現在の陸上界にはレジェンドクラスの選手は何人かいますが、そのなかでも男子棒高跳びのデュプランティスは室内ではすでに鳥人ブブカを越える6m18という室内世界記録を保持しています。 そんなデュプランティスがついに屋外で6m15の世界記録をマーク!! ついに屋外でもブブカ(6m14)を越え、室内・屋外療法で棒高跳びの世界記録保持者になりました。 今回は、9月17日に無観客で行われたダイヤモンドリーグローマ大会での好記録についてご紹介。   ダイヤモンドリーグローマ大会で世界新!! 今年2月に6m18の室内世界新記録をマークし、東京五輪での屋外世界記録(ブブカの6m14)更新に期待がかかっていたアマンド・デュプランティス(スウェーデン)。東京五輪の延期を受け、記録更新はまた来年か...と思っていたのですが、無観客で行われたダイヤモンドリーグローマ大会でついに世界記録を更新しました!! デ ...

ワーホルムが世界歴代2位の46秒87!! 近年ブレークスルーが起こって超好記録が連発している男子400mH。 ワーホルム、サンバ、ベンジャミンの3選手がそれぞれ世界記録まであと0.2秒以内にひしめき合っている状況で、東京五輪では世界記録への期待も非常に大きな種目でした。 多くの大会が中止になっている今、スウェーデンのストックホルムで開催されたダイヤモンドリーグでワーホルム(ノルウェー)が世界記録の46秒78まであと0.1秒に迫る46秒87の世界歴代2位の記録をマークしました。 もともとのPBは2019年にマークした46秒92で、2017の世陸ロンドンと2019年の世陸カタールで優勝しているワーホルムサンバ、ベンジャミンと比較しても安定感は抜群で、世界パフォーマンス歴代では2,3,9,11位の記録をワーホルムがもっています。 400mHで46秒台を複数回出したのはワーホルムが初めて。歴代の陸 ...

本来であれば東京五輪まっただなかのはずだった2020年夏シーズン。 先日の東京選手権ではケンブリッジ飛鳥選手が10秒22をマークするなど、トップ選手は少ない大会の中でも力をはっきりしています。 そんななか、桐生選手が10秒04(+1.4)の好記録をマークしました。     桐生選手が5度目の10秒04!! 富士北麓公園陸上競技場(山梨)で行われた北麓スプリントトライアルに桐生選手、ウォルシュ選手らが出場し、好記録をマークしました。 試合結果 【北麓スプリントトライアル】 ▪️男子 100m 決勝(+1.4) 桐生祥秀(日本生命・2018卒) 10"04 1位 ウォルシュ ジュリアンジャミィ(富士通・2019卒) 10"34 2位 宮本 大輔 10"43 3位 松尾 隆雅 10"43 4位 渡邉 陵 10"57 5位 PB pic.twitte ...

コロナの影響で春のシーズンが壊滅した2020年。7月も終わりに近づきようやく大会が開催されるようになりました。 本来であればオリンピックが開幕するはずだったスポーツの日を含む7月23~26日の4連休で各都道府県の選手権が開催され、トップ選手が出場しました。     東京選手権でケンブリッジ選手が10秒22 なかでも好発進だったのがケンブリッジ飛鳥選手。東京選手権に出場し、決勝では10秒22(-0.8)の大会新記録をマークして優勝しました。 ケンブリッジ選手は予選10秒29、準決勝10秒26、決勝10秒22とすべてのラウンドで従来の大会記録(10秒31)を上回る記録をマーク。雨の大会、しかもコロナで変則的なスケジュールとなったことを考えると非常に調子がよさそう。 ちなみに、110mHの高山峻野選手も100mに出場し、10秒59-10秒62-10秒55という記録で決勝5位に ...

めったに起こらないけど起こると大変な食中毒。 陸上をやっていて危ないのはおにぎりとかが思い浮かぶと思いますが、スポーツドリンクを入れる容器によっては銅による食中毒が起こるかも。     スポーツドリンクで銅中毒がおこる!? 水分補給にはスポーツドリンクが最適でしょう。 普段普通に飲んでいる事と思いますが、スポーツドリンクで銅中毒が起こる場合があります。 ヤカンに入れたスポーツ飲料を飲んだことによる銅食中毒が発生しました。 金属製の容器(ヤカンや水筒)は酸性の飲み物と反応し、金属が溶け出すことがあります。金属製の容器にジュースやスポーツ飲料を入れる時は、注意書きをよく確認しましょう!#銅 #食中毒 — 厚生労働省食品安全情報 (@Shokuhin_ANZEN) July 8, 2020   つい先日もヤカンに入れたスポーツドリンクを飲んで銅による食中毒が発生しま ...

コロナの影響でほぼ全ての大会が中止になっている陸上界。海外のプロ選手達にとって生命線とも言えるダイヤモンドリーグも開催できない状況が続いています。 そんななか、ダイヤモンドリーグチューリッヒ大会がリモートで行われました。もはやチューリッヒ大会ではないと思うのですが。 そんなリモート大会で、ノア・ライルズが18秒90という信じられないタイムをマーク。 ボルトの世界記録が19秒19だけに、超大幅な世界記録更新となるのですが... ノア・ライルズが18秒台!? 男子200mは3名が出場。 ドーハ200m金メダリストのノア・ライルズ(アメリカ) 北京五輪200m4位のチュランディ・マルティナ(オランダ) 世陸テグ、リオ五輪200m銅メダリストのクリストフ・ルメートル(フランス) 同時にやるとはいえ、リモートなのでやってる感はあんまりありません。 なんと、 ライルズが18秒だいでフィニッシュしたので ...

コロナの影響でほとんどの大会が中止されているなか、ホクレンディスタンスチャレンジ第2戦(深川大会)で田中希実が女子3000mの日本新記録を18年ぶりに更新しました!! それまでの日本記録は福士加代子が2002年にゴールデンリーグパリ大会でマークした日本記録8分44秒40。 今回は、 田中希実選手の福士選手越えがどれくらいのすごさなのかを考えます 等ブログは基本的には短距離専門なので長距離についてはあまり触れて来ませんでしたが、今回は日本陸上界のレジェンドの一人である福士さんの記録が更新されたということでちょっとだけ取り上げてみます。     福士越えはすごいこと まず、従来の日本記録である8分44秒40という記録についてと福士選手のすごさについて。 福士加代子選手はガチの超人 日本陸上界でもレジェンド級の超人が何人かいると思います。 溝口和洋、山下訓史、瀬古利彦といった ...

科学的な根拠のある話ではありませんが、陸上では経験則としてなんとなく伝わっている『これをやると速く走れる』ということがけっこうあります。 たとえば... 『試合前日に肉は食べない方が良い』とか。 『アップを逆回りでやると良い』とか。 スパイクを右足から先に履いてみたり、磁気テープを張ってみたり、試合の日は決まった音楽を聴いてみたりといったルーティンもそのひとつ。科学的な真偽はわからないけどみんなそれぞれ速く走れるような気がするのでやってます。 そんな効果があるのかないのかイマイチわからないけど経験的にやっておくと良い気がするもののなかにおいて、最も科学的根拠がありそうなことが『コーヒーを飲むと速く走れる』というもの。これは個人的にも効果がある気がしています。 ってことで今回は 速く走りたい日にはコーヒーを飲もう!! という雑記。コーヒーの味なんかよくわからないけど、走る日にはコーヒーを多め ...

東京オリンピックのメイン会場である新国立競技場。 完成してからは新を付けずに『国立競技場』というのが正式名称になっています。 旧国立は完成以降ながいこと日本選手権の会場として使われており、関東インカレの会場ともなっていただけに、国立は陸上競技のホームスタジアムでもあります。 オリンピックでも陸上競技は国立競技場を会場として開催されます。 この国立、神宮外苑に併設されていて、アクセスしやすいんだかしにくいんだかよくわからない場所にあるのです。 っていうか、東京人でないと神宮外苑がどこなのかいまいちピンとこないと思います。 ってことで、今回は 国立競技場へのアクセスのしかた についてご紹介。 JRか?地下鉄か?あるいは歩いた方が早いのか? ざっくりいえば、 新宿からなら総武線で千駄ヶ谷 東京からなら総武線で信濃町 渋谷からなら銀座線で外苑前 上野からなら銀座線で外苑前 混雑を避けるなら原宿から ...

現在、世界陸上インドアツアーという大会が行われています。 そのトルン(ポーランド)大会で男子棒高跳びのデュプランティスが6m17というとんでもない記録を出しました。 20歳で6m17は凄すぎる!! World record 6.17m @mondohoss600 pic.twitter.com/auK802nSJH — World Athletics (@WorldAthletics) February 8, 2020 棒高跳びはその特性上、室内で記録が出やすい競技ではあります。 屋外の世界記録が鳥人ブブカの6m14。世界歴代2位はサム・ケンドリクスの6m06で、6mを越えたことのあるジャンパーは歴代で16人しかおらず、6mというのが世界大会優勝のラインでもあります。 屋外ではブブカだけが跳びぬけているのですが、こと室内に限ればブブカの6m14の記録を越える6m15をルノー・ラビレニが跳ん ...

真偽不明ながらおもしろいスパイクの話があります。 ナイキのヴェイパ―フライ騒動によってスパイクでも新ルールが制定されましたが、それと同時にナイキの次期モデルのスパイク情報が出ています。 これがまたとんでもないスパイクなのです!!     次期スパイクはNike Air Zoom Viperflyは2枚プレートでair zoom搭載!? ホントかウソか、Nike Air Zoom Viperflyというとんでもないスパイクの情報が出回っています。 それがこちら↓             この投稿をInstagramで見る                     Nike viperfly sprint spike 😍🔥 Protosofthegram(@protosofthegram)がシェアした投稿 - 2020年 2 ...

ヴェイパーフライが助力だなんだと話題になりました。 厚底の中にプレートが内蔵されていて速く走れるということで、現行の1枚プレートから試作品の3枚プレートまでいろいろと話題を作ってくれたこのシューズですが、新ルールで規制が入ることに。 詳しいことはこちらで↓ で、この新ルールのうち『プレートは1枚まで』という文言をみて思い出したのです。 クロフォードが履いていたバネが入ったモンスターフライ の事を。     ヴェイパーなんか比じゃない!!モンスターフライとかいう露骨なバネスパイク!! このスパイクを知った当時、私はまだ子供で陸上を始めたてでした。それでも明らかに変なスパイクであることには気付いたほどです。 そのスパイクが『モンスターフライ』です。 出典: 調べてみると、ナイキのアーカイブにスパイクの歴史みたいなのがあってそこでも紹介されていました。 このスパイクがなんなの ...

ナイキの厚底シューズ『ヴェイパー』が好記録を出し過ぎて禁止されるかもしれない問題に世界陸連が決着を付けました。 そんなニュースを普通に紹介してもしょうがないので、 トラック競技のスパイクがとんでもないことになるかも!? っていう視点でこの厚底禁止問題を観てみます。     ヴェイパーの五輪での使用はOK!でもスパイクがピンチ? とりあえずは今回のニュースをザックリ。 世界陸連が発表した内容としては大きく2つだ。 ①ヴェイパーはすでに広く流通してるのでお咎めなし ②シューズのルールを新しくして4月30日から適用開始 ヴェイパーは混乱を避けるために使用OK 事の発端であるヴェイパーに関しては、すでに市販モデルが広く流通しています。世界のトップ選手だけが使用しているのであればすぐに規制も可能ですが、もしルールを改正すれば市民ランナーの大会(公認大会)にもそのルールが適用される ...

陸上好きにはおなじみのナイキ・ヴェイパーフライ。 カーボンプレートが内蔵された厚底ランニングシューズで、それまで薄底シューズが主流だった長距離界を荒らしてナイキ一色に染めたシューズです。 登場当初からその反発力の高さから『ドーピングシューズ』と揶揄されてきたこのシューズですが、ついに陸連がNGを出しそう。 っていうニュースが世間を賑わせています。直近の箱根駅伝でもヴェイパ―フライが区間記録を出しまくったけに、世間の注目も高い様子。 世間の注目もそろそろ逸れた頃ですので、ここでも取り上げようかと思います。 今回は ヴェイパ―フライ禁止騒動を陸上的視点で観る と称して、この騒動をご紹介。       ヴェイパ―フライがきわどい理由は? そもそもこれがわかっていないと話になりません。 ヴェイパ―フライが禁止されるかもしれない理由はいったい何なのでしょうか? ルール的 ...

2020年も1月2~3日で箱根駅伝が開催されました。 超高速レースだったりナイキがとんでもないシェアをとっていたりと陸上的にもけっこうみどころのあるレースだったのですが、その辺の話は正直よくわかりません。 箱根大好きな長距離系のブログはいっぱいあると思いますので、細かい話はそういうブログで見てみるといいと思います。 長距離系の話題をほぼ無視している当ブログですが、箱根駅伝については思うこともあるのです。 ってことで今回は 大学陸上部(短距離ブロック)から見た箱根駅伝 についてのお話です。 箱根に出る大学で陸上部に入っていた人にしかわからない、どうでもいいっちゃどうでもいい箱根駅伝の裏側についてご紹介!       陸上部(短距離)からみた箱根駅伝 基本的に陸上をやっているような人は箱根駅伝をみて育っています。 そんな人たちが箱根駅伝に出るような大学の陸上部に入 ...

オフシーズンで書くこともないので雑記です。 良いスパイクってなんなんだろうというお話。 陸上で唯一の道具であるスパイク。 ある程度の経験があればアシックス派だったりミズノ派だったりなかには海外メーカーばっかり履いていたりと、こだわりが出てくることでしょう。 私は学生時代にはミズノ一筋でしたが、趣味陸上になってからはそれまで履いてこなかった海外メーカーのモデルを中心に履くようになりました。 色んなスパイクを履くと思うんです。 スパイクって結局どれがいいんだろう? って。 ミズノばっかり履いていたからミズノの履き心地が一番シックリくるのは間違いないんだけど、アシックスを履けばそれはそれで良いし、海外メーカーのスパイクも履き心地は悪いけど数本走るだけなら何の問題もない。むしろ海外メーカーのほうが反発があっていい。 どのスパイクにもそれぞれ良さがあって、逆に言うと良くないスパイクなんてないんですよ ...

陸上の個人種目での参加が原則1種目になるかもしれないっていう話が一般のニュース番組でもそれなりに大きく取り上げられています。陸上がニュースになるのって9秒台が出たか何かが問題になったときだけですね... しかし、今回の問題は陸上の慣習がわかっていないとイマイチなにが問題なのかが分からないのではないかと思います。 ってことで、今回は 東京五輪で1種目だけしか出られないかもしれない問題 についてちょっと解説します。       個人種目のエントリーは原則1種目になる? 陸連が16日の理事会で東京五輪のエントリーについての案を示しました。 ザックリとした内容は 「日程的にきついので個人種目は1種目だけにしてリレーをがんばってほしい」 と言う感じのもので、個人種目は1種目だけに絞ることでリレー種目に注力し、リレーで金メダルを目指すという方向です。 これは日本陸連が勝手 ...

陸上界のレジェンド選手のひとりである モファメド・ファラー。 ロンドンとリオで5000m、10000mの2冠を達成し、世界陸上では8個のメダル(金6銀2)を採っているファラーですが、2017年の世陸ロンドンを最後にトラックからマラソンに転向していました。 2018年にはシカゴマラソンで2:05:11のヨーロッパレコードを樹立するなどマラソンでも成績を残しています。 1983年3月生まれのため、2020年シーズンは37歳で迎えることになる大ベテランのファラーですが、なんとやっぱりトラック競技に復帰するというのです。 Back to Track!! I will focus on the 10,000m next year at the Olympic Games!! 🗣 — Sir Mo Farah (@Mo_Farah) 2019年11月29日 過去の実績、そしてマラソンで ...