【2024年2月更新】 事件は2021年。 それまでミズノの中・上級者向けシリーズだった「ジオシリーズ」が廃止され、かわりに「エックスシリーズ」がラインナップされました。 この「Xシリーズ」は特殊な技術で同じ形状ながら硬さの異なるいろんなスパイクを作れるという画期的なものだそうその詳細は特許なので誰でもみることが出来ます(特許6903088)。 で、 ミズノは同じプレートで見た目がそっくりなのに性格が違うスパイクをリリースしまくってしまうのです! その結果、Xシリーズはどれを選べばいいのかわからない!! ってことで今回は ミズノ『Xシリーズ』の違いはなに? 「ブラスト」と「レーザー」 「エリート」と「ネクスト」 さらには「厚底」と「薄底」では何がどう違う? をテーマにご紹介。 管理人はXシリーズをけっこう気に入っていて、3足買っています。 Xシリーズは見た目はそっくりでも履き比べると全然違 ...

管理人、『Xレーザーエリート』と『Xブラストネオ』を新たに購入しました。 で、それぞれのレビュー記事を執筆中なのですが、Xブラストネオがすごかったのでとりあえずそのすごさを伝えたくて先にこの記事を書きました。 ってことで今回は Xブラストネオはすごいスパイクだから在庫あるうちにかったほうがいい!! っていうお話です。 正直言って、Xブラストネオが出たときにはこれじゃない感ありましたし、誰もが飯塚選手が履いてるインクスの厚底バージョンを望んでいたことでしょう。管理人も厚底インクスがいいです。 しかし、Xブラストネオはこれはこれでいい!! これじゃないとか言ってごめんなさいミズノさん。 今回はファーストインプレッションってことでさわりだけ。今回は取り急ぎそのすごさだけご紹介します。 詳しいレビューは別記事で書きますので詳細はそちらでお願いします。     2022年モデルは ...

ヴェイパーに端を発する『厚底問題』ですが、近年はさらにややこしさが増して誰も特しない状況になっています。 ザックリ言うと、トラックでは24年までは短距離が20mm以下、中・長距離が25mm以下、フィールドが20mm以下で三段跳びは25mm以下のシューズが許可されています。 ややこしい... で、この規制がかかる前の設計のスパイクは20mmを超えているものもあったり、三段のスパイクを幅跳びで使うと失格になったりなんてことが世界のトップレベルですら起こっています。 そして、先日室内で8m40という超高記録を叩きだしたテントグルーもまたこのルールの犠牲となったのです。 ってことで今回は 長距離スパイクで8m40を跳んだテントグルーの記録が取り消しに! をテーマにご紹介。 スパイクは世界陸連(WA)が公表しているシューズリスト(ここのWorld Athletics Approved Shoe Li ...

陸上ではだいたい12月~3月を「冬季練習」として鍛練期と位置付けて練習します。 ザックリいうと冬季練習っていうのは走り込みがメインで質を落としてでも量を重視する期間。ただ、冬季練習と一口で言っても1月ごろと3月ではやることが変わるし、レベルによってもメニューは変わります。 冬季練習(幅跳びメインですが)については別記事で書いてますので、そちらに目を通しておくとだいたいどんな感じかわかると思うのでご参考下さい↓ そして、どんな冬季練習にもついてまわる話題が『冬季練習ではスパイクを履くか?シューズを履くか?』っという問題。場合によってはコーチからスパイク禁止令がでることも。 ってことで今回は 冬季練習はでスパイクとシューズどちらを履いて練習するべき? をテーマにご紹介。 今回は練習の内容ではなくて何を履くか?って話です。 多くの指導者が冬季練習ではシューズを推奨しているし、名門校では半年近くス ...

【2023年5月更新】 陸上競技は基本的にはルールが非常に分かりやすいのですが、『靴底の厚さ』に関する規程に関してはちょっと厄介でトップレベルの選手でも失格者が出ました。 内容自体はそれほどややこしいわけではないのですが、一般に薄底だと思われているシューズでも使用できなかったりと、ほとんどのシューズがトラックでの使用できず、これまで「薄底」の認識だとアウトになる感じ。 中・長距離は25mm以下なのですが、短距離はさらに厳しい20mm以下なので実質的にスパイクが必須となっているのが現状。 ってことで今回は 【25mm】厚底ルールに適合のシューズはどれ? をテーマにご紹介。 高校生や中級者以上ならほとんどの選手がスパイクを履くのであんまり気にしなくてもいいのですが、中学生や初心者だと練習も試合もシューズだけで全てをこなすこともあるでしょう。 そんなときに要注意なのがこの厚底のルール。もしかする ...

陸上競技が最も盛んなのは高校の部活でしょう。高校から陸上を始める人や、中学でもちょっとはやってたけどガチでやり始めたのは高校からって人が多いのが高校の部活。初心者から上級者までが入り混じって走るのは高校生ならではの光景です。 そんな高校陸上部ではレベルによって使用しているスパイクが様々で、先輩と同じスパイクを買ったのに自分には全然合わなかった!!なんて場合もあるでしょう。 ってことで今回は 高校生におすすめのスパイクはどれ? をテーマにご紹介。 初心者から中級者が最適なスパイク選びができるようにレベルや使い方によるおすすめモデルをご紹介!!上級者は自分で考えて下さい。     『SP・サイバーブレード』か『エックスブラストネクスト』が最適解!? 最初に、多くの高校生には『SP・サイバーブレード』か『エックスブラストネクスト』が最適だと思います! それぞれアシックスとミズ ...

陸上スパイクは毎年新しいのが出たり色が変わったりします。で、この毎年の変更が積み重なって歴史となるのです。そしてどのモデルがいつ出たのかっていうのは数年後に見るとけっこう興味深くておもしろい! ってことで今回は 2022年スパイク事情~アシックス編~ をご紹介。 ミズノからは7モデルが新しく出るのですが、アシックスの新作は2モデルだけ。 アシックスは「ピンレス」を頂点としたラインナップがほぼ出そろった感じがしますので、しばらくは大きな変更はないかも。 とはいえ、今回はアシックスでたぶん一番売れているであろうエフォートが大きく変わっています! ちなみに、2022年のカラーはグリーン+蛍光イエローで、前年のサンライズレッドと比べるとかなり渋くて落ち着きのある感じになりました。 世陸代表のユニフォームは引き続きサンライズレッドなのでかなりバランス悪い気がしますが、そのあたりのダサさが日本企業っぽ ...

6月9~12日の日程で開催さえれた第106回日本選手権。 今大会の跳躍種目では橋岡選手が8m27を跳んで標準の8m22をクリアして代表内定を決めるなど、特に男子走り幅跳びは風にも恵まれ史上稀にみるハイレベルな試合となりました。 また、女子幅跳びの秦選手も標準クリアはなりませんでしたがランキングでの出場権獲得が濃厚です。 そんな日本選手権で気になるのが選手の足元、スパイクですよね。 ってことで今回は 2022年日本選手権の幅・三段のスパイクはミズノとアシックスどっちが人気? をテーマにご紹介。 世界大会だとナイキ・アディダスがほとんどでたまにプーマの選手がいる感じで、ミズノ・アシックスを履く選手はほとんどいないのが現状。 しかし、日本メーカーのスパイクが性能で劣っているわけではありません。 日本選手権に目を向けると黄色いスパイク、ミズノのフィールドジオを履く選手が目立っているのです... ...

陸上スパイクは毎年新しいのが出たり色が変わったりします。で、この毎年の変更が積み重なって歴史となるのです。そしてどのモデルがいつ出たのかっていうのは数年後に見るとけっこう興味深くておもしろい! ってことで今回は 2022年スパイク事情~ミズノ編~ をご紹介。 2021年にXシリーズを出したミズノなのですが、2022年はなんとミズノから7モデルもの新モデルが出ます!! 出たばっかりのXシリーズが早くも2代目になるのです... そしてエフォートに押され気味な初心者向けモデルもテコ入れ!!     2022年ミズノ【新作】(7モデル!!) 2022年はなんとミズノから7モデルもの新モデルが出ます!! ・エックスブラストNEO ・エックスブラスト エリート2 ・エックスブラス トネクスト2 ・エックスレーザー エリート2 ・エックスレーザー ネクスト2 ・エックスファースト ・ ...

アシックスの幅跳びスパイクは大幅なモデルチェンジをおこなったものの、ネジ山の強度不足で回収となっていました。 そしてもろもろの問題を解消してやっとでてきたのが『ロングジャンププロ3』です。 このモデルは世界唯一の「フラットな幅跳びスパイク」で、スパイクにフラットさを求めるなら第一候補になるはず。 でも、最大の特徴である「フラット構造」は他のスパイクと感触が大きく違うから失敗したらいやだなぁ... 大丈夫!!管理人が人柱になって良いところ悪いところをチェックします!! ってことで今回は アシックス『ロングジャンププロ3』レビュー をご紹介。 フラット+硬いプレートの組み合わせによってクセの強いモデルとなったロングジャンププロ3ですが、扱いやすさはどうなのか? そして結局、フィールドジオLJと比べてどっちがいいのか!? ロングジャンププロ3はクセはあるけどとりあえず買って損はないスパイクだ!! ...

陸上競技は中学から始める選手が非常に多いスポーツ。小学校ではサッカー元野球をやっていた人が中学で陸上部に入ったのがきっかけで陸上を始める場合が多いです。管理人もそうでした。 そして、陸上部に入ると必要になるのがスパイクです。 スパイクは陸上では唯一必要になる道具で、初めてスパイクを履いた時に感じる針が刺さる感覚や異常なまでの走りやすさには誰もが感動を覚えることでしょう。 ってことで今回は 中学生におすすめの陸上スパイクはどれ? をテーマにご紹介。 陸上のスパイクはいろんな種類があって、どれを選べばいいのかかなり分かりにくい! そんなあなたももう大丈夫。 今回は初心者中学生におすすめな陸上スパイクを紹介していきます。     最初の1足ならコレ!! 初心者向けの『兼用スパイク』がおすすめ!! なにはなくとも... 初心者なら『兼用スパイク』と言われる初心者向け”オールラウ ...

自慢ですが、管理人は元7mジャンパーです。 現役時代はミズノだけを履き続けていたのですが、趣味でやるようになってからはアシックス・ナイキ・アディダスの幅跳びスパイクをそれぞれ実際に使って履き比べたりしています。 そんな管理人が声を大にして言いたいのは... 幅跳び専用スパイクを履けば50cmは記録が伸びる!!っていうこと。兼用オールラウンドスパイクで幅跳びをしているなら今すぐに専用スパイクを買いましょう。 とはいえ、上級者向けなイメージの強い幅跳びスパイクはどれを買ったらいいのかイマイチ分からない。 ってことで今回は 幅跳び専用スパイクのおすすめはどれ? をテーマにご紹介。 アシックスは不良品を出して自主回収になっていたのですが2022年には改良版が手に入るようになりました。さらには巨人ナイキがエアズーム搭載の次世代モデルをリリース!! そんなことで2022年はミズノ・アシックス・ナイキ・ ...

東京五輪では200m優勝のアンドレ・ドグラスをはじめとして、短距離選手でもソールの厚いスパイクを履く選手が目立っていました。 ミズノもスパイクを開発してプロトタイプを飯塚選手が使用していました↓ 熊本店 25日まで限定展示☆ 飯塚翔太選手着用クロノインクス 金井大旺選手着用クロノブレイク! 憧れます‼️ もっと詳しく見たい方👇ミズノ#陸上スパイク#飯塚翔太選手#金井大旺#クロノインクス#クロノブレイク pic.twitter.com/Ea9tUmZH1d — ステップスポーツ熊本 (@step_kumamoto) October 21, 2021 そして2022年ついに... ミズノの厚底短距離スパイクの市販版『Xブラストネオ』が登場!! 飯塚選手のモデルはインクスの厚底版って感じなのですが、市販されるのはなぜかXブラストの厚底版。 がっかり要素 ...

陸上のスパイクには初心者向け、中級者向け、上級者向けの3種類があります。 多くの場合は初心者向けのオールラウンドスパイクから始まって、中学後半や高校になると中級者向けのスパイクにステップアップすることでしょう。高校の部活で競技を終える選手だと上級者向けスパイクを一度も履かずに引退することもあるはず。 そんなことで、陸上部で一番履いている人が多いのが中級者向けスパイクで、販売量も多いのでメーカーも力を入れて作っています。そのため、中級者向けスパイクはモデルごとに特徴があって、どれを選ぶかで競技人生が大きく変わってしまうかも? ってことで今回は 中級者向けスパイクの選び方 をご紹介。 中級者向けスパイクは種目によって構造が大きく変わり、走り方によっても最適なスパイクが変わります。 そして、見た目や値段だけでなく『自分に合ったモデル』を選ぶことが中級者向けスパイクを選ぶうえでは非常に重要です!! ...

24年11月からトラックでは厚さ20mmまでしか使えない!! 厚底シューズが出てきたことでレギュレーションでソールの厚さが制限されるようになりました。 厚みの規程は2020年と2021年に暫定規定が入って 【800m未満は20mmまで、800m以上は25mmまで、ロードは40mmまで】 っというのがザックリした現状の規定の内容。 この暫定規定は2021年12月31日で執行する為、今回、これのちゃんとした規程が承認されて細かいところが明記されるようになりました。 20mm規程は24年11月から 新しい規程はの内容は... 「該当する競技会」の定義がちゃんとする(アマチュアクラブ、学校、大学、マスターズレベルの競技会には適用されないよう明確化)。 2024年11月1日からトラック・フィールドでは厚さ制限が20mmまでに簡素化される(ロードの40mm、クロスカントリーのスパイク25mmシューズ4 ...

中学・高校で陸上部に入って短距離をはじめたけど、どのスパイクを選べばいいのか分からない... そんなあなたも大丈夫!! 今回は 陸上初心者におすすめの短距離スパイク をご紹介。この記事を見ておけば専門知識がなくても自分にあったスパイクがみつかるはずです。 今回はいつものように専門性が高いお話ではなく、はじめて陸上に触れる人にも分かりやすいようにスパイクの基本的なところをご紹介して行きます。     知っておくべきスパイクの基本 スパイクを選ぶにあたって、最低限おさえておくべきポイントがあります。 それは『土でも使うのか?』と『種目は決まっているのか?』の2つ。 土で使うのであれば土兼用スパイクを、種目が決まっていなければオールラウンドスパイクを選ぶと良いでしょう。 オールウェザー専用か土兼用はどちらにする? 最初に考えるのは土で使うかどうかです。 陸上のスパイクには大き ...

スパイク選びはタイムに直結するため、普通は失敗しないようにミズノかアシックスを、変わったのが欲しい人はナイキかアディダスを選ぶはずです。 そのため、ニューバランスやプーマを選ぶのは日本においてはかなりマイナー。しかし、当ブログではこれまで2つのNBのスパイクをレビューしています。 どちらも奇抜な見た目をしているのですが、ソックスのように履くアッパーは最高のフィット感を実現していました。 管理人はスピードを出さないときにはSD100を、スピード練習ではVazeeSigmaをって感じで練習で使用しており、かなり気に入っています。 しかし、SD100は反発がほぼなく、VazeeSigmaは200g弱の重量があり足を回すと重さを感じるという欠点がありました。そこで今回、Sigmaシリーズの後継となるのSigmaHarmonyを購入し旧型の弱点であった重さをクリアした最高の1足となることを期待したの ...

リオ五輪ではほぼ全員ナイキを履いてるんじゃないかというほど黄色とピンクのナイキスパイクが目立っていました。その後も世界中の短距離選手は誰もがナイキの『スーパーフライエリート』を使っているような状態でした。 そんなナイキは東京オリンピックにあわせて前足部にエアポケットを搭載した新作『マックスフライ』をリリースしたのですが... ってことで今回は 東京五輪のメダリストのスパイクシェアを調べてみた!! あれほどまでに流行していたナイキは実はすでにシェアを食われ始めており、プーマが上位を占める種目も出ているのです!! そしてホームであるはずのアディダスとミズノはというと...     メダリストのスパイクシェアを集計!! 短距離、跳躍、中長距離の個人種目についてメダリストがどのメーカーのスパイクを使っていたのかを自主調べしてみました!! 短距離のスパイクシェア 短距離 一位 二 ...