチャードソンが大麻使用のドーピング違反で失格になりました!!
本人も使用を認めており、これによって全米選考会の結果が抹消されて個人種目での内定が取り消しに。
アメリカ陸連が認めればリレーメンバーに入ることはできますが、まだどうなるかはわかりません。
どちらにしても6月28日から1か月間が出場停止期間となります。

大麻は合法だけどJADAの禁止薬物

そもそも大麻の使用がどうなのかっていうのは国によって考えが違うのですが、今回違反となった場所である全米選考会の会場のオレゴン州では合法です。そのため、今回の違反は法的に罰せられるものではなく、あくまでドーピング違反。
ただ、ドーピングの禁止薬物の多くは法的には問題のないもの。合法だからいいじゃないかというのはダメ。

リチャードソンはツイッターで『I am human』と投稿。
大麻を使ったのは母を失った悲しみに耐えるためのものであると正当化したいのでしょう。
とはいえ大麻がドーピング違反になるとわかっていながら使用してしまったリチャードソンは救いようがないでしょう。トップアスリートであれば絶対にやってはいけないこと。

 

 

100mHのマクニールもドーピング違反が確定して代表取り消し

全米選考会以前から疑惑があったものの、もしマクニールの違反が確定しても8人のメンバーでの決勝が成り立つという特例で9名での決勝レースを行った女子100mHですが、結局マクニールは資格停止になりました。
今回の違反は5年間の出場停止で選手生命的にもアウト。ドーピング違反の罪は重い。
マクニールは世陸モスクワで金、リオ五輪でも金を取ったこの種目の第一人者。全米選考会でも2位に入っていました。
世陸ロンドン前には居場所の申告違反で1年間の出場停止となり世界陸上出場を逃しています。
こっちはもうどうにも擁護できない。






Twitterで更新をお知らせしています↓