【2022年】短距離におすすめのランニングシューズはこれだ!!~②ミズノ編~

ランニングシューズ, 短距離のシューズ

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陸上で最も使用頻度の高い道具は「ランニングシューズ」です。
世に出ているランシューはどれも軽量で高機能ですが、各メーカーからそれぞれ数十足のラインナップがあるためどれを選べばいいのかわからない!
さらに近年のマラソンブームによって多くのモデルがありますが、厚底」に代表されるロードトレーニングに特化したモデルと、「薄底」な短距離向きのモデルが並んで売られているのが現状。
同じように見える両者ですが、実は特性が大きく違い、『初心者』だからといって『(マラソンの)初心者向け』を買うと、厚底すぎてカーブで足首に負担がかかったり、保護性能が過剰なせいでと重くて足が回らなかったりといったことがあるのです。
そんなことで、短距離であれば短距離向きのシューズを選ぶというのがけっこう大事!!

ってことで今回は
【2022年版】短距離でおすすめのランニングシューズはこれだ!!
②ミズノ編

をテーマにご紹介。

基本的には、『軽くて薄いモデル』がいいのですが、現代のシューズはどれも軽量。知識がないとどれを選べばいいか全然わからないし、メーカーや店員はどれも良いシューズだと言うのです。
しかし、実際には「短距離でこれはだめだろ…」ってシューズはけっこう多い!!
今回は、管理人が独断で『短距離で使うならこれ!』っていうシューズをいくつかピックアップ!!その理由と共にご紹介していきます。
ちなみに、今回は全部ミズノです。

アシックス編はこちらで↓


 

 

短距離でおすすめのミズノのランニングシューズはこれだ!

今回管理人がピックアップしたのは6モデル!

  1. ウエーブデュエル
  2. ウエーブエンペラーJAPAN
  3. ウエーブクルーズJAPAN
  4. ウエーブシャドウ
  5. デュエルソニック
  6. ウエーブエアロ19(旧型)

似たように見えるシューズですが、それぞれに短距離で使いやすい特徴があります。
まず、前提として、短距離のランシューには極端な軽量性や反発性は不要です!
短距離の場合はスピードを出すならスパイク履きますからね。っとはいえ、流しやちょっとしたスピード練習で不満のないスペックは必要です。

短距離のシューズ選びで重視するべきポイントは…
・軽い方がいいけど耐久性も大事
・薄くて接地感覚がいいものがベター
・クッション性はバウンディングが出来ればいい

・シューズの反発はスパイクに比べると弱いから無視していい
・アッパーが分厚いとブレて走りにくい
これが短距離のランシューを選ぶ際に見るべきポイントです。
短距離のシューズは練習(アップやドリル)で使いやすく、接地感覚がわかりやすくて耐久性があるモデルを選びましょう。
また、「マラソン」と「短距離」ではシューズに求められる性能が違い、特にソールの『クッション性』に大きな差があります。アスファルトを長時間走ることの多い長距離は相応のクッション性が必要なのですが、タータンを短時間しか走らない短距離はクッションは薄くて大丈夫!
これらのポイントを鑑みて管理人が選んだシューズを見て行きましょう!


ウエーブデュエル(1,2,3)

ウエーブデュエルは『プレート内臓の薄底シューズ』で、モデルチェンジを繰り返しながら2022年は「3」です。
デュエル系は派生モデルが多いので前に違いをまとめているのでご参考下さい↓


最大の特徴はスパイク由来のプレートが内蔵されていることで、最も短距離を重視したシューズと言っていいでしょう!
プレートが入っているので短距離スパイクのような「しなり」があり、スポンジの弾力によって反発を出しているほかのシューズとは履いた感じが微妙に違います。ウエーブデュエルの反発はスパイクっぽい雰囲気がある!
まあ、だからどうだということはないし、言われてもプレートが入っているのを感じることは難しいのですが…
初代は210gだったのですが「3」は180gとかなり頑張って軽量化しているのも好印象。金かけて開発してるってことですからね。
管理人も初代モデルを使っているのですが、プレートのメリットは反発というよりも踏み込んだ時に沈み込みすぎず、タータンでも安定感があって走りやすい!ことかと思います。
アッパーは硬めなので履き心地自体はそれほど良くないのですが、大きなパワーに耐えられるようになっています。
薄底で軽量だけど適度なクッションがあり、大きなパワーを受け止めるだけの安定感があるっていうのは短距離に最適なスペックでしょう。クッション自体は他の薄底に比べるとちょっと硬めで、その分の耐久性もそれなりにあるのでハードに使っても大丈夫なのもいいところ。

ハイパワーに応えてくれる薄底シューズが欲しいならウエーブデュエルが最適!!

 

 

ウエーブエンペラーJAPAN

日本製のミズノの薄底といえばこのエンペラーで、アシックスのターサージャパンと対になるようなシューズです。27cmで180gと非常に軽量で、これを履くだけで足の回転が速くなる!?
メリットは前足部の接地感覚がいいところ!
前足部のクッションは非常に軟らかくて薄いため接地感覚が非常によく、マンホールの凹凸や排水溝の穴が分かるほど。アッパーも軟らかいためとにかく履き心地が良いため製品の質という点では最高峰だと思う。競技人生のなかで一度はこのシューズを履いてみることをおすすめします。
機能的には、「シャンク」があって前足部とかかとが分かれたタイプのため、クルーズに比べるとかかとの安定感と厚みがあってハードルジャンプやバウンディングでも使えます。
ただし、かかとのクッションも軟らかいのでハードに使うとすぐに潰れてしまうので耐久性には難あり。

薄底で履き心地が良くてそれなりにクッションがあるシューズが欲しいならエンペラーが最適!!

 

ウエーブクルーズJAPAN

これまた日本製のミズノのマラソンシューズといえばこのウエーブクルーズです。ヴェイパ―フライ登場以前は箱根をはじめとする長距離レースで非常に大きなシェアを誇った名器。26cmで160gという軽さも特徴。
当然ながら元々は長距離向けのレースシューズなのですが、最近はむしろ短距離選手に人気があるんです。
っというのも、最近はドリルを重視する選手が増えたり、「フラット」なシューズを好む選手が多くなったため、『接地感覚が良くてフラットなシューズ』ならこのウエーブクルーズが良い!!ってことでこれなんですね。
また、最高峰のシューズにもかかわらず実売価格で1万5千円以下で手に入るのも凄い!!(耐久性はあれですが…)
アシックスのマラソンシューズである「ソーティマジック」も同じように短距離選手に人気があり、これらのシューズはマラソン大会よりも短距離のアップ場の方がシェア多いような状況で、タータンメインで1シーズンに1足ペースで買い替えるのであれば非常におすすめです。
メリットは薄底で軟らかいスポンジによる接地感覚の良さで、かかとまでフラットになっているため裸足感覚でドリルの動きができます。
デメリットは耐久性の低さで、レースシューズとして一発のパフォーマンスにスペックを振っているせいで耐久性は最弱レベル。1シーズン持てばいい方だと思います。
また、接地性の良さと引き換えにクッションは極端に薄いので、まだ体が出来ていない中学生や、アスファルトを走ることがあるっていう状況だとあんまりおすすめできない。

とにかく接地感覚が良くてフラットでドリルがやりやすいシューズが欲しければクルーズが最適!!

 

 

ウエーブシャドウ

シャドウはマラソンチャートでは「初心者向け」になるシューズで、つまり、クッション性が高くて足入れが緩いタイプのシューズです。
「上級者向け」のデュエルやエンペラーなどに比べると、足への負担が軽いのが特徴で、パワーをかけると多少のブレがあったり、アッパーが厚くて履き心地でちょっと劣るものではあります。重さも260g(27cm)と結構重い。
しかし、このウエーブシャドウをおすすめする理由は『フラット』な構造にある!!
シャドウを一言で言うと…低ドロップなトレーニングシューズ!!

もともと「ミッドフット接地」ブームを受けて出てきたモデルのため、フラットに地面を足裏全体で押す感覚に特化しています。ある程度以上のレベルの選手が履くとサポート感が邪魔に感じるかもしれませんが、初心者~中級者であればこのシューズを履けばそれっぽい接地感覚を覚えることができるはず!
特に、このシューズでボックスジャンプやハードルジャンプをするとかなり感覚がいい!
ドリルシューズほどの接地感ではないものの、クッションシューズとして移動やアップにも万能に使えて、それでいてフラット感覚が分かりやすく、フラットシューズとして結構バランスのとれたシューズです。

デメリットはそれなりにブレること!
所詮は初心者向けなので、クッション性が高くてアッパーがゆるいためブレに関しては多少あります。まあ、気にしない人は気にならないと思いますので試着してグっと踏み込んでみて下さい。管理人はもうちょっとシャープな方が好み。

クッション性が高くて地面を踏む感覚を養いたいならシャドウがおすすめ!!

 

デュエルソニック

ウエーブデュエルを部活生向けに耐久性をグっと上げたシューズ

だと思っていいです。
プレート内臓なのはウエーブデュエルと同じなのですが、アウトソールがゴムになっていたり、クッションが厚くなっているなど、毎日の練習で雑に扱っても大丈夫な仕様になっています。
それでいて27cmで約210gとけっこう軽量(デュエル初代は200g、3は180g)で、実売価格は5000~7000円程度なのでウエーブデュエルよりかなり安い!
プレート内臓による性能は履いても正直よくわからないのですが、軽量で耐久性があってクッション性もあるのに接地感覚もそこそこ良いっという、ランニングシューズに求められるあらゆる性能を十分にクリアしているシューズです。
値段を考えると特にこれといって悪い点はないと思います。ゴム底で厚みがある分、比較すれば接地感覚は悪くなるのですが、耐久性を考えると非常にバランス良く出来ているシューズで、コスパは一番良い気がします…
シューズにこだわりがあるなら別ですが、ほとんどの選手、部活生が何の不満もなく使うことができるはず。むしろ、特徴がないのでこれを選んでおけば失敗もない!
そういう意味では、初心者に一番おすすめなのはこれでしょう!!

シューズはよくわからないけどちゃんとしたものが欲しい!ならデュエルソニックが最適!!

 

ウエーブエアロ19(旧型)

最後にご紹介するのはウエーブエアロの旧型です。まだ在庫あるはず。
『20』以降は完全な市民ランナー向けロードシューズになってしまったので、買うなら19までの旧型。管理人もかつてエアロのソールを使った特注シューズを履いていたことがあります…
かつてはクッション性の高い汎用モデルとしてアシックスの「ライトレーサー」と並ぶシューズで、「17」以前はもっと短距離向きだったのですが、なぜか市民ランナーに人気があったためロードシューズへ変わってしまった。
ここまで紹介してきたシューズで重視していたのは『クッションが薄くて接地感覚が良い』ことだったのですが、エアロは『ロードでも使えてジャンプ系でも潰れないクッション性』を持っています!
その分接地感覚は悪くなるし、
重さも215gとデュエルソニックの方が軽いくらいのためじゃあデュエルソニックで良くね?』っとなる場合もあるでしょう。しかし、シューズ自体の質感はエアロの方が高く、クッションのフワフワ感も気持ちがいいのでけっこう好き。
管理人的には、短距離的な万能性ならデュエルソニック、ロードで使うことが多いならウエーブエアロを選ぶのが良いと思う。

クッション性が高いそこそこ軽量なシューズが欲しいならウエーブエアロ!!

 

 

25mm以下のシューズにした方がいい??

シューズの話題でおさえておかなきゃいけないのが、『試合では25mm以下じゃなきゃ失格!!』っていうルール。
ザックリいえば、シューズの厚さが25mmを超えていると試合では使えません。
じゃあ、シューズは25mm以下のものを選んだほうがいいのか?っていうと、試合ではスパイクを履くならシューズの厚さは気にしなくていい!!
中学の部活でも貸出スパイクがあったりするはずですので、普通はシューズで試合には出ないはず。それであれば、シューズの厚さは気にする必要はありません。まあ、薄い方が感覚が良いので足への負担に不安がないなら薄いのを選んだほうがいいとは思います。
一応、今回ご紹介した中では、ウエーブデュエルの3(初代と2はNG)、エンペラークルーズは25mm以下なので試合でも使えます。

 

今回のまとめ

今回はミズノのランニングシューズで短距離におすすめなモデルはどれ?をテーマにご紹介しました。
管理人がピックアップしたのは…

  1. ウエーブデュエル
  2. ウエーブエンペラーJAPAN
  3. ウエーブクルーズJAPAN
  4. ウエーブシャドウ
  5. デュエルソニック
  6. ウエーブエアロ19(旧型)

この6足。それぞれにちょっとした違いがあるので、どんな人におすすめなのかは本文で。
ザックリといえば…
一番短距離向きなのは『ウエーブデュエル』
短距離向きで質感が高いのは『ウエーブエンペラー』
超薄底で接地感覚が一番いいのは『ウエーブクルーズ』
フラット接地で地面を押す感覚で使いたいなら『ウエーブシャドウ』
コスパが一番いいのは『デュエルソニック』
クッション性重視なら『ウエーブエアロ19』

こんな感じで選んでおけば後悔しないはず!!
『で、つまり一番おすすめは?』って聞かれたら管理人はなんて答えるかというと…
ウエーブデュエル買っておけば損はなし!!

管理人も初代モデルを使ってますが、これで満足しています。耐久性があって接地感が良くて反発感もあるので、これといったこだわりがないのであればこれで十分!!
ただ、趣味なので次のシューズは違うのにしてみようかなぁとは思っています。

 






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