アシックスの厚底シューズはどれを選べばいい?

ランニングシューズ

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厚底はもはやブームではなくスタンダードになったと言える状況ですが、遅れながらアシックスも2021年からメタスピードを投入して世界レベルの厚底戦争を戦っています。
そんなアシックスの市販厚底ラインナップも今や9種類…
多すぎてややこしい!!

ってことで今回は
アシックスの厚底シューズの選び方とおすすめは?
についてご紹介!!
もともとアシックスのシューズは種類が多くて似たようなものがあったりして複雑なのですが、厚底というカテゴリーが追加されてさらに複雑に。難解なシューズ選びを少しでも分かりやすくなるように、アシックスの厚底シューズの選び方について紹介します。

 

 

アシックスの厚底は3系統9種類!!

アシックスの厚底は現在9種類あります。厳密に言えばメタスピードにスカイとエッジの2つがあるので10種類なのですが、ややこしいので今回はまとめて1つってことで。
わかりやすく考えるには
1.メタレーサー系(レーシングモデル)
2.ガイドソール系(ジョギングモデル)
3.クッション系(ファンランモデル)
の3系統と考えると選びやすくなると思います。
系統ごとにコンセプトが違うので系統で上下関係があるのではなく、それぞれの系統の中にピラミッドがあると考えた方がいいでしょう。

1.メタレーサー系(レーシングモデル)

まずは2020年発売の『メタレーサー』の流れを汲むレーシング系モデルでガチ系です。
アシックスの厚底を使ってタイムも狙うようなランナーにこの系統を選びましょう。
メタスピード→マジックスピード→ハイパースピードというピラミッドです。
メタレーサーは厚底競争に後れをとっていたアシックスが初めてカーボンプレートを搭載したレース用モデルで、他社と比べるとロッカー構造が露骨で、ガイドソールテクノロジーを踏襲しているのが特徴。
プロトタイプ的な位置づけのメタレーサーからそれぞれの用途に特化して派生したのがこの3モデル(実際は4モデル)です。

メタスピード(アスリート向け)

定価:27,500円(税込)
ソール:FlyteFoam Turbo

プレート:カーボン(かかと部から前部)
2021年3月にトップアスリート向けのシューズとして発表された
メタスピードは、アシックスのマラソンシューズとして最上位に位置するモデルです。ストライド走法向けの『スカイ』とピッチ走法向けの『エッジ』の2種類がありますが今回はまとめて。
世界レベルでも着用されているフラッグシップで、これを買うレベルの人は指名買いでしょうから解説は省略。

マジックスピード(サブ3向け)

定価:17,600円(税込)
ソール:FLYTEFOAM BLAST

プレート:カーボン(前足部)

メタスピードを市民ランナー向けにしたのがマジックスピード。見た目はメタスピードにそっくりで、重量は約230gとけっこうな重さではあるものの、カーボン搭載でメタスピードのほぼ半額と思えばコスパは良い。
カーボン入りということでカテゴリーとしてはサブスリー向けではあるものの、クッション性は高いので、ある程度の筋力があって反発感のあるシューズが欲しいと考えているのであればこれくらいのシューズの方が満足度は高いはず
トップ選手が履いているシューズに一番近いので時代の流れに乗って厚底を使いたいのであればこれがベスト。

ハイパースピード(厚底入門向け)

定価:9,790円(税込)
ソール:EVA

プレート:なし

メタスピードの見た目をしているけど一般的なソール素材を使ってプレートも入っていないのがハイパースピード。チャートではサブ3.5~サブ4向け。
高反発素材なんかはないもののロッカー構造よって厚底特有のライド感はしっかりしているので、厚底を履いてみたいけどレベル的にまだ不安という人の入門に最適

EVAだったりプレートがなかったりとスペックとしては他に見劣りするものの、定価で1万円を切るシューズでありながら、210gとなぜかマジックスピードよりも軽くてアッパーもちゃんとしているのでこれ単体で見ればかなりの意欲作。走力的にプレートを扱い切れないけど厚底で走りたい人にはこれがベストでしょう。
ある程度のやる気があると言うか、記録を更新することを目標にしていたり、せっかく走るなら頑張って速くなりたいというモチベーションがあるなら他の初心者向けよりもこれを選ぶのが良いと思います。

 

2.ガイドソール系(ジョギングモデル)

2019年に厚底ブームに乗る形で出てきた『ENERGY SAVING SERIES』という走行効率を追求したシリーズがこの系統。ソール前足部がカーブしている『ガイドソール』が特徴の系統で、長い距離をラクに負担なく走ることを重視しています。
メタライド→グライドライド→エボライドというピラミッド。
ただし、スピードを出すことに主眼を置いていないのでピラミッドとマラソンの記録とは関係ありません。ジョギングを快適にするためのシューズと考えると一番近いかも。
名前からも変わる通り『ライド感』を強調したモデルで、曲線状のソールを使って重心をかかとからつま先に向かってスムーズに移動させる技術に特化していて、薄底にはない厚底特有の転がる感覚が嫌と言うほど味わえます。
極端なコンセプトの為クセはかなり強く、タイムを狙うのではなくジョギングを趣味としてシューズにもこだわりたいという人に合っています

メタライド(フラッグシップ)

定価:29,700円(税込)
快適性を追求したモデルで、長距離をより快適に走ることを目指したシューズで、見た目からもレースに使うようなシューズではないことが分かります。
カテゴリーとしてもサブ5から完走となっていて、スピードを求めるのではなく快適に長い距離を走れる技術の最高峰モデルといえるでしょう。本来、趣味なら時計を見ずにこういうシューズで健康的に走る方が良いのかも。
タイムやレースという意味で言うと買いではないものの、趣味としてランニングを楽しむのであれば良いと思いますが、いかんせん値段が高い!!

グライドライド2(ライド感重視)

定価:17,600円(税込)
メタライドと同じコンセプトでありながらより間口を広げたのがこのグライドライド。エネルギー消費を抑えて効率的に足を運ぶというのはメタライドと同じで、ソールは上層と下層を分けているのも同じ。
しかしながら値段は大きく下がっており、300gを越えるメタライドに対してグライドライド2は公称値で約285gと多少軽くなっているので、ライド感を重視しつつも普通のシューズに近いものが欲しいならこれ!!

エボライド2(クセが少なめ)

定価:11,000円(税込)

『ENERGY SAVING SERIES』のなかで最も普通なのがこのエボライド
ガイドソール構造で長距離をラクに走るというコンセプトは保ちつつも軽量性とクッション性もちゃんとしたというシューズで、個性があんまりない感じはします。扱いやすいとも言う。
値段も含めてハイパースピードと似たような感じになっていてどちらを買おうかと悩む人も多いと思いますが、そんなときはシューズのコンセプトに立ち返ってどちらが合っているかで判断しましょう。
ハイパースピードはレーシングモデルの入門・トレーニングシューズで、エボライドは少ないエネルギーで足を前に運ぶシューズ。
コンセプトとしてはエボライドはタイムを狙って踏むというよりもリカバリーやジョギングの方が合っています。とはいえ、メーカーはペースランやレースに適していると言っているのも悩ましいところ。
チャートではエボライドは3~4時間になっていて足型もエボライドの方が緩い感じなので、サブスリーを目指して頑張るっていうならハイパースピード、楽しく走ってタイムも着いてくればいいって感じならエボライドが合うかも。
まあ、考えるよりも実際に履き比べてシックリくる方を選ぶのが良いと思います。

 

3.クッション系(ファンランモデル)

厚底シューズでタイムを求めないのがこのクッション系統のモデル。
ファンラン向けというか、足もともちょっとおしゃれにしつつファッションとして走ったり、空いた時間に体作りで走ったりするランナーに向けたモデルがこの系統です。
名前に『ブラスト』が付いたシリーズで、弾む感じを強調しているのが特徴で、厚底シューズ特有の反発素材が弾む感じをかなり強く感じます。
ノヴァブラスト→ダイナブラスト→バーサブラストというピラミッド。
タイムを狙うなら選んじゃダメっていうか、速く走るのが目的ならクセが強すぎるからやめといた方がいいかも。
ただ、レースペースでは使わないとか足に負担をかけたくないのであれば、ランニングシューズとしての機能はそこそこちゃんとしているので選んで失敗ということもない。
最近流行っている『ヴェイパー以降の厚底』とはちょっと意味合いが違っていて、旧来のシューズの延長のクッションボニョボニョ系の厚底なのでそれだけは注意。

ノヴァブラスト(超バインバイン)

定価:17,600円(税込)
ちゃんとしたアッパーでありながら、小学男子が好きそうなイカしたソールがついたかっちょいいシューズ
反発素材としてFLYTEFOAM BLASTが採用されていて、靴底の中央部分にくぼみがあってトランポリンのように弾むというギミックもある。
つまりはシューズが変形しやすいということで、レースペースで使ったら足がいかれそうなくらいグニャグニャ。それもそのはず、ソールの厚みは30mmと極厚で、それだけ分厚ければ安定感を望むほうがおかしい。バウンディングで使ったら一発で足首が持ってかれそうな危うさを感じるほど。
弾むっちゃ弾むんだけど、これはちょっとやりすぎでは?
素材によってメチャクチャ弾むのでまあ楽しいといえば楽しいけど、ソール中央のくぼみのせいで接地すると足が強制的にセンターに倒れ込むのでこれが邪魔で走りにくいと感じるかも。
ただ、ファンランで走っているような人ならサポートによって強制的に足が真っ直ぐにつけるのでケガしにくいのかも。
トランポリンみたいな…っと言われるように、シューズが1歩1歩沈み込んでポイーンと跳ねるので独特な感触があって好き嫌いは分かれそう。

ダイナブラスト2(けっこうバインバイン)

定価:11,000円(税込)
見るからに無駄の多いノヴァブラストに対して、だいぶシュっとしてシンプルな感じになっているのがダイナブラスト
コンセプトはノヴァブラストと同じなので廉価版ではあるものの、そもそもノヴァブラストがやりすぎなのでこれくらいいろいろ削られていた方がちょうどいい。クッションも厳密にどれだけかは分からないけどノヴァブラストより多少薄くなっていてその分ブレも少ない印象。
依然としてグニャグニャ系で安定感なんて概念はないものの、弾むっちゃ弾むので好きな人は好きとは思います。
弾むシューズを試してみたいけどノヴァブラストは高すぎるっていう人にはおすすめ。FLYTEFOAM BLASTを使っているので他の安いシューズよりいいもの感はあるしデザインも他とは違うのでファンランであればこれで十分。

バーサブラスト(ジム履き)

定価:7,700円(税込)
ほぼスニーカー。
安くてデザインは良いからジムとかディズニーランド行く時とかに履くには良さそう。特に言うことなし。

 

今回のまとめ

今回は、アシックスの厚底シューズのラインナップをご紹介しました。
ヴェイパー以降の厚底ブームに出遅れていたアシックスも今や9種類もの厚底モデルをラインナップしていて、エリートモデルからジム履きまで似たような見た目のシューズを揃えています。見た目では区別着かないのでどれがどれだか分からないと言う人も多いはず。
見分け方というか選び方としては、コンセプト別に3系統にわけて自分の求めるのがどれなのかを見ていくといいでしょう。
1.メタレーサー系(レーシングモデル)
2.ガイドソール系(ジョギングモデル)
3.クッション系(ファンランモデル)
それぞれに3モデルずつがあり、ピラミッドになっています。
タイムを求めるなら1のメタレーサー系を、タイムは求めないけどちゃんと走りたいなら2のガイドソール系を、楽しく健康の為に走るなら3のクッション系のなかから自分のレベルに合わせて選べば大丈夫。
ザックリ言えば、レースに出るなら1から、レースに出ないなら2か3から選びましょう。
ハイパースピードエボライドあるいはダイナブラストなんかは価格も似ているし見た目もほぼ一緒なのでどっちを選べばいいかわからないかもしれませんが、3つの系統で考えて自分のランニングスタイルがどれなのかで選べば間違いありません






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