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いよいよ日本選手権!! もとい 『第107 回日本陸上競技選手権大会兼ブダペスト2023世界陸上競技選手権大会日本代表選手選考競技会兼バンコク2023アジア陸上競技選手権大会 日本代表選手選考競技会兼杭州2022アジア競技大会日本代表選手選考競技会』 が6/1から始まっています。 もうすでに始まっちゃってますが今回は 管理人が注目している種目の展望をご紹介!! へぇーそうですかーって感じで読んでください。     男子100mはサニブラウン選手が中心?坂井選手にも注目してます 【男子100m】~世陸ブダペスト参加標準10秒00~ 予選(3日目17:35) 準決勝(4日目14:55) 決勝(4日目18:35) まずは花形の男子100m。まだ誰も世陸標準を突破していませんが、サニブラウン選手は世陸8位以内(+日本人トップ)だったので今大会で勝てば世陸代表が内定します。 前回 ...

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今回は幅跳びのコツをご紹介するシリーズです。 知ってるようで知らない、知ってさえいれば幅跳びの記録が伸びるような【コツ】をご紹介します! 今回は 踏切脚は思ってるより1足分遠くに接地して『起こし回転』を使え!! をテーマにご紹介。 踏切の瞬間、どういう姿勢でいるのがイイと思います?今回は踏切脚に注目します。 踏切時の接地について『スピードを殺さないために体の真下で接地』って言う指導よく耳にしますが、実はあれ、間違いなんです。スプリント的には正解でも、跳躍のメカニズム的には間違ってる。 じゃあ、どの位置に接地すればいいの?っていうのが今回のお話。 今回は初心者にはちょっと難しい内容ですが、知識として知っていて損なし。6m50くらいで伸び悩んでいる選手は踏切の意識を変えると記録が大きく伸びる可能性ありますので是非読んで下さい!! たぶん、トップ選手でも多くがこんなこと知らずにそれでも跳んでます ...

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執筆時点は5月末です。部活だと春シーズンの大きな大会がひと段落して専門練習が本格化する頃。4月から陸上を始めた新入部員にとっては、中間テストが明けからが本格的な陸上競技のはじまりです。 で、『陸上競技』ってのは49種目(世界陸上の種目:男女各24+混合1)もあって、100m専門の選手以外だと多くの選手が途中で専門種目を変更しています。 ってことで今回は 陸上の専門種目変更はどんな感じで考える? をテーマにご紹介。 陸上は『専門種目』があるのですが、試合には1団体から各種目への出場者数の制限があるので強い学校だと希望する種目に出られないことも珍しくありません。入部したらとりあえずみんな100mをやってみて、タイムが悪いと別の種目に振り分けられるなんてこともあるでしょう。 また、100mと幅跳びは最初からそれをやっている選手も多いですが、三段跳びや3000mSCなんてのはそもそも中学にはありま ...

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『厚底』と言えばナイキのヴェイパーフライ。 2017年、ヴェイパー登場当初は色モノ扱いだったものの、たった数年でマラソン界は薄底がほぼ完全に淘汰されいまやマラソン=厚底シューズが常識に。その波は短距離スパイクにも波及し、現在の短距離界ではナイキ「マックスフライ」、アディダス「プライムSP2」が世界大会で猛威をふるっています。 ちょっと期待外れだったけどミズノも「エックスブラストNEO」をリリースし、残るはアシックス... そこででてきたのが 100m世界チャンピオンフレッド・カーリーとアシックスの契約!!からの新型厚底スパイク発売!! カーリーの他にも山縣選手も履くことが発表されたりとチラチラと露出していた新型スパイクでしたが、諸々発表になりました。 ってことで今回は アシックスの新型厚底スパイク『メタスピードSP』が出るぞ!! をテーマにご紹介。 やっとですね。アシックスの新型厚底スプリ ...

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この記事は2023年版です。2024年版はこちら↓ 陸上で一番重要な道具であるスパイク。 種目や用途によって選ぶのはもちろんですが、レベルによっても最適なモデルがあるはず! ってことで今回は 中級者におすすめの陸上スパイクは? をテーマにご紹介。 巷にあふれる「おすすめ20選」みたいなのはほぼ全部ウソ。だって、そんなにいっぱいスパイクの種類ないもん。ってことで、管理人が実際のおすすめ情報をご紹介します。 以前にも似たテーマの記事を書いたのですが、情報が古くなりつつあるのでバージョンアップ。できるだけシンプルに、これがこう良いっていうポイントをお届けしたいと思います...     まずは【定番】 ①SPブレード ②エックスブラスト ③エックスレーザー この3モデルから選ぶのがおすすめ まずはなにはなくとも日本メーカーの中級者向けモデルを選ぶのがおすすめです。3系統あって. ...

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陸上はただ走るだけでルールもシンプルなのですが、なかには解釈を間違えると失格になるようなルールもあります。 なかでもわりとやっかいだったのがリレーのユニフォームに係るルール。コールの時に4人のユニフォームが同じおそろい(同じ)かどうかをチェックされて、ここで審判にダメって言われる場合があるんです。 ってことで今回は リレーでは『同一のユニフォームを着用する』の解釈 についてご紹介。 ルールでは 〔国内〕  全国的な競技会でのリレー競走においては、チームの出場者は同一のユニフォームを着用する。 出典:日本陸上競技連盟競技規則 となっているのがリレーのユニフォーム。普通に読めば、4人が同じユニフォームである必要があるってことです。 まあ、部活では同じチームなら同じユニフォームを着てるのが当たり前ですよね。 では、ユニフォームがランニングタイプとシャツタイプだったら?ブルマとハーフタイツだったら ...

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2023年はブダペストで世陸が開催されるため、オレゴンに続いて変則的に2年連続で世界陸上イヤーとなっております。また、21年の東京五輪、24年のパリ五輪があるため、21年から24年まで4年連続で世界大会が続くというかなり特殊な状態。 現状はナイキ一強時代からアディダスが台頭した2強時代となっていますが、23年には新たにアシックスが100mチャンピオンのフレッド・カーリー(アメリカ)と契約し、厚底スパイクに参入。短距離界がざわついています。 ってことで今回は 【2023年】100m世界ランキング をご紹介。 ランキングは随時更新していきます。 男子100m世界ランキング 【8/18時点】ブダペスト開幕直前 順位 記録 選手 国 1 9.83 (+1.3) Zharnel HUGHES イギリス 2 9.84 (-0.5) Ferdinand OMANYALA ケニア 3 9.88 (+1.5 ...

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東京五輪がまさかの無観客になり管理人もガッカリしましたが、いよいよコロナによる規制が緩和されて陸上大会も従来通りに観客を入れて開催されます。3年くらい規制が続いていたので、もはや陸上観戦が初めてって人も多いことでしょう。 ってことで今回は 陸上大会の観戦を楽しくするための準備やおすすめの観戦方法① 【座席はメインスタンドがおすすめ編】 をテーマにご紹介。 興味はあるけど陸上を観に行ったことはない。 子供が陸上教室に入ったから観に行ってみたい。 陸上競技って楽しいの? そんな陸上を良く知らない人でも、これさえ知っておけば陸上観戦を楽しめるはず!! せっかくの陸上観戦でガッカリしないために、そして観戦がより楽しくなるようなおすすめの方法をご紹介。 今回は①として、陸上観戦はどの座席で観るべきか?についてです。 どこでもいいっちゃどこでもいいけど、どうせならイイ感じの席がいい。 ちなみに、ほとん ...

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競技人口も多く陸上の人気種目である走り幅跳び。 体育でもやることから、ほとんどの人が経験したことのあるこの種目ですが、高校レベルの大会でも6m以上跳ぶ選手はそれほど多くありません。また、100mでは11秒前半で走れるのに幅跳は6m50に届かない選手も多い。一方で、12秒台でも6m50近く跳べちゃう選手もいます。 幅跳びで良い記録が出せるかどうかの違いは幅跳びのコツがわかっているかどうかの差!! ってことで今回は 【幅跳びのコツ】記録を伸ばすための基本とおさえるべきポイント についてご紹介。 管理人、元7mジャンパーで幅跳びが専門。でも高校入学時は5m80とかでした。独学で7mまで行ったのですが、そのなかでちょっとしたコツをつかんだら記録が一気に伸びたっていうポイントいくつかありました。 幅跳びの練習や試合をみていると、多くの選手が全然できていないポイントや、ここができればもっと跳べるのにな ...

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陸上の練習は競技場を使うことが多いのですが、ほとんどの競技場は公共施設で市や町の施設です。そのため、部活だけでも中学生から大学生まで多くの人が集まり、タイミングによっては非常に混雑することも。 陸上は30kmを越えるスピードで走るため、ぶつかると大きな怪我を負うだけでなく、過去には衝突による死亡事故も起きているんです。 ってことで今回は 安全のための陸上競技場のマナー についてご紹介。 陸上部に入ると土日に競技場に行くこともあるでしょう。しかし、ほとんどの場合競技場でのマナーなんて誰も教えてくれません。経験を積めばなんとなく暗黙の了解がわかってくるのですが、ネットの時代なんだからあらかじめ知識をつけておけば防げる事故もあるでしょう。     競技場は「公共施設」だから”ゆずりあい”が前提 まず最初に、競技場は公共施設のため一般開放されていて、陸上部じゃなくても誰でも使用 ...

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陸上スパイクは、大きく「専用スパイク」と「兼用スパイク」に分かれています。 専用っていうのはタータン(競技場)だけで使えて、兼用ってのはピンを付け変えればタータンでも土(校庭)でも使えるって言う意味。 そして兼用スパイクは”初心者向けオールラウンド”とも呼ばれ、全種目に対応しています。 兼用スパイクは2023年のラインナップではミズノから2種類「Xファースト」と「Xスピリット」が、アシックスからは3種類「エフォート」と「ヒートスプリント」と「ヒートフラット」が出ています。 ってことで今回は アシックスの初心者向けスパイク「ヒートスプリント」と「ヒートフラット」はなにが違う? をテーマにご紹介。 兼用スパイクはどれも初心者向けオールラウンドなので、シューズチャートでは短距離のみならず跳躍や中距離にも対応しています。 全種目に対応してるなら1種類あればいいんじゃない?って感じですが、なぜかアシ ...

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世陸ブダペスト大会のある2023年、アシックスはなんと100mチャンピオンのフレッド・カーリーと契約しました!! そして、カーリーは厚底カーボンっぽいアシックスの新型スパイクを試合で使用しており、いよいよアシックスも厚底スパイクをリリースか!?っていうのが2023年春(執筆時点)の現状。 ってことで今回は 2023年スパイク事情~アシックス編~ をテーマにご紹介。 新作 ・メタスピードLD LE モデルチェンジ ・ヒートスプリント13 ・ヒートフラット12 継続 ・メタスプリント ・ソニックスプリントエリート2 ・ジェットスプリント2 ・SPブレード9 ・サイバーブレード16 ・エフォート13 ・コスモレーサーMD2 ・コスモレーサーLD2 ・ガンラップ2 ・メタスピードLD 廃盤? ・ハイパースプリント ・ハイパーMD ・ハイパーLD とにかく今年はカーリーモデルが出るのか!?が最大の注 ...

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次世代短距離スパイクとして2022年にミズノが出したのが『Xブラストネオ』という厚底スパイク。 歴史的な日本メーカー初の「厚底スパイク」であり、ミズノ史上最強の反発力をもつというこのモデルですが、この時代のトップ選手はすでにナイキ・アディダスにどっぷり!! さらにはミズノの選手ですらXブラストではなく別の特注モデル(インクスの厚底版)を履くというなんとも残念なスパイクなのです。 ってことで今回は ミズノ『Xブラストネオ』レビュー!!ガチガチプレートと厚底がもたらす反発力は別次元!! をご紹介。 いよいよというタイミングでミズノがリリースしたのは誰もが望んでいた「インクスの厚底版」ではなく、この『Xブラストネオ』なる謎のモデル。管理人も最初は「これじゃねぇ...」っと思わざるを得ませんでした。 スペック的には重量がかなりあり、さらに値段は3万弱。ナイキ・アディダスがあるなか、あえてミズノを選 ...

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あまりシェアが高くないようですが、管理人はエックスシリーズのプレートをかなり気に入っています! なかでも、柔軟性が高くて足への負担が少ない『Xレーザー』は、練習から試合までを1足でこなせる理想的な中級者向けスパイクなんです。 ってことで今回は 【スパイクレビュー】 Xレーザーエリート2は「高い柔軟性」と「適度な反発」で中級者におすすめしたいスパイクだ!! をテーマにご紹介。 日本メーカーの中級者向けスパイクといえば、アシックスのサイバー/SPブレードが定番だし、管理人もおすすめを聞かれたらブレードを紹介しています。 でも、管理人が実際に履いて「これいいなぁ...」っと思うのは今回ご紹介する『Xレーザー』なんです。他の上級者向けスパイクと比べても遜色ない履き心地や接地感覚を持っていて、それでいて足への負担が軽い。 サイバー/SPブレードを越えるようなポテンシャルを持ちながらも、全然評価を得て ...

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【2024年2月更新】 事件は2021年。 それまでミズノの中・上級者向けシリーズだった「ジオシリーズ」が廃止され、かわりに「エックスシリーズ」がラインナップされました。 この「Xシリーズ」は特殊な技術で同じ形状ながら硬さの異なるいろんなスパイクを作れるという画期的なものだそうその詳細は特許なので誰でもみることが出来ます(特許6903088)。 で、 ミズノは同じプレートで見た目がそっくりなのに性格が違うスパイクをリリースしまくってしまうのです! その結果、Xシリーズはどれを選べばいいのかわからない!! ってことで今回は ミズノ『Xシリーズ』の違いはなに? 「ブラスト」と「レーザー」 「エリート」と「ネクスト」 さらには「厚底」と「薄底」では何がどう違う? をテーマにご紹介。 管理人はXシリーズをけっこう気に入っていて、3足買っています。 Xシリーズは見た目はそっくりでも履き比べると全然違 ...

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管理人、『Xレーザーエリート』と『Xブラストネオ』を新たに購入しました。 で、それぞれのレビュー記事を執筆中なのですが、Xブラストネオがすごかったのでとりあえずそのすごさを伝えたくて先にこの記事を書きました。 ってことで今回は Xブラストネオはすごいスパイクだから在庫あるうちにかったほうがいい!! っていうお話です。 正直言って、Xブラストネオが出たときにはこれじゃない感ありましたし、誰もが飯塚選手が履いてるインクスの厚底バージョンを望んでいたことでしょう。管理人も厚底インクスがいいです。 しかし、Xブラストネオはこれはこれでいい!! これじゃないとか言ってごめんなさいミズノさん。 今回はファーストインプレッションってことでさわりだけ。今回は取り急ぎそのすごさだけご紹介します。 詳しいレビューは別記事で書きますので詳細はそちらでお願いします。     2022年モデルは ...

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衝撃的な嬉しいニュースが入ってきました。 なんと... 世陸オレゴン100mチャンピオンのフレッド・カーリーがアシックス契約になりました!! アドバイザリースタッフ契約ってやつらしいですが、要するにアシックスがカーリーをスポンサードすることになったらしいです。 pic.twitter.com/sv1ce7fIrp — Fred Kerley (@fkerley99) February 20, 2023 本人のツイッターではアシックスの新型厚底(メタスピードSP?)を手に取るカーリーの姿が...     カーリーがアシックスになったことで勢力図に変化があるか!? Never made a move out here unless I was certain. Watch this next one pic.twitter.com/Sib75YDklN — Fred Ker ...

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ヴェイパーに端を発する『厚底問題』ですが、近年はさらにややこしさが増して誰も特しない状況になっています。 ザックリ言うと、トラックでは24年までは短距離が20mm以下、中・長距離が25mm以下、フィールドが20mm以下で三段跳びは25mm以下のシューズが許可されています。 ややこしい... で、この規制がかかる前の設計のスパイクは20mmを超えているものもあったり、三段のスパイクを幅跳びで使うと失格になったりなんてことが世界のトップレベルですら起こっています。 そして、先日室内で8m40という超高記録を叩きだしたテントグルーもまたこのルールの犠牲となったのです。 ってことで今回は 長距離スパイクで8m40を跳んだテントグルーの記録が取り消しに! をテーマにご紹介。 スパイクは世界陸連(WA)が公表しているシューズリスト(ここのWorld Athletics Approved Shoe Li ...