【幅跳び】フアン・ミゲル・エチェバリアはどんな選手?~東京五輪有力選手をご紹介~

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東京五輪で陸上をみてそのおもしろさを知る人もいるはず!!そして陸上は選手を知っているかいないかで楽しみ方も変わってきます。
現在の陸上にはレジェンド級の選手が数名いて、東京五輪でも世界記録や歴史に残るような記録が期待されています。
そんな選手をいろいろとご紹介していきますので、知っていれば東京五輪の陸上競技をより楽しめるはず!!

ってことで今回は
男子走り幅跳びのフアン・ミゲル・エチェバリアはどんな選手?
をテーマにご紹介。

 

9mジャンプに一番近い男!?エチェバリア


画像引用:https://media.aws.iaaf.org/

選手名:フアン・ミゲル・エチェバリア
生年月日:1998年8月11日
身長体重:186cm、72kg
国籍:キューバ
種目:走幅跳
PB:8m68(+1.7世界歴代11位),(追風参考8m92(+3.3追参世界歴代2位))
主な戦績:世陸ドーハ銅(8m34)

1998年生まれの新世代選手として頭角を現しているのがこのエチェバリア。
幅跳びの世界記録は古く、1991年のマイク・パウエルが世陸東京大会で残した8m95が残っており、歴代2位はメキシコ五輪となっているなど90年代以降は世界記録更新ができていません。
近年は記録が低迷していたと言える幅跳びですが、いよいよ記録更新に期待がかかっているのがこのエチェバリア。
っというのも、2019年には追い風参考ながら8m92を跳んだのです!!
これは追風参考世界歴代2位で1992年のマイク・パウエルの8m99(+4.4)に次ぐ記録。このことからエチェバリアの能力はマイク・パウエルに匹敵しているといえます。
しかも、エチャバリアは2018年にも8m83を跳んでおり、これは+2.1で惜しくも追い参になりましたが、もし一瞬風が弱まっていて公認になっていれば世界歴代8位に相当する記録です。
パウエルの持つ世界記録更新、そして人類初の9mジャンプに一番近いのがエチェバリアです。

 

 

砂場が足りない?規格外のロングジャンパー

エチェバリアが世界の目に触れたのは2018年のダイヤモンドリーグでの一幕。
先に紹介したようにここで8m83を跳んだのですが、このときに砂場がギリギリではみ出しそうになったのです!!

もうちょっと砂場長く作っておけばいいのに..
と思わなくもないですが、砂場を飛び越えてしまうほどに現代の幅跳び界においてエチェバリアの跳躍はすごいんです!!

 

 

非の打ちどころのない完璧な跳躍がすごい!!

エチェバリアのすごいところはなんといっても『完璧な跳躍』をするところです。(管理人調べ)
幅跳びは助走、踏み切り準備、踏み切り、空中動作、着地という局面に分けることができるのですが、エチェバリアはすべてにおいて非がない。
リズミカルでありながらスピード感ある前捌きの助走から、ロスなくきれいに重心を落とす準備動作、ブレーキのない力強い踏み切りで跳び出して足をきれいに投げ出した着地動作まですべてか完璧。
細身で全身のバネを使った軽やかな印象の選手なので身体能力で跳んじゃう系かと思いきや、よく見ると持っている技術もハンパない!!
めちゃくちゃきれいな理想的な跳躍をする選手です。

 

 

 

カリブといえばプーマでしょ!!

ジャマイカなどのカリブ系の選手はプーマを履いていることが多いのですが、キューバのエチェバリアもプーマです。
ひざ下の長いのびやかな動作はプーマのイメージにピッタリ!!

 






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