【中・長距離】3000mでおすすめのランニングシューズはどれ?

【2023年10月更新】 厚底に関するルールが改正され、トラック種目では厚さ25mmを越えるシューズだと失格です!! 24年末にはルールがさらに厳しくなって20mmまでに制限されます。 ランニングシューズの25mmという厚さは『薄底』で、シューズチャートでは上級~超上級者向けのいわゆるレースシューズの扱いになります。 そのため、市民ランナーが履いているようなシューズは全て25mmを越えているし、普通に部活で履くようなシューズもほとんどが25mmオーバーなので注意が必要です。 しかし、まだスパイクを持っていないような陸上を始めて間もない初心者でも長距離をやるなら大会で3000mに出場することも多いはず。 ここで問題になるのが初心者が3000mに出るならどのシューズを選べばいいの?っていうところ。 ってことで今回は 3000mにおすすめのシューズはどれ? っというテーマをご紹介。 スパイクを履 ...
【初心者】走り幅跳びの空中動作のコツ

幅跳びの空中動作は記録にも影響を与える重要な動きです。 しかし、専門的な指導を受けなければ効果的な空中動作を習得することは難しいでしょう... でももう大丈夫!!この記事をみておけば超基本的な空中動作のポイントが分かるはず!! ってことで今回は 初心者のための走り幅跳びの空中動作のコツ をご紹介。 今回はいつもと違って細かい話をすっ飛ばして、初心者でもすぐにカッコいい空中動作をキメられるようになる基本的なポイントを紹介して行きます。難しいこと抜きで手っ取り早く空中動作をマスターしよう! 初心者でもこのポイントをおさえて跳べば簡単に反り跳びが出来るぞ!! 反り跳びのポイントとやるべきこと 幅跳びの空中動作はいろいろありますが、あなたがやってみるべきフォームは『反り跳び』です!! ポイントは ①空中でぶら下がれ!! ②バンザーイのまんまで跳んで行け!! ③足のことは ...
【背面跳びのやりかた】基本とポイントをおさえれば簡単!?

走り高跳びのフォームは「背面跳び」が主流です。 空中動作は大きく3種類あり、一番簡単なのがバーをまたぐように越える『はさみ跳び』。そして理論上、はさみ跳びよりもバーを超えやすいのが『ベリーロール』と『背面跳び』で、両社では背面跳びの方が有利なので現在はベリーロールを使うトップ選手はほぼいません。 しかし、背面跳びはやりかたがわかりにくい!! 「背面」の名の通りバーに背中を向けてジャンプするのが背面跳びで、うまい人のマネをして見よう見まねでやってもなかなかうまくできるものではありません。 ってことで今回は これで簡単!?『背面跳び』のやり方 をテーマにご紹介。 複雑すぎて何をやっているのわからなくなりがちな背面跳びですが、ポイントさえ押さえてコツさえつかめばむしろ他の方法より跳びやすい!かも。 一度コツをつかんでしまえば、「それっぽい背面跳び」ができるようになるはず! ...
三段跳びの基本とコツ②アームアクション編

前回、三段跳びの基本としてホップ・ステップ・ジャンプ編を紹介しました。 前回は跳び方が中心だったので足の動きへの言及がほとんどでしたが、三段跳びでは上半身も大切!! ってことで今回は第2回。 三段跳びの基本とコツ②~アームアクション編~ をご紹介。 文字で見ても意味不明だと思うので、参考動画と解説をつけてわかりやすくなってるはず!! 幅跳びの延長でやるとシングルアームになるのですが、世界を見るとみんな両手を振ってるぞ!! 腕振りはシングルアームとダブルアームの2パターン 三段跳びにはシングルアームとダブルアームという2種類のアームアクションがあります。 それぞれどんな動きかというと、幅跳びの腕振りはシングルアーム。高跳びのトップ選手の腕振りがダブルアームです。ダブルアームはイメージしにくいと思いますが、垂直跳びとか立ち幅跳びの腕振りだと思っておけば大丈夫。 アー ...
三段跳びの基本とコツ①~ホップステップジャンプの基本編~

陸上というメジャー競技のなかにもハンマー投げや三段跳びといった競技人口の少ないマイナーな種目が紛れています。 サブ種目として取り組まれることの多いマイナー種目ですが、奥の深さはメジャー種目と変わらない。いや、それどころか、ややこしい動きが多いのでむしろ難しかったりします。 そんなマイナー種目のなかでも特に意味不明なのが三段跳び(正確には「び」を表記せずに『三段跳』だそうです)。 ってことで今回は 三段跳びの基本とコツ①~ホップステップジャンプの基本編~ についてご紹介。全2回に分けて①ホップステップジャンプの基本と②腕振りの基本について紹介して行きます。 専門的な技術が必要な種目にもかかわらず、競技人口が極端に少ない三段跳びには専門のコーチなんてほぼいません。 見よう見まねで跳んでるけどなにが正解かわからない...なんて人も多いはず!! そんなあなたももう大丈夫!!『幅跳び専門』を自称しな ...
400mの走り方の基本とコツ

一言で『短距離』といってもショートスプリント(100m,200m)とロングスプリント(400m)に分かれています。 いわゆる無酸素運動であるショートスプリントに対し、400mは無酸素の限界とされる40秒を超える時間走り続けるため、無酸素と有酸素の両方の能力が求められる特殊な種目と言えます。 それゆえに、400mは単純な走力だけでなく特有の走り方が必要なのです。 ってことで今回は 初心者・中級者のための400mの走り方の基本とコツ についてご紹介。 400mは全力疾走で頑張るだけでは最後まで走りきれずに好記録は望めない!あえてペースを落とすことが結果につながるという複雑な種目なのです。 複雑ゆえに、走り方を理解してレースを組み立てることができれば他の短距離種目よりも大きなタイムの向上が狙える可能性がある!! 今回は、まだ400mを始めたばかりの選手や、専門的に400mに取り組むべきか決まって ...
【2021】短距離おすすめスパイク!中学・高校で100m,200m,400mをやるならこれだ!!

中学・高校で陸上部に入って短距離をはじめたけど、どのスパイクを選べばいいのか分からない... そんなあなたも大丈夫!! 今回は 陸上初心者におすすめの短距離スパイク をご紹介。この記事を見ておけば専門知識がなくても自分にあったスパイクがみつかるはずです。 今回はいつものように専門性が高いお話ではなく、はじめて陸上に触れる人にも分かりやすいようにスパイクの基本的なところをご紹介して行きます。 知っておくべきスパイクの基本 スパイクを選ぶにあたって、最低限おさえておくべきポイントがあります。 それは『土でも使うのか?』と『種目は決まっているのか?』の2つ。 土で使うのであれば土兼用スパイクを、種目が決まっていなければオールラウンドスパイクを選ぶと良いでしょう。 オールウェザー専用か土兼用はどちらにする? 最初に考えるのは土で使うかどうかです。 陸上のスパイクには大き ...
【ルール改正】レーン侵害の基準緩和で「1歩だけ」ならセーフになった!!

基本的に陸上のルールは単純で簡単ですが、それゆえにルールを細かく知っている人はあまりいません。そして、陸上のルール違反で代表的なものがラインオーバー。線を出たらダメってのはみんな知っているはずなのにこれで失格になる選手はけっこういます。 っていうか、ラインオーバー以外で失格になるのはフライングとドーピングくらいだと思います。 今回は ルール改正で1歩だけのラインオーバーはセーフになった!! っていう話題をご紹介。 今までは当たり前に自分のレーンから内側に入ると失格だったのですが、これが変更になってちょっとだけ失格になりにくくなりました。 では質問。200mで内側の線を踏んだら失格になる? 結論から言えば、1回までならセーフです!! レーン侵害のルールが緩和!!『1歩だけ』ならセーフ!! 2021年11月1日から競技規則と技術規則に変更が加えられ、そのうちの1つに ...
ニューバランスの短距離スパイクレビュー(USDSGMHG)!!履きやすくて高反発なベストスパイクだった!?

スパイク選びはタイムに直結するため、普通は失敗しないようにミズノかアシックスを、変わったのが欲しい人はナイキかアディダスを選ぶはずです。 そのため、ニューバランスやプーマを選ぶのは日本においてはかなりマイナー。しかし、当ブログではこれまで2つのNBのスパイクをレビューしています。 どちらも奇抜な見た目をしているのですが、ソックスのように履くアッパーは最高のフィット感を実現していました。 管理人はスピードを出さないときにはSD100を、スピード練習ではVazeeSigmaをって感じで練習で使用しており、かなり気に入っています。 しかし、SD100は反発がほぼなく、VazeeSigmaは200g弱の重量があり足を回すと重さを感じるという欠点がありました。そこで今回、Sigmaシリーズの後継となるのSigmaHarmonyを購入し旧型の弱点であった重さをクリアした最高の1足となることを期待したの ...
【シューズ】ウエーブデュエルは短距離にもランニングにもおすすめな優秀なシューズだった!!

管理人はわりとシューズにこだわるタイプで、現役時代にはミズノのオーダーシューズを履いていました。 そして、市販品だとクッション性が高くなるとアッパーも分厚くてダルいやつになってしまうので、クッション性が高くてアッパーのフィット感が良いシューズというのはなかなかありません。 ザックリ言えば、クッション性を重視するとアッパーが分厚くなり、アッパーを重視するとクッション性が犠牲になるというジレンマ。 で、それを解決したシューズがウエーブニットだという結論に至り、管理人はそれを履いていたのです。 ウエーブニットはウエーブライダーのソールにフィット感の良いアッパーを組み合わせたシューズで、クッション重視なんですが他に履いている人を見たことがないマニアックなシューズ。 そんな変なシューズを履いている管理人がここにきて『短距離重視』のシューズを買ってみたらなかなか良かったというのが今回のお話です。 って ...
【コスパ最強】フェリーのサングラスってどうなのか?

学生時代はなんともなかったのに、年を取ると夏の日差しが目に来てチカチカするようになってきました。 陸上・ランニングにおいてサングラスというのは『目を紫外線から守る』というほかにも『力み』を緩和したり『集中を高める』といった効果も期待できます。 男子200m優勝のドグラスなんかも夜なのにサングラスをして出場していることからも、短距離であってもサングラスは効果的なウェアといえるでしょう。 しかし、オークリーに代表されるメーカー品のサングラスは軒並み1万円を超えており、スポーツサングラスは2万円以上するものもザラにあります。そんなランニングサングラス界において異常な安さの商品があるのです。 ってことで今回は 2本で2480円!!コスパ最強フェリーのサングラスを買ったのでレビュー!! アマゾンで買える激安サングラスのなかでもレビュー数が桁違いに多くて評価も高い怪しいサングラスを買ってみました。 ...
400mHでワーホルムが45秒94の驚異的な世界新記録!!ベンジャミンも46秒17で世界新!!

女子三段跳びでもロハスが世界記録を更新するなど、全体に好記録が出ている東京オリンピック。 タータンが新しいからなのか気温が高いからなのか、選手にとっては良い条件で試合ができているようなのですが、そんな東京で陸上界の歴史に残る大記録が誕生しました!! ワーホルムが45秒94の驚異的な世界新記録!! 2021年7月に46秒70の世界記録を出して29年ぶりとなる400mHの世界記録を更新したワーホルムですが、再びの記録更新の期待を背負って出場した東京オリンピックの決勝で期待を大きく上回るまさかの45秒台をマーク!! 3名が46秒台となった東京五輪決勝は異常なハイレベル!! 8月3日午前のセッション最後に行われた男子400mH決勝。 この時点でワーホルム(46秒70,世界記録)、ベンジャミン(46秒83,世界歴代3位)、サンバ(46秒98,世界歴代4位)、ドスサントス( ...
【スパイク】東京五輪のスパイクシェアは?メダリストのスパイクメーカーを数えてみた!!

リオ五輪ではほぼ全員ナイキを履いてるんじゃないかというほど黄色とピンクのナイキスパイクが目立っていました。その後も世界中の短距離選手は誰もがナイキの『スーパーフライエリート』を使っているような状態でした。 そんなナイキは東京オリンピックにあわせて前足部にエアポケットを搭載した新作『マックスフライ』をリリースしたのですが... ってことで今回は 東京五輪のメダリストのスパイクシェアを調べてみた!! あれほどまでに流行していたナイキは実はすでにシェアを食われ始めており、プーマが上位を占める種目も出ているのです!! そしてホームであるはずのアディダスとミズノはというと... メダリストのスパイクシェアを集計!! 短距離、跳躍、中長距離の個人種目についてメダリストがどのメーカーのスパイクを使っていたのかを自主調べしてみました!! 短距離のスパイクシェア 短距離 一位 二 ...
【400mH】カルステン・ワーホルムはどんな選手?~東京五輪有力選手をご紹介~

東京五輪で陸上をみてそのおもしろさを知る人もいるはず!!そして陸上は選手を知っているかいないかで楽しみ方も変わってきます。 現在の陸上にはレジェンド級の選手が数名いて、東京五輪でも世界記録や歴史に残るような記録が期待されています。 そんな選手をいろいろとご紹介していきますので、知っていれば東京五輪の陸上競技をより楽しめるはず!! ってことで今回は 男子400mHのカルステン・ワーホルムはどんな選手? をテーマにご紹介。 今、陸上界で一番熱いのが400mHと言っても過言ではありません。その主役がこのワーホルム。 長らく残っていた従来の世界記録を更新し、ライバルと超ハイレベルな戦いが繰り広げられている男子400mHのは絶対に見逃せない種目です!! →(五輪決勝後追記) やりました...世界記録に一番近い!!とは思っていましたがまさかの45秒台が出ました!! 東京五輪でワーホルムはなんと45秒9 ...
【中長距離】シファン・ハッサンはどんな選手?~東京五輪有力選手をご紹介~

東京五輪で陸上をみてそのおもしろさを知る人もいるはず!!そして陸上は選手を知っているかいないかで楽しみ方も変わってきます。 現在の陸上にはレジェンド級の選手が数名いて、東京五輪でも世界記録や歴史に残るような記録が期待されています。 そんな選手をいろいろとご紹介していきますので、知っていれば東京五輪の陸上競技をより楽しめるはず!! ってことで今回は 女子中・長距離のシファン・ハッサンはどんな選手? をテーマにご紹介。 歴代の陸上選手でもしかすると最も偉大な結果を出しているのがもしかするとハッサンかもしれません。 中距離と長距離の多くの種目で世界トップの記録を持ち、大会でもしっかり結果を出すことのできる天才選手です!! 800mから1万まで世界でトップの天才!!ステファン・ハッサン 画像引用: 選手名:シファン・ハッサン 生年月日:1993年1月1日 身長体重:17 ...
【幅跳び】フアン・ミゲル・エチェバリアはどんな選手?~東京五輪有力選手をご紹介~

東京五輪で陸上をみてそのおもしろさを知る人もいるはず!!そして陸上は選手を知っているかいないかで楽しみ方も変わってきます。 現在の陸上にはレジェンド級の選手が数名いて、東京五輪でも世界記録や歴史に残るような記録が期待されています。 そんな選手をいろいろとご紹介していきますので、知っていれば東京五輪の陸上競技をより楽しめるはず!! ってことで今回は 男子走り幅跳びのフアン・ミゲル・エチェバリアはどんな選手? をテーマにご紹介。 9mジャンプに一番近い男!?エチェバリア 画像引用: 選手名:フアン・ミゲル・エチェバリア 生年月日:1998年8月11日 身長体重:186cm、72kg 国籍:キューバ 種目:走幅跳 PB:8m68(+1.7世界歴代11位),(追風参考8m92(+3.3追参世界歴代2位)) 主な戦績:世陸ドーハ銅(8m34) 1998年生まれの新世代選手として頭角を現 ...
【100m】アンドレ・ドグラスはどんな選手?~東京五輪有力選手をご紹介~

東京五輪で陸上をみてそのおもしろさを知る人もいるはず!!そして陸上は選手を知っているかいないかで楽しみ方も変わってきます。 現在の陸上にはレジェンド級の選手が数名いて、東京五輪でも世界記録や歴史に残るような記録が期待されています。 そんな選手をいろいろとご紹介していきますので、知っていれば東京五輪の陸上競技をより楽しめるはず!! ってことで今回は 男子100mのアンドレ・ドグラスはどんな選手? をテーマにご紹介。 陸上ファンにはおなじみのベテラン選手で、世界大会ではいつも優勝候補に挙げられながらもなかなか勝てないこの選手。東京ではいよいよその時がくるのか!? 世界大会メダル7個のアンドレ・ドグラス 引用: 選手名:アンドレ・ドグラス 生年月日:1994年11月10日 身長体重:176cm、60kg 国籍:カナダ 種目:100m,200m PB:100m(9秒90 ...
【女子400mH】マクラフリンはどんな選手?~東京五輪有力選手をご紹介~

東京五輪で陸上をみてそのおもしろさを知る人もいるはず!!そして陸上は選手を知っているかいないかで楽しみ方も変わってきます。 現在の陸上にはレジェンド級の選手が数名いて、東京五輪でも世界記録や歴史に残るような記録が期待されています。 そんな選手をいろいろとご紹介していきますので、知っていれば東京五輪の陸上競技をより楽しめるはず!! ってことで今回は 女子400mHのシドニー・アクラフリンはどんな選手? をテーマにご紹介。 現在の陸上界で最もすごい記録を持っていると言っても過言ではないのがこのマクラフリンです。 女子史上初の51秒台!!シドニー・マクラフリン この投稿をInstagramで見る Sydney McLaughlin(@sydneymclaughlin16)がシェアした投稿 選手名:シドニー ...