【2020年】男子100mの世界ランキングと注目選手
【2022年ランキングはこちら】
新型コロナの影響で国をまたぐ移動がほぼできなくなっている2020年。陸上どころではないのでほとんどの大会がキャンセルになっています。
それでも観戦状況が深刻ではない地域では大会が開催されている場合もあり、世界ランキングも稼働しています。
ってことで今回は
男子100m世界ランキング2020
をご紹介。全体に記録が薄いなかでも注目のポイントも紹介します。
2021年版はこちら↓
男子100m世界ランキング2020
まずはランキング表から。
2020年終了時点での確定ランキングです。
順位 | 記録 | 風 | 名前 | 国 |
1 | 9.86 | 1.6 | マイケル・ノーマン Michael NORMAN |
USA |
2 | 9.90 | 1.4 | タイロン・ブロメル Trayvon BROMELL |
USA |
3 | 9.91 | 1.7 | アカニ・シンビネ Akani SIMBINE |
RSA |
4 | 9.97 | 1.9 | アンドレ・ドグラス André DE GRASSE |
CAN |
5 | 10.00 | 1.1 | ロニー・ベイカー Ronnie BAKER |
USA |
6 | 10.03 | 0.3 | ジュリアン・フォート Julian FORTE |
JAM |
6 | 10.03 | 1.6 | レイ・ベンジャミン Rai BENJAMIN |
USA |
1.0 | ケンブリッジ・飛鳥 Aska CAMBRIDGE |
JPN | ||
9 | 10.04 | 1.4 | ノア・ライルス Noah LYLES |
USA |
1.4 | 桐生祥秀 Yoshihide KIRYU |
JPN | ||
0.2 | アンドレ・エーヴェルス Andre EWERS |
JAM | ||
1.8 | カイリー・キング Kyree KING |
USA | ||
0.3 | アーサー・シセ Arthur CISSÉ |
CIV | ||
14 | 10.06 | 0.8 | Phatutshedzo MASWANGANYI |
RSA |
15 | 10.07 | 1.1 | ジャスティン・ガトリン Justin GATLIN |
USA |
-0.2 | フィリッポ・トルトゥ Filippo TORTU |
ITA | ||
17 | 10.08 | 1.3 | ヘンリコ・ブルジーズ Henrico BRUINTJIES |
RSA |
1.4 | デニス・アルマス Deniz ALMAS |
GER | ||
19 | 10.09 | 1.7 | クラボン・ジレスピー Cravon GILLESPIE |
USA |
1.8 | ケニー・ベドナレク Kenneth BEDNAREK |
USA | ||
0.9 | ジェフ・デンプス Jeff DEMPS |
USA | ||
22 | 10.10 | 1.8 | オデュデュルDivine ODUDURU |
NGR |
1.6 | マーセル・ジェイコブス Lamont Marcell JACOBS |
ITA |
ケンブリッジ飛鳥、桐生祥秀両選手が上位にランクしています。
ノーマンがさすがのPB!400mHのベンジャミンも10秒03!?
2019年に200mで19秒70の世界歴代12位の記録を出したマイケル・ノーマンが自己ベストとなる9秒86をマークしてランキングトップ。この記録は世界歴代17位タイで、ライバルであるノア・ライルスのPBに並ぶ記録です。この状況のなかでもしっかり好記録をマーク出来るあたりに地力をかんじます。
世陸北京3位、リオ五輪8位で9秒84のPBをもつブロメルは長い事怪我に苦しんでいましたが、2017年以来の9秒台となる9秒90をマーク。また、追参ながら9秒76(+3.7)をマークするなど今季好調。
そして気になるのは400mHが専門のレイ・ベンジャミンが10秒03で走っていること。ヨンパーで46秒98の世界歴代3位の記録を持つ選手だけに、さすがに100mの走力も尋常じゃありません。
ちなみに日本の元ヨンパー選手の為末さんは400mで45秒94、100mでは10秒49の記録をもっています。
日本勢もトップクラスに位置している
日本人選手は桐生選手とケンブリッジ選手が10秒0台で走っており、トップ10に2名の日本人選手がはいっていることになります。
2021年版はこちら↓
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