【初心者】初めての陸上大会でおさえておくべきルールとマナー

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春です。陸上部に入った初心者がコール漏れで失格になる季節です。
陸上の大会は簡単なように思えても、サッカーや野球と違って何も知らないでボーっとしていると失格になりやすいものなのです。

ってことで今回は
初めての陸上大会で知っておくべきルールとマナー
をご紹介。
ルールを知らないとレースに出走することすらできずに失格になったり、怖い人に怒鳴られたりするかもしれません。
でも今回の記事を見ておけばもう大丈夫!!
知ってさえいれば陸上の大会に出るのは簡単です!!

 

 

最低限知っておくべき陸上のルール

大会に関する注意とルール

部活であれば先輩にくっついていけば大丈夫。不安なことは先輩や係りのおじさんに聞くようにしましょう。最初は聞きずらいかもしれませんが、係りのおじさんたちは神のようにやさしい人がほとんどです。

指定された時間に招集場所で招集(コール)を受けないとレースに出られない!!

コールは初心者のみならず大会に出るなら絶対に注意しなければいけないポイントです!!
招集時間にコールを行わないと失格でDNSになってしまいます。上級者でもたまに時間を間違えたりしてやらかしてしまうこともあります。
コール漏れをするとレースに出られないので大会に来た意味がなくなりますし、インターハイ予選とかだとそのまんま引退なんてこともあり得ます。小さな大会だとなんとかしてくれることもありますが、ちゃんとした大会になればなるほど締め切り時間も厳しくなります。
トラックレースなら競技開始の30分前、フィールドなら40分前など、招集時間は必ずプログラムの初めのほうに書いてありますので、競技場について受付を済ませたらまずはプログラムの招集時間を確認しましょう。
コール漏れを防ぐためには…
競技場についたらすぐに招集時間を確認して、そこから逆算してアップをするようにしましょう!!
アップが間に合わなくてもコールのほうが大事です。コールをしないと問答無用で失格になりますから。
レースで良い記録を出すことよりも、コールをちゃんと受けることのほうが大事だと言っても過言ではありません。
コールは本当に大事なので別記事でもまとめていますので見ておいてください↓

ウォーミングアップはバックストレートで!!

大会によってアップ場があったりなかったりしますが、基本的にはバックストレートでアップをします。
400m以上の種目をやっているときにはバックストレートも使えなくなりますのでたたんでアップをするタイミングがないなんていうことも結構あります。どうしてもアップでスパイクを履きたいのであれば、プログラムを確認して100,200mをやっている時間に合わせて競技場に来てアップしましょう。

ゼッケンをつける安全ピンを忘れずに!!

中学・高校の大会だとあらかじめ自分でゼッケンを作っておく必要があります。いらないワイシャツなど、白い布を四角く切って油性ペンで番号を書いて持っていきましょう。一般の大会であれば受付でゼッケンをもらってユニフォームに付けます。
いずれにしても、大会によって安全ピンをくれたりくれなかったりします
部活用のかばんにはいつも8本の安全ピンを入れておくようにしておけば、大会でいざという時に役立ちます。管理人は心配性なので常に15本くらい安全ピンを持っていました。

 

 

道具に関するルール

陸上はスパイクとユニフォームしか使わないのですが、スパイクを間違えると失格になるかも!?

ランシューで出場するとたぶん失格になる!!

新入部員は特に注意!!
初心者でスパイクをまだ持っていない人はランシューで大会に出ようとするかもしれませんが、ランシューではレースに出られず招集所の段階で失格(DNS)になります。
厳密に言えば、裸足だろうがシューズだろうがなんでも大丈夫なのですが、シューズの厚みが20mmを越えていると800m未満の種目では失格です。20mm以下のシューズなんてほとんどないので、実質的にはスパイクか裸足でなければ失格になります。
800m以上の種目では25mmまだOKですが、25mm今のシューズもほとんどないのでたぶん失格になると思います。

スパイクピンは9mm以下じゃないとダメ!!

土のグラウンドでスパイクを履いている人は注意!!
土用のスパイクピンとタータン用のスパイクピンは長さが違います。土用の黒いピンでは12mmが付いている可能性がありますが、大会では9mm以下のピンしか使えません
使えるのはこういうやつ↓

シルバーのピンならほぼ大丈夫です。シルバーでもまれに高跳び用の11mmピンがありますが、普通はそんなものもっていません。
大会前には新しくシルバーの並行ピンを買いましょう。おすすめの長さは7mmです。土用ピンはミズノは黒、アシックスはゴールドなのでわかると思います。
何も知らずに練習で使っているスパイクをもっていってもレースでは使えず、かといってランシューも使えないのでレースに出られずにトボトボ帰ることになるかも。
大会に出るときには必ず、タータン用の9mm以下のピンが付いていることを確認しておきましょう!!

ニードルピンは大会によって使える場合と使えない場合がある!!

アシックスやミズノのスパイクなら大丈夫なのですが、ナイキ・アディダスなどの海外メーカーのスパイクにはニードルピンが付いていることがあります。
ニードルピンはルール的には使用して問題ない。ですが、競技場や大会によっては『並行ピン』しか使えない場合もありますので注意しましょう。事前に使用可能かどうかわからない場合もあるため、大会の時には念のため、並行ピンもワンセット持っていくことをおすすめします。
ピンを確認されることはないとは思うのですが、もしかするとニードルピンだと失格になるかもしれません。

リレーではチームで揃ったユニフォームを着用したほうがいい

小さな大会では特に問題ないのですが、全国的な競技会ではリレーのチームは4人が同じ服装をしていなければいけません。同じ服装っていのがどこまで一緒なのかは明確ではないのですが、袖や首の形状やパンツが違っても大丈夫です。
まあ、普通は大丈夫だとは思うのですが、インハイ予選とかちゃんとした大会ではお揃いのユニフォームを着ていることが望ましいと思います。

 

 

レース・試技に関するルール

レース・試技が始まってからが本当の勝負。ここでルールを知らないと記録を残せません!!

フライングしたら一発失格!!

フライングは一発で失格です!!
これが基本のルール。日本陸連の主催する大会、つまり大きな大会やちゃんとした大会はすべて一発失格だと考えましょう。しかし、中学の大会では2回目以降のフライングが失格となる場合もあります。フライングで失格になるとやるせないのでピストルの音を聞いてから出ましょう。

同時に2種目に出るときは試技順を変えてもらえる

幅跳びと100mにエントリーしていて時間が重なっている場合には審判に言いましょう。勝手にいなくなると失格になりますので注意。
フィールドは3回の試技があり、この順番は変えてもらうことができます。ベスト8の試技順は固定ですが、持ち時間分は待ってもらえます。
試技の途中で100mのレースがある場合には順番を後回しにしてくれますので、1本跳んでから100mを走り、2本目は試技を後回しにしてもらって2本目の最後に跳ぶということができます。間に合わなければパスになりますが、参加人数が多ければたぶん間に合います。
ちなみに管理人は三段跳びの途中でマイルを走ったことがありますが、乳酸貯まった状態での三段は地獄でした。

400mまではセパレートレーンだぞ!!

400mまでのレースではすべてセパレートレーンなのでレーンが固定です!!
当たり前だと思うかもしれませんが、中学生の大会では間違えてインに入ってしまう選手がたまにいます。短距離種目ではレーンはずっと同じところを走ります。
オープンレーンになるのは800m以上とマイルリレーの第2走者だけ!!
初心者でなんにもわからない状態で試合に出るとやらかしてしまうばかりか、ほかの選手に迷惑をかける可能性があるので気を付けましょう。

 

 






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