【ニードルピン】ミズノ・アシックスのニードルピンもある!!海外製と日本メーカー製の違いは?

スパイク, 土用ピンと平行ピン, スパイクピンいろいろ

Twitterもありまぁす↓

日本メーカー(ミズノ・アシックス)と海外メーカー(ナイキ・アディダスなど)のスパイクの最大の違いはなんでしょう?
そう、ピンが違うんです。プレートとか以前に、そもそもついているピンが違う。
海外メーカーは『ニードルピン』が、ミズノ・アシックスは『平行ピン』が標準採用されており、海外スパイクを買ってビックリした人も多いでしょう。
海外にはそもそも平行ピンがないそうで、世界的にはニードルピンが普通らしい。日本では数年前までルールでニードルピンが禁止されていたこともあり、今でも日本メーカーのスパイクは平行ピンを使用していて、ニードルピンは用品店でもほとんど売っていません。
また、ニードルピンは刺さりやすいので抵抗が少なくてグリップが良いのですが、タータンへのダメージが大きいため日本の競技場では今でも使用を禁止しているところもあります。(そのおかげで日本は高反発のタータンが多いらしいです)

そんな背景がもあり、日本においてはニードルピンの入手は困難で、「海外スパイクに最初からついているピン」を使うか、買うとしてもネットで探して中国っぽい謎のピンを買うしかありませんでした…

しかし!!時代は変わった!!
ミズノ、アシックスからもニードルピンが出てるんです!!

ってことで今回は
「ニードルピン」はミズノ、アシックスにもある!!他のメーカーのピンとの違いは?
をテーマにご紹介。

日本メーカーのスパイクは平行ピンで開発しているだろうし、ニードルピンに付け替えると固定ピンとの相性が最悪だったのであえてニードルをつける意味はありません。ただ、メタスピードSP/MDはたぶん本来はニードルピン仕様のはず。
しかし、海外メーカーのスパイクを使用していてニードルピンが消耗した時には「謎のニードルピン」しか選択肢がなかったのは問題でした。消耗するのはいいんだけ度、折れたりしない信頼性の高いちゃんとしたピンが欲しいなぁ…っと思っていた人も多いでしょう。
もう安心して下さい!!ミズノとアシックス、それぞれのメーカーのニードルピンが買えるようになりました!!

ちなみに、ピン自体にはメーカー問わず互換性があって、海外スパイクに日本ピンをつけても大丈夫なことは以前確認済みです↓


 

 

ミズノとアシックスの『ニードルピン』もある!!

ニードルピンは海外メーカーだけで日本メーカーはないと思ってましたが…
ミズノとアシックスのニードルピンもあったんです!!
黒い土ピンじゃなくて、シルバーのニードルピンがあったんですよ。

前提として、専用スパイクで使えるピンはネジ山の短いシルバーピンだけ!!
黒い『土ピン』はネジ山が長いので専用スパイクでの使用は不可です。だから本当はニードルが良いのにしかたなく平行ピンをつけていた人も多いと思いますが…
でももう大丈夫!
ミズノ「8ZA305」アシックス「TTP975」シルバーピンなので専用スパイクに付けても大丈夫なニードルピンです!!

ミズノ「8ZA305」アシックス「TTP975」はどちらも「シルバーピン」なのでネジ山の長さは平行ピンと同じです。
ってことは、専用スパイクに付けても大丈夫!!
ただし…
どちらも土用ピンとして販売されているため、これをつけてスパイクが壊れてもそれはすべて自己責任です!!
見ずらいけど画像でもアシックスのパッケージ右上に土専用って書いてある。

これ使ってスパイクがぶっ壊れてもメーカーは保証してくれないだろうし、管理人も知ったこっちゃありません。
ただ、海外メーカーのスパイクのピンが消耗して交換したいって時には、謎の中国ピンを使うよりも数段信頼性が高いと思います。
日本メーカーのスパイクに付ける意味はあんまりないけど、海外スパイクになら使う価値あるはず。
また、ネジ山さえ共通なら平行ピンだろうがニードルピンだろうがそのせいでスパイクが壊れるってことはないはず。管理人は学生時代古くなった専用スパイクを平行ピンのまま土のグラウンドで使っていましたが、それでも別にスパイクは大丈夫だった。クロノダッシュも土で使ってました。

 

ミズノ「8ZA305」とアシックス「TTP975」を実際に買ってみた!!

実際に買ってないのに紹介することはできません。管理人が人柱として実際に購入してみましたので、自分で買うかどうかの判断材料にしてください。
ってことで、管理人が買ったのはミズノ「8ZA305」とアシックス「TTP975」というシルバー土用ピン

ちなみに、土用として販売されているので長さは6mm~15mmまであります。9mm以上はタータンでの使用は禁止なので買う時には長さに注意!!
管理人が買ったのはミズノとアシックスそれぞれのシルバーニードルピンで、長さは6mmです!!

店舗で売ってるのは見たことないですがネットでは普通に買えるので、買うならネットが良いと思います。

せっかく手元にあるので、ミズノとアシックスの比較海外のニードルピンとの比較、さらには平行ピンとの比較をしてその互換性について調べてみました。

比較①:「8ZA305」と「TTP975」、さらには海外ピンと比較してみた

ミズノ「8ZA305」アシックス「TTP975」、さらには海外メーカーのニードルピン並べて比較してみました。

まずはミズノとアシックスのそれぞれのピンを見てください。

どちらも「シルバーニードルピン」なのでネジ山の長さとピッチは一緒です。まぁ、微妙に形が違うけど特に言うことはないです。

で、次に海外ピンも並べてみましょう!!

左からミズノ、アシックス、中国?、ナイキかアディダス?って感じ。
ごめんなさい、ニードルピンはごちゃまぜにしちゃってるので正確にはどこ製かわかりませんが海外ABってことで。

くっつけて撮った写真もあるのでせっかくなのでみてやってください↓

並べたのを見ればわかるのですが、ミズノもアシックスも海外ピンも全部一緒で互換性がある!!
精密には買ってはいませんが、見た目にも並べてもネジ山の長さが一緒なのでシルバーピン同士ならごちゃまぜにしても使えるはずです。

ちなみに、フィールドジオにミズノのニードルピンをつけたらこんな感じ↓

土台の大きさが…とかっていう違いも特にないと思います。形状が違うだけで普通にはまる。

ってわけで、今回のミズノ「8ZA305」とアシックス「TTP975」は互換性があるし、海外ピンだろうが関係なく一緒です!
ただし、
ミズノ・アシックスは6mm海外ピンは7mmなので長さは微妙に違います!!
互換性には影響ないのですが、なんで6mmなんですかね?1mmの差は並べてもよくわからないけど、短いっちゃ短い。管理人には1mmの差はわからないけど敏感な人ならわかるかも?

あと、ピン回しもメーカー製のピンなら共通で使えます。
謎の中国ピンだけ微妙に太くてピン回しが入りにくいですが、これはピンがどうこうじゃなくて中華製品だから。不安ならネジザウルス買っておきましょう。これあれば一生ねじ外しに困ることはなくなります。

比較①結論:
ミズノ・アシックスでも海外メーカーのニードルピンはどれも関係なく互換性がある!!
専用スパイク用のネジ山が短い「シルバーピン」ならメーカーを問わず互換性があります。

ミズノだけ微妙に錐の形が違う!

ほぼ一緒ではあるのですが、よく見ると針の形が微妙に違っていて…
ミズノは根元は直線になっていてその先で△に尖っています!
アシックスと海外ピンは根元から△の傾斜がついた錐形になっています!

みりゃわかりますが、ミズノだけ微妙に形が違って土用ピンな感じがあります。折れに対する強度はミズノが強いはず。
アシックスと海外のニードルピンは同じ形で、長さは1mmちがうけど混ぜたら区別付かないと思う。
さらによくみると針先はミズノの方が尖っていて、アシックスは先がちょっと丸っこいです。ミズノはシューズ袋が破れそうですが、これは大した違いじゃないので一回使って削れたらたぶん一緒です。
まあ、微妙な違いこそあるものの、互換性については問題ない程度の違いです。

比較②:平行ピンとニードルピンを比較してみた

「8ZA305」「TTP975」を従来の平行ピンと並べて比較してみました。

見てわかる通り、ニードルピンは尖っています!笑
平行ピンはいろんな種類があるので当然形状は違いますが、どのピンも根元とネジ山はぜ~んぶ一緒!!
並べてみると平行ピンもニードルピンもただの形状違いであることがわかりますね。好みによって選べるってことかな。

比較②結論:
平行ピンもニードルピンもねじ山は全部一緒で互換性がある!!
ミズノ・アシックスのニードルピンは「土用」として売られていますが、実際のところ形状が違うだけです。

 

 

~まとめ~
ミズノ・アシックスからタータンで使えるニードルピンが売られているぞ!!

管理人もニードルピンは海外製しかないと思っていましたが、ミズノ・アシックスそれぞれからシルバーのニードルピンが出てました!!

これで専用スパイクにニードルピンをつけて使うことができるし、もうピンの買い替えで困りませんね!!

型番はミズノが「8ZA305」、アシックスが「TTP975」です。
土用として販売されている製品ですが、実際のところはタータンでも使えます。長さがいろいろあるので買う時は注意!6mmを買いましょう。
メーカーも「土用」としているのでタータンで使ってスパイクが壊れても自己責任。
また、ニードルピンは競技場のタータンを痛めるので禁止しているところもあります。練習では平行ピンを使った方がいい気がするし、日本のスパイクは平行ピンで開発しているのでニードルにするメリットはたぶんないです。
しかし、従来は怪しい中国ピンをネットで買うしかなかったので、海外スパイクのピンが消耗した時の選択肢としてミズノ・アシックスが選べるのは心強い!

また、メタスピードSP/MDはニードルピンと相性がいいはずなので試す価値あると思う!!

今回は管理人が人柱としてミズノ「8ZA305」とアシックス「TTP975」を両方購入して他のピンと並べて比較してみました。
結論としては…
ミズノ・アシックスのニードルピンと海外メーカーのニードルピンは互換性がある!
ミズノ・アシックスのニードルピンと平行ピンも互換性がある!
すなわち、シルバーピンはすべて互換性がある!!
ただし、ミズノは針の形が微妙に違うから海外と同じ形がよければアシックスが吉。長さは6mm。

ってことで、ニードルピンが欲しければミズノ「8ZA305」とアシックス「TTP975」を買うのがいい!!

ミズノ「8ZA305」とアシックス「TTP975」は6mmで海外ニードルピンは7mmなので1mm違いますが、まーその違いはわからない。ミズノだけ形状が微妙にちがうけど、実際のところその違いも判らない。
専用スパイクにはメーカーを問わず全てのピンが使えるし、ピン回しも共通して使えます。ただ、中国ピンは誤差があるかも。

ちなみに、マックスフライはネジ山が短いから違うピンを使うとパンクするって話もありますが、それは知らん!!
あと、何度も書いてますがカラーピンはネジ山が長いからアタッチメント使わないとだめですからね。今回の話はあくまで日本メーカーのシルバーニードルピンがあった!!って話で、シルバーピン同士での互換性です。






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