ダイヤモンドリーグ最終戦(チューリッヒ大会)が9月7、8日に開催されます。 『ダイヤモンドリーグ』といえば、女子やり投げの北口選手が6月のパリ大会で日本人初優勝を果たしたことでその名前をニュースで聞いた人もいるはず。 しかし、陸上ファンでなければダイヤモンドリーグ...??って感じだし、陸上部であっても名前すら知らない人も多いことでしょう。 ってことで今回は そもそも「ダイヤモンドリーグ」ってなに? をテーマにご紹介。 知ってるようで知らない、陸上のトップリーグのお話です。     ダイヤモンドリーグは陸上界最高峰の年間リーグ! ダイヤモンドリーグ(以下DL)がどんな試合なのか簡単に言うと... 陸上の年間チャンピオンを決める最高峰リーグです! 五倫、世陸との大きな違いは試合数で、DLは年間14戦の転戦で世界をまわります。(中国企業がメインスポンサーなので中国でも開催! ...

世界陸上がアメリカ初開催となる2022年シーズン。そんな地元開催のアメリカでは全米選手権が6/23~26の日程で開催されました!! 世陸代表各国3枠(+ワイルドカード)のため、標準突破して各国の選手権で上位3位に入ることで代表権を獲得できるわけで、アメリカではこの全米選手権で3着に入れば代表です。 しかし、陸上大国アメリカではこの全米選手権で3着に入るていうのが超難関!! 世陸決勝に行くよりも全米選手権で3位に入る方が難しいんじゃないかと思うほどの超好記録が毎回出るのです。 ってことで今回は 2022年全米選手権の有力選手の結果はどうだった? をテーマにご紹介。 なんと、東京五輪で世界新を出した400mHのマクロフリンがまた世界新を更新!!さらに、カーリー、ライルス、ノーマンらの『ポストボルト』も期待を上回るタイムを出して絶好調! アメリカは偉大です...   有力選手の結果は? ...

6月9~12日の日程で開催さえれた第106回日本選手権。 今大会の跳躍種目では橋岡選手が8m27を跳んで標準の8m22をクリアして代表内定を決めるなど、特に男子走り幅跳びは風にも恵まれ史上稀にみるハイレベルな試合となりました。 また、女子幅跳びの秦選手も標準クリアはなりませんでしたがランキングでの出場権獲得が濃厚です。 そんな日本選手権で気になるのが選手の足元、スパイクですよね。 ってことで今回は 2022年日本選手権の幅・三段のスパイクはミズノとアシックスどっちが人気? をテーマにご紹介。 世界大会だとナイキ・アディダスがほとんどでたまにプーマの選手がいる感じで、ミズノ・アシックスを履く選手はほとんどいないのが現状。 しかし、日本メーカーのスパイクが性能で劣っているわけではありません。 日本選手権に目を向けると黄色いスパイク、ミズノのフィールドジオを履く選手が目立っているのです... ...

陸上の花形である男子100m。2022年の日本選手権では準決勝までかなりハイレベルなレースが見られました。 今回は... 陸上ch的2022年日本選手権男子100mの展望 をご紹介。 ちなみに前回管理人は山縣選手が勝つと予想しましたが、多田選手が勝ちました。     やっぱりサニブラウン選手の9秒台優勝に期待!! 9秒97のPBをもちながらも2021年は不調で、日本選手権では10秒29の6着で100mでの五輪代表を逃したサニブラウン選手。 2022年大会では完全に動きがもどっていて、予選で10秒11、準決勝で10秒04をマークしてひとり別次元の感すらあります。 ってことでまずは... 2022年の100mはサニブラウン選手の9秒台優勝に期待!! サニブラウン選手は2017年に10秒05で初優勝、2019年には10秒02の大会記録で2度目の優勝をしており、今回勝てば3度目 ...

陸上は『日本選手権』が日本一を決める大会で、この大会が世界選手権代表の最終選考にもなっています。 優勝者が日本一なのはもちろんなのですが、そもそもトップ選手しか出場が許されないこの大会で決勝に残るっていうのは本当にすごいこと。 決勝に残った選手はこの年の日本の8番以内(種目にもよるけど)ということで、決勝進出者は野球で言えばベストナイン、サッカーで言えばベストイレブンと同じでその年の陸上競技を象徴する選手です。 ってことで今回は 日本選手権の過去の100m予選突破・決勝進出ラインはどれくらい? をテーマにご紹介。 日本選手権は「ナンバーワンしかいらない」がキャッチフレーズになっていますし、誰が優勝するのか?に注目が集まるのは当然です。 しかし、せっかくなので今回はナンバー9、つまりは「準決勝でギリギリ敗退」がどのラインなのかに注目してみます。     過去大会の男子10 ...

3月18~20日の日程で2年に1度開催される『世界室内陸上』がセルビアのベオグラードで開催されました。 室内陸上は日本ではあまりなじみがないのですが、ヨーロッパは寒いので冬場の室内競技が結構盛んです。2022年は世界陸上イヤーとなるため有力選手も多くエントリーしており、東京五輪のメダリストも多数出場しました。 ってことで今回は 世界室内陸上ベオグラード大会をまとめ!! についてご紹介します。 室内はカント(傾斜)のついた200mトラックとその内側に設けられた直線の60mで行われ、風の影響がないため跳躍では好記録が出やすく、特に棒高跳びと走高跳びでは毎回けっこういい記録が出ます。 今大会では3種目(男子60mH、女子三段跳び、男子棒高跳び)で室内世界新記録が誕生!! 東京からの好記録ラッシュはまだまだ続いていて世陸オレゴンにも期待がかかります。     60m 室内では1 ...

ダイヤモンドリーグのオスロ大会で行われた男子400mHで大記録が誕生!!   カルステン・ワーホルムが46秒70の世界新記録!! まずはワーホルムのレースを見ましょう。見れば圧倒的な速さがわかります。 ワーホルムの前半から圧倒的な速さをみせるワイルドなレース展開にもかかわらず、ゴールまで失速することなく走り消えるハードリング技術と大きなフォームは天才的なものを感じます。直前にベンジャミンが出した46秒83も刺激になっていたことでしょう。 2位に入ったのはドス・サンチェス(ブラジル)。 サンチェスは2000年生まれながら19歳で出場した世陸ドーハでは48秒28のU20世界歴代4位をマークして7位に入った選手です。このレースでは47秒38のエリアレコード、世界歴代15の好記録を出したにもかかわらずワーホルムの前にはかなり遅れて見えてしまいます。 ついに出た!!29年ぶりの世界新!! ...

2003年にロシアのユリア・ペチョンキナが記録した52秒34が長らく世界記録として残っていた女子400mHですが、2019年7月にムハンマドが52秒20を出して16年ぶりに世界記録を更新すると、世陸ドーハではマクローフリンが52秒23,ムハンマドが52秒16を出して一気に従来の世界記録を上回る記録を連発しました。 そんな女子ヨンパーですが、またまた世界記録が誕生!! マクローフリンが51秒90の世界新記録!!     女子史上初の400mH51秒台が誕生!! いままで女子ヨンパーで52秒台を出した選手は19名しかいません。 52秒台を出すだけでもなかなかとんでもないことなのですが、なんと今回ついに51秒台がに突入!! 東京オリンピックの代表選考会であり、いわゆる全米選手権の位置づけである『全米五輪選考会』で マクローフリンが51秒90の驚異的な世界新記録をマーク!! 従 ...

全米オリンピック選考会(実質的には全米選手権)が6/18~27の日程で開催されています。 この大会で上位3着に入ればオリンピック代表が決まるため、多くの有力選手が出場して好記録を出すこの大会はオリンピックで勝つよりも難しいと言われるほど。 ってことで 陸上全米選手権2021の結果 についてご紹介。youtubeに動画があれば貼っています。 執筆時点ではまだ終わっていないので追記して行きます。     短距離 100m 男子100m(風-1.0)6/20 順位 選手 記録 備考 1 Trayvon Bromell 9.80   2 Ronnie Baker 9.85 PB 3 Fred Kerley 9.86 PB 4 Kenny Bednarek 9.89 PB 5 Micah Williams 9.91 PB 6 Cravon Gillespie 10.00   7 ...

2020年に開催されるはずだった五輪が延期されたことでまたもや五輪イヤーとなった2021年。 近年の話題の中心は100mですが、200mもおさえておかなければ短距離は語れません。 ってことで今回は 2021年版男子200mランキング(五輪予選終了日時点) をご紹介。     2021年男子200m世界ランキング 7/29時点での世界ランキングをご紹介。 世界ランキング(6月24日時点) 順位 記録 風 名前 国 日にち 1 19秒74 +0.3 ノア・ライルス Noah LYLES USA 6/27 2 19秒78 +0.3 ケニー・ベドナレク Kenneth BEDNAREK USA 6/27 3 19秒81 +0.8 テレンス・レアード Terrance LAIRD USA 3/27 4 19秒84 +0.3 エリオン・ナイトン Erriyon KNIGHTON U ...

先日、オランダのハッサンが女子1万mで従来の世界記録を10秒以上も更新する29分06秒82の世界新を出したことを取り上げました。 そして、エチオピアの代表選考会が同じくヘンゲローで開催されたのですが... なんとたった2日でまたしても女子1万mの世界記録が更新されたのです!!     ギデイが29分01秒03の世界新!! エチオピアの代表選考会の1万mにレテセンベト・ギデイが出場。 ギディははこの種目で世陸ドーハ2位、2020年には5000mで14分06秒62の世界記録をマークした1998年3月生まれの23歳の選手で、東京五輪でも活躍が期待されています。 で、この大会で事件が... ギデイが29分01秒03の世界新記録をマーク!! ハッサンが記録を大幅に更新したたった2日後に29分を切ろうかと言う超大記録がうまれてしまったのです!! 王の記録は13年間も破られていなかっ ...

山縣選手が9秒95を出した6月6日は日本陸上界にとって歴史的な日になったわけですが、その裏(というか表?)ではハッサンがとんでもない記録をたたき出していたのです!! オランダのヘンゲローで行われたワールドアスレチックス・コンチネンタルツアーで事件が... ハッサンが29分06秒82の圧倒的な世界新記録をマーク!! 従来の世界記録を11秒も更新する超大記録が出たのです!!     ハッサンが歴史に残りそうな大記録!! 陸上界には大台と言われる記録がいろいろとあります。男子短距離なら100mで9秒台、200mで19秒台などがそれ。 女子10000mでは30分を切れるかどうかがトップ選手の大きな目標であり、これまでに9名が29分台で走っています。そしてそういう大台っていうのは一気に何人もの選手が越えてきたりするものなのです。 かつては1993年に王軍霞(中国)によってマークさ ...

前回日本の横浜で開催された世界リレーがポーランドで開催されました。 アメリカ・ジャマイカらが欠場となり、かつシーズン序盤の開催となる世界リレーは世界の頂点を決める戦いとはなりませんが、今回は決勝進出(上位8か国)で東京五輪の出場権を、男女4×100mリレー・男女4×400mリレーの上位10カ国、混合4×400mリレーの上位12カ国は世陸ユージーン2022の出場権を得られるということで、上位常連国以外にとっては非常に大事な大会です。 ちなみに日本は男子4継で世陸ドーハで上位8位に入っているため東京五輪の出場権をすでに獲得済み。 で、そんな世界リレーで日本チームが活躍!! 男子マイルと男子4継でメダル獲得!! 今回はこの世界リレーについて。     男子マイルで日本が銀メダル!! 日本の男子マイルはアテネ五輪で4位という成績が過去最上位。五輪・世陸ではいまだメダル獲得はあり ...

4月28日、第55回織田幹雄記念国際陸上競技大会が広島で開催されました。昨年はコロナで中止されたのですが、今年は5000人の観客を入れての開催となりました。 客席はかなり密だったのでアウトな気がしますが、陸連はそんなもんです。 で、この大会で男女のハードル種目で日本新記録が誕生!! 日本選手権、そして東京五輪に向けてかなり期待できるけっかとなりました。   男女ハードルで日本新記録!! 男子110mHで金井選手が13秒16!! 13秒32が五輪標準記録となっている男子110mH。 現日本記録保持者の高山選手は大会直前に足の状態が良くないとのことで欠場しましたが、元日本記録保持者の金井選手と泉谷選手が出場しました。 18年、20年の日本選手権チャンピオンの元日本記録保持者の金井選手が1台目からリードを奪い抜け出すと、そのまま他の選手から体一つ分リードしてレースを展開。 金井選手は1 ...

コロナの影響でいろんな大会がなくなっていますが、2021年の室内シーズンは好記録がたくさん出ました。 ってことで今回は 2021年室内の好記録と屋外シーズンの展望まとめ をご紹介。延期になった東京五輪に向けて世界の選手たちはさっそく好記録を連発しています!!     2021年室内シーズンの好記録 男子短距離 男子60m 男子60mではマーセル・ジェイコブス(イタリア)が6秒47でランキングトップ。歴代20位ながら、イタリアの選手がトップになりました。2位はタイロン・ブロメル(アメリカ)が6秒48につけています。 ジェイコブスは世陸ドーハで準決勝どまりだった選手ですが、この走りをみると9秒台が出てもおかしくありません。1994年生まれで27歳となる21年シーズンは最盛期と言える年齢。もしかすると東京五輪で決勝に残るかも? 男子200m 歴代6位と8位がでました。 トップ ...

部活が盛んで『やるスポーツ』としてはそれなりの人口がいるのに『観るスポーツ』としては不人気な陸上競技。 何がダメって、大会にエンタメ性がないのがダメなんですが、野球・サッカーと違って陸上はプロ選手じゃないからしょうがない面もあります。 そんな陸上競技ですが、シーズンチャンピオンを決める『日本グランプリシリーズ』っていうのがあるんです。 ってことで今回は 日本グランプリシリーズってなに? というテーマでご紹介。     年間チャンピオンを決める日本グランプリシリーズ おそらく誰も知らないと思いますが、2018年から日本グランプリシリーズという年間チャンピオン決定シリーズが行われています。正式には『サトウ食品日本グランプリシリーズ』という名称。以下GPシリーズと呼びます。 2021年は15大会が対象の大会で、この大会での記録をポイントに換算して年間の獲得ポイントを競います。 ...

日本選手権室内競技が3/17~18の2日間の日程で行われました。この大会で多くの好記録がうまれましたのでご紹介。     室内日本新6、U20室内日本新1、大会新37、大会タイ2という異常事態!! 毎年大阪で行われていた室内競技の大会が今回は日本選手権と併催されました。 今回の大会では男女それぞれ6種目(60m,60mH,走高跳,棒高跳び,走幅跳,三段跳び)が日本選手権として開催され、6種目で室内日本新が誕生というとんでもないインフレが起こりました。 男女60mHと男子走幅跳で日本新!! 男子60mHでは予選で泉谷選手と金井選手の2人が7秒56の日本新をマークし、決勝でも泉谷選手が7秒50をマークして記録を更新しました。元の日本記録は金井選手が2020年に出した7秒61なので0.1秒もの記録更新です。 【#日本選手権室内】 ◆男子 60mH✨優勝 ...

陸上は記録を競う競技。 一定以上の記録を持っていれば日本選手権に出場することができます。そのラインとなる記録が参加標準記録。毎年行われる日本選手権ですが、延期されたオリンピックイヤーとなった(やるのかわかりませんが)2021年の日本選手権はまたいつもと違った特別なものになるはずです。 ってことで、今回は 第105回日本選手権の標準が発表!! っていうお話です。この記録を上回っていればあなたも超一流!!     第105回日本選手権の参加標準 今回、まぎらわしいことに「参加標準記録」と「申込資格記録」の2つがあります。ざっくり言えば、ターゲットナンバーを超える申し込みがあった場合には申し込み資格記録を持っていても人数制限で出場できないかもしれないというもの。 つまり、申し込みはできるけど人数が多いと参加できないかもしれないのが申し込み資格記録で、2020年まではA標準とB ...