【中学生】陸上スパイクを選ぶポイント

スパイク, 初心者のスパイク選び

中学の部活陸上部に入ったことで陸上デビューをする選手がほとんどだと思います。私もそうでした。
そんな陸上初心者の中学生に『とりあえずスパイクを買え』なんて言われても最初は何もわからない!!

今回は
中学生のための陸上スパイク選びのポイント
をご紹介。
『上級者向け』とか『短距離向け』とか言われてもどれを選べばいいのか分からない!!
そんな選手でもポイントをいくつか絞って考えれば最適なスパイク選びができるはず。

 

 

土で使えるスパイクとタータン専用のスパイク

スパイクには2種類あり、土でも使える『兼用スパイク』とタータンでしか使えない『専用スパイク』という分け方をされます。

専用スパイクを土で使用するとネジ穴が壊れたり、プレートが曲がってしまうことがありますので、土での使用を考えているのであれば、迷わず兼用スパイクを選びましょう!

兼用スパイクのメリットとデメリット

兼用スパイクはその名の通り土とタータンで兼用できるスパイクです。
土で使用しても壊れないようにネジ穴の強度が高かったり、石を踏んでも大丈夫なように靴底が分厚くなっておりクッションがあるのが特徴です。

兼用スパイクの
メリット
・土でも使用できる
・強度が高くて壊れにくい
・クッション性が高く怪我のリスクが低い
・値段が安い
兼用スパイクの
デメリット
・重量がある
・反発が少ない
・ソールが分厚くて接地感覚が悪い
・フィット性が悪い

学校で練習するなら兼用スパイクを選ぼう!!

もし、あなたが兼用スパイクと専用スパイクで迷っているのであれば、学校で使うかどうかで決めましょう。部活の練習で使いたいのであれば兼用スパイクを買えば間違いはありません
ミズノのブレイブウィング FX

アシックスのエフォート

アシックスのヒートスプリント

このあたりのスパイクが初心者向けの兼用スパイクとして人気があります。
ブレイブウイングとエフォートはメーカーが違うだけでほとんど同じ。ヒートスプリントは短距離を走りやすくしたモデルです。

 

 

専用スパイクは速く走れるけど怪我のリスクがある

専用スパイクは土での使用ができないため、兼用スパイクを買った方が得と思うかもしれません。しかし、きっと専用スパイクを履いた方が速く走れます!!
専用スパイクは速く走るために不要なものを極限まで取り除いたモデルですので、クッションなどをギリギリまで削っています。そのため、重量が軽くて接地感覚も良いため走りやすいのが専用スパイクの特徴です。
多くの人が専用スパイクを履いた方が速く走れると思いますが、その一方で、専用スパイクだと怪我のリスクが高くなってしまうというデメリットもあります。
専用スパイクを選ぶ際には、自分の走力や筋力と合ったスパイクを選ぶ必要があります。

タータンでの練習でしかスパイクを履かないのであれば専用スパイクもあり

週末の競技場練習でしかスパイクを履かないのであれば、初心者であっても専用スパイクを購入して問題ありません。個人的にはタータンでしか使用しないのであれば、最初から専用スパイクをオススメしています。
もちろん、クッション性の高いモデルであることが前提です。
兼用スパイクは土での使用を想定している分、タータンとの相性は悪くなっています。そのため、タータンを走る場合には専用スパイクの方が自然な動きができます
タータン専用スパイクはクッションが薄いため怪我のリスクがあると言いましたが、タータンでの練習はそもそも負担が高いため、兼用スパイクを履いていても怪我のリスクがあります。そのなかで兼用スパイクのように重たいスパイクを履くこともまた、怪我のリスクといえるのです。
しくは後述しますが、怪我を避けるためにはピンの長さを短くすることで対応した方がいいでしょう

専用スパイクにも初心者向けモデルがある!!

専用スパイクは中~上級者向けのモデルが多く、初心者向けのモデルのほとんどが兼用モデルになっています。しかし、初心者向けの専用スパイクも存在します。
それが[ミズノ] ジオバーサス FXというモデル。

ジオバーサスとは?ミズノの初心者向けモデルで、はじめてタータン専用スパイクを履くという選手をターゲットにしている。
ジオバーサスは専用スパイクでありながら、初心者が履いても大丈夫なように優しい作りをしている。

特徴は
・高い屈曲性とクッション性
・軽量
・足入れが軟らかい
・足への負担が軽い
他の専用スパイクと違って足への負担が少なく、速く走るためというよりも怪我をせずに練習をするためのスパイクといったイメージ。
初めてのスパイクで怪我が怖いという選手にもオススメできる専用スパイク。もし、タータンでしかスパイクを使用しないのであればこれがベスト!!

 

 

初心者~中級者向けモデルを選ぼう

最近は『ジェットスプリント』『ソニックスプリント』といったフラッグシップ(上級者向け)モデルがyoutubeなどで紹介されている事も多いです。
しかし、こういった上級者向けスパイクを履きこなせる選手というの極一部しかいません。
動画で観たスパイクが欲しくなってしまう気持ちは分かりますが、中学生であれば初心者向けか中級者向けのモデルを選びましょう

最適なプレートの硬さとクッション性を選べ!!


スパイクはプレートの硬さクッション性によってその性格が決まります。
プレートが硬くてクッションが薄いスパイクは上級者向けで、プレートが軟らかくてクッションが多いスパイクは初心者向けと思って問題ありません。
また、スパイクの対応距離によって硬さとクッション性のバランスが変わってきます。
中学生が選ぶべきスパイクはプレートの硬さはそこそこで、クッション性のあるスパイクです!!

短いピンを使えば負担を減らせる

スパイクは『ピン』で特性を変えることが出来ます。
通常は土だと12mm、タータンだと7~8mmのピンを使用しますが、5mmや3mmと言ったピンを使用することで足への負担を軽くすることが可能です
中級者向けのスパイクであっても、短いピンを付ければ足への負担が減るため、走りやすさはそのままに初心者でも履けるスパイク特性になります。
もし、タータン専用スパイクに不安があるなら、元々付いているピンを外して5mmのピンに変えることをオススメします。
ただし、兼用スパイクの場合プレートの凹凸が大きいため、短いピンだと地面に刺さりにくくなる場合があるので注意。短いピンを使うのであればタータン専用スパイクにしましょう。

 

 

 

初心者向けなら怪我のリスクを軽減できる!!

専用スパイクであれば速く走ることが出来ると言いましたが、それだけでスパイク選びに決着を付けことはできません。
初心者にとって一番大切なのは怪我をせずに練習を積むことなのです。
週に1度のタータン練習であれば、ピンを短くしたクッション性の高いスパイクで負担を軽減すれば怪我を回避できると思います。しかし、確実に怪我を避けるならやっぱり初心者向けのスパイクを選ぶべきでしょう
正直、中学生で13秒台のレベルであれば初心者向けの機能でも十分です!!

クッションのあるスパイクの方がタイムが良くなるかも?

スパイクを選ぶときには『扱いきれない』とか『反発を使いきれない』と言った表現をすることがあります。これはスパイク自体の反発力や推進力を体が受け止められない状態のことを言います。
大きな反発を生むということはそれだけパワーを使っていますので、ロスが大きいとかえってタイムが落ちてしまうことがあるのです。
たとえば、硬いスパイクを履いて走るとスタートでスピードに乗れなかったり、ラストの50mで大きく失速してしまったりといったことが起こります。
そのため、中学生で体ができていないうちは高反発のスパイクを使うよりも、クッションのあるスパイクを使った方が速く走れる可能性があります
中学のうちは初心者向けのスパイクで練習し、大会だけ専用スパイクを使用するというのが理想です。

 

中学生にオススメのスパイク6選

管理人のオススメ6選を紹介するというありがちなやつです。しかも実際は7つあります。

①【兼用】エフォート(アシックス)・ブレイブウイング(ミズノ)

初心者は買っておいて間違いないモデル。私も最初の1足はこのクラスのスパイクでした。
エフォートとブレイブウイングはそれぞれアシックスとミズノがラインナップしている初心者向けの兼用モデルで、どちらを選んでも大差はない。
重たいので速く走るには不向きなものの、足への負担が少なくてかかと部分はゴムで出来ているため耐久性が非常に高い
初心者が履きやすいように足入れがゆったりとしているためフィット感は乏しい。
筋力が付いてくると物足りなく感じるかもしれないが、その時はタータン専用モデルにステップアップする時だ!!

②【兼用】ヒートスプリント(アシックス)

兼用スパイクではあるものの、エフォートよりも短距離に特化させたモデル
かかと部分を絞り込むことでひっかかりをなくしてロスのない走りができる。また、足首にベルトがついたことでフィット感もいくらか良くなっており、スパイクとしての性能はエフォートよりも高い。
専門性を高めてはいるもののまだまだ初心者向けの域を脱しておらず、クッションの強さや足への負担はエフォートと変わらないため、最初の1足に選んでも失敗はしない。

③【兼用】ハイパースプリント(アシックス)

ハイパースプリントは、兼用スパイクでありながら専用スパイク並みのフィット感や走り心地を実現したモデル。反発はほとんどないため、短距離スパイクとしては物足りないが、兼用スパイクの中では最も専用スパイクに近い。
ヒートスプリントよりも専門性を高めており、脱初心者向けモデルといったイメージ。
兼用スパイクとしては考えられないくらいの非常に高い屈曲性をもっており、兼用の中では最も接地感覚が良いのが特徴。十分なクッションがはいっており、足への負担も専用モデルより少なく扱いやすい。
初心者向けのモデルではものたりないが、専用スパイクはまだ怖いという選手に最適!!

④【専用】ジオバーサス(ミズノ)

上でも紹介したジオバーサスが、個人的に一番オススメです。
不人気なのかほとんど履いている人を見ませんが、屈曲性・クッション性・足入れ感・適度な反発を兼ね揃えたちょうどいいモデルだと思っています。
ハイパースプリントと似てはいるものの、ハイパースプリントではほとんど感じられなかった反発をジオバーサスではそれなりに得られます。やはり走り心地では兼用であるハイパースプリントよりも専用であるジオバーサスに分がある。
デメリットは土で使えないことと、専用スパイクとしては全体にものたりないことでしょう。

⑤【専用】サイバーブレード(アシックス)

ロングスプリントスパイクの王道であるサイバーブレード。短距離用スパイクとして非常にバランスが良いのが特徴で、100mから400mまで対応している。
初心者には反発が強いスパイクではあるものの、クッションが強くて安定感も高いため、13秒台の選手でも十分に履ける懐の深さがある。
兼用スパイクとは一線を画す高性能スパイクのため、これさえ履いておけば絶対にタイムが良くなる!!かも?
紐バージョンであるSPブレードも同じと考えて問題ありません。

レビューもしているのでご参照下さい…

⑥【専用】ジオサイレンサー(ミズノ)

ミズノのロングスプリントモデルであるジオサイレンサーですが、アシックスのサイバーブレードと比べると屈曲性が高いのが特徴。プレートが軟らかいため接地感覚が非常に良く、ジオバーサスの上位互換とも言えるモデルです
反発性こそ控えめではあるものの、軽量で屈曲が良いので推進力を生みやすく、力を使わなくても前に進むことが出来ます。それでいてクッション性は高いため、足への負担が少なく安定感もあります。
中級者向けとしてラインナップされているものの、初心者でも十分に扱い切れる特性をもっているため、中学生にもオススメ出来るスパイクです。

 

 

 

今回のまとめ

中学生は初心者向けの兼用モデルを選んでおけば間違いはありません。
速く走りたいのであればタータン専用モデルの方が適していますが、専用モデルでは怪我のリスクも上がります。
怪我のリスクを回避する為にはピンを短くすることも有効です。
兼用スパイクは走り心地が悪いため、専用スパイクに短いピンを付けることも選択肢に入れるとスパイク選びの幅が広がります。
スパイクはプレートの硬さとクッション性でその性格が決まるので、自分の力量に見合ったスパイクを選ぶことが大切です。
最初の1足ならエフォート・ブレイブウイングを選べば間違いありません。兼用スパイクが良ければヒートスプリントやハイパースプリントも良いスパイク。
もし土で使わないのであればジオバーサスを買うべきです。
ロングスプリント向けのスパイクであるサイバーブレード・ジオサイレンサーはクッション性が高く初心者が履くのにも適しており、兼用スパイクとは比べ物にならなほど高性能です。しかし、怪我のリスクを回避したいのであれば避けた方が良いでしょう。

 

 

 

 






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