前回日本の横浜で開催された世界リレーがポーランドで開催されました。 アメリカ・ジャマイカらが欠場となり、かつシーズン序盤の開催となる世界リレーは世界の頂点を決める戦いとはなりませんが、今回は決勝進出(上位8か国)で東京五輪の出場権を、男女4×100mリレー・男女4×400mリレーの上位10カ国、混合4×400mリレーの上位12カ国は世陸ユージーン2022の出場権を得られるということで、上位常連国以外にとっては非常に大事な大会です。 ちなみに日本は男子4継で世陸ドーハで上位8位に入っているため東京五輪の出場権をすでに獲得済み。 で、そんな世界リレーで日本チームが活躍!! 男子マイルと男子4継でメダル獲得!! 今回はこの世界リレーについて。     男子マイルで日本が銀メダル!! 日本の男子マイルはアテネ五輪で4位という成績が過去最上位。五輪・世陸ではいまだメダル獲得はあり ...

4月28日、第55回織田幹雄記念国際陸上競技大会が広島で開催されました。昨年はコロナで中止されたのですが、今年は5000人の観客を入れての開催となりました。 客席はかなり密だったのでアウトな気がしますが、陸連はそんなもんです。 で、この大会で男女のハードル種目で日本新記録が誕生!! 日本選手権、そして東京五輪に向けてかなり期待できるけっかとなりました。   男女ハードルで日本新記録!! 男子110mHで金井選手が13秒16!! 13秒32が五輪標準記録となっている男子110mH。 現日本記録保持者の高山選手は大会直前に足の状態が良くないとのことで欠場しましたが、元日本記録保持者の金井選手と泉谷選手が出場しました。 18年、20年の日本選手権チャンピオンの元日本記録保持者の金井選手が1台目からリードを奪い抜け出すと、そのまま他の選手から体一つ分リードしてレースを展開。 金井選手は1 ...

出雲陸上で小池選手が10秒04!! 気温も上がってきていよいよシーズン開幕となる陸上競技。 日本グランプリシリーズとして開催されている出雲陸上が開催され、小池祐貴選手が10秒04をマークしました!!     小池選手10秒が04、多田選手が10秒08、遠藤選手が10秒14!! 決勝は追い風4.0mで、1着小池祐貴(10秒04)、2着多田修平(10秒08)、3着遠藤泰司(10秒14)となりました。 予選で10秒35(+0.2)をマークしていたケンブリッジ飛鳥選手は決勝を欠場しました。 小池選手は予選で10秒37(-1.5)をマークしており、予選と決勝でのタイム差は0.33。風が5.5m違うため、走り自体は同じくらいな感じでしょうか。 予選・決勝ともに風がなければ10秒1~2くらいだと思われます。シーズン序盤としてはかなりよさそう。 10秒04は2019年だと世界ランキング ...

コロナの影響でいろんな大会がなくなっていますが、2021年の室内シーズンは好記録がたくさん出ました。 ってことで今回は 2021年室内の好記録と屋外シーズンの展望まとめ をご紹介。延期になった東京五輪に向けて世界の選手たちはさっそく好記録を連発しています!!     2021年室内シーズンの好記録 男子短距離 男子60m 男子60mではマーセル・ジェイコブス(イタリア)が6秒47でランキングトップ。歴代20位ながら、イタリアの選手がトップになりました。2位はタイロン・ブロメル(アメリカ)が6秒48につけています。 ジェイコブスは世陸ドーハで準決勝どまりだった選手ですが、この走りをみると9秒台が出てもおかしくありません。1994年生まれで27歳となる21年シーズンは最盛期と言える年齢。もしかすると東京五輪で決勝に残るかも? 男子200m 歴代6位と8位がでました。 トップ ...

部活が盛んで『やるスポーツ』としてはそれなりの人口がいるのに『観るスポーツ』としては不人気な陸上競技。 何がダメって、大会にエンタメ性がないのがダメなんですが、野球・サッカーと違って陸上はプロ選手じゃないからしょうがない面もあります。 そんな陸上競技ですが、シーズンチャンピオンを決める『日本グランプリシリーズ』っていうのがあるんです。 ってことで今回は 日本グランプリシリーズってなに? というテーマでご紹介。     年間チャンピオンを決める日本グランプリシリーズ おそらく誰も知らないと思いますが、2018年から日本グランプリシリーズという年間チャンピオン決定シリーズが行われています。正式には『サトウ食品日本グランプリシリーズ』という名称。以下GPシリーズと呼びます。 2021年は15大会が対象の大会で、この大会での記録をポイントに換算して年間の獲得ポイントを競います。 ...

日本選手権室内競技が3/17~18の2日間の日程で行われました。この大会で多くの好記録がうまれましたのでご紹介。     室内日本新6、U20室内日本新1、大会新37、大会タイ2という異常事態!! 毎年大阪で行われていた室内競技の大会が今回は日本選手権と併催されました。 今回の大会では男女それぞれ6種目(60m,60mH,走高跳,棒高跳び,走幅跳,三段跳び)が日本選手権として開催され、6種目で室内日本新が誕生というとんでもないインフレが起こりました。 男女60mHと男子走幅跳で日本新!! 男子60mHでは予選で泉谷選手と金井選手の2人が7秒56の日本新をマークし、決勝でも泉谷選手が7秒50をマークして記録を更新しました。元の日本記録は金井選手が2020年に出した7秒61なので0.1秒もの記録更新です。 【#日本選手権室内】 ◆男子 60mH✨優勝 ...

陸上は記録を競う競技。 一定以上の記録を持っていれば日本選手権に出場することができます。そのラインとなる記録が参加標準記録。毎年行われる日本選手権ですが、延期されたオリンピックイヤーとなった(やるのかわかりませんが)2021年の日本選手権はまたいつもと違った特別なものになるはずです。 ってことで、今回は 第105回日本選手権の標準が発表!! っていうお話です。この記録を上回っていればあなたも超一流!!     第105回日本選手権の参加標準 今回、まぎらわしいことに「参加標準記録」と「申込資格記録」の2つがあります。ざっくり言えば、ターゲットナンバーを超える申し込みがあった場合には申し込み資格記録を持っていても人数制限で出場できないかもしれないというもの。 つまり、申し込みはできるけど人数が多いと参加できないかもしれないのが申し込み資格記録で、2020年まではA標準とB ...

本来6月開催である日本選手権ですが、2020年はコロナの影響で10月1日~3日(木~土)という変則日程での開催となります。 今回は 2020年日本選手権のタイムテーブル をご紹介。このページを見ておけば競技スケジュールがわかるはず。   タイムテーブル 1日目~10月1日(木)~ 1日目トラック 時間 男女 種目 ラウンド 組数 人数 14:40 女子 100m 予選 5-2+6 40 15:30 男子 100m 予選 6-2+4 51 16:35 女子 400m 予選 3-2+2 19 17:00 男子 400m 予選 3-2+2 19 17:30 女子 1500m 予選 2-5+2 20 17:55 男子 1500m 予選 2-5+2 28 18:35 男子 400mH 予選 3-2+2 27 19:10 女子 100m 準決勝 2-3+2   19:30 男子 100m 準 ...

9月11日(金)から新潟で始まった全日本インカレ。 今シーズンは本来の開催時期とは違う時期での開催となった今大会ですが、初日から大記録が出ました!! なんと、 橋岡選手が8m29(-0.6)の大会新記録をマーク!! 従来の大会記録は2017年に津波選手がマークした8m09で、一気に20cmの更新となります。 橋岡選手の自己ベストである8m32は+1.6mの追い風だったため、今回の跳躍は実質的に自己ベスト並みのパフォーマンスとも言えましょう。 風だけでなく、今大会はコロナウイルスの影響で跳躍回数が4回の変則ルールであり、本来の6本とは勝手の違う難しい試合であったことを考えると、城山選手の日本記録の8m40(追い風1.5m)にすら匹敵するような内容であることがわかります。 そんななかでの好記録は値千金!! 8月23日に行われたゴールデングランプリでは7m96(+0.1)とイマイチ奮わなかったこ ...

昨年、日本記録が連発した福井で行われた『Athlete Night Games in FUKUI』。詳しいことは前にまとめていますのでご参照下さい。 で、今年もこの大会が開催され、またしても好記録が連発。夏の福井にはなにかがあるのかもしれません。 今回は 第2回アスリートナイトゲームスイン福井での好記録 についてご紹介。いい追い風が吹きました。   男女ハードル、男子100mで好記録!! 女子100mHでは追参で日本記録を上回り、男子110mHと男子100mでは歴代上位の好記録が出ています。 女子100mHで追参ながら日本記録を上回る12秒87!! まずは女子100mH。昨年は寺田選手が13秒00で当時の日本タイ記録をマークし、その直後に行われた大会で12秒97の日本記録更新への足掛かりになりました。 今年のフィニッシュタイムはなんと12秒87!! 残念ながら追風2.1mで参考記 ...

2020年8月23日(日)、ついにゴールデングランプリが開催されました。 本来であれば海外から選手を招待するなど、世界トップレベルの選手が国内でみられる数少ない大会なのですが、今シーズンはコロナの影響で国内にいる選手のみでの開催となりました。 それでもほぼ日本選手権のような顔ぶれで、10月に延期された日本選手権の前哨戦とみることもできる大会になったと思います。 今回は ゴールデングランプリを陸上ch的に振り返る ことにします。たいしたことは書いていませんが、退屈な今シーズンでも大会を見られるだけで幸せです。     コロナ禍でも好記録!! 今年はコロナの影響でほとんどの大会が中止になっており、トップ選手でも今大会が初の全国レベルの大会でした。本来であれば東京五輪の時期ではあったものの、大会がすべて中止になっているため選手はうまく調整ができない状況だったと思われます。しか ...

コロナの影響でほとんどの大会が中止されているなか、ホクレンディスタンスチャレンジ第2戦(深川大会)で田中希実が女子3000mの日本新記録を18年ぶりに更新しました!! それまでの日本記録は福士加代子が2002年にゴールデンリーグパリ大会でマークした日本記録8分44秒40。 今回は、 田中希実選手の福士選手越えがどれくらいのすごさなのかを考えます 等ブログは基本的には短距離専門なので長距離についてはあまり触れて来ませんでしたが、今回は日本陸上界のレジェンドの一人である福士さんの記録が更新されたということでちょっとだけ取り上げてみます。     福士越えはすごいこと まず、従来の日本記録である8分44秒40という記録についてと福士選手のすごさについて。 福士加代子選手はガチの超人 日本陸上界でもレジェンド級の超人が何人かいると思います。 溝口和洋、山下訓史、瀬古利彦といった ...

ダイヤモンドリーグ2019のファイナルとなるブリュッセル大会が行われました。 ダイヤモンドリーグは男女それぞれ16種目(女子3000mと5000mは同じとカウント)が年間12戦で争われ、8種目ずつをチューリッヒ大会とブリュッセル大会でそれぞれファイナルとして開催してチャンピオンを決めるというリーグです。 今回のファイナルは、ドーハ前の大きな大会としても注目をされていますので、世陸ドーハを観る前にこの結果を押さえておくといいかもしれません。 チューリッヒ大会の結果はこちら ってことで、今回は ダイヤモンドリーグ2019ファイナル(ブリュッセル大会)の結果 をご紹介します。     ダイヤモンドリーグブリュッセル大会の結果 前回は結果を一覧にしましたが、あんなもんはネットでいくらでもでてくるのせ省略します。 今回は、結果の注目ポイントをご紹介。 注目選手の結果 まずは、チュ ...

  女子100mHで日本新記録!! 9月1日に行われた『富士北麓ワールドトライアル』で大記録が出ました。 女子100mHの寺田明日香選手がウォームアップレースで12秒97の記録をマークして日本記録を更新しました。 従来の日本記録は2000年に金沢イボンヌさんが出した13秒00で、寺田選手は8月17日にこの記録と並ぶ日本タイ記録をマークしていました。 ドーハの標準も突破 100mHの標準記録は世陸ドーハが12秒98、東京五輪が12秒84となっていますので、寺田選手はドーハの標準を突破したことになります。 現在、アジア選手権で優勝した木村選手が代表に内定していますので、ドーハは2人が代表になりそうです。

ダイヤモンドリーグ2019のファイナルとなるチューリッヒ大会が8月29日にドイツで行われました。 ダイヤモンドリーグは男女それぞれ16種目(女子3000mと5000mは同じとカウント)が年間12戦で争われ、8種目ずつをチューリッヒ大会とブリュッセル大会でそれぞれファイナルとして開催してチャンピオンを決めるというリーグです。 今回のファイナルは、ドーハ前の大きな大会としても注目をされていますので、世陸ドーハを観る前にこの結果を押さえておくといいかもしれません。 ってことで、今回は ダイヤモンドリーグ2019ファイナル(チューリッヒ大会)の結果 をご紹介します。     ダイヤモンドリーグチューリッヒ大会の結果 とりあえず結果を一覧表にしました。左にスクロールできます。 男子一覧 100m 800m 5000m 400mH やり投 走高跳 走幅跳       投高跳び 順位 ...

2019年8月17日、福井県の9.98スタジアムで行われた『Athlete Night Games in FUKUI』がとんでもない大会になりました。 結果から言えばこの大会で生まれたのは 日本記録3つと日本タイ記録1つ というとんでもないリザルト。 2017年9月に男子100mで桐生選手が当時日本新で日本人初の9秒台となる9.98をマークした会場であることから『9.98スタジアム』という愛称がつけられた福井県営陸上競技場で行われたこの大会ですが、トップ選手を集めるための資金集めをクラウドファンディングで行うなど、先進的な取り組みによって開催されたことも注目を集めていました。 今回は、この『Athlete Night Games in FUKUI』で生まれた日本記録についてご紹介します。     3つの日本新と1つの日本タイ記録が誕生!! 日本選手権バリにトップ選手が集 ...

沖縄インターハイでとんでもない記録が出ました。 藤原孝輝選手が8m12!! インターハイの男子走幅跳で洛南高校2年生の藤原孝輝選手が 8m12(+1.7)の大跳躍を見せました。 この記録、高校新記録はもちろんながら、U20新、U18新であり、日本歴代でも6位に入る記録です。 また、U18世界歴代4位タイ、U20世界歴代31位タイという記録。 2019年の日本選手権の優勝記録は7m98ですのでそれを上回る、というか、どの年のどんな大会であってもこれほどの記録はそうは出ません。 とりあえず速報でした。

オールスターナイト陸上(実業団学生対抗)という大会が行われ、そこで110mHの日本新記録が生まれました!!     高山選手がついに単独での日本記録保持者に!! ゼンリン所属の高山峻野選手は6月に13秒36の日本タイ記録をマークすると、日本選手権でも2度目の13秒36をマークして金井選手、泉谷選手とならんで3人での日本記録保持という状況になっていました。 今回は追風1.9mという好条件でのレースとなり、従来の日本記録を0.06秒更新する13秒30の日本新記録。これで。単独での日本記録保持者となりました。 世陸での入賞にも期待!! 日本選手権では同タイムながら優勝して世界陸上の代表に決まっている高山選手ですが、13秒30は現時点で今季世界12位に当たる記録となります。 前回の世陸ロンドンでは予選で13秒65で予選敗退となった高山選手ですが、その時の予選通過ラインが13秒5 ...