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2025年全米選手権が7/31~8/3の日程で開催されます。 この大会は世界陸上の選考会となっているのですが、全米で3位に入る方が世陸で入賞するより難しい!?っていうくらいアメリカのスプリントはレベルが高いのです。 ってことで今回は 【全米選手権2025】100mの注目選手をご紹介!! をテーマにご紹介。 全米選手権は「Automatic ("A")→10秒05」と「MINIMUM→10秒25」の2つの標準が設定されています。今回の出場選手はPBの最低が10秒15と、出場するだけでもとんでもないレベルなのです(ひとり10秒8台の選手が混ざっていますがなぜかは不明→同盟の別選手でした!9秒99です)。そのため、全員注目っちゃ注目なのですが、管理人が注目選手を14名まで絞りました! とりあえずこの14名を観ておけば決勝まで楽しめるはず!   男子100mのエントリーは34名!予選は4 ...

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(8/3追記) 富士北麓ワールドトライアル2025で桐生選手が9秒99,守選手が10秒00をマークしました!それによってメンバーも変わる?っということで内容を反映しました。 (7/30追記) 広島IH終了時点での成績までを反映した内容に書き換えました。具体的には、桐生選手のカテゴリーBでの10秒07と清水選手のIHでの10秒00を反映させました。  2025年の日本選手権が終わり、男子100mでは代表内定者が出ませんでした。世界陸上東京大会は9月開催のため、参加標準記録の有効期間8月までと長く設定されており、まだしばらくは誰が代表権を得るのかがわからない状況です。そんな中ですが、気になるのは4継のメンバーです。 ってことで今回は 男子4×100mリレーの代表は誰になる?選考基準と選考方法 をテーマにご紹介。 管理人調べによると、現時点で世界陸上東京のリレーメンバーは以下の2パターンが考えら ...

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世界陸上競技選手権(世陸東京)が2025年9月13日(土)~9月21日(日)に東京の国立競技場で開催されます。 オリンピックと並ぶ2年に一度のこの世界大会は、世界中の陸上選手が目指す大舞台。 世界陸上東京大会に出場するには、(1) 大会が定める出場資格を満たす、(2) 各国の代表選手に選ばれるという2つのステップがあります。前回の記事では(1)の出場資格について詳しくご紹介しました。 前回の記事はこちら↓ ってことで今回はその続きの(2)として 【世陸東京】日本代表の選出方法:内定条件と選考条件 をテーマにご紹介。 世界陸上への参加資格を得ることは、世界のトップ選手であるという証です。しかし、それだけで日本代表あるいは各国の代表になれるというわけではありません。各国には各種目3名という出場枠(ワイルドカードがある場合は4名)があって、有資格者が3名以上いる場合には国内選考が行われるのです。 ...

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陸上競技の花形男子100m。男子100mでの【9秒台】というのは世界のトップ選手の証であり、世界大会で決勝に進出するためには9秒台は必須と言えます。 じゃあ、毎年どれくらい【9秒台】が出ているのでしょうか? ってことで今回は 【2025】5月4日時点での9秒台は7人! をテーマにご紹介。 なぜ5月4日なのか?っていうと、春のシーズンが始まり、各選手がそれなりに試合に出るタイミングだから。っというのもありますが、2024年にこの時点で9秒台を数えたら3人だけだったからです。 今回は、上記記事の最新版。2024年シーズンの集計と2025年のここまでの状況をアップデートしました。 厚底時代もある程度成熟し、世陸イヤーという2025年。 もしかすると9秒台の選手が過去最大になるかも!?   5月4日時点で9秒台はすでに7人! 男子100mで9秒台をマークした人数を【その年の5/4時点】と ...

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2025年5月18日、【セイコーゴールデングランプリ陸上2025】が東京・国立競技場で開催されます。 この大会は、世界陸連のコンチネンタルツアーゴールドというハイグレードに位置づけられる大会のため、賞金額も大きく世界のトップ選手がエントリーしています。 9月には世界陸上東京大会も控えているため、「予習として同じ会場でやるGGPを見てみようかな」と思っている方もいるかもしれません。 でも正直、陸上競技になじみがないと、どこに注目すれば面白いのか分かりにくいですよね... ってことで今回は 【GGP2025】陸上初心者でも楽しめる!見どころガイド をテーマにご紹介。 ゴールデングランプリは世界陸連のランキングシステムで格の高い「A」カテゴリーに分類されています。ここで上位に入賞すると、世界陸上の出場につながるWAランキングのポイントを大きく稼ぐことができるため、WAランキングによって世界陸上へ ...

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世界陸上競技選手権(世陸東京)が2025年9月13日(土)~9月21日(日)に東京の国立競技場で開催されます。 オリンピックと並ぶ2年に一度のこの世界大会で好成績を残すことは、特にプロ選手にとって重要な意味を持ちます。 当然ながら、世界の頂点を争うトップアスリートたちが集結するわけですが、彼らは一体どのようにしてこの夢の舞台への切符を手に入れるのでしょうか...? ってことで今回は 【世陸東京】出場資格を得るための3つのルート をテーマにご紹介。 世界陸上東京大会に出場するには、(1) 大会が定める出場資格を満たすこと、そして(2) 各国の代表選手に選ばれるという2つの段階をクリアする必要があります。重要なのは、各国でトップの成績を収めた選手であっても、まず世界陸連が定める出場資格を満たしていなければ、世界陸上の舞台には立てないということです。 そんなわけで今回は(1)の出場資格について詳 ...

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世界陸連は毎年『WORLD ATHLETICS AWARDS』として年間最優秀選手を発表しています! ってことで今回は 2024年の年間最優秀選手は男子がテボゴ、女子がハッサンが選出! をテーマにご紹介。 実績でいえばテボゴよりもデュプランティスやインゲブリクトセンの方が上と言えるでしょうが、管理人的にも24年の男子はテボゴの年だったように思います。世界記録や五輪2冠の実績はなくとも、テボゴの存在感はかなりのものでした。 女子のハッサンは五輪3種目でメダル。世界記録こそないものの、こちらも後世に語り継がれる偉業でしょう。 World Athletes of the Year for 2024 授賞式はInside Trackで観ることができます。 まず、2024年のWorld Athletes of the Yearについて受賞者をご紹介。 カテゴリー 選手名 国籍 専門種目 実績 年間最 ...

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世界陸連は最優秀U20アスリートを『ライジングスター賞』として表彰しています。 2024年は世界室内、パリ五輪、世界U20世界選手権と大きな大会が続き若手の台頭も目立つシーズンでした。 ってことで今回は ライジングスター賞の最終候補が選出! 男子はフルラーニ、ヒバート、ロラス 女子はアルマエウ、トピッチ、ツィイー をテーマにご紹介。 U20のながら五輪や世界室内で結果を残した選手たちで、これからの陸上の顔になるかもしれない選手たち。 特にこの3名は要チェック!世陸東京では優勝候補になっているかも!?     マティア・フルラーニ(イタリア)           この投稿をInstagramで見る                       Mattia Furlani(@mattiaafurlanii)がシェアした投稿 2005年2月7日生まれ(19歳) 専門は幅跳び。 ...

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『ワールドアスレチックアワード2024』の一環として、男女の最優秀選手(アスーリトオブザイヤー2024)の候補者が発表されました。 トラック種目は12名(男女各6名)、フィールド種目は10名(男女各5名)で、投票はトラック種目が10月27日まで。フィールド種目がもう終わってるんだけど10月20日まで。10月28日には「アウトオブスタジアムアスリートオブザイヤー」の候補者も発表されます。 今回は、トラックの候補選手をご紹介!   男子トラックオブザイヤー候補 個人的には女子はマクロフリンで決まりだと思います。男子はテボゴかなぁ?男子6名、女子6名がエントリー。 ライ・ベンジャミン(アメリカ) Male Track Athlete of the Year nominee ✨ Repost to vote for Rai Benjamin 🇺 ...

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【クイズ】 パリ五輪で『日本代表』になるにはどうすればいいでしょう? 知らんよね。 ってことで今回は パリ五輪の代表選出方法は「標準記録」と「世界ランキング」の2つ! 日本選手権で内定する場合と条件クリアで内定する場合、それ以降に選考される場合があるぞ!! をテーマにご紹介! パリ五輪の日本代表になるための条件は... ①「世陸ブダペスト3位以内」+「標準突破」→内定 ②「世陸ブダペスト8位以内」+1月以降に「標準突破」→内定 ③「日本選手権優勝」+「標準突破」→内定 ④「日本選手権優勝」+「ランキング圏内」or締め切りまでに「標準突破」 ⑤「日本選手権3位以内」+「標準突破」 ⑥「標準突破」or「ランキング圏内」 ⑦「世界陸連から追加枠がきてかつターゲットナンバーの次から10位以内」 ザックリ書くとこれが日本代表なるための条件です。 そしてこのうち①~③が即時「内定」の条件で、それ以外は ...

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5月4日時点で、男子100mで9秒台をマークした選手は3人です。 3人と聞いて多いと思いましたか?それとも少ないと思いましたか? ってことで今回は 9秒台は「まだ」3人?「もう」3人? 過去の5/4時点の9秒台とそのシーズンで9秒台をマークした選手の数は? をテーマにご紹介。 2024年は世界室内があった関係で、有力選手は室内シーズンから試合が続いています。それなのに9秒台は「まだ」3人だけ。 東京五輪から世界大会が続いていることもあって、有力選手は疲れがたまってなかなか調子が上がっていないのか? あるいは有力選手はパリに合わせてまだスピードを出していないだけなのか? どちらもあり得そうですが、過去の実績をみればその答えがあるかもしれません。 ってことで、過去の5/4時点の9秒台の数と、そのシーズンの9秒台の数を並べてみます。どんな傾向があるかな~ ちなみに5/4時点で9秒台をマークしてい ...

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2021年の東京五輪から2025年の世陸東京まで、毎年世界大会が続く変則スケジュールの陸上界。 2024年はパリ五輪イヤーとなっており、多くのトップ選手にとって最大のターゲットとなっているのが今年です。 ってことで今回は 【2024年】男女100m,200m世界ランキング をテーマにご紹介。 時期ごとに更新して行きますので、五輪の選考や本選に向けて各選手の同行をチェック!!   男子100mランキング 順位 記録 選手 国 記録日 1 9.77(+0.9) Kishane THOMPSON JAM 6/287 2 9.79(+1.5) Ferdinand OMANYALA KEN 6/15 2 9.79(+1.0) Noah LYLES USA 8/4 4 9.81(+1.0) Fred KERLEY USA 8/4 4 9.82(+0.9) Oblique SEVILLE JA ...

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あけおめことよろ。 2021年の東京五輪から2025年の世界陸上東京大会まで、毎年世界大会が開催されます。 2024年はそのなかでもメインと言っていいイベントである『パリオリンピック』の年。24年の陸上はパリ五輪を中心にして回ります。 ってことで今回は 【2024年】主な陸上大会のスケジュール をご紹介。 夏のパリ五輪に向けて3月には世界室内も行われます。ザッと目を通しておけば今年の陸上がどんな感じで動くのか把握できるはず。   とにかくパリ五輪 2024年はとにかくパリ五輪です。それに向けて各国の選手権があり、その前にそれぞれの大会が開催されます。 五輪以降は休養に成る選手も多いため、今シーズンは春から夏にかけてがメインシーズンになるはず。 【3月1日から3日】世界室内陸上競技選手権(グラスゴー) 2年に1回、偶数年に開催されている世界室内がスコットランドのグラスゴーで開催され ...

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先日行われた第107回日本選手権、女子100mHの決着は歴史的な大接戦でしたね。 100mHでは世陸標準の12秒78を突破していたのはただ1人福部選手だけという状況。 しかし、福部選手は4着となり日本選手権終了時点での代表内定とはならず、っとはいえ、上位に入った寺田、青木、田中の3選手が代表に内定するわけでもありませんでした... テレビではなぜか代表についての言及を不自然なくらい避けている印象すらありました。そのため、日本選手権の中継を見ていても誰が代表になるのかが全然わからなかった人も多いことでしょう。 来年の日本選手権に向けて頑張りますって言ってて、ブダペストはもうダメだと思ってる人も多いと思います。 ってことで今回は 女子100mHの代表は?福部選手の代表入りの可能性もまだある をテーマにご紹介。 今回の日本選手権女子100mHを観て、福部選手はなんであんなに泣いてるの?って思った ...

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2023年はブダペストで世陸が開催されるため、オレゴンに続いて変則的に2年連続で世界陸上イヤーとなっております。また、21年の東京五輪、24年のパリ五輪があるため、21年から24年まで4年連続で世界大会が続くというかなり特殊な状態。 現状はナイキ一強時代からアディダスが台頭した2強時代となっていますが、23年には新たにアシックスが100mチャンピオンのフレッド・カーリー(アメリカ)と契約し、厚底スパイクに参入。短距離界がざわついています。 ってことで今回は 【2023年】100m世界ランキング をご紹介。 ランキングは随時更新していきます。 男子100m世界ランキング 【8/18時点】ブダペスト開幕直前 順位 記録 選手 国 1 9.83 (+1.3) Zharnel HUGHES イギリス 2 9.84 (-0.5) Ferdinand OMANYALA ケニア 3 9.88 (+1.5 ...

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衝撃的な嬉しいニュースが入ってきました。 なんと... 世陸オレゴン100mチャンピオンのフレッド・カーリーがアシックス契約になりました!! アドバイザリースタッフ契約ってやつらしいですが、要するにアシックスがカーリーをスポンサードすることになったらしいです。 pic.twitter.com/sv1ce7fIrp — Fred Kerley (@fkerley99) February 20, 2023 本人のツイッターではアシックスの新型厚底(メタスピードSP?)を手に取るカーリーの姿が...     カーリーがアシックスになったことで勢力図に変化があるか!? Never made a move out here unless I was certain. Watch this next one pic.twitter.com/Sib75YDklN — Fred Ker ...

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日本選手権、インカレ、インハイと並ぶ陸上の大きな大会は『国体』です。 国民体育大会、縮めて国体。 10月なのでシーズンが終わっている選手は出ない場合もありますが、トップ選手が県の名前を背負って争うという、他の大会とはちょっと違う楽しみがある大会でもあります。 選手は『都道府県の代表』なわけですが、どんな選手が代表に選ばれているのでしょう? ってことで今回は 国体の代表になるにはどうすればいい? をテーマにご紹介。 他の全国大会と違ってあんまりよくわからない『国体』ですが、代表になれば県のジャージやユニフォームをもらえるぞ!!     陸上で国体代表になるための条件 まず、代表になるための条件を超ザックリ言えば... 国体選考会に出た選手の内で全国入賞の可能性が高い選手が代表に選ばれる!! っと思っておけば良いと思います。例外もあるけど。 2022年の場合は国体の代表は各 ...

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陸上は速く走る競技で、幅跳びでも助走は速いほど有利。 そして、『スピード=ストライド×ピッチ』はもはや常識で、自分に合ったピッチとストライドを見つけるのが速く走るために必要!ってのも言われなくてもわかってるはず。 では、『走り幅跳びの助走』においてはピッチとストライドはどうコントロールすればいいのでしょう? ってことで今回は 【6m跳ぶために】 幅跳びの助走でピッチとストライドはどう意識すればいい? をテーマにご紹介。 助走の1歩目から踏み切り準備動作に入る直前までのいわゆる「助走」の走り方について、ピッチとストライドに注目してご紹介して行きます。 幅跳びの助走は速ければ速いほど有利です。これは大前提。 しかし、速ければいいってものでもないのが助走の難しいところ。トップ選手であっても助走では最大スプリントの90%程度のスピードしか出ていないのです。 『速く走る助走』では跳躍に限界があるため ...