ターク(Turk)のフライパンがすごくよかったのでここでご紹介!!高級なドイツ製フライパンを使えばなんでもおいしく感じる!?

雑記

Twitterもありまぁす↓

陸上競技はオフシーズンになって大きな話題もなくなってきました。コロナの影響で家にいる時間が増えた人も多いと思いますが、管理人も最近は家で過ごす時間が増えました。家にいると通販でいろんなものを買ってしまうのですが、なかでも買ってよかったものがあります。
それがタークというメーカーのフライパン!!

ってことで、今回は
ドイツ製ターク社のフライパンがすごい!!
というお話をご紹介。
たまにやっている陸上に全く関係ないお話です。

 

 

タークのフライパンはすごかった!!

フライパンについてなにか考えたことがあるだろうか?
10年位前からはテフロンのフライパンが主流になっていて、私も自分で買ったフライパンはほとんどがT-falのやつでした。
こんなやつ↓

ティファールを使っていて特別大きな不満はなかったのですが、長く使っているとテフロンがダメになってけっこうくっつくようになってしまいますので、5年くらいで買い替えていました。
また、テフロンを守るために金属製のトングなどが使えないため、ガシガシ炒めるのには物足りなさを感じるというか、中華屋みたいなやり方ができないんですよね。

テフロンのフライパンの特徴・フッ素樹脂(テフロン)でコーティングされている。
・「過度の強火は避けてください」と書いてあって強火への適性がイマイチ。
・焦げ付かないから手入れが簡単。
・取っ手が取れてそのまま冷蔵庫に入れられる(ティファールの場合)。
・ガシガシ金属でこするとすぐダメになる

普通に調理する分にはテフロンで十分なのですが、火の回りが遅いので食材の水分がでてびちゃびちゃになりがち。ワンランク上の料理を作りたい…

そんな折、目についたのが鉄製のフライパン
テレビで見る洋食屋の料理シーンは短時間で火が入っていてやっぱりプロの料理はおいしそう。そんなプロは決まって重たそうなクラシカルな鉄のフライパンを使っているのです。

ってことで、検索してみるとターク(Turk)というメーカーのフライパンが出てきたのです。

 

タークのフライパンは100年使えるドイツの鉄フライパンだ!!

ターク(Turk)っていうのはドイツにあるメーカーで、鉄をたたいて成形する『鍛造』のフライパンを作っている老舗メーカー(ちなみに鉄を型に流し込む製造方法を鋳造という)。メイン商品である『クラシックシリーズ』では取っ手も含めてすべて1枚の鉄板でできています。ちなみに、車のホイールでもレーシングカーなんかは鍛造で、値段が安いものは鋳造です。
タークのフライパンは耐久性が高く、100年使えるとか、家が火事になってもフライパンだけは残るとか言われているとかいないとか。

普通のフライパンなんて1000円とか2000円くらいで買えるし、ティファールだと蓋とかを含めた9点セットとかでも1万円以下で買えます。しかし…
このタークのクラシックは26cmで
なんと定価2万3千円!!

高い!!のか?
調理器具はプロ仕様と家庭用でぜんぜん値段が違うのでフライパンに2万円が高いのか安いのか正直わからない!!
でも、2000円くらいで買えるものがあるのに2万円オーバーの商品が売っているというのはすごいことだ。その価格差は10倍。それだけの価値の差があるものなのだろうか?

ってことで、価値の差を確かめるために試しに買ってみました!!

 

タークのフライパンにはクラシックとロースト用の2種類あるぞ

先ほどの『クラシック』はドイツで職人が手作りしている鍛造の高級品。タークのメイン商品であり、タークと言えばこれです。
クラシックは前述のとおり職人による鍛造品で取っ手まで一体です。


出展:タークHP

しかし、ご家庭でクラシックほどのクオリティはいりません。おしゃれだけど。
そこで『プレスパン(ロースト用)っていうコスパ重視のモデルがあります。
プレスパンは機械製造で、取っ手は溶接されています。また、クラシックと区別するためにプレスパンには模様が入っています(模様による機能の差はないとのこと)。


出展:タークHP

機械製造ならタークである必要ある?ってのはまあいいとして。

さらに、プレスパンの24cmと28cmにはちょっとだけ縁が深くなっている深型があります。もっと言えば取っ手の形が違うやつもありますが、基本的にはクラシックとプレスパンの2種類と考えていいでしょう。
クラシックパンとプレスパンとでは作りが違うということですが、それに伴って値段も違います。

クラシックパンとプレスパンの値段の差(定価)
サイズ クラシック プレスパン (深型)
20cm ¥17,600 ¥8,800
24cm ¥21,600 ¥9,900 ¥11,000
28cm ¥28,600 ¥11,000 ¥13,200

今回、私が選んだのは28cmの深型プレスパン↓

なぜかロースト用という表記で売られていますが、プレスパンのことのはずです。

 

タークのフライパンをインプレッション!!

タークのプレスパンを通販で購入したのでインプレッション!!

重さが違う!!よさげな雰囲気のフライパン

さっそく28cmのプレスパン(深型)箱からだしてみます。

まず、第一印象は取っ手が長い!!
フライパンの焼く面よりも取っ手のほうが長い!!バカでかい箱が届いたので何事かと思ったらほとんど空気でした。
さらに手に持ってわかるはその桁違いの重量感!!
ティファールの同じくらいの大きさのフライパンだと800gくらいで軽々持てるのですが、タークの26cmはなんと約1.9kg!!ベンチ150kgの管理人ですら片手で煽るのは不安になるほどの重さです。
そういえば、プロの動画を見ても煽るときには両手で持っていることが多いですね。長い取っ手の重さも含んでいますが、この重さによってきっと蓄熱性なんかが良かったりするのでしょう。

取っ手は溶接だけど別にそれで不満はなし!!

クラシックとプレスパンの違いは製造が職人による手作りか機械による成形かにあります。そのため、プレスパンの場合は取っ手が一体ではなく溶接となっています。
こんな感じ↓

正直、溶接だからどうということはない。
こんなところ溶接になっていようが、一体成型になっていようがどっちだっていいでしょ。言われたって気にならない。っていうか、一体である必要がわからん!!
ここがねじ止めだと数年使っているとガタガタになってしまいますが、溶接であれば壊れる心配はありません。
焼き面には模様がついていますが、だからといって機能差はないとのこと。一枚の鉄板から作ったほうが良い点もあるのでしょうが、素人にはプレスパンで十分でしょう。

 

食材を入れた瞬間になんか焼けてる気がする!

取っ手なんてどうでもよくて、焼いたときに今まで使っていたフライパンとどれだけ違うのかが問題です。
2000円前後のフライパンと1万円くらいのフライパン。価格は大きく違うがこの差を埋められるほどの機能差はあるのか!?
開封したフライパンは焼きならしっていうのが必要なので、実際の調理の前には適当にクズ野菜を油で加熱しておく必要があります。

で、焼きならしをしたフライパンを使った感想を結果から言えば…
値段は高いけどそれを納得できるだけの焼いた感がある!!
いままで適当なフライパンを使っていたことを後悔するほどに鉄のフライパンの使い心地は最高でした。不思議なことに、同じ食材を同じように焼いてもタークのフライパンで焼いたほうが全然おいしく仕上がります!!っていう気がします。

タークだと表面をしっかり焼いても中の水分は残る

とりあえず鉄のフライパンと言えばベーコンでしょう!!ってことでベーコンを焼いてみました。

わかりにくいけど、ジューっとイイ感じで焼けています。
映画『ハウルの動く城』でハウルがカルシファーの火を使ってベーコンを焼くシーンを彷彿とさせる感じで焼けます。
いままでのフライパンで焼いた場合には表面をカリッとさせると中に火が通り過ぎてパサつく感じがあり、中をしっとりさせようとすると表面がヌルっとしてしまう感じがあったのですが、タークで焼いたベーコンは表面が一気に焼けるので中に火を入れすぎることなくおいしく仕上げることができます。
まあ火加減の問題っちゃそうなんでしょうが。
表面はカリッと中はジューシー。そんな理想の状態が適当に焼くだけで簡単にできるのです。
同じように、オムライスのケチャップライスもべちゃっとせずにお店のようにしっとりふんわり作ることができるほか、野菜炒めも水分が出てこないのでシャキシャキな野菜炒めができます。
ただ、深型とはいえ縁が浅くて煽りにくいので中華料理は中華鍋を使った方が作りやすいかも。それでも火の入り方は非常に良い。

餃子もめちゃくちゃおいしく焼ける!!

洋食を作るのがフライパンの本分でしょうが、結局は鉄板なので餃子みたいなものをおいしくできます。

熱したフライパンに油を敷いて餃子を並べて水を入れて蓋をするだけ。余計なことをしなくてもパリパリでしっとりした餃子ができます。
ただ、蓋は付属していないので汎用品を使う必要がありますし、テフロンより確実にくっつきます。

 

デメリットはくっつきやすい点と洗い方か?

鉄のフライパンが良いならなぜみんな鉄を使わないのか?やっぱりデメリットがあるからでしょう。
なかでもやっぱりくっつきやすいのは気になるところ。通販番組のフライパン紹介でも焦げ付かないことやくっつかないことが押し出されていることをみてもこれは鉄フライパンの最大のデメリットと言えるでしょう。
また、テフロンのフライパンと違って洗う時に洗剤が使えません。使ってもいいのでしょうが、油を落としすぎるとくっつきやすくなるそうです。また、洗ったときの水分が残っていると錆びが出るとのことで、洗った後には一度空焚きをして水分を飛ばした方がいいらしい。保管も風通しのいいところが推奨されています。
この維持の面倒くささが耐えられない人はテフロンを使った方がいいと思います。しかし、やっぱり鉄のフライパンのほうが料理自体はおいしくできる!!

ガシガシ洗えるので手入れはほとんど気にならない

『くっつきやすい』ということは洗いにくいということで、洗剤を使えない鉄フライパンにとっては結構致命的な欠点と言えるでしょう。しかし、実際に使ってみるとこの欠点はほとんど気になりませんでした。
っというのも、鉄のフライパンはたわしでガシガシ洗えるからです。
くっついた汚れなんていうのはたわしでこすれば取れますし、なんなら料理中に鉄のへらでつつけば取れます。つまり、くっついても簡単にこそげ落とせるのが鉄のフライパンなのです!!
一度洗って落ち切らなかった汚れはもう一度熱してからこすると簡単に落とせます。

料理が終わったらすぐに洗う習慣がつく!!

料理が残ったときにはティファールならそのまま冷蔵庫に入れることができますが、鉄のフライパンでそれをしてしまうと錆びの原因になります。そのため、料理を保存するときには何かしらのお皿に移す必要があります。
これは一見するとデメリットですが、実際のところ逆に良い習慣が身に付きます。
今までは
料理する→食べる→全部まとめて洗う→片付ける
というルーティンだったのが、鉄のフライパンを使うことで
料理する→フライパンを洗う→食べる→食器を洗う→片付ける
というルーティンに変わります。
料理ができた後に2分くらいフライパンを洗うことになりますが、大きな洗い物が先に片付いてしまうので結果的に片付けも楽になります。これはむしろメリットと言えるでしょう!!

 

フライパンとナイキのスパイクを並べてみた

当ブログは陸上ブログです。
今回のフライパンを陸上スパイクと比較してみましょう。

取っ手の傾斜はズームJAフライと同じくらいだった!!

タークのフライパンの特徴の一つ、妙に長い取っ手。
その取っ手の傾斜はなんとズームJAフライ3と大体おなじだったのです!!

傾斜が強いとされるナイキの短距離スパイクですが、その傾斜の強さは一般世界ではフライパンの取っ手の角度と大体同じという事実が判明しました。
スパイクの傾斜は人間工学的に料理人の技と共通したものがあることが示唆されます。
だからどうということはないのですが、こう考えると強いとされているナイキのスパイクの傾斜は合理的な範囲にあると言えます。傾斜が強いという先入観があってナイキを敬遠していたとすれば、いまいちど考えなおしてみるといいかもしれません。むしろこれくらいの角度のほうが自然な動きができるのかも!?

 

今回のまとめ

陸上とは全く無関係ですが、ドイツの老舗メーカー『ターク』のフライパンをインプレッションしました。
クラシックとプレスパンの2種類があって、アウトドアなんかで道具にこだわりたいのであればクラシックのほうが満足度は高いかもしれませんが、価格差は倍ほどあるため素人にはプレスパンで十分でしょう。
テフロンのフライパンと違って鉄のフライパンはくっつきやすかったり手入れが面倒な点がデメリットとしてありますが、実際に使ってみるとメンテナンスは全く問題ありません。
そんなことよりも桁違いにおいしく仕上がるため、いままでの買い物のなかでもトップクラスに満足したものになりました。
たかだかフライパンですが、道具一つでこれほどまでに料理の味が変わることにビックリ。翻って考えるに、陸上でも同じようにスパイクやシューズを変えるだけで走りに大きな変化が得られることでしょう。






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